4.30(日) 昨夜はハンニバルねたばれ掲示板に怒涛の書き込みをしてきました。ほほほ。他の方の感想も非常に興味深く読みました。乱読、今日書いてみますが、アップは明日になっちゃうかな。

 ふふふふふ(アヤシイ笑い)。今日、ヨーカドーで、ポケットポストペットを発見!めちゃめちゃ欲しかったけど、「でも私のケータイ(データスコープ)じゃカンタンに接続できないかもしれないしなあ」と、ちょっとやめといたんですが、家に帰ってからそれが杞憂であったことが発覚!ふふふー、明日遅番だし、アサイチでヨーカドーに飛び込んで買っちゃうもんね〜!!わくわく!今日は、他にもモモ耳掻き(これは傑作!)、うちわ、クリアファイル、フロッピーシールなどをゲット。ええもう、ビョーキと呼んで下さい。おっ、今サイト見てたらこんなんもあった!これも欲しい〜(物欲の鬼)。なんか新製品続々出てるじゃん〜。カ、カネが…。

 他にも「どこでもいっしょ」のジャンボシールダス、ガシャポンを発見し、気が狂ったように100円玉を投入しまくる。ああ、術中にはまっている〜。シール、かわいいよん。6種類もあって、うち3種類をゲット。あとはウサ子さえゲットできれば!ガシャポンは、連続3回トロが出る。トロも大好きだけど、もういいから、ウサ子下さい(泣)。オネガイ。

 『BH85』、昨夜読み始めてあともうちょっとで読了。今朝は娘が9時半まで寝ててくれたのでこっちもたっぷり睡眠が取れたため、午前中はハリキって家事をし、お昼は近所の公園におにぎりを持っていって食べました。娘、公園でエキサイト。が、なぜか帰ってきて昼寝してしまったのは母のほうでした(笑)。いや、帰宅後、『BH85』を読んでたら、突然ものすごい睡魔に襲われてしまったのです。もちろん、本がつまらないとかそういうことではないっすよ。なんかこう、ほわ〜んと気持ちよくなってきちゃって。今日中に読破、かな。どこか懐かしさを感じさせるSF。何故だろう?しかし、これ、タイトル見たとき「バストヒップ85」だと思いませんでした?え、私だけ?


4.29(土) 文字通り、走り回る毎日。

 やっとこさ、『ハンニバル』読破。そういう結末かあ。ちょっとショック。さあっ、雪樹さんのネタバレ掲示板に行くぞお!未読の方はダメダメよん、我慢ガマン、読んじゃったら面白さ98%減ですからね!必ず読了してからお越しくださいませ。

 今日からスタートした、テレビ朝日夜8時からの「ほんパラ!関口堂書店」を見ました。うちの店でもだいぶ話題になってて、おそらく、書店業界の方はほとんど見てたでしょう。で、どう思いました、本好きな皆様?ありゃ、まったくもってバラエティでしたね。当たり前だけど。しかし、『アルジャーノンに花束を』、思いっきりネタバレしてましたなあ。いいんだろうか、あんなんで?しかも、ストーリーばかり追ってて、あの本の本当の面白さをちゃんと説明してなかったのが残念だったな。ま、あれで興味を示して、買って読んでくださる方がいらっしゃるならそれでいいんですが。自分で読むのがなんといっても一番ですからね。うーむ、バラエティ番組として見るには面白いけれど、「本を読む」という行為の面白さ、楽しさを追及する番組ではまったくありませんでしたなあ。ちょっと残念。「この本は、ここがこう面白いっ!」と推薦者が力説するような番組だったらよかったのに。しかもあれ、実際に本を選んでるのは誰なんだろう?ゼッタイあのメンバー自身じゃないと思うんだけど。実際に売上に貢献するような、新刊中心の紹介をする「王様のブランチ」のほうが、書店としてはよっぽどうれしいなあ。

 これなら、オフ会で本の話してるのを中継したほうがよっぽど面白そうだなあ。今唐突に思い出したんですが、現在はどうか知りませんが、昔、千葉テレビで、30分だか5分だかの時間枠を個人で買って、その本人ひとりが出演してると言う、「ジャガーをつかまえろ」という番組があったんです。ただただ、彼がひとりで歌ってるだけの番組だったらしいんですが(ひとづてに聞いただけなので、ちょっと曖昧。違ったらゴメンナサイ、ご存知の方いらしたら教えて!)。でね、たとえばu-ki総統が週5分だけ時間枠を買って、お得意の独断と偏見SFストーリー紹介なんかやったら、さぞかし面白いだろうなあと思ったのでした。ねえねえ、総統、やんない?「ほんパラ」なんかより、よっぽど面白いよ!


4.28(金) 今日、昼休みに6月の文庫情報を見てて、思わず絶叫!あの、ほ、ほ、『星虫』岩本隆雄がなんと朝日ソノラマ文庫に!!いやあ、ソノラマさん、偉いっ!SF者が、これを血眼になって探してるってことによくぞ気がつきました!これでもう、古本屋で一生懸命探さなくても、新刊書店で買えるのですよ!さあ皆様、持ってる方も持ってない方も必ず買いましょうね!!ここで買わないと、「ああ売れないんだ」と思われてしまいますからね、要注意っすよ。あ、そうそう、『イーシャの舟』もついでに出してください、ソノラマさん、お願い(はあと)。それから、『さすらいエマノン』と『おもいでエマノン』と(これは徳間でもいいんだけど)、『メルサスの少年』も出してほしいなあ〜。>どんどん欲深に(笑)。

 あ、ずっとのびのびになってた『アルスラーン戦記読本』が今日やっっっっと出ました!うちの店のファンがいうには、「この天野さんの絵だけで買い!」だそうです(笑)。

 先日、CD屋の前を何気なく通って新譜情報を見ててびっくり!槇原徳之が、5月24日にデビュー10周年記念ベストアルバムを出すっていうじゃないですか!速攻予約しちゃいましたよ。うう、うれしい。生きていればいいこともあるのね。ああ、マッキー、早く戻ってきてね!これ聞いて待ってるから!

 「書評」って何だろう?って、ここんとこずっと考えてます。本の売れ行きに関して言えば、う〜ん、「書評」で本をたくさん売る、ってのは非常に難しい気がしますね。目黒さんですら。日曜日の新聞の書評でも、反応としてはかなり鈍いです。紹介されて、その週に売れた数で、3冊いけばいいほうです(これはマイナーな本の例、売れてる本はもっといくけど)。実は。でも、朝日新聞の「天声人語」やちょっとした新聞のコラム、テレビ紹介なんてのはけっこうな力があります。具体的に言えば、「天声人語」に出た『よりかからず』茨木のり子、なんかは当店は客層も合ってか、めっちゃ売れましたしね。私個人で言えば、新聞や雑誌の書評はふんふんと読む程度。これで読んでみようかな、と思って実際に買うのはごくたまにですね。かえって、近くの本好きの友達の「これ面白いよ」、なんていう口コミ(最近は私はもっぱらネットコミ?)のほうが影響強いな。

 それでも、「書評」を書く意味はあると思います。これがなかったら、気づきもせずに終わってしまう本がいったいどれくらいあることか!とにかく、今の新刊の出方は尋常ではありません。そのあふれるような山の中から、自分の好みの本を引っ張り出して「これ面白いよ〜ん」って紹介するのは、その山の前で呆然としてる人間にとってはひとつの助けになると思うのですが。そういう本が存在する、ということに「気づく・気づかせること」。まずはここからじゃないかと。それを読む・読まないは全く持ってその個人の好みだし。私はどんなに歴史小説を絶賛されても、やっぱり「それは他の人に任せるよ」と思うし。

 「売れなかったら負け」、かなあ?まあ確かに「勝ち」ではないとは思いますが。でもさあ、何十万部も売れてるベストセラーで、本当にいつまでも読まれる力を持った本っていったいどのくらいあるだろう?読んだその場で「ああ、面白かった」で終わってしまわず、いつ思い出しても「ああ、あれは本当に面白かったねえ」と語られるような本。確かに売れ部数は少なかったかもしれないけれど、長く愛される本というのが、結局は長い目で見たら「勝ち」なのではないか、なんて思ったりもする今日この頃。もちろん、たくさん売れて非常に面白い本、てのが最高だけど。でも、やっぱり万人受けする本と、そうでない本というのは存在するし。

 『ハンニバル』いよいよ大詰め!今日中には読破、かな。


4.27(木) 花水木の白い花が、夕闇にぼんやり浮かんでいます。この花の咲く頃は、いよいよ春も盛り。日が延びてきて、昼間の暖かさがほんのり残っている夕暮れ、でもちょっと時間がたつとたちまちうすら寒くなる、あやうい時間。この花を愛でながら歩くひととき、ちいさな幸福。

 今日突然思いついたんですが、あのー、日曜日でも郵便局の消印ってつくんでしょうか?考えてみたら、4月30日って日曜日なんだよね。できれば、明日中にハヤカワ復刊のハガキ↑を書いて投函することをおすすめします。あのSFが、なぜ絶版なんだあ〜!と日頃お嘆きのアナタ、今がチャンスですよん!

 江國香織さんの『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』が発売になりました。装丁がとても綺麗でうれしい。半透明のカバーで、下の本の植物のイラストが透けて見えるんです。売れるといいな、いやゼッタイ売れるでしょう。江國ファンは必読!買ってね!そういえば私、彼女の本はほとんど読んでるんですが、『冷静と情熱のあいだ』だけは未読(いやあ、辻仁成と2冊あわせて読まなくちゃいけないってのがどうも面倒で、ほほほ)。これはどうだったんだろう?面白かったのかな?

 『子どもはどこで犯罪にあっているか』晶文社をパラパラ読む。これ、子供を持つ親が読むと本当に怖い。外で子供を遊ばせるのが恐ろしくてできなくなりそう。公園も、駅も、商店街もどこも危ない。これじゃあ、外に出せないよ。かといって、家に閉じ込めるか、ずっと親がついてるか、なんてわけにもいかないし。ああどうしよう。非常に不安&心配。しかし、おおもとは、子供相手の犯罪に走る大人が諸悪の根源なんだよね(しかも増えてるらしいし)。そういう悪い大人をなくすには、どうしたらいいんだろう?ひとりひとりというよりは、社会全体に蔓延してる、心の病気って気がする。

 ちはらさんの、4月26日の日記に思わずビビる。お、驚かさないでよお〜!(汗)

 今日、昼休みにちょっと読んでたらディックの特集がなかなか面白かったので、ついSFマガジン6月号を買ってきてしまいました。彼にまつわるほかのかたのエッセイや評論がみんな熱くて、なかなか興味深かったです。つっても私は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』しか読んだことないんですが。北野勇作さんの読みきりが載ってたんで、これもちょっと読んでみようかな。ああ、でもいつになるやら(汗)。

 新刊速報は、「ミステリーの本棚」国書刊行会全6巻のラインナップ、公開です。

 さあ、『ハンニバル』に行くぞ!頑張るぞ!


4.26(水) 大変お待たせいたしました。銀河通信4月号、本日アップいたしました!今日、やっっっっとダイジマンの原稿があがってきましたので。ちょっと今回は彼との意思疎通がうまくいかなくて、あやうく私がキレかけるところだったのですが、無事おさまってよかったよかった。5月号こそは、お互い早く原稿をあげましょう、ダイジマン!>って最近毎月書いてる…。締め切りを私がもっとちゃんと設定して、ムチでたたいてたり缶詰状態にしてでも書かせるべきなんだろうか。あと、字数制限を守ること!!!!頼むよ〜(泣)。

 というわけで、4月も終わる今になってださこん3レポートをアップするという超のんびり屋の彼なのですが(おそらく、ださレポートのなかでいちばんビリッケツでしょう)、読んでるとう〜ん、やっぱ楽しそうだなあ〜。今さらながらだが、うらやましいぞ!

 あ〜ところで皆様、もう早川書房にハガキは書きましたか?↑書きましたね?もう時間ないっすよ!!「あ、オレまだだ」って方は、明日コンビニにでも行ってハガキ10枚買って、書いてくださいよ!オネガイ!「もう書いたよ〜ん」という方、アナタはエライっ!ありがとうございます!

 昨夜、爆裂モードで『ハンニバル』上巻読了。が、頑張りすぎたので、またしても今日の休みは寝だめモードに。とほほ。今日、下巻まで一気に読破しようと思ってたのに〜。とりあえず下巻の1/4までは進んだけど。早く、ねたばれ掲示板に行きたいよ〜。


4.25(火) いや〜、びっくり!ダイジマンが、5月3日に行われるSFセミナーの昼の部の企画に登場するそうではないですか!題して「ブックハンターの冒険(仮)」。出演/牧眞司、聞き手/ダイジマンだそうです。全然知らなかった。もっと宣伝せえよ>ダイジマン!これって、4月上旬に出た同じタイトルの牧さんの著書にまつわる話ですよね、きっと。ということは、またしても濃い古本ネタが聞けるということですね(笑)。夜企画にも「ほんとひみつ」がまたあるし〜。聞かなくても、このメンバー、想像がつくぞ(笑)。ゼッタイ去年と同じと見た!そんで、この部屋に集まるお客も去年と同じメンツなんでしょ(笑)。ワタクシ的には、夜企画の「ネットワークのSF者たち リターン」が楽しみ。またしても小浜さんと戦うのか?あと、栄誉ある第2回ださこん大将、田中さんによる「田中香織のなぜなにファンジン」も面白そう。彼女のキャラはホントにいいっすよね。彼女のサイトも、日記にお人柄が出ていてヒジョーに愉快です(笑)。ん〜、夜企画、見たいのダブらないといいけどなあ。ちょっと心配。

 昼企画の小中千昭さんて、誰?と思って検索したら、こういう方だったんですね。映像系の方、でいいのかな?ああ、新人作家パネルに向けて、『BH85』と『クリスタルサイレンス』と『M.G.H』を読まねば。ってゼッタイ無理だわ〜間に合わないわ〜(泣)。せ、せめて『BH85』だけは読むぞ!いやあ、最近ほんっと本読む時間がなくて、本たまる一方だわさ。猛反省。『ハンニバル』もまだ途中〜。すっげー情けない。ピッチ上げよう、ピッチ!ところで、『ハンニバル』の訳ってちょっとナニでアレだと思いません?読んだ方。なんか気になるんだよなあ。

 というわけで、皆様、5月3日はSFセミナーに行きましょう!昼の部はまだまだ席に余裕がありますので、当日受付可能だそうですよん!


4.24(月) 今日は遅番だったので、娘を保育園に送り出してから、出勤前に洗濯物を干し、部屋の掃除機がけをする。おお、働く主婦の鑑!が、余りに珍しいことをしてしまったため、朝はあんなにあったかくていい天気だったのに、夕方から雨…。うえーん、洗濯物があっ!洗い直しじゃんよ〜。がっくり。

 今日はさらにもうひとつがっくりなことが。ここんとこ、ちょっとツイてない私…。

 昨夜、ずっと前に買ったままでほっておいた『EXIT』6巻、藤田貴美をようやっと読了。う〜む、いいなあ。この話、ホントにいいです。主人公ほか、登場人物たちが心から音楽を愛していて、熱血で、ひたむきで、でも笑っちゃうくらい不器用な生き方しかできなくて。愛すべき人たち。好きなものに向かってまっすぐに生きている人たちを見ていると、こちらまで幸福な気持ちになるのは何故なんだろう?


4.23(日) 昨夜、3時までかかってやっとこさ原稿を書き終え、倒れるようにベッドにもぐりこむ。んが!早朝から娘にたたき起こされる。おいおい、頼むから休みくらいゆっくり寝かせてよ〜。母に恨みでもあるのか?テレビつけたら、「セーラームーン」やってるし。ってことは、ウソ、6時半じゃんよ〜!死ぬよ〜!

 家族で映画「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」を観に行きました。ん〜、コナン君めちゃめちゃカッコいい!お姉さんホレちゃうわっ!
蘭「坊やはどうしてこんなに一生懸命私を守ってくれるの?」
コナン「お前が(以下これから映画を観る方のために自主規制、超超決めゼリフ!)」
く〜〜〜っ!そうなんです、今回の映画は事件なんかよりもコナンと蘭の絆の強さがメインなんですよ、実は。しかし、観客は圧倒的に子供もしくはファミリーが多かったなあ。これは子供向きの映画なのか?保育園でも割引券くれたしなあ。内容としては、ワタクシ的には、大人が見てもじゅうぶん楽しめると思うんだけど。


4.22(土) うう、「番外編初収録」の言葉に引かれて、『星の島のるるちゃん』ふくやまけいこ(大都社)1,2巻を買ってしまいました〜。講談社コミックスで持ってるんだけど。あとがきによると、この連載、なんと93〜94年だったんですねえ。そんなに昔だったのかあ。つい最近のような気がするのに。時間に加速度がついてるよ〜。ん〜、しかしるるちゃんかわいい〜!いまどき、こんなに健全ほのぼの楽しくて、でもどっかヘンな(笑)マンガが他にあろうか?やっぱ、ふくやまけいこはいいねえ。娘が小学生になったら読ませようっと。そうだ、ふくやま作品を全部読ませよう!でも、自分の持ってる本は宝物だから貸したくないなあ。もう古いから丁寧に読まないと本が壊れそうだし。ダブリで集めるか?(笑)

 そういえば、先日「ふくやまけいこ」で何気なく検索してみたら、小学館からポケモンの絵本を出してるのを発見してびっくり。思わずこれも買ってしまいました。彼女、ピカチュウ好きみたいだもんなあ〜。描くのがうれしくて楽しくて仕方ないんだろうなあ。(でもこの本はめざとい娘に発見され、取られてしまいました。くすん。)今出てる「メフィスト」にもちょっとアヤシゲな短篇描いてますね。なんか「メフィスト」にふくやまけいこって、すごい取り合わせって気がしないでもないけど、物語の雰囲気が『紙切虫』や『東京物語』路線なので、妙にマッチしてます。

 さ、原稿の続き続き〜!昨夜はコラムひとつ書くのに、3時までかかってしまったのだった>アホ。


4.21(金) 昨夜から始まったドラマ「アナザヘヴン」を観ました。こわそうなシーンはぱっと目をそらして、「もう大丈夫?大丈夫?まだこわいの続いてる?」とダンナに聞きつつ(笑)。ってそんなにこわいなら見なきゃいいんですが、だって、「ナイトヘッド」好きだったんだもーん。アヤシゲな雰囲気はよく似てました。しかしあの室井滋は、もろ「ギフト」のときの役とおんなじで笑ってしまったわ。次回が楽しみ。この春のドラマは、これと「永遠の仔」だけ見ればいいや。はっ!でもひとりの時はこわいシーンをどう回避すればいいのだ?娘に頼むか?(意外に彼女は平気なのだ)

 あ、『ターザンの帰還』(創元SF文庫)は発売が延びてるそうです。とりあえず6月以降だそう。はっきり予定がたってないみたいです。もうしばらくお待ちを!

 ああら、kashibaさん、私褒めすぎてなんかいませんことよ。あれでもまだ全然言葉が足らないくらいです。(しかし、本日のカウント数がすごいのはゼッタイここの4月20日の日記の影響だな。)あなたの書評はすでにひとつのエンターテイメントだと思います。みすこんで、よく行くミステリサイトに「猟奇の鉄人」の名を挙げた方が非常に多かったのがなによりの証拠。ファン多し!

 さあっ!原稿を書くぞお!そういうときに限って無性に本を読みたいけど我慢ガマン!


4.20(木) うう〜、今夜も寒い!冷たい雨がしとしと。そちらはいかがですか?

 昨夜とその前の晩と続けて、娘が夜中に起きて「足がかゆいよ〜」とおんおん泣く。別にぶつぶつができてるとか皮がむけてるとかではないのだが。が、その泣き方がハンパじゃなく、「かいてよ〜、ここだよここ!!」と親を蹴り飛ばしてこき使うので、私もダンナも真夜中に起こされてもう死にそう。こ、これはもしや、4歳にして水虫?会社を早退して、皮膚科に連れて行く。が、水虫ではないそうだ。なんかねえ、アレルギーの一種かもだって。最近、オトナも子供も多いですからねえ、アレルギー。とりあえず、薬をもらって帰宅。が、娘は帰りのバスで寝てしまい、雨の中、傘もさせずにだっこして家まで帰る。とほほ。

 昨夜、ふと思いついて調べてみたら、私のネット接続時間は一ヶ月でほぼ平均30時間でした。ま、フツーだな。ね、フツーだよね?

 ああ、もう4月もあと1/3しかないよ。早いなあ。うう、銀河通信4月号があっ!まいったなー。ところで皆様、ハヤカワ復刊締め切りまであと10日ですわよ!!!(>あえて赤の太字)まだハガキ書いてない方、お急ぎ下さいましよ!!あー、初めてこのサイトにいらして、なんのことかさっぱりわからんとおっしゃる方、いいからいいから何も考えずにハヤカワのページにアクセスして、アンケートに上の10冊のどれかをご記入くださいませ。悪いことは申しません。あなたの一票で絶版SFが救われるかもしれないのです!(SFへの)愛は地球を救う!とにかく皆様、よろしくね〜!(これから4月30日まで毎日書こうかしら?>くどいって)

 『ハンニバル』面白いよ〜!とてもオイシイご馳走を食べてるみたい。本を読む至福とはまさにこのこと。そういえば、kashibaさん4月18日の日記で『あなたの魂に安らぎあれ』神林長平が絶賛されてます。しかし、彼の書評はうまいですね。膨大な知識に裏打ちされたものだからこその、深みがある。文章も非常にうまいしカッコいいし、うーん、尊敬。しかし、そこまで褒められると読みたくなるなあ。うちにもあるから、今度読もうかなあ。


4.19(水) 今日は一日寝てました。今日も、というべきか?(笑)ああ、ドラクエの宿屋に泊まりたい〜。ひと晩で体力も魔力も100%回復!

 昨日すっかりハマってしまった、『Q.E.D.』を1巻から5巻まで一気読み。むー、面白い。それにしても、私ってミステリを解く脳みそゼロだなあ。左脳が死んでるのかもしれない…。ミステリで思い出したけど、『プレゼント』若竹七海の乱読を書いてなかったことに昨夜気がついた。いかんいかん、すっかり忘れてた。でもやっぱ、私にミステリ評はできないわ〜。みすこんに行って、つくづくそう思いました。そのミステリを読んだ私なりの感触、思ったこと、は書けるのだけど、プロットがどうの、トリックがどうのとかってのはまるでダメだわ。これって批評ではなく、ただの感想だよな。


4.18(火) むー!娘が夜更かし小僧でいかーん!母の悪いところが似てしまったのか?(笑)添い寝しててもちっとも寝ないので、仕方なくベッドから手の届く場所になぜか落ちてた、ダンナの『Q.E.D.』6巻(コミックよん)をパラパラ読み始める。おお、なかなか面白いじゃん。こらー、娘!横から覗き込んでセリフ音読するんじゃない!さっさと寝なさ−い!!

 ずっと行こうと思ってて行きそびれていた「往来堂書店」ですが、安藤店長が7月スタートのオンライン書店、「BOOK1」に引き抜かれてしまって少々ショック。わーん、もっと早く行けばよかった〜!残念!彼自身が実際に作った棚を見たかったのに〜!メルマガも終わっちゃうし。くすん。ま、こっちは別名で存続するみたいですが。彼の書店や出版業界に対する考え方は、この業界人オール必読!っつー感じでした。ホントいうとね、彼の考え方をごくフツーにすべての店長が持ってるべきなんです。あったりまえのことなんです。これが新鮮に見えちゃうってことは、逆にそれだけこの業界が腐ってるってことだと私は思いますねえ。「書店の堕落」が今の状況を招いた、という彼の言葉を額に貼り付けて仕事をしたいです。理想に近づくにはほど遠いけど、せめて志だけは胸に抱いて。「読者に読みたい本を届ける」ただそれだけのことなんですが。ああ!ホントにこんな単純なことだというのに!

 やっと通勤本『SFバカ本 彗星パニック』を昨日読み終わりました。ワタクシ的には、牧野修が一番インパクトがありました。脳みそ破裂するかと思いました。久美沙織は、アイデアはいいんだけど、ちょっとお下劣で…。私はこのテは苦手というかダメだ…。で、今日から『ハンニバル』読み始めました。おお!いきなりすごいぞ!しょっぱなからハードな展開!活字読んでるのに、頭の中で映画見てるみたい!いやー、面白いです、うまいです!鮮やか!ふー。

 おうち本は、『BH85』にしようかな。そろそろSFセミナー対策を始めないとね。ん〜でも、『ハンニバル』が終わってからにしようかな。上下本だけど、けっこうサクサク読めそうな感じ。もったいないけど。

 昨夜、『月の裏側』乱読書いてたんですが、挫折。うーん、思い入れのある本ほど、書くのが難しい。思いがうまく言葉にならなくて、どう書いても自分の気持ちとずれがある。気にいらない。もう少し、練り直す予定。ってなことをやってるから寝不足になるんだって。


4.17(月) 今日は半日くらい、レジ業務。めちゃ忙しくて疲れた〜。長時間立ってると、こ、腰が〜。でも心地よい充実感。やはり、一生懸命働くのは気持ちいい。

 ちょっと最近、へたれ気味でいかんです。むー。回復に時間がかかる。何かと。ココロもカラダも。しゃきっとしなければ。

 ま、いいことも悪いこともそれなりにあるので、収支プラスマイナスゼロ、かな。


4.16(日) 今日は、結婚して甲府に嫁いだ高校時代の友人と、久しぶりに会っておしゃべり。いろいろと近況報告など。ん〜、やっぱ私たちの世代の女性って悩み事多し。最大の悩みは、子供を産むかどうか、だな。これは究極の選択です。子供は大好きだし、子育ては楽しいけれど、それに伴う負荷も女性側にとって甚大なのも実情。なんだかんだ言っても、結局のところ、子育ては母親の仕事だもんね。友人も、イマイチ踏み切れずに悩んでました。年齢的にも、そろそろ結論を出さないといけない時期だしねえ。ふう。オンナはツライ。

 今夜、気力が残ってたら乱読書くかも。ん〜、でもまた睡魔に負けるかも…。ここんとこ、たまりにたまった寝不足の報復を受けてる気がする今日この頃。銀河通信4月号も書かないと〜。ダイジマン、原稿書いてますか〜?


4.15(土) 今夜は雨が降って寒いです。暖かさになれつつあった体には冷たいよ〜。そちらはいかがですか?こちらは、すっかり葉桜です。この雨で、ぜんぶ散っちゃうかなあ。

 春といえば、新学期。そう、書店にとっては一番、学生参考書や辞書が売れる時期です。んが!今年は辞書の売れ行きがイマイチはかばかしくありません。実際に子供達の動向まで私はよく知らないのですが、どうやらパソコンや電子辞書なんかが理由のひとつらしいんです。もう、新学期だからって新しい辞書をあつらえる、なんてのは時代遅れなのかなあ。電子辞書なら軽いしねえ。私の頃は、重たい辞書を2,3冊持ち歩いてはふうふう言ってたもんですが、電子辞書ならソフトを2,3種持ってりゃいいんだもんねえ。書店の辞書売り場は、そのうち電子ソフトが主流になっちゃうかもしれませんね。スペースも取らなくて、案外いいかも。そうそう、Z会(>ゼラズニイにあらず)の、お勉強ゲームボーイ用ソフトなんかも売れてるんですよお。ホントに今の中学・高校生って、どうやって勉強してるんだろう?ご存知の方、教えてくださいまし!


4.14(金) 帰り道、三匹も猫をみかける。しかもなぜか三匹とも、自分の(?)家の門柱の上に座って、じっとこっちを見ていた。そこは君たちの指定席なの?ぼうっと座って道ゆく人を眺めてるなんて、なんかちょっとうらやましいね。

 『嘘をもうひとつだけ』東野圭吾は、短編集みたいですね。するする読めそう。5つの話が入ってます。

 動物占いに続いて、今続々と占いの本が出てるんですが、今日お昼に同僚が読んでいたのは、な、なんと「寿司占い」でした!(笑)ネタが30種くらいあって、その中から5皿選んで食べるとしたらどれを選ぶか、というやり方。その選び方で点数をカウントして、あなたは「たまご人間」、「穴子人間」などと占うのです。けっこうイヤンでしょ?ちなみに私は「まぐろ人間」でした。おかしかったのは、グルメな友人にこの占いをやらせたら、「5つ選ぶの?そうねえ、今の季節だったら、ひらめと…」と言い出したこと。ということは、彼女は季節によって性格が変わってしまうのね!


4.13(木) 春の宵は、どこか甘い香りがする。空気が柔らかく、ぽったりしている。なんだか懐かしい気持ちになる。子供に戻って、昔住んでた家に「ただいま、おかあさん!」といって帰りたくなる。れんぎょうが満開。この黄色を見ると、春がきたなと思う。紫木蓮も咲き始めた。足元にはたんぽぽ。空には半月。

 早川書房から、『タイムライン』マイクル・クライトンの、書店用見本をもらってしまった。やったあ、ひとあしお先に読める〜!うう、書店員って活字中毒者にはオイシすぎる〜!ん〜、これ、どのくらい売れるだろうか?仕入れ数が難しいところ。『嘘をもうひとつだけ』のあとで読もうかな。『ハンニバル』も読まなきゃ。

 ダイジマンに教えられて、「本の雑誌』」5月号の笹塚日記を見る。あ、ホントだ、kashibaさんのことが書いてある!イェイ!でも、目黒さんたら、ちゃんとサイト名書いてあげればいいのに〜。kashibaさんは日記にもコメントしてましたね。「虚空に向けて打ったファンレターに返事が来た思い」っての、よくわかります。私だって、ネットやってなければ、一生ただ目黒さんの本を読むだけの一読者(情報の受信者側)に過ぎなかったというのに、今は逆にこちらの書いたものを目黒さんが受けとって読んでる。まさかこんな日が来ようとは。数年前までは夢にも思いませんでしたよ。

 ドラマのせいか、またしても『永遠の仔』が売れてます。ただいま、当店の文芸書部門では1位。まだ、まだ間に合う!未読の方、今すぐ買ってお読みくださ〜い!早く読まないと、ドラマでネタバレしちゃうよ〜!いろいろ言われてますが、良きにつけ悪しきにつけ、読んで損はない1冊(上下だから2冊か)だと思います。くぁ〜、でも映像で見るとさらにつらいわ。

 あ、先ほど85000カウント突破。ありがとうございます。マジでもうすぐ10万いっちゃうなあ。何か記念企画するかね、ダイジマン?


4.12(水) というわけで、ハヤカワ復刊希望は上の10点に決定しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。が、これで安心しててはいけません。ハガキ書かなきゃ、ハヤカワさんは復刊してくれませんからね!行動あるのみ!!なにとぞよろしく〜!!

 今日は思い切って往来堂まで出かけようと思っていたのだが、ダンナに「まだ調子悪そうだから、完治するまで行っちゃダメ」といわれ、泣く泣くあきらめる。くすん。ずっと前から行きたいと思ってるのに、なかなかチャンスがない&東京まで出るのがいまいち億劫。ああ、どこでもドアさえあれば!>おい。

 で、家事をひととおりやったらもうお昼。ご飯の前に、ちょっとリンクを1件直そうかな〜、と思って始めたら、あららら止まらない。そうそう、あれも入れようと思ってたのよね、あ、あそこも。あれは削除して、と。はっと気がつけば、12件も増えていた。ふー、ずっと気になってたことが、やっと片付いた!それにしても、いつの間にか増えたなあ、リンク先。希望としては、みすこんでいろいろご縁ができたので、もう少しミステリ関係を増やしたいところ。逆に、当サイトにリンクしてくださってる方も非常に増えてて、こちらがすでに把握しきれていません。うれしい悲鳴です。リンクしてくださってる方、ありがとうございます。あ、本日増やしたリンク先の方、何か問題がございましたらご一報を。

 というわけで、本日はリンクページ改訂に体力・気力を使い果たしてしまいました。こんな天気のいい日に何やってんだか。とほほ。『月の裏側』の乱読はまた今度だな。あーでもこれ、ネタバレになったら面白くないしなあ。書くの、難しいなあ。


4.11(火) 街中がほんのり淡いピンクに包まれたのもつかのま、早くも桜が散り始めています。近くに樹が見あたらないのに、そこここに花びらが散り敷いてあって、とても綺麗。それにしても桜という樹は、あんなに枝も見えなくなるほどてんこ盛りに花を咲かせる必要性がどこにあるのだろう?とても理由があってやってるとは思えない。やっぱりあれは、春が来たよ、という自然からの合図なのかな?それともプレゼント?

 今日は、『嘘をもうひとつだけ』東野圭吾と、『ダーウィンの使者(上・下)』グレッグ・ベアと、『ハンニバル(上・下)』トマス・ハリスと、本の雑誌5月号が出るという非常にゴージャスな日でした。

 東野圭吾の新刊はわりと薄くて、二段組でもないのでさらっと読めちゃいそう。グレッグ・ベアはソニー・マガジンズの新刊。上巻が黒の表紙、下巻が白だったかな?並べるとわりと目立ちます。大森望訳。下巻には彼の解説もついてました。
 『ハンニバル』は、帯がキンキラキンで、同僚が「これ触ってると、手が金粉まみれになる〜」と泣いておりました。こういうのは古本になると帯が痛みそうだね、ダイジマン!「出るの待ってたよ〜」という方、お買い上げは本が傷む前にどうぞ!私も楽しみにしてたので、即買って参りました。明日あたり、新聞にどかっと広告が出るかな?

 本の雑誌は25周年特大号で、いつもよりちょっと厚め。特集は「タイトルオールタイムベスト25」。おや、どっかで聞いたような?そう、当サイトの1周年企画と同じなのです!うちのほうが早かったな。ほほ。あとは詳しく見てないけど、カラーページの和田誠装丁劇場が笑えました。浅田次郎『鉄道員』を、このひとが装丁したら?というコーナー。妹尾河童には爆笑!あまりにそれらしすぎて。

 通勤本は『SFバカ本 彗星パニック』。いやー、ホントにおバカな話ばっかりですわ。みーんな、ヘン!カジシンのなんかもう大爆笑!!裏バレエだよ、裏バレエ!(あっ、ネタバレ?)この発想はいったいどこから来るんだ?もうね、体中の力がへなへな抜けてく感じ。牧野修も、もんのすごくヘンな話でした。脳みそで映像化しながら読んでるんだけど、その映像があまりにむちゃくちゃで滑稽すぎて、こっちまで頭がおかしくなるかと思いました。だって海女だよ!たらいだよ!>謎。つるかめ算の話もヘンだったなあ。それにしてもこのシリーズ、さらさら軽〜く読めるおバカ短編集なので、短時間通勤には最適ですな。ただ、朝、仕事前に読むと、マジメに仕事する気力が失せるかも(笑)。

 さて、『月の裏側』恩田陸、後半を読まなくちゃ!


4.10(月) 今朝も娘に朝6時に起こされる。とほほー。と思いきや、大きな地震!ねぼけた頭で、「とうとう有珠山が噴火したのか?」と思わず考えてしまいました。関東地方まで揺れるかっての(笑)。娘は「つちのしたでね、おおきなおいもが、ごごごってうごいたんだよ!」と思ったそう。

 本日夜12時を持ちまして、ハヤカワ復刊書き込みは締め切らせていただきます。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。この中から厳正なる審査の上、当サイトのSF担当ダイジマンが、銀河通信オンライン推奨の10冊を選ばせていただきます。発表までもう少々お待ちくださいませ!発表になったら、さあ皆様、ハガキを書いて書いて書きまくりましょう!ハヤカワ宛てにメールでも可!

 そういえば、ハヤカワ文庫30周年記念の読者プレゼントが、文庫挟み込みの新刊案内に載ってますね。今日気がついたんですが。

 今、『永遠の仔』ドラマ見てるところ。ううむ、迫真の出来だ!すごい!見てるこっちまで息を飲んでしまう。すごい。子役の3人もうまい。大人の3人も。ただ、やっぱり小説のセリフそのまま実写で口に上らせると、ちょっとアレみたいなとこもあるかな。やはり、文字で読む言葉と口で言う言葉ってのはズレがあるのね。ああ、でも見てるといろいろストーリー思い出しちゃうなあ。ホントに痛い話なのよね。

 新刊、どばっと更新しました!おもに文庫。5月もいろいろ出るよん!


4.9(日) せっかくの日曜だというのに、娘に朝6時に起こされた…(泣)。ママは3時間しか寝てないのよ!なぜ子供というのは、休日に限って早起きなのだあ!保育園に行く日は何度起こしても起きないくせに〜!!というわけで、今日は一日中ぼうっとしてました。昼寝して、やっとなんとか意識が回復。

 夜は会社のお花見でした。といっても、花より団子(笑)。しかも手元が暗いので、口に入れるまでそれがなんだかよくわからないという、闇鍋状態。娘はアルコールも入ってないくせに、非常にハイテンションでした。桜はちょうど満開でした。さすがに夜はちょっと寒かったな。来年は、コンロを持っていって、おでんをやってみようかな!日本酒の熱燗もいいなあ。ふふふ〜。

 昨夜、『プレゼント』若竹七海、読了。意外にハードボイルドでした。なんとなく表紙の雰囲気から、もっと柔らかい感じの話かと想像してたので、虚を突かれた感じ。これはシリーズものなんでしょうか?それとも、この主人公の葉村晶はこの本だけのキャラなのかな?ん〜、なんというか、とても正統派ミステリ、という感じがしました。非常にスタンダードな感触。新本格、みたいな新しい風でなく、ごくまっとうなフツーのミステリを目指して書かれているといった感じ(なんていうと新本格がまっとうじゃないみたいだなあ>そういう意味ではないですよ)。私はミステリはあまり深く語れないのでアレですが。なかなかよかったです。

 あ、ところで、ハヤカワ復刊書き込みは明日で締め切りですよ!まだの方はお早めに!


