10月31日(木) 仕事を終えてから、Jコレクション刊行記念フォーラム「新世紀SFの想像力」に新宿まで駆けつける。第一部の真ん中くらい?から拝聴。オープニングアニメを見逃しました。残念。

 第一部は「最先端科学とノンフィクション」というタイトルでのパネルディスカッション。舞台向かって左から、塩澤編集長、野尻抱介、小林泰三、林譲治、平谷美樹、菅浩江、神林長平(敬称略)。記憶違ってたらすみません。

 途中の休憩タイムに、特別パフォーマンスとして、北野勇作の朗読劇。台本は牧野修、サックス演奏は田中啓文。北野さんは役者なんだなあ、と思いました。ほとんどひとり芝居。内容は、なんというか不思議な話でした。

 第二部は「想像しえないことを想像する」というパネルディスカッション。舞台向かって左から、塩澤編集長、北野勇作、牧野修、佐藤哲也、飛浩隆、高野史緒、田中啓文、山田正紀(敬称略)。

 北野さんが、「僕は、なんといっても怪獣。子供の頃に見たウルトラQ。あれを見たときの怖いような、なんともいえぬ感覚を書こうと思ってる」とおっしゃってたのが印象的。「それと、子供の頃って世界がここまで、って決まってたじゃない。あそこの道まで、とか。その先は行ったことないから、もう世界の果てで。そういう世界の領域みたいなのもすごく頭にある」といった発言も。ああ、なんかそれ、わかるなあ。北野作品に、そのふたつはよく出てると思う。

 などなど、皆さんが創作について語ってくださいました。それぞれの世界観が実に個性的で、とても興味深かったです。最後にまとめを塩澤編集長に振られた山田正紀さんは大変そうでしたが(笑)、でもうまくまとめてらっしゃいました。「第一部の人たちは、科学によって世界を突き止めようとしていて、第二部の人たちは、それぞれ自分の感じるものによって世界を構築しようとしている」みたいなことをおっしゃってました。

 あっという間に時間が過ぎて、そのあとはサイン会。といってもひとりの作家さんに10名まで。

 終わったあとは、いつものメンバーで夕食を食べて(満腹!)帰宅。楽しゅうございました。


10月30日(水) あ〜、やっぱ休日はカラダをちゃんと休めないとダメかも。今日はけっこうくるくる動いてしまったので、疲労が…。自分のカラータイマーが赤のぴこんぴこんになってるよ。

 髪を切りに行きました。初めての美容院だったのですが、最初のシャンプーのときに「手動と自動があるんですが、手動だと別料金になります。自動シャンプーでよろしいですか?」と聞かれまして。「自動って??」と思ったけど、とりあえず「はい」と言ったら、まず普通にシャンプー剤をつけて美容師さんがしゃこしゃこ洗ってくれた、まではよかったんですが!そのあと、なんか頭にガシャコンと機械をはめられ(たんだと思う、自分じゃ見えなかったけど)、セット完了後、シャワーが頭の上下左右7箇所くらいから出てくるではないですか!しかもそれがいっぺんにじゃなく、右から左へ順序良くリズミカルに、こうオーケストラみたいに出てくるんですわ。な、なんじゃこりゃーー!?(笑)しかも時間長い。お湯がもったいない(貧乏性)。いったいこれ、なんのメリットがあるんだろう?マッサージ効果?人力削減?金銭的にも時間的にも精神的にも、フツーに人間の手でやったほうが、ずっといいと思うんだけど。ああ、あたしの至福の時を返してよ〜>ひとにシャンプーしてもらうの大好き

 『イリーガル・エイリアン』(ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)、1/3まで。噂にたがわず面白い!ていうか笑っちゃう!あの(表紙カバーイラスト参照)頭の上のぴろぴろが、感情表現するんだよ!(笑)否定だとあれがうしろにたなびくんだよー!!

 ライトノベルファン度調査

 既読は300作品中 10作品です(平均は 43.51作品)
 3193 人中 2760 位でした。

 わっはっは、ほぼドンケツ!(笑)見事に読んでないわ。このあたりって、あまり食指が動かないのよね。昔からそう。

 明日にそなえて早めに寝ます。『火消し屋小町』3巻(逢坂みえこ、集英社)を読んでから。根性があれば『となりの山田くん』4巻(いしいひさいち、東京創元社)も。


10月29日(火) 今朝はショートブーツを履いて出勤。あったかくしていれば、ぴしりと冷たい空気も気持ちいい。秋深し。

   さぼって負けたウサギを笑うような
   恥ずかしいことをするよりも
   こつこつ歩く亀になって
   正直に笑っていたい

   (「Turtle Walk」、by 槇原敬之)

 ああ、本当に。それこそが私の理想。私は、あなたのようなひとになりたい。それがかなわぬのなら、せめてあなたに恥ずかしくないようなひとでいたい、と思う。

 「アルジャーノンに花束を」第4回を見る。また泣く。「ぼくわ、おかあさんに、あいたいです」。切なさが胸をえぐる。

 某所で、ついに念願の『リリックス』1巻(森雅之、講談社)を入手。ぶわんざーい!

