2月28日(木) 2月もおしまいですね。
昔のことを思い出すのって、ハードディスクからデータを読み出して、そのデータが壊れないうちに新しいフロッピーに入れなおすのにちょっと似てる。何度もそうやって意識的に思い出して、反芻して、忘れないようにまた大事にしまいこむ。時々そうやって記憶の引出しから引っ張り出して虫干ししないと、薄くぼやけていってしまうような気がする。あんなに幸福だった瞬間たちを、忘れたくないよ。
まだ「ほしのこえ」の余韻が強く残っている。思い出しては考えにふけって、ぼんやりしたり。クライマックスシーンのあのセリフ…とか。明日、3月1日の最終上映日には、なんと上映会場のトリウッドに新海誠さんご本人が終日いらっしゃるそうです!ど、どなたか私の代わりに会いに行ってきて下さい〜(泣)!
今日の書店は、おそらくどこも猫&モンスターパニックだったのではないでしょうか。そう、『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』(幻冬舎)と、『MONSTER』18巻・絵本つき(浦沢直樹、小学館ビッグコミックスピリッツ)。前者は、今朝のテレビ「とくダネ!」で紹介されたそうで、朝からお問い合わせ続出。「とうげん社の、太った猫の絵本」とか聞かれたり(笑)。『MONSTER』も出足がめちゃ早かった!
さて、今夜はその『MONSTER』と『20世紀少年』8巻(浦沢直樹、小学館ビッグコミックス)を読むぞ!
あと、本日発売の『ステンシル』4月号に、こがわみさきが載ってましたよ!「セツナカナイカナ」。うわっうわっ、この話もまたかわいいなあ〜。胸きゅんだよ〜。
ビッグローブからメールが。3月27日(水) 7:00〜19:00(12時間)まで、うちのサイトにアクセスできないそうです。新しいサーバに切り替えるんだそうな。って今からだと絶対忘れそうだなあ。とりあえず、ここに書いておきます。
そうそう、ゆ〜こん(SF大会)から封筒が来てたわ。現地までの交通機関、う〜ん、私はやっぱり飛行機かなあ。
新刊速報、ちょびっとだけ更新。
2月27日(水) 根性で下北沢まで、「ほしのこえ」を見にいく。やっぱ片道2時間かかったよ。あと20分あるから余裕、と思ったらすでにほぼ満員でびっくり。20代(と思われる)男性がほとんど。入り口そばの一番後ろの席に、遠慮がちに座る。BGMと主題歌が流れてる。うわ、こういう女性の高音は好みですわ。
25分、食い入るように観ました。涙がこぼれてこぼれて仕方なかった。どうしてこんなに綺麗なんだろう、どうしてこんなに鮮やかなんだろう、そしてどうしてこんなに胸をしめつけるんだろう。宇宙と地上、次第に離れていく互いの距離、その時間差、でも変わらぬ思い。彼女の、彼の気持ちが切なくて切なくて(以下涙)。
上映が終ってから、涙でぐしょぐしょの顔が恥ずかしくて、アンケートも出さずにすぐ出てきちゃったのが心残り。拍手してた方もいらしたけど、とてもそんな余裕ない。目にぐっと力を入れてないとすぐ涙腺が緩んでしまうので、帰りの電車の中でも大変だった。
これをひとりで作ったなんてすごい。すごすぎる、新海誠さん!しかもノボルの声(ご本人)がめちゃくちゃよかった。声だけで悩殺。ミカコの声もよかった。プロ声優バージョンより、たぶん断然よい。そりゃね、ツッコミどころがないわけじゃない。でもね、そういう些細なことを吹き飛ばすほどの強い思いがまっすぐ伝わってきて。打ちのめされたよ。
ここ最近漠然と感じてたことが、今日これを観て「やっぱりそうなんだ」と確信した。何かはひみつだ。
というわけで、DVD買います!!あと5回、いや10回観ます。4月19日ね。5800円?全然高くないね。新海さんへの投資と思えば安いものだ。ああ、どうしてあと2日しかやってないの!?(上映は3月1日まで)。ご興味のある方はぜひご覧になってみて下さい!超イチオシ!今年の星雲賞はこれしかない!!思い切って観に行って、本当に、本当によかった。躊躇してた私の背中を押してくれたπR氏、ありがとね。
