20万アクセス記念 銀河通信オフレポート

2001年の1月28日に、当サイトがついに20万アクセスに到達!その記念といたしまして、2月17日(土)、船橋の某居酒屋におきまして、銀河通信の第2回オフ会が開催されました。

 午後6時に、私が駅前で目印として「本の雑誌」を持って立っている、という手はず。15分前に到着すると、すでに宮崎さんがいらしてました。ちょっとお話してる間に次々と人が集まってくる。それぞれにざっとご挨拶など。参加者は湯川さん米田さんたきどりさん、やよいさん、πRさん、タニグチリウイチさん浅暮三文さん青月にじむさん、山之口洋さん、青木みやさん谷田貝さんえんどさんkashibaさんやぎだんな&やぎつまさん、宮崎恵彦さん、スーさん、タカアキラ ウさん、と主宰者のダイジマン&ワタクシ安田ママ。初めてお会いする方も何人かいらっしゃいました。たきどりさんにはびっくり。女子高生がきたのかと思いました(笑)。ポニーテールがかわいすぎ。しかも以前船橋に住んでて当書店をよくお使いだったそうで、私の顔を覚えてらしたのには仰天。悪いことはできないなあ。スーさんは大学生でいらしたんですね。おそらく最年少。やぎだんなさんは本当に金髪でした(笑)。にじむさんからお菓子、みやさんからトロのマスコットをいただく。ありがとう!!まことに恐縮っす。

 6時半ごろよりスタート。ひとつの部屋を貸しきり状態で、長いテーブルが2つ。なぜか男性だけのテーブルと、男女混合のテーブルに分かれる(笑)。私も女性陣のほうに。まずは乾杯のあと、ぐるっと自己紹介。ご歓談タイムは、席が近かったたきどりさん、えんどさん、やよいさんあたりとお話。

 宴もたけなわではございますが、と第1企画の「ルーツ本」紹介スタート。以下、箇条書きで。(発表順)

浅暮さん…『虹をつかむ男』(サーバー、早川書房)「これを読んで、小説家になろうと決心しました」(一同、おおお〜っと声があがる)グレさん、ここで湯川さんからサーバーの犬イラストつきTシャツをいただいて大感激。

山之口さん…『我輩は猫である』、『海底二万里』。岩波の装丁に「懐かしい〜」の声があがる。「純文学とSF、というラインナップに自分の作品の原点を感じる」とのお話。うむ、確かに。

米田さん…『うさこちゃんとどうぶつえん』(ブルーナ、福音館書店)、『きょうだいきかんしゃ たろうとじろう』(ポプラ社)、『ゆうかんな機関車』(ポプラ社)。絵本3点セット。やはり男の子、乗り物絵本がお好きだった模様。

やよいさん…(「さあ、島田一男が出るぞ!」のkashibaさんの声に一同爆笑。)『ドリトル先生の楽しい家』(岩波少年文庫)「本当はポプラ社のルパン全集を持ってこようと思ったのですが、発掘できませんでした」

安田ママ…『アルプスのきょうだい』(アロワ・カリジェ、岩波こどもの本)ただし表紙におっきなタコのシールつき(爆笑)。や、シール貼るの好きだったのよ!ガムなどのお菓子についてた、爪でこすって貼るシールが家中の家具や窓ガラスに貼ってありました、あの頃。これは小学1年生の時、お誕生日にもらった大好きな絵本。これを読んでスイスに憧れました〜。本当のルーツは、児童書売り場によくある回転塔の絵本。

えんどさん…『すべてがFになる』(森博嗣、講談社ノベルス)「ネットの集まりに参加するようになったきっかけの1冊」。『歌の降る惑星』(菅浩江、スニーカー文庫)「これで菅浩江にハマり、昨年末にはお会いできてうれしかった」

たきどりさん…新潮文庫の『ある微笑』サガン「書店で片思いの本好きな彼を張っている時(笑)、いちばん安く読める本がこれだった」「あとは氷室冴子のコバルト文庫、コミックだと『ときめきトゥナイト』あたりがルーツ。『オルガニスト』(山之口洋、新潮社)は同居人と出会うきっかけに」という話には目の前にいた作者ともども「おお〜っ」と声が上がる。