 アリスのティーパーティー(海洋堂 人形の国のアリス2)、ユニコーンとライオンをゲット。おまけについてるちっちゃなプラムケーキがやたらうれしい。しかし、このシリーズの最大の長所は、中身のクッキーがすんごくおいしいことだ!(笑)2つしか入ってないのが残念だよ。

 新刊速報、ちょっと更新。


10月28日(月) もう、木枯らしのような夜の風。さむい〜!

 本日の新刊。『虹の家のアリス』(加納朋子、文芸春秋)は本格ミステリ・マスターズのシリーズ。『塵よりよみがえり』(レイ・ブラッドベリ、中村融訳、河出書房新社)はちょっと薄めの本。B5サイズの絵本『青いナムジル』(寮美千子、パロル舎)はモンゴルが舞台の悲恋物語。『スーホの白い馬』を思い出すなあ。美しくて、哀しい物語。

 メロディ12月号は、少女漫画初チャレンジという高橋しんの読切「たしかに、君がいる。」掲載。しかし、どこで書いても高橋しんは高橋しん。別にこのまんま少年誌に載っててもなんの問題もないと思われる話でした。非常にベタなネタだったけど、彼女側の激しい嫉妬など、きれいごとですまさずに生々しい感情を書いたところに好感。清水玲子の「秘密」特別篇に超期待してたのに、ただの短い取材エッセイマンガだったのには、ものすごくがっくり…。まだおあずけですか。わんわん。

 おっ、今夜はおりしもBSマンガ夜話で、高橋しん「最終兵器彼女」特集ではないですか。わー、でもこれ超ネタバレだ!


10月27日(日) 午前中、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット(下)』、読了。前作と変わらぬ味の魔法学園キャラ小説で(笑)、楽しめました。が、さすがに4作たてつづけに、ここまでハリー君が特別待遇だと、ちょっと鼻についちゃうなあ。彼のせいではなく、彼の生まれのせいだからしょうがないとは言えども。確かに彼自身もいい子なんだけどね。伏線の張り方と、その見事な着地の仕方も前作とほぼ同様。こちらも学習したので、何度も同じ手は食わないぞ〜、と、あちこちに落ちてる手がかりに注意しつつ読みました。でもやっぱり犯人はわかんなかったり>ダメじゃん

 今回は、ロンがすごくよかったなあ。人間くさくて、子供らしくて。ああ、こういうお茶目で面白い男の子、クラスにいたよなあ、みたいな。彼が出てくると、なんかホッとする。嫉妬や、お金のことでネガティブな気持ちになるところも含め、とても自然体でいいキャラだと思いました。

 ちょっと恋愛がらみの話があったりしたけど、これで14歳というのは子供っぽすぎでは。今や、小学生だってもっと進んでるでしょ。保育園児だって、「○○ちゃんと××くんはラブラブ」とか話してるからなあ(笑)。

 それなりに面白かったけど、☆3つ半かな。また彼らに会えて、とてもうれしかったよ。来年、また会おうね。それまで、どうか元気で。

 そういえば、ダンブルドア校長先生が亡くなられたそうで。ショックー。大好きだったのに。あ、映画のほうね。ホント、あのキャラにぴったりの実にいい風貌をしてらしたのになあ。3作目からはお会いできないとは。とても残念です。ご冥福を心よりお祈りいたします。

 『記憶の技法』(吉野朔実、小学館)読了。うまく言えないけど、ぐさりと胸に突き刺さる話でした。鋭い痛み…。

 新刊速報、更新。


10月26日(土) ううっ、今夜は冷えますねえ!でも暖房入れるにはちょっと、という微妙なところ。毛布にくるまるのが一番かな。

 ハリポタ、下巻突入。今、半分くらい。ラストまで一気に読んでしまいたいが、明日のためにその1としては、寝たほうがいいんだよな…。

 新刊速報は明日にでも。いろいろといいネタがあるのだ、ふふふ。寮美千子さんのひさびさの新刊とか。『星の魚』、パロル舎より。46判、1000円。発売日はいつなんだろう、ファックスには書いてないなあ。11月だろうとは思うけど。


10月25日(金) バタバタした1日。精神的に疲弊。

 SFマガジン12月号、購入。もう12月号かあ。131ページの11月の新刊・重版情報を見ててびっくり。ジョージ・R・R・マーティンが出るって!?文庫新刊に入ってなかったよ!と思ったらハードカバーの上下巻なんですね。各2800円。タイトルは『七王国の玉座(上、下)』。ローカス賞受賞作。

 ドラマのおかげで、『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス)がめちゃめちゃ売れてます。文庫ハードカバーも。びっくりするくらい。入れても入れてもなくなるよ。

 本日の新刊。『江戸川乱歩と少年探偵団』(河出書房新社)。これはミステリ者なら喜びそう。ふる〜い書影いっぱい。見て楽しい1冊。

 ヤフオクにて、夢にまでみた憧れの本をゲット。わーい。娘が横で見てたので、解説する。「あのね、ママがこの本を買いたいって言うと、他のひとがそれより高いお金を出すから、ママがどんどんもっとお金出して戦うんだよ。」すると娘、「ママ、そんなお金あるの?」…悪かったよ、こないだ貯金箱から50円借りて。学校のお金はお釣りなしで払わなきゃいけないから、仕方なかったんだってば。

 そんな娘に、寝物語に今読んでるハリポタ4巻のあらすじを話してやる。大ウケ。「もっとしゃべって!」や、まだここまでしか読んでないんだけど。「はやくもっとよんで!」でも、まんま朗読すると怒る。「もっとわかりやすいように、おもしろくしゃべって!」おいおい…。

 てなわけで今回も、めちゃ面白いです、ハリポタ。もうすぐ上巻読了。やっぱ、子供の喜ぶツボを心得てるよね。ん?あたしは子供か?

 ああっ、かつくら買うの忘れた!くーっ!


10月24日(木) このところ、朝晩は、ぐっと冷え込むようになってきましたね。お風邪など召しませんように。

 今朝出社してみたら、ハリポタは予想してたよりも良い売れ行き。しっかしあんなにたくさん入れたのに、もう半分売り切れましたか!おそるべしハリポタ旋風。小さい書店では、完売店が続出のようですね。どこも、次の入荷の手配にやっきになっていることでしょう。でもこの追加の数字ってのが難しいところ。まだまだ売れるとは思うけど。今日も、何度も何度も平積みの山(ホントに山^^)を補充しに行きましたよ。

 私も読み始めましたよ、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』(ローリング、静山社)。周囲からネタバレの声が聞こえる前に、と思って。ときどき、テレビでアナウンサーとかがバラしそうになってて、こわいんだよなあ。まだ1/3くらい。相変わらず、キャラのひとりひとりがお茶目で笑えます。しかしもう、完全に脳内変換画像が映画のキャストだわね。

 あ、そうそう、乱丁がときどき見られるようですよ。うちも1件ありました。下巻の390ページだったかな(ってもうそこまで読んだんかい!)、文字が消えてる部分があるとか。私のは大丈夫でしたが、お買い上げになった方はチェックしてみてくださいませ。

 通勤本は『イリーガル・エイリアン』(ソウヤー、ハヤカワSF文庫)。これが売れなかったらソウヤーはもう出ないかも、ってマジっすか内田さん!!ソウヤーなんて、けっこう売れてるイメージあるのになあ。というわけで、買ってない方はすぐに本屋へgo!ちなみに同僚は、この表紙のエイリアンをみて「かわいい〜!」と絶賛。か、かわいい…?


10月23日(水) はあはあ、ださこん6レポなんとか完成。ツッコミ、お待ちしております。メールでも掲示板でも可。特に佐藤哲也&高野史緒企画のあたり。固有名詞が少し聞き取れなかったので。不勉強で申し訳ないです。

 そうだ、ここ2日ほど、うちのサイトがうまく見られない方、いらっしゃいましたらご一報を。って、そういう方はここに書いても読めないか(笑)。

 では今から、娘を小学校まで迎えにいってきます。

 (以下、午後10時更新)

 えー、u-ki総統からメールをいただきまして、ださこん6レポあちこち訂正しました。不安なところをだいたい指摘していただいたので、感謝です。

 ところで本日は、全国の書店でハリポタ旋風が吹き荒れたと思うのですが、いかがだったでしょうか。私は本日はお休みだったので。明日が楽しみだなあ、何冊売れたのかなあ。朝のニュースでも、紀伊国屋新宿店が出てましたね。7時過ぎで125冊ほど売れたとか。朝早くから臨時出勤の書店員の皆様、本当にお疲れ様でした。


10月22日(火) 明日はどこの書店も、早朝から開店するみたいですね。新宿の紀伊国屋が朝6時だったかな?ハリポタ販売解禁が朝5時なので、それにあわせてどこもいっせいに、というわけ。でも通勤ラッシュ前に、重たい2冊本なんて買う余裕があるのかなあ、ビジネスマンの皆様?

 私も今日は珍しく、映画雑誌なんて買っちゃいましたよ。「SCREEN」12月号。だってー、ハリポタ映画のポスターと、2003年カレンダーがついてるんだも〜ん!>ミーハー(笑)。ああ、映画楽しみだなあ〜〜。

 ださレポ、書き中。ああ、書きすぎだよどうみても…。今夜のアップには間に合わず。今夜は深夜1時から、うちはネットが使えないのよ〜>メンテのため。

 新刊速報、更新。


10月21日(月) 19、20日の土日に開催されたDASACON6に行ってまいりました。毎度のことながら、楽しかった〜。絶対に、あの空間だけ時間の進み方が早かったよ!さすがSF者の集まりだよ!(笑)レポはまた後ほどゆっくり書くつもり。期待せずにお待ちくださいませ(笑)。参加者の皆様、スタッフの皆様、毎度のことながらお疲れ様でした&ありがとうございました!

