自分の耳の周波数特性
何とも恐ろしいグラフ、かなり特性は悪い
98年6月と00年9月似たような特性
このグラフは何ｄＢ入力すると聞こえるかを表している。
昔の録音は音が良いと感じていたのは、自分の耳が劣化しているのに気づかないでいたせいかも知れないと.今思っています。なぜか最近の録音（CD）の音がいらつくのでおかしいと思い.再生側の機器をあれこれ調整しても一向に良くならず最終的に自分の耳を疑って耳鼻科で測定したら、とんでもない信じがたい結果となりました。おそらく多くの人の耳も劣化している可能性があります。但し下のデーターは私は半信半疑です。１ｋHz基準で８ｋHzが−４５ｄBそんなに特性が悪かったらオーディオは辞めなくてはなりません。再測定の必要があります。自分でｵｯｼﾚｰﾀｰから音を出すとかすかに１６ｋHｚまで聞こえます。などとこれくらい信じがたいものでした。３５歳を過ぎると耳は確実に劣化しますと耳鼻科の先生も言っていました。それなら高音域の特性が下がったら持ち上げればいいとオーディオに詳しい方なら思いますところが高音域の難聴はひずんで聞こえるのでそれは、逆効果なのです。極端な話ですが老人性難聴は歪んで何を言っているか判らないほどだそうです。だから耳元で話しても意味不明の言葉となって伝わるそうです。
グラフをみて私はひどい特性に感嘆としていて、何ｄＢ落ちていますかと聞いたら４５ｄＢぐらいと答えられ、次に日常生活にこんな高い周波数成分はあまり無いですから、気にしないでくださいと言われました。それでは測定結果をコピーして差し上げましょうと言うことで下のグラフが手元にあるのです。2年経過したのでまた、点検してもらいましたが差ほど変わり無いようですが確かに下がっていますので、このまま劣化は進むのでしょう。
私をはじめ誰もが信じたくないのが耳の劣化で、簡単に出来ますので自宅のオーディオ装置より２０Ｈｚから２０ｋＨｚまで再生してみましょう。すると１０ｋＨｚを超えたあたりからあまり良く聞こえないのに気がつきます。お子さんなど若い耳を持った方が身近に居ましたらぜひ一緒に聞いて見てください。お子さんの耳のすばらしさに気づくことと思います。自分が聞こえないからとあまりｳﾞｫﾘｭｰﾑを上げてツィーターの焼損などないよう十分注意してください。
自分がこの先、歳を重ねて耳が劣化しても、これは逃げられるものでも治療できるものでもありません。そこを理解した上でオーディオを楽しみましょう。ということであえて避けて通りたいことを書いています。耳も健康管理しましょう。2年に一度程度は、測定してもらった方が良いようです。
もう２０数年も前になりますが高校の文化祭でこんな実験をしてみました。
単純に２０ＫＨｚまで人の耳は聞こえるのか当時から疑問に思っていた私は、単純な装置で実験してみたのでした。絶対値を知りたかった訳でもないので、低周波発振器と自作ヘッドフォンアンプとレベル計それに普通のヘッドフォン（一応２０ＫＨｚまでの周波数特性のあるもの）それで鼻高々にサイン波を入力しレベル計でレベルを一定にしながら実験開始しました。もちろん機器は見せないようにしての実験です。するとどうでしょうほとんどの人は１０から１２ＫＨｚで聞こえない（わからない）ようでした。今度は一言耳鳴りのような本当に小さな音なので気をつけて聞いてくださいと言って再測定今度は１５ＫＨｚぐらいまで伸びました。
この実験では一応良くても１５ＫＨｚぐらいが普通だと思って今日まできましたが、今考えるとちょっと幼稚でしたが、これくらいの高さが何ＫＨｚかわかっただけでも良かったと思っています。ただし当時は１６ＫＣを可聴周波数とする本と２０ＫＨｚを可聴周波数とする本があった記憶がある。
大型漁船の無線の仕事をしていたときの話です。魚群探知機は意外と思われるでしょうが無線ﾒｰｶｰで作っていたのです。超音波のたしか２７ＫＨｚを使っていたのですがぜんぜん聞こえませんでした。パルスだからかも知れませんがもし聞こえたら鼓膜が破れていたことでしょう。ただ面白いのが超音波を発振する船底のユニットをさかさまにして一升ビンを上げてこれで酒が美味くなるとやっていた人が居ました。
高速道路を長時間運転するとロードノイズにより低音の一時的な難聴になるようです。長時間運転後くつろぐために音楽を聞いても
低音が無いように感じられつまらないことが多い。私だけでしょうか？他にも、そう感じるかたいませんか？
耳の試験に最適なＣＤとして誠文堂新光社よりＭＪ無線と実験オリジナルテストＣＤが発売されています。本来はオーディオテスト用で内容は高度でありますが、トラック５０から６５に耳鼻科のオージオメーターに似た音が入っていますこれで耳のテストを！！。
問い合わせ先：株式会社誠文堂新光社 〒113-0033 東京都文京区本郷３-３-１１
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