帰り道、予約してた「ハロ」買って、ようやく見つけたちょびっツのガシャポンを4回まわす。わーい、すももが出たぞ〜。
2月26日(火) ああっ、あたしとしたことが!昨日、あんなに楽しみにしてたSFマガジン4月号を買い忘れるなんて!!本日、勇んでゲット。
まずは北野勇作!!「イモリの歯車」読了。ううう、うれし〜。私の大好きな方向の北野節、絶好調じゃないですか!この不条理で奇妙でユーモラスで、一見のほほんとしてるけどその奥にはバリバリのSFが隠れてる、というやつ。『かめくん』路線だね。普通は無機物であるはずのものが、この世界では有機体でできててうんぬんというあたりも好き〜。何もかもがいっしょくたに混ざりあってる、混沌とした世界。北野ワールド、いいですわあ。
お次にグレッグ・イーガン「愛撫」読了。いやあ、イーガンはやっぱり面白い!この面白さは、いったいどう表現したらいいんでしょうか。小説としての面白さと、SF的アイデアの面白さが見事に融合してる?アイデアを小説として仕立てるのが実にうまい?こう、読んでるとうれしくなっちゃうのよ、わくわくしてくるのよ。ぱあっと視界が開けてきて、「未来」ってなものが見えるような。うわあっ!すごい!と叫びたくなるような。本当に実現できるかっていう理屈はともかくとして、今の現実がそういう方向に進んだらこれもありかも、ってな未来なんですよね、彼の描く世界は。この現実と地続きの、でも架空の未来、っていうのか。もう、お見事のひとこと。
小林泰三「空からの風が止む時」読了。うわあ、バリバリのハードSFですかこれは?私にとってハードSFは、知識がないからあまり楽しめないのかも、と思いました。ていうか、理解できるだけの頭がないのだわ。わかる方にはすごく面白いんだろうな、と思うけど。
田中啓文のはこれから読みます。
というわけで、珍しくもSFマガジンの連載コラム以外のところを読みましたよ(笑)。この表紙のイラストの「D」って方の絵はとてもコワイと思うのは私だけですか?最近出た、『キぐるみ』とかいう河出書房新社のコミック、売れてるらしいですけど。
明日、体力と気力があれば「ほしのこえ」を見にいく予定。
2月25日(月) 帰宅途中、月灯りが落とす自分の影を見ながら歩く。街燈が作る影よりも、柔らかな輪郭。明日あたりに満月でしょうか。月の左下あたりの線が、ぼんやりとけむっています。
店で本を尋ねられてお答えすると、時おり、輝くような笑顔で「ありがとう」と言って下さるお客様に出会うことがある。それはもう、こちらが恐縮するような照れくさくなるような、極上の笑顔。こういうちょっとしたところに、その人の人間性といったものが出ると思う。そういう日は、こちらも1日中気持ちがいい。自分も見習わなきゃなあ、と反省しつつ。本当に、接客は本性をあからさまに写す鏡だ。
そんな私の「困った人間」度(おおたさん経由)は、なんと99点でしたよ!か、かなりショック〜(笑)。そんなにひどかったとは。っていうか自覚がないのが問題なのか。
新刊速報、更新。
2月24日(日) なんかもうすっかり春ですねえ!あたたかな日差しの中で車に乗っていたら、春休みみたいな気持ちになりましたよ。冬はもう終ってしまったのかな?今年はろくに雪も降らなかったぞ。
引越しのことであれこれ忙しい。とりあえず期日は決定。本を詰めるのをぼちぼち始めねばなあ。
娘のランドセルを買いに行く。が、彼女「黄色がいい!」と言い出す。それはちょっとどうかとあれこれさとしてみるが、がんとして聞かない。はあ、この頑固さは誰に似たのやら。「じゃあ青かグリーン!」うう〜む。結局、オレンジに決定。でも本当はね、母はなんでもキミの好きな色を買ってあげたかったよ。ごめんね。こうやって、オトナは子供の自由な感性の芽を摘んでしまうのだろうな。
とある方から、メールで教えていただきました。『宇宙開発事業団/宇宙・人に聞く/幸村誠インタビュー』。情報感謝!