みやさん…秘密らしい(笑)。「きっとあまりのハズカシさに口にもできない本なんだ!アレとかアレとか!」と皆で邪推しまくる(笑)。ごめんね、みやさん。

にじむさん…『なつかしい本の記憶』(岩波少年文庫)。「父の全集などが本当はルーツ。その次が少女全集とか。岩波の、ケストナーのエミールあたりをよく読んだので、今日はこれを持ってきました」

やぎつまさん…星新一、『愛はさだめ、さだめは死』(ティプトリー、ハヤカワ文庫)、『白馬の王子』(タニス・リー)などなど。「タニス・リーは最初にこれを読んでしまったので、あとで他の著作が読めなくて困りました」

やぎだんなさん…火浦功のコバルト文庫。「ただ、この方の本はなかなか出なくて…」に会場爆笑。あとは『さすらいのスターウルフ』(ハミルトン、ハヤカワ文庫)「これの特撮を見てるんですが、読んでると宍戸錠の顔が頭に浮かんできちゃって…」(一同爆笑)「あとは『すすめ!パイレーツ』とか」

タカアキラ ウさん…デジモン2の、回転塔に入ってる子供用段ボール絵本。「本当は「銀河鉄道999」のこういう子供用絵本が僕のルーツ。肺炎で入院したときにお見舞いにもらって、おばあちゃんや見舞い客に何度も何度も読んでもらった。」「あとはポプラ社の「おばけのアッチコッチソッチ」シリーズや、「マガーク少年探偵団」シリーズ」」

湯川さん…『できる・できないのひみつ』(学研まんがひみつシリーズ)。会場から「懐かしい〜っ!!!読んでた!!」の声があがりまくる(笑)。ううむ、みんなルーツなんだな、このへん。

宮崎さん…『滅びゆく銀河帝国』いわゆるアシモフのファウンデーションの子供用抄訳(っていうのでいいのかな?)「子供にはこういうのが必要ですよ!」「しかもこれ、野田大元帥が訳してるんですが、解説がむちゃくちゃ長い(笑)。これで洗脳されました。図版もいっぱい」

リウイチさん…SFマガジン278号(81年10月号)「初めて買ったSFマガジンがこれ。以来20年間買いつづけています。」

πRさん…「ハヤカワ文庫1989年の目録」。お持ちいただいたのは『SFハンドブック』(ハヤカワ文庫SF)。「これに紹介されてる本を10冊くらい書店に注文したらみんな絶版(笑)で、自然と古本にハマりました」古本のルーツでもあったんですね。

ダイジマン…『キャプテン・フューチャー 挑戦!嵐の海底都市』(ハヤカワ文庫SF)。「小学6年のクリスマスに何が欲しいかと聞かれて、「じゃこれ!」と選んだ(非常に安上がりな子供だったらしい^^)。これが生まれて初めて買った文庫。すぐにもう1冊買ってもらった(笑)。なぜキャプテン・フューチャーかというと、図書館で全巻読了した岩崎のジュブナイルシリーズの中で一番面白かったから」

スーさん…『緑色の休み時間』(三輪裕子、講談社)「小学3年の時に先生からもらった本。小学6年の時に宿題の感想文をこれで書いた」

kashibaさん…『植物の図鑑』(小学館)「確かそれ、昆虫もあったでしょう!」とグレさん。昆虫は2巻目で、1巻目がこの植物とか。「これは伯母にもらった本。しかも古本(笑)。というわけで、私はルーツからして古本だったのですね!」に会場大爆笑!!

谷田貝さん…「本当は百科事典がルーツ。でもこれは読んだ」というのが『釣りキチ三平』。「これは魚がちゃんと“魚”なんですよ!こういう博物的なものが好きだった」

 いやあ、皆様懐かしい本ばかりで、聞いてるだけで楽しかったです。自分の思い出とダブるものも多かったし、「このひとのルーツはやはりこれか!!」という方も多かったし(笑)。

 その後はまた歓談タイム。場の中央で、有志を集めて「2001年ハヤカワの旅すごろく」を始める。参加者はタカアキラ ウさん、湯川さん、谷田貝さん、πRさん。時間が足りるか心配だったが、4人だったのでけっこうサクサク進む。優勝者は谷田貝さんでした!

 終始和やかな空気の中、8時半で1次会はお開き。


 2次会は、「古本オークションinカラオケボックス」。2部屋をぶちぬいたけっこう狭い部屋に、参加者全員(20名、脱落者ナシ)でぎっしり。人口密度高し。すみません皆様。

 出品のラインナップにそれぞれの読書傾向が出てて、なかなか面白かったです。純文学系、SF系、ライトノベル系などなど。いちおう全部メモってはあるんですが、トピックス程度にとどめておきますね。

 にじむさんは新刊のダブリ本。やよいさんはミステリ系。みすこんだったら飛びついた方がいらしたかもしれませんね。

 私が出した『ゆっくりと南へ』ほか草上仁のハヤカワ文庫3点セットは500円でタカアキラ ウさんに。『虚無回廊 1』の徳間版ハードカバーは100円でにじむさんに。『幻影の航海』(ティム・パワーズ、ハヤカワ文庫、品切れ)は500円でπRさんに。皆様ありがとうございます。この方の『アヌビスの門(上、下)』(ハヤカワ文庫、品切れ)は先日の『このSFが読みたい!2001年版』の90年代SFベストの3位に入ってますね。kashibaさんほかも「これは面白いよ」と絶賛しておられました。>幻影

 πRさんからは『ターミナル・エクスペリメント』を100円でゲット。ソウヤーはこれからいろいろと読まなくちゃ。『ヴィーナス・シティ』(柾悟郎、ハヤカワ文庫)は200円でゲット。これも『SFが読みたい!2001年版』90年代SFベストの国内第3位。

 湯川さんの『宇宙世紀ロボットの旅』ハヤカワ文庫の表紙違い2点セットはπRさんに。たきどりさんの『子供の情景』永田宮はグレさんがゲット。ユーモア小説っておっしゃってましたっけ?

 宮崎さんのサンリオSF『伝授者』クリストファープリーストは、誰かが「それ面白いんですか?」という問いに、たしかkashibaさんが「それは聞いてはいけませんっ!サンリオはサンリオだというそれだけでいいんです!」ときっぱり答えていたのが印象的(笑)。これは私が1100円でゲット。

 タカアキラ ウさんはライトノベル系をたくさん。私が『やみなべの陰謀』(田中哲弥、電撃文庫)を350円でゲット。なぜか50円という、超がつくほど激安の『緊縛の救世主』(田中啓文、集英社スーパーファンタジー文庫)も私がゲット。『リアルヘヴンへようこそ』(牧野修、廣済堂文庫)も50円で買ったけど…やっぱりこわいかも(笑)。そういえば、このあたりでリウイチさんが何かと「名古屋に興味ある方は必読です」(>ややパラフレーズ)を連発してたのがおかしかった。

 山之口さん、「自分が読んだ本はまず売れる状態にないんです。というのは、帯もカバーもポイ捨て、さらに本に日付を入れてしまうから」という言葉に、もだえるkashibaさん(笑)。なので、新刊ダブリ本など。あと、作家は資料本がたいそうたまってしまうらしい。しかも2度と読まないそう。「そうか、じゃ作家同士で資料本交換会をやればいいんだ!」というグレさんの発言に、kashibaさんが「それでまたネタがかぶる!」と一声(笑)。

 谷田貝さんは大和真也5冊セットなど。

 ダイジマンはさすがにSF的ラインナップ。私は『小松左京のSFセミナー』(集英社文庫)を200円で。『地獄の新地図』キングズリィ・エイミスはπRさんに。これはSF評論?ホントの古書っぽい『悪魔の発明』(ジュール・ベルヌ、三笠書房)はにじむさんに。表紙なんかに時代が。東北大学のファンジン、『EXTRA 4』はkashibaさんへ。奇想天外の別冊4冊はそれぞれけっこう高値ではける。「奇想天外別冊 SFファンタジィ大全集」はダイジマンですら今まで2冊しか見たことがないというシロモノ。執筆ラインナップもすごし。これは湯川さんに。同じく奇想天外別冊のユーモア小説特集(?)は、グレさんが「ウィリアム・テンが載ってる!」と大喜び。でもサイフが淋しかったらしく、「これは出さずにとっといて」となにやらオトナの取り引き(笑)。

 さて、古本といえばこの方あり、御大kashibaさんの登場だ!!さっきまで本の山に突っぷして眠そうにしていたのが、がばっと起きる(笑)。まずは私のリクエスト『鉄の夢』(ノーマン・スピンラッド、ハヤカワ文庫)でスタート。πRさんと私が競る。が、「帯はあげるから!!」という私の叫びにπRさんが降りて600円。ごめんねー、kashibaさん!だってπRさんはもう持ってるんだもん〜(ちなみにこれ、彼の去年読んだ本のベスト1。当サイトのアンケート参照)。

 「スヌーピー全集」4巻と7巻はやぎだんなさんがゲット。が!「これにはオマケがついてまして」とkashibaさんが取り出だしたブツは、なんと!!ファミリアの文字も鮮やかな箱入りスヌーピーのぬいぐるみ5個(だったかな?)セット!!主に女性陣から「きゃああああ〜!!」と黄色い声があがる。そうと知っていれば、ねえ!ううむ、やってくれますkashibaさん!!

 そしてまたもや銀河通信仲間割れ事件発生(笑)。あの萩尾望都屈指のSF名作、「11人いる!」の雑誌切り抜き前・後・完結編&「アメリカンパイ」前編セット。うおお、よくもまあこんなの取ってありましたねえ。いや、こういう雑誌の切抜きってねえ、ページ端の1行広告とかが面白いのよねえ、時代を感じさせて。しかもああ、私はこの小学館文庫版(すげー昔の、アザラシかなんかのマークがついてるやつよ)をいったい何百回読んだことでしょう!それくらい好きな漫画だったんだよダイジマン!それをどうして漫画ファンでないキミが欲しがるデスカ!?冷静に値を上げるダイジマンに、まさに地団太踏んで悔しがるワタシ>どう見ても子供(笑)。結局ワタシの粘り勝ち。1600円也。(あとでダイジマンになぜ競ったのか聞いたら、「今手に入らないものだから」確かにね。お金で買えるものじゃないよね。)

 やぎつまさんが、なぜか佐伯日菜子写真集を買っていらした。好きなんだそうで(笑)。光琳社出版か。これは書店では買えないもんね。

 SFマガジン204号、228号、SFアドベンチャー3号セットは、「このラインナップだけでわかる人」πRさんが焦って手を挙げる。なるほど、山尾悠子3点セットね。これも某オマケつき。「さすらいのスターウルフ」「宇宙嵐の彼方」「緑の星のオデッセイ」帯つき3冊セットはダイジマンに。「ここにMZTさんがいれば!」と悔しがるhashibaさん。

 いやはや、とにかく彼の全身全霊のサービス精神には脱帽いたしました。楽しませていただきました。弱小サイトのオークションに、こんなにまでしてくださるとは!まことにもって感謝の念にたえません。ありがとうございました。(あげくには翌日発熱までなさってしまって、ご無理をさせてすみませんでした)

 やぎだんなさんは「中島らもの明るい悩み相談室」セットなど。やぎつまさんからは、『アリスと3人のふたご』山田ミネコ、花ゆめコミックスを250円でゲット。

 最後に湯川さんから「music echo」73年2月号という古い雑誌をいただく。なんとここに谷山浩子の若かりし、というか幼かりし写真が!カワイイ!「静かでいいな」の頃ですかね。ありがとうございました。

 和気藹々としたオークションで、とても楽しかったです。出品者の皆様、ありがとうございました。11時頃お開き。


 今回はダイジマンもワタシも翌日仕事(早番)が入っていたため、3次会はナシで締めさせていただきました。遠くからお越しの皆様もご近所からお越しの皆様も(笑)、本当にお疲れさまでした&ありがとうございました。まさにあっという間の5時間でした。初めてお会いする方々ともいろいろお話できてうれしかったです。30万オフはまだ未確定ですが、またいつかお会いしましょう!!これからも、「銀河通信」をなにとぞよろしく!(01.2.21)    (このレポに間違いなどありましたらお知らせください)

 他の方のレポ にじむさんえんどさんタカアキラ ウさんみやさん米田さん(2月17日の日記)湯川さん(2月21日の日記)kashibaさん(2月17日の日記) (ほかにもございましたらご一報くださいませ)


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