 『ムジカ・マキーナ』(高野史緒、ハヤカワ文庫)、ださこん直前の夜に読了。すっごくよかった!ひたむきに理想の音楽を追求する、その真摯さに打たれました。ラストは感動の涙がじんわりと。高野さん、最高だよ!しかもその翌日にご本人にお会いできて、サインまでいただけたというのは望外の喜びでありましたよ。インタビューもとてもよかったです。すごいなあ、あんな素晴らしい作品が、天から降りてくるのかあ…。

 しかし、高野さんの他の作品って、ほとんど絶版状態なのですね。くーっ、もったいない!『架空の王国』(>なんと素敵なタイトルでしょう)とか、『カント・アンジェリコ』あたり、ぜひぜひ文庫化してくださいませんか、早川書房様!売れると思うんですけど。あ、『ヴァスラフ』(中央公論新社)は注文しました。楽しみ。

 日曜の朝、帰宅したところ、私のパソコンがついに昇天しておりました…(涙)。ものすごく大変でしたが(>ダンナがね^^)、なんとか復旧。はあ、よかったよ、ハードディスクのデータがぶっとんでなくて…。でも設定とかいろいろ直さなくちゃいけないので、まだまだ大変なのであった。


10月18日(金) 先日、ファミレスでメニューを見てた娘。「ママ、悪のパフェってなに?」…娘よ、それは「栗」だ。

 23日発売の、ハリポタ4巻のストック場所確保に大わらわ。なにせ私が入社して以来の、前代未聞の数が入荷しますからねえ。ああ、でも売れるの楽しみだなあ。野球場のビール売りみたいに、肩から箱ぶらさげて、頭にお札はさんでデパート中売り歩きたい(笑)。上下2巻本じゃ重くて無理か。じゃあ、焼いもの屋台みたいに台車押しながら売り歩くとかさ!

 『狂人の太鼓』(L・ウォード、国書刊行会)入荷。字のない本です。絵物語というか。牧眞司さんの解説文も、本の後ろページではなく、挟み込みチラシになっているという凝りよう。文庫では『イリーガル・エイリアン』(ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)や徳間デュアル文庫の今月の新刊も入荷。

 『ムジカ・マキーナ』(高野史緒、ハヤカワ文庫)もうちょっとで読了。面白い!高野さんは初めて読んだけど、けっこう好みかも。ださこんにはギリギリセーフで間に合いそう。ああでも、質問を考えるまでの余裕がないよ〜。総統、ごめんなさ〜い。参加者の皆様、明日お会いしましょう!ちなみに仕事のあとで行くので、1時間ほど遅刻いたしますのでよろしくお願いします>スタッフ様


10月17日(木) すごくねむい。書きたいことはあるんだが。

 ああ、ひとつだけ。今日入荷した、舞王城太郎の新刊はふかふかしてたよ(笑)。表紙が。

 『ムジカ・マキーナ』(高野史緒、ハヤカワ文庫)半分読了。ちょっとミステリ風に、謎でひっぱる感じですね。音楽を聴いて感動するシーンの描写とかが好きだな。音楽に関する詳しいことは全然わかんないけど、その心の高揚はじゅうぶん伝わってくる。囲碁のルールが全くわかんなくても、『ヒカルの碁』で感動するようなものか。


10月16日(水) ずっと疑心暗鬼にかられていたことが、杞憂だったと判明。心のもやもやがすっかり取れて、今日はたっぷり昼寝してしまう(笑)。ああ、ださこん準備があるってのに!あのお、ネロとパトラッシュのフィギュア、もってってもいいですか?2つもダブリがあるので、欲しい方に差し上げます。ヒカルや佐為は、欲しい方いないかな?(笑)

 というわけでちょっと忙しいので今日の日記はざざっと。『妻の帝国』(佐藤哲也、早川書房)読了。こわかった。歯車がひとつ外れただけで、うそみたいにどんどん壊れていく日常社会。まさに地獄絵。しかし何より、これって奥様(佐藤亜紀氏)へのむちゃくちゃ熱烈なラブレターだと思いましたよ。もっと詳しく書きたいんだがまた後日。

 『ムジカ・マキーナ』(高野史緒、ハヤカワ文庫)読み始めました。おお、面白い!ちょっと『オルガニスト』を思い出したり。早く続きが読みたいよ〜! 


10月15日(火) 先週見るのを忘れた(>つうこんのいちげき!)、「アルジャーノンに花束を」ドラマ第2回を視聴。…な、泣けた…。近頃涙腺壊れてて。気がついたらタオルを握り締めてぼろぼろ泣いていたよ。先の話がわかってるほうがつらいね、これ。ユースケ・サンタマリア、けっこういいじゃん。しかし、彼が賢くなったところが想像できないんですけど(笑)。

 北原文野さんがご来店(!)。『夢の果て』1巻(ハヤカワ文庫)のサイン本(店頭用)を作っていただく。なんと、1冊1冊全部違う、直筆イラスト入りよ!きゃー!ありがとうございました。

 『神魂』別冊の、飛浩隆作品集が届く。わーい。

 どうもこの頃、すぐ眠くなってしまうので、なかなか『妻の帝国』が進まない。あと1/3。もうちょっとなのだが。

 新刊速報、更新。


10月14日(月) まあいろいろあるんだけど、ここには書けないので。

 『海辺のカフカ(下)』(村上春樹、新潮社)から引用。最も心に深く響いた箇所。未読の方はとばして下さい。

 「僕らはみんな、いろんな大事なものをうしないつづける」、ベルが鳴りやんだあとで彼は言う。「大事な機会や可能性や、取りかえしのつかない感情。それが生きることのひとつの意味だ。でも僕らの頭の中には、たぶん頭の中だと思うんだけど、そういうものを記憶としてとどめておくための小さな部屋がある。きっとこの図書館の書架みたいな部屋だろう。そして僕らは自分の心の正確なありかを知るために、その部屋のための検索カードをつくりつづけなくてはならない。掃除をしたり、空気を入れ換えたり、花の水をかえたりすることも必要だ。言い換えるなら、君は永遠に君自身の図書館の中で生きていくことになる」

 


10月12日(土) 娘の小学校の運動会。娘は50メートル走で1位でした>親バカ(笑)。リレーの応援などで、思わずエキサイトしてしまう。なんか懐かしいね、この雰囲気。体操服着て、応援席で友達とくっちゃべってた昔の自分を思い出すよ。

 湯川さんに教えてもらうまで、すっかり忘れてましたよ今週のモーニング>「プラネテス」!。速攻でコンビニにて購入、読了。……うわあああっ!うれしい!本当にうれしいよ。ばんざい、ばんざーい!


10月11日(金) 今日出た毎日ムック『2002〜2003年 神田神保町古書街ガイド』によると、今年の神田古本まつりは10月30日(水)〜11月4日(月)だそうです。お天気がよいといいですね。

 書籍では、お待ちかねの『夢の果て 1』(北原文野、ハヤカワ文庫)が入荷。さっそく購入。解説は清原なつの。『ドス・アギラス号の冒険』(椎名誠・たむらしげる、偕成社)は、今はなきリブロポートから出てたA4サイズの絵本を、46判にダウンサイジング。絵も文章も追加されてるそうなので、前のを持ってる方もぜひ。

 こないだ出た『あしたのジョー占い』(講談社、サイトはこちら)には笑ったよ。ちなみに私は白木葉子よ、矢吹くん。ほほほ。同じく『巨人の星占い』もあり。サイトはこちら

 『妻の帝国』(佐藤哲也、早川書房)、読み始めました。今、1/3くらい。通勤本の『臨機応答・変問自在 2』(森博嗣、集英社新書)、読了。


10月10日(木) 寝っころがってTVチャンピオンを見てたら、いつの間にか夢の中…。ホットカーペットは気持ちよすぎて危険。

 白亜書房の編集長がコーネル・ウールリッチ傑作短篇集』の営業にご来店。「どういう経緯で、ウールリッチが今ごろ出ることになったのですか?」と興味しんしんで尋ねてみたら、その方は実はずっと早川書房にいた方で、何十年もその企画を温めていたんだとか。「訳も読みやすい新訳にしました。でも別巻の『非常階段』だけは、今読んでも決して古びてない稲葉明雄氏の名訳そのままで収録しました!」という熱の入れよう。それぞれの巻についてる特別エッセイの執筆者の顔ぶれも豪華だし。当たり前だけど、本を作るのは「出版社」ではなく、「人」なんだとつくづく思い知らされました。「ウールリッチ、お好きなんですか?」と突っ込まれたが、すいません、『幻の女』(ハヤカワ文庫)と短篇集1冊くらいしか読んでないのです(汗)。でも、その短篇集がすごく面白かったことだけはよく覚えておりますよ。確か『ニューヨーク・ブルース』(創元推理文庫)だったかな。

 娘を寝かすついでに、枕元の本棚にある森雅之『ポケット・ストーリー』全3巻(講談社)を読む。ああ、森雅之ほど秋の夜にふさわしい作家はおりますまい。心が、小さくて綺麗なキラキラしたものでいっぱいになる。子供の頃歩いたような帰り道を、ずっとひとりでどこまでも歩いていきたい、そんな気持ちにさせられる。夜にひとりでそっと煙草を吸ってみたくなる。(でも実は私、この年まで1度も煙草を吸ったことがない。ひそかな憧れとして、まだとってあるのだ。)誰かに手紙を書いてみたくなる。なんだか人恋しくて、誰かに会いたくなる。懐かしさと憧れと、小さなロマンティックが詰まった短篇集。大好き。森さん、あなたからの通信は私の心に届きましたよ。

 本の雑誌11月号を買ってくる。特集は未読の王国。と言えば、当然あの未読王のインタビューだっ(笑)。本を買う理由?さあ、よしだまさしさんのタイトルの文句を皆様ご一緒に!「理由?だって欲しいんだもん!」(笑)高橋良平氏の隔月連載「日本SF戦後出版史」は、「同人誌〈宇宙塵〉の巻 その1」だよ>ダイジマン。買いなさい。当然柴野さんの話もいっぱい載ってるよ。