眠くて本が読めましぇ〜ん(涙)。
2月22日(金) 何度も書き直したけど挫折。今の気持ちはうまく言葉にできない。ただ、うれしかった、とだけ書いておく。
近くのヨーカドーがリニューアルオープン。それは偵察にゆかねば!というわけで、早朝から覗きに行く。だって、主婦ですものお。ほほほ。で、まずは本屋だ。ほお、専門書は切って、児童書に力を入れるのね。次はおもちゃ屋とガシャポンチェックだ〜>どこが主婦やねん(笑)。おお、ハリケンジャー売ってるよ。ってこの刀、数字キーがついてるんですけど。メールができる?忍者がメールかい!(爆)次にCDショップで、木星のポスターを発見。「jupiter」って、これは某氏絶賛のBUMP OF CHICKENじゃん。即購入。(今、2曲だけ聴いたところ。歌詞はむちゃくちゃいいです。そうか、手を握れないのね。うんうん。音的には、私はもう少し静かなほうが好みかな。)
本日は『春になったら苺を摘みに』(梨木香歩、新潮社)、『パイド・パイパー』(ネビル・シュート、創元推理文庫)などが出てました。ネビル・シュートって聞き覚えがあるぞ、と思ってたら『渚にて』の著者ね。コミックでは『黄色い本』(高野文子、講談社アフタヌーンコミックス)が出てたので購入。あ、新潮3月号も買ったよ!江國香織&川上弘美特集!表紙の、おふたりが並んで座ってる写真がすごくいいですね。それだけでもう、何かを語ってる。
返品棚に、『書物愛 蔵書票の世界』(日本書票協会編著、平凡社新書)というのを発見。書店で働いてても、こういう本に気がつかなかったりするんだからなあ。1月に出たのか。
夜、2時間ほどレジ。私ひとりで5冊くらい、「スターウォーズファクトファイル」を売りましたよ!うち、若い男性はおひとりで2冊購入していかれました。思わずあれこれ問いかけたくなるのをぐっとこらえる(笑)。「ペプシ集めてらしたでしょ!」とか。
向井さん、男性が好きな女性に花を贈り、女性が好きな男性に本を贈る日なら既にあるじゃないですか。4月23日、サン・ジョルディの日!(笑)って全然定着しなかったけどね。あとねえ、男性はイベントなんかにこだわらず、いつでも堂々と告白すべし、ですよ!