4.8(土) この頃、ちっとも読書がすすまない。いかんなー。もうすぐ、通勤本の『プレゼント』若竹七海が読み終わるところ。ん〜、『月の裏側』恩田陸を読み終わる前に、『ハンニバル』が発売になってしまいそうだ!

 昨日と今日の昼休み、別冊『本とコンピュータ』2を読んでました。「オンライン書店大論争」というテーマに惹かれて。これ、去年の11月くらいから、このサイトで議論されてたものを紙版にしたんですね(だから情報的にはすでにちょっと古いんだけど)。アメリカの書店から始まって、いろいろな立場のひとが自分の位置から見た意見を発表してて、実に面白いです。誰かが正しくて誰かが間違ってるというわけではなく、どの意見もごもっともなのが大変興味深いです。

 今日、「本とコンピュータ」本誌の2000年春号も発売になりました。橋本治氏の言ってる事が、まさに私の思ってることと同じだったので、よっしゃあ!と思いました。要するに、「本が売れないからといって、人が本を読まなくなったわけではない」みたいな意味だったと思います。とにかく、「本とコンピュータ」という雑誌は、そのタイトルのとおり、まさに今私の最も興味あるポイントがてんこ盛りで、どこを読んでもむちゃくちゃ面白いです。むさぼり読んでしまいます。

 結局、今の現状をポジティブに考えるひとの勝ち、かな。長所をうまく利用して、上手に波に乗る、というか。私は、書店員という位置にいるけれど、実は気持ち的には限りなく一読者の側に近い位置にいる人間だと思っています。だから、何より読者にとって喜ばしい状況であってほしい。オンライン書店、いいじゃないですか!便利だし!お客様がどんどん利用して本を買って、みんなが本を読む機会が増えれば、これに越したことはない!街の書店は書店で、なおいっそう工夫を凝らして、バーチャルではできないことをやって頑張ればいいわけだし(売上取られる、なんてグチは自分の怠慢の言い訳だ)!街の書店にとって、オンライン書店は決して敵ではなく、お互いに切磋琢磨して成長できる、よきライバル、好敵手だと私は思っています。


4.7(金) こちらでは、いよいよ桜が満開になりました。今夜は職場の皆と花見の予定だったのですが、急遽日曜日に変更。うー、楽しみ!

 昨夜、ふと思い出して星間宇宙船に書いたこと。アスペクトノベルスの新刊『憑き者』(ちょー分厚くて2000円!)の中に、水玉さんの漫画があるのですが、これ面白いよ〜!題して「電波双六」!(笑)そう、あの牧野修との共著なのです!「ハリガミ」に関しては私はよくわからんのですが、この電波双六は爆笑だったよ〜!!店でちらっと読んで、マジ吹き出しました。 ぜひ店頭で見て、あなたも吹いてください!ただし、周りのひとにアヤシイ目で見られても責任は持ちません(笑)。あ、あとがきも読んでね。牧野さんは、あのハリガミをB4(だったかな?)サイズで編集部にファックスで送ってきたそうです。編集のひとは、マジでこわかったそうです(笑)。またこの肉筆の文字がえもいわれぬこわさがあるのよ〜。電波だよ電波!

 今日はちょっと、くやしい気持ち。私は「仕方ない」という言葉が嫌いです。もうこれ以上の努力を放棄する、あきらめる、という意味に思えるから。もちろん、本当にどうしても「仕方ない」こともあります。でもね、やっぱり私の努力が足らなかったんじゃないのかなあ、と自らを責めてしまうのですよ。なにか、やりようがあったんじゃないかなって。

 全国一律に、同時に新刊が入るようにするってのは、そんなに無理でわがままで贅沢な注文なのかなあ?(離島とかは除くとしても、よ)よその書店に並んでて、うちがまだってのは、私はめっちゃくやしいんだけど。そりゃね、都心と比べてほんの1日や2日の違いですよ、ええ。でも私はせっかちなんだよお〜!

 あ、そうだ、廣済堂出版に私が今日電話で問い合わせましたら、ハードカバーの文芸書に関しては今後新刊を出すかどうかは保留だそうです。今現在で在庫のあるものは、今までどおり普通に出荷するそうですよ。別に今ある在庫を裁断しちゃうとかそういうことはないそうですので、ご安心を。まあでも、ほしいものがあれば今のうちにゲットしておいたほうがよさそうですね。くわしくは、こちらの4月5日の日記を参照くださいませ。


4.6(木) 今夜は、いつもゲラを送ってくださるS社の編集の方と、うちの店のメンバーの待望の飲み会でした。ちょっとドキドキでしたが、あっという間に意気投合!編集のAさんはとても初対面とは思えないノリのよさとハイテンションで(笑)、いきなりお友達に!いやあ、楽しかったです。ありがとうございました。また飲みましょうね!ゼッタイ!

 本の話(『永遠の仔』など)や、作家のお話(恩田陸の話!など)もいろいろたっぷり。作家がいて、編集の方がいて、販売・営業の方がいて、私たち書店員がいて、と、一冊の本が読者の手元に届くのには本当にたくさんの人の手がかかっているのだなあと改めて思いました。みーんなががんばってるからこそ、店に本が並んでるわけで。最近つくづく感じるのは、編集者の力ってのは大きいなあってこと。今までは本を読んでてそんなこと感じたことはなかったんですが、ネットやってていろいろなことを読んだり聞いたりしていると、編集者がモノを知ってるか知らないかってのは大きいなと。非常に幅広い知識が必要なお仕事だと思います。読者には見えないけれど、実はまさに縁の下の力持ちなんですよねえ。いい本の影に、いい編集者あり!

 2次会にカラオケまでいってしまいました。ほほほ。あおきぶちょう(仮)、歌うまい〜!さすが若いのお。私は「めざせポケモンマスター」を歌って、なぜか997点という高得点を出してしまいました(笑)。なぜ?途中、高音出なかったのに?機械にひいきされてたとしか思えん。


4.5(水) 友人から久しぶりに電話をもらいました。私の体調を心配してくれた電話だったんだけど、懐かしい声が聞けてとてもうれしかったな。しょうこちゃん、見てる〜?どうもありがとう!

 久しぶりに一挙3冊乱読更新。いやあ、3月全然書いてないね!ひどいねこりゃ!今月こそは、も少しサクサク読みたいものだ。

 廣済堂出版が、文芸部門から撤退するそうで(4月4日、5日の日記参照)。せっかく、「異形コレクション」や「SFバカ本」という面白い試みをやっていたのに。残念です。ベネッセの一般書&文庫撤退といい、文芸書方面の出版社がじわじわと引いていってる気がしますね。まあ、採算的に非常に厳しいのかなあ。それは書店の現場に立っていて、肌で感じます。

 今、じわりじわりと小さな出版社が消えていっています。このまま行くとどうなるんでしょう?大手独占なんてことになりかねない?でも、大手じゃゼッタイやらないようなユニークな企画本なんかを出してる小さな出版社がなくなってしまうと、読者としてはとてもさみしいですね。マイナー作家の発表の場も、苦しくなるかな?で、そういった作家が自分でネットで原稿を売る、という形がますます流行ったりして。神林長平『言壷』に出てくる電送作家は、かなり現実的にすぐそこまで迫ってるのかも。となると、ますます書店の道は厳しいか?

  でも私には書店や本がなくなるとは思えない。やはりバーチャルより、生身の本の重さ、手ごたえ、手触りは強いと思うし。確かに、爆裂的に本が売れる、という現象はもう見られなくなるかもしれない。この業界は尻すぼみかもしれない。というより、もう、「どんどんつくってがんがん売れ!」みたいな売り方をする時代ではないんじゃないかと個人的には思います。細々とではあっても、その一冊がある特定の人たちに非常に愛され、長く読まれる。そんな売り方をしていくことができれば、それでいいんじゃないかとも思います。ベストセラーをガーッと売るのも確かに快感ですが、「ああ、この本探してたんです〜!!」と心底嬉しそうにおっしゃるお客さまのひとことが、私たち書店員にとってどれほどうれしいか!

 となると、ますますその選択幅は豊富なほうがいい。だからこそ、私は小さくても頑張ってる出版社を応援したいです。


4.4(火) まだきちんとした食事ができないのに、いつもと同じにがしがし働いていると、さすがに消費カロリーに供給量が追いつかず、くらくらしますね(笑)。まあ、いいダイエットにはなったかと>よくないって>よいこのみんなはマネしないでね!

 えと、前に書くといいつつ保留していた「美女と野獣」の話を。うーん、かなり恥ずかしいのですが。まあ、もうひと昔前のことなので、時効ということで許して下さい>当事者さま。

 「昔むかし、あるところにひとりの若い娘がおりました。娘は、とある男のひとと知り合い、やがて仲良くなりました。ある日、彼は言いました。「もうすぐ君の誕生日だね。でもぼくは君が何を欲しいのかさっぱりわからない。これを渡すから、なんでも好きなものを買っておいで」。そう言うと、彼は娘に金貨を10枚渡しました。娘は「…ありがとう」と言いました。

 でもほんとうは、娘はその言葉にひどく傷ついていたのです。彼女は、金貨など欲しくなかったのです。もちろん、扇や髪飾りでもありませんでした。彼自身が選んで手渡してくれる心のこもったプレゼントなら、それこそ森の樹のひと枝だってじゅうぶんだったのに。

 ああ、でも娘は、彼に正直にそう告げることはできませんでした。愚かな娘は、彼の気持ちを傷つけまいと、その言葉に従ってしまったのです。彼女は、その金貨で靴を買いました。が、皮肉なことにその靴をはくとどうしてもひどい靴擦れができてしまうのです。とうとう娘は、片手ほどの回数もその靴を履くことができませんでした。

 やがて娘と彼は別れて、それきり二度と会うことはありませんでした。」

 ささいな心のすれ違い。若気の至り。懐かしくも苦い思い出です。

 要するに何がいいたいかっていうと、女性はモノが欲しいんじゃなくて、気持ちが欲しいってことです。いまや、女性だってお金くらい持ってます。買おうと思えば、たいがいのものは自分で買えるんです。だから、高いモノ(クリスマスに宝石なんぞ買ってやらんでよろし!)なんかよりむしろ、好きな人からの何気ないちょっとした優しさ(たとえばそうねえ、ジュースのひと口とかチョコのひとかけとか>単に食い意地が張ってるだけか?)みたいなもののほうが、私はずうっとうれしかったりするな。なんて思うのは私だけなのでしょうか?え?チープ過ぎる?(笑)


4.3(月) 二日も日記をさぼってしまいました。すみません。実は胃の調子がどうも悪く、土曜日の明け方より、げろっぴ(嘔吐の我が家用語、主に娘に使用。例:娘「ママ−、またげろっぴしちゃった〜」私「え〜、またなの〜(涙)」)を繰り返しておりました。どうにも胃がむかむかして寝付かれず、動けない状態。日曜日は仕方ないので、娘を実家にみてもらおうと思いきや、娘が「ママといる〜」と泣くので、仕方なく花粉症で死んでるダンナを一人残し、私も実家に拉致されてしまいました。が、ここでもげろっぴ。もはや寝てるのか起きてるのか、自分でもよくわからない状態。微熱も少々あったみたい。

 今朝になってやっと少し小康状態になりましたが、まだ朝は胃が痛くて食べるのがこわく、お昼もロールパン半分のみ。お腹すいて倒れそうでした。今夜は卵のおかゆとオニオンスープを食べました。少し落ち着いたようで、げろっぴせずにすみそうです。ああ、木曜の飲み会までには治したい!!

 というわけで、私はださこんどころか更新もできない状態だったのですが、ださこにすとの皆様お帰りなさいませ〜。ダイジマンから、少し話は聞きました。楽しかったようで何より。しかし、彼から聞いた話で何より笑えたのは、楽志くんからみたダイジマンの年齢が35歳だったことです!!!(大爆笑)がくしくーん、彼はねえ、趣味はめちゃめちゃシブイけど、一応20代なんだよ〜。そりゃね、出たトコ勝負読んでればとてもそうは思えないだろうけどねえ(そうね、私なら48歳くらいと想像するかな)。あと、しおしおさん(京フェス方面の期待の若手女性)から見た山岸真さんの年齢が…とてもここには書けない…大森さんがきっと書くでしょう(笑)。というわけで、参加者の皆様のレポート、お待ちしてまーす!


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