 SFマガジン11月号「蜘蛛の王」(飛浩隆)を昨夜やっと読了。読後感はやっぱり『グラン・ヴァカンス』とほぼ同じ。天然フルカラーのごとき鮮やかな情景、そして澄んだ残酷さ。AIについての皆様の読みの深さにはただただ敬服。私はAIがどうとかいうより(ていうか『グラン・ヴァカンス』はほとんど人間のように思って読んでたよ)、くっきりとレリーフのように浮かび上がる「痛み」が何より印象的だった。著者の目的が知りたい。さて、『妻の帝国』(佐藤哲也、早川書房)にとりかかりますか。


10月9日(水) 空気が心地よい。秋の匂い。

 ここんとこ、ガーデニングにハマりまくり。ガーデンデザインの本を買ってきては、ずうっと飽かず眺めています。あちこち付箋貼りまくりで、どういう感じにしようか設計図を書いて思案中。このあいだサザンカを植えたので、今はそれが咲くのが楽しみ。今度の日曜は、チューリップの球根を植える予定。春に向けて、着々と計画中です。

 てなことをやってるから、ちっとも読書が進まない〜。いかん。

 新刊速報、ちょっと更新。ところで10月30日に出る『ワイルド7 愛蔵版』1巻(望月三起也、実業の日本社)ですが、全12巻で、長らく読めなかった最終話「魔像の十字路」もついに読めるそうです。全巻購入特典として、描き下ろし「ワイルド7」番外ショートストーリー収録オリジナル小冊子(非売品)なんてのがあるそうですよ>よしださん。


10月8日(火) しぬほどねむいです。

 朝起きたらなぜか左の耳が詰まってました。急にトンネルに入った時みたいな感覚。いくら唾を飲んだりしても治らない。耳の中に小さな台風が入ってるみたいに、低いごおおっという音がずっと聞こえていました。

 さっき、娘とぶどうを食べました。静かな秋の夜、ひと房の巨峰をふたりで分け合って。なんだかとても幸せな気持ちでした。あたしが子供の頃は、巨峰なんて食べたことなかったよ。ぶどう、といえばデラウェアだったさ。

 新刊速報は、また明日にでも。


10月7日(月) 『航路(上下)』(コニー・ウィリス、ソニーマガジンズ)が入荷。けっこうな量が入ってきたのにはびっくり。ソニマガも気合を入れてるとみた。しかし、大森さんのあとがきの気合はもっとすごい(笑)。ここ10年だかに翻訳したものの中で、ベスト1だという、もろ手をあげての絶賛ぶり。そこまで言われると、思わず読みたくなってしまうなあ。山岸さんのエピソードにも笑ったよ。帯も、宮部みゆきと瀬名秀明という大御所の絶賛帯だし。SFコーナーと新刊コーナーの2箇所に平積み。売れることを祈る!時間が許せば、ださこんまでに読みたいなあ…(>声がやや小さめ)。

 『幻影の蔵』(東京書籍)は、当店は3冊売れましたよ。

 『アイオーン』(高野史緒、早川書房)は、ださこんで先行発売だそうで。うれしいな。

 通勤本は『臨機応答・変問自在2』(森博嗣、集英社新書)。ネットで公募した質問に著者が答えてるんだけど、うーん、1作目のほうが質問が面白かったなあ。えっ、現役の大学生がこんなこと聞くの!?しかも文章ヘンだぞ!みたいなのがけっこうあって。授業だからどうしてもなにか質問書かなくちゃいけなくて、適当に書いてるっぽいのもあって、それがまた面白かったんだよね。あ、森さんの今までの自作の最高傑作は『スカイ・クロラ』だと思う、というのはちょっと意外。

 新刊速報、更新。


10月6日(日) 1日半袖で過ごした、ということは10月にしては暑かったのか。

 昨夜、『バービーはなぜ殺される』(ジョン・ヴァーリィ、創元SF文庫)の中に収録されてる「さようなら、ロビンソン・クルーソー」を読了(この本、表題作しか読んでなかったの)。いやあ、すっごく面白かった!ああ、この気持ちをどう言ったらいいんだろう。まさにSFの面白さ、ってのを堪能できました。こういう、オチがぴりっと効いてるのっていいよね。やっぱSFは短編だなあ。『グラン・ヴァカンス』との類似性も納得。

 私は『グラン・ヴァカンス』を古いとは特に感じませんでした(『ハローサマー、グッドバイ』を読んだときのようなノスタルジーは感じたけど)。それはSF歴がとても浅くて、「ロビンソン〜」みたいなすでに古典名作(?)となってるようなものも全然読んでないからだろうな。新しい、とは言わないけど、「ロビンソン〜」だって私にはじゅうぶん新鮮で面白かったよ。出あったときが新刊さ。

 集英社様から、11月5日発売予定の真保裕一『誘拐の果実』と、恩田陸『ねじの回転』(わーい!!!発売日は未定なのかな?)のゲラをいただきました。読まねば。


10月5日(土) 今日で、ださこん6締め切りですよ〜。私もそろそろ、準備を始めないと。えと、課題図書は『妻の帝国』(佐藤哲也、早川書房)と『ムジカ・マキーナ』(高野史緒、ハヤカワ文庫)だけでいいのかな。高野さんの新刊『アイオーン』(早川書房)は発売がださこんに間に合うのか、微妙。余裕があれば、『ハッピー・バースディ』(新井素子、角川書店)も読んでおきたいところ。SFマガジン11月号「蜘蛛の王」はまだ読みかけっす。

 『グラン・ヴァカンス』の感想で、幾人かの方が触れている「さようなら、ロビンソン・クルーソー」ジョン・ヴァーリィが気になる。読んでみたいなあと思ってたら、『バービーはなぜ殺される』(創元SF文庫)に収録されてたんですね。青い鳥はすぐそばにいたんだ(笑)。あ、神魂別冊『飛浩隆作品集』注文しました。まだ在庫あり、でも僅少のようなので、気になってる方はお早めに。

 最近読んだもの。『振袖いちま』3巻(須藤真澄、エンターブレイン)。うーん、1・2巻のほうがパワーとインパクトがあったかも。それともこっちが慣れちゃったのか。まあ、無事に終って何より。『創元推理21 2002年秋号』(こないだ鮎川哲也賞授賞式でいただいた)の助産婦探偵シリーズ「別れてください」青井夏海。すっかりシリーズとして定着した感じ。安定した出来。

 林さん、猫丸先輩シリーズだったら、『幻獣遁走曲』(東京創元社)がオススメ。『過ぎ行く風はみどり色』はシリアス路線の長篇なので、『猫丸先輩の推測』路線なら『幻獣〜』が軽い感じでいいっすよ。タッチが似てます。確かに、今の猫丸先輩は『日曜の夜は出たくない』の頃と、ちょっと雰囲気違いますよね。私も今のほうが好き。…かわいくて(笑)。

 今日発売の「ダ・ヴィンチ」11月号は、村上春樹『海辺のカフカ』特集。思わず買ってしまう。なんか、『〜カフカ』は読んだあとからじわじわくる感じですね。私的には、宮部みゆきの『火車』とか、恩田陸の『三月は深き紅の淵を』を読んだあとの気持ちと似てる。読んだ直後のショックよりも、しばらくその余韻が体内に残ってて、それがいつまでも抜けなくてやがてじわじわと体中を侵蝕していくような気持ち。今でもまだ、カフカが心のずっと深いところで尾を引いています。

 この特集に、『海辺のカフカ』から文章が幾つか引用されて載ってるんですが、それがまさに私がぐっときた場所と同じだったのがすごくうれしかった。本当に、この作品の中には、はっとさせられる文章が多かった。特集の32ページに引用されてる箇所なんて、「もう私は一生、この言葉だけを胸に抱いて生きていこう」と思ったほど。この物語のそこここには、人生の真実が埋まっている。

 で、いろんな作家から村上春樹へのオマージュが載ってるんだけど、その中の古川日出男さんの『中国行きのスロウ・ボート』への文章が秀逸だった。だって「完璧だ」っていうんだよ。完璧。思わず『中国行きのスロウ・ボート』(中公文庫)買ってきちゃったよ。

 あと、「ダ・ヴィンチ」の今月のプラチナ本(要するにイチオシ本)は『GOTH リストカット事件』(乙一、角川書店)だっ!これはホントに私もイチオシ。静かにロングで売れてます。

 そうそう、今日発売の「ラピタ」見ました?タイムスリップグリコ集めてる方は買わないと(笑)。フィギュアつきだよん。これって、欲しいのが出るまで雑誌を買いまくらないといけないの?

 …今日の日記は話が飛びまくりだな(笑)。


10月4日(金) 唐突ですが、女の子のための恋愛ゲームって出ないかなあ。「アンジェリーク」や「はるとき」もいいけど、あんなに恥ずかしいのじゃなくて(だってキャラがあまりに非現実的じゃん^^)、もっと普通の学園ものっぽいの。というのは、今、新海さんが作った「Wind」のオープニングを見てまして。なぜこれだけでこんなに泣けてしまうんだろう、と思って。ほんの数分の映像だけど、これを見るだけで、私やあなたが経験した「あの頃」が、脳内にぐわあああっと甦ってきませんか?そう、彼の映像は、イメージをほんの一瞬切り取って見せるだけで、観客にその後ろにある膨大な物語あるいは記憶を呼び起こさせるのですよね。ノスタルジーと切なさが、“見てる人の心の中から”(>ここポイント)湧き出てくる。なんでこういうのってエロゲーばっかなの?女の子のための胸キュン恋愛シュミレーションゲームとかあったら、面白いと思うんだけどなあ。ああ、新海さんがそういうの作ってくれたらな、なんて。