2月21日(木) 今日は朝っぱらからちょっとした事件が。精神的にぐったり。怒るのって疲れる。>怒らなきゃいいじゃん
仲間同士で、お互いのあら探しをするなんて悲しいことだ。皆で仕事してるんだから、もっと補い合って、助け合っていきたいよ。ただ愚痴るんじゃ、何も解決しない。問題点をはっきりさせて、それをどうやったらクリアできるか、皆で考えようじゃないか。大変なのは、決してあなただけじゃないはずよ。
あとねえ、接客業は、お客様のお問い合わせを面倒だと思ったらおしまいよ。それが私らの仕事なんだから、と腹をくくること。当たり前だけど、とても大切なこと。自戒も含めて。
毎月恒例新刊ラッシュ。きゃー、『図書室の海』(恩田陸、新潮社)が!『エンディミオン(上、下)』(ダン・シモンズ、ハヤカワ文庫SF)が!(ってまだ「没落」読んでないのにい〜)『お父さんは時代小説が大好き』(吉野朔実、角川文庫)が!(目黒さん、吉野さんのマンガも読んで下さい!!)、『シガレット・ヴァルキリー』(吉川良太郎、徳間デュアル文庫)が!(表紙の絵がちょっとこわい(笑)。)
変りダネだと、『ジェットコースターにもほどがある』(宮田珠己、小学館)とか。私もジェットコースターは大好きですよん。『歴史のなかの「自費出版」と「ゾッキ本」』(大島一雄、芳賀書店)もちょっと興味あり。『指輪物語完全ガイド』(河出書房新社)の出来は、ニムさんなどファンタジー通の方々のご意見をお伺いしてみたいところ。角川もなんかいろいろ出してますが、そちらは映画のガイドっぽいですね。スチール写真多し。
ここんとこ、本読めないよ状態が続いております。くううっ。あ、ダイジマン、Happy Birthday!
2月20日(水) 風邪がぶりかえしたようで、心身ともに沈没中。ぶくぶくぶく…。
2月19日(火) 快晴の冬の朝は、道に落ちる影まで青い。鳥の群れが、白い羽と黒い背中を交互にひらめかせながら、樹のはるか上を旋回している。こんな日は本も開かず、ただぼうっと車窓を眺める。朝の光に映える町は、洗いたてのようにぴかぴかだ。
夜。ぼんやりと白く、ほのかに甘ずっぱい香りがただよう梅林の脇を通る。引っ越したら、もうこの道を歩くこともなくなるのか。さみしい。大好きだったのに。
時間はいろんなものを奪い去るけど、訪れるものだってあるんだ、きっと。背中のドアが閉じれば、その風圧で前のドアは自ら開く。
本日、週刊スターウォーズ「スターウォーズ・ファクトファイル」発売。ペプシみたいなフィギュアとかつければ売れるんだろうなあ。つける予定はないのかな?
本日の新刊で、『天使は森へ消えた』(ヨハンナ・シニサロ、サンマーク出版)入荷。これ、帯に「サイエンス・ファンタジー・ノベル」って書いてあるのがちょっと気になる。
こないだの土曜に、『てれびくんDX愛蔵版 百獣戦隊ガオレンジャー超全集』(小学館)入荷。そこそこ売れてます。
新刊速報、更新。
2月18日(月) 夕食後、いきなりひどい腹痛。まいった。よれよれ。どうしてこんなにお腹が弱いのかなあ。
本日、やっと『少年トレチア』(津原泰水、講談社)入荷。あと、同じく本日発売の「ユリイカ」増刊号の絵本特集みたいなのが面白そうでした。江國香織の対談あり。これは注文して、文芸でも積んでみよう。あ、「クイック・ジャパン」41号の幸村誠の漫画も読みました。2ページくらいの超短篇でしたが、うう、やっぱり彼の漫画はいいです。もっともっと、いっぱい読みたいです。ご本人の顔写真もあり。山崎さん、情報感謝。
今日発売のジャンプに、外伝の塔矢アキラ編が(涙)!ううっ、待っていたよ!
『魔術探偵スラクサス』(マーティン・スコット、ハヤカワ文庫FT)、なんか字大きいねえ!ところでネットダイレクト様、それは副題じゃないと思うんですけど(笑)。
2月22日発売の「小説新潮3月号」は要チェック。なんと、江國香織と川上弘美大特集なのだ!忘れずに買わねば。売らねば。
昨夜から『悪いうさぎ』(若竹七海、文芸春秋)を読み始めました。和製の女性ハードボイルド。女性特有のベタベタした甘さがなく、苦味ばしったクールな文章が、なんともカッコイイのだよなあ。葉村晶シリーズは大好き。続きを読みたいけど、おