ビーフ・ステーキ
中国山地は和牛の飼育が盛んで、その和牛の肉料理を売り物としたレストランが当地近辺にはあちこちにあります。
その中でも、次のお店のビーフ・ステーキの味は最高ですので、ここにご紹介します。
岡山県新見市千屋の国道１８０号線沿いのゆうゆうセンター内にあるのが、レストランふゆさとです。
私がこのレストランを知ったのは、かつて鳥取県米子市であったラジオ雑誌の読者の集いが終った後、夕方自宅に帰る途中にお腹が空いたので、ここに偶然立ち寄ったことからでした。
夕食は自宅で食べるので、軽くうどんでもかき込むかと、700円の肉うどんを注文しました。注文したときにはうどんにしては結構高いなあと思ったのですが、出てきた肉うどんを見てびっくりしてしまいました。
ふつう肉うどんといったら、薄くスライスした肉が麺の上に載っているだけなのですが、ここの肉うどんは麺の上に牛肉の塊がドンドンと載っていまして、その肉も噛むとうまみが感じられる美味しいものでした。
これは一度本格的な肉料理を食べに来なければならないと思い、後日再び父を連れて車で１時間ほどかけてここに食事に来ることにしました。
ここで初めて食べたステーキが、一人前税別5000円の千屋和牛ステーキＡセット（ロース肉）です。
左の写真をご覧になってわかるように、牛肉が鉄皿からはみ出しそうな大きさとぶ厚さです。
単に大きいだけでなく、固い輸入牛肉とは違って適度に柔らかく、レアで焼いたものは噛むごとに肉汁の旨さが口いっぱいに広がり、牛肉がこんなに甘いものなのかと感動できる味です。この味の素晴らしさは食べた人でないと絶対にわかりません。
Ａセットには、右写真の通りライス・みそ汁・野菜サラダ・漬け物などが付きます。肉の種類はロース肉以外にヒレ肉も指定することができますが、ロース肉を指定される方が良いでしょう。焼き方は、舌がとろけるような肉汁を味わえるレアがいいですね。
ここのステーキには他に、特上肉を使った特選セット（一人前税別7000円）と肩ロース肉他おまかせのＢセット（一人前税別2500円）があります。Ｂセットは、他のお店のステーキと大差ありませんので、ぜひともＡセット以上を食べられることをお勧めします。
私は特選セットをまだ食べたことはありませんので、死ぬまでに一度食べてみたいものだと思っています。
レストランふゆさとには、以上のステーキ・肉うどんの他にも、アメダス焼き肉セット・カレーライス・しゃぶしゃぶ・すきやき・タタキなど千屋和牛の肉を使った料理が味わえます。
レストランふゆさとへの行き方は、中国自動車道新見インターチェンジから国道180号線を米子方面に車で２０分程度北上したところにあります。途中千屋ダムのトンネルを抜け、川を左右に渡りながら走っていくと、ＪＡのガソリンスタンドがありますので、その向かい側になります。
ちょっとお値段が張りますので、気軽に何度もというわけにはいかないかもしれませんが、ボーナスが出た後など懐が暖かい時に美味しい牛肉料理を食べたいなら、ここをぜひ訪れてみて下さい。