 私が見る夢の中で、まあ話のパターンやシチュエーションはその時によって様々なんですが、たいがい、自分のそばに影のような人物がひとりいます。なんだか顔はいつもぼやけててよくわからない。でも決まって、それは私の最愛の人(男性)なのです。そのひとがただそばにいてくれるだけで、もう本当に幸せで、心が満ち足りている。

 なんていうか、私の心にはいつも恋心の「核」というか「芯」みたいなものがあって、おそらく夢に出てくる「影」はそれなのです。それは、現実に好きな相手がいるいないに関係なく、心の中に常に存在するのです。自分の中に純粋な結晶のように「恋」という感情があって、ときどきそれにシンクロする人間が実在する(いや実在でなく、2次元でも可)といったらいいでしょうか。

 新海さんの作品を見ると、その私の中に眠っている結晶が、キラキラとゆっくり静かに輝きはじめるのです。

 おかしいでしょ、子持ちの母親がこんなこと言うなんて。もう恋なんて、あたしに必要ないのに。なんでこんなものがいまだに胸の中にあるのか、自分でも不思議でたまらない。でもひょっとするとこの結晶は、どんなに年をとろうとも死ぬまで私の中にあるんじゃないか、って気がします。なんて考えはあまりにロマンティックすぎるでしょうか。


10月3日(木) 双葉社の営業の方が、光原百合さんの直筆POPを持ってきて下さいました。わーい。さっそくパウチして、店頭に陳列。『十八の夏』(双葉社)、もう3刷までいったそうです。

 本日の当店は『あたしんち』デー(笑)。新刊の8巻をそこらじゅうに積みまくる。売って売って売りまくるぞ!!アニメを見てるお子様が多いらしく、みんな目ざとく見つけては「あ、あたしんちだ!!」と叫ぶのがおかしい。当然私も買いました>娘用(笑)。

 『幻影の蔵 江戸川乱歩探偵小説蔵書目録』(東京書籍)が入荷。喜国さんの装丁がいい感じですね。

 今日発売の「MOE」11月号の特集は、しばわんこ!速攻で雑誌売り場から半分もらって、文芸書の『しばわんこの和のこころ』(白泉社)の隣に並べました。『画集 輝夜姫』発売記念の、清水玲子小特集もあり。

 今日はコミックをいっぱい買ってきたのだ!「編集会議」11月号も買ってきたぞ。面白そう。これから読みます。しかし、そろそろ本棚をまた買わないとだなあ。うーん。

 ああ、皆「ロード・オブ・ザ・リング」のDVD、いいなあ〜(よだれ)。

 新刊速報、更新。 


10月2日(水) 台風一過。すごい青空。でも蒸し暑くはならず、爽やかな暑さ。庭の花たちはなんとか無事。でもチューリップの球根が土から飛び出ていた。もっと深く埋めないとダメだな。

 銀行や郵便局に出かけ、用事を片づける。ラッキーなことに、郵便局ではふみの日の切手(ブルーナの絵柄)がまだ売っていた。80円のを1シート買う。ついでに船橋のロフトに行って、来年のカレンダーを買う。ミッフィーと、ウォレス&グルミットと、超ミニサイズのにゃんにゃんにゃんこ。ああ、もう年末の足音がひたひたと…。

 NHKの朝の連続テレビ「まんてん」の主題歌、元ちとせじゃん。

 最近、なんだか本を読む時間がない。なぜ?


10月1日(火) ちょうど今(22時42分現在)、うちのすぐ近所に台風が来てる模様。うちの店が入ってる専門店街の飲食店も、いつもは夜10時までなんですが、今夜は8時で閉店。雨でぬらしたくないから、今日出た清水玲子の画集も『振袖いちま』3巻も買わずに我慢。買わなきゃいけない本、いっぱい溜まってるんだよな。『アーシアン』1巻とか、注文してた『神罰』とか(これ、すごいね!手塚治虫本人かと思うくらい、絵がそっくり。でもお下品〜^^)。あ、『火星の古代帝国』、出てました。

 あ〜、なんか疲れぎみ。がっくりすることとかもあったし。

 書き忘れてたけど、『西洋骨董洋菓子店』4巻、『ちょびっツ』7巻(フィギュアつきを買ってしまうあたりがアホ)読了済み。『西洋〜』は待ちきれずに雑誌連載を読んでいた、つもりだったんだけど読んでない話もあったよ。ああ、でもこれで終ってしまったと思うと、とてもとても寂しい。ものすごく好きな話だったので。キャラも全員大好きだった。10巻くらいまで読みたかったよ。でも潔く終らすところがエライ。『ちょびっツ』は、いろんな謎が次々と明らかになりましたな。エンジェリック・レイヤーとつながってたんかい!

 前に書いた『ゴシック・テイスト』(トーキングヘッズ叢書)、2刷りがかかったようです。今度のカバーはビニールコーティングしてあって、少し丈夫になってました。なので、初版の危うい(破れやすい)カバーを持ってる方は貴重かも(笑)。

 新刊速報、更新。佐藤亜紀が11月に出ますよ!

 


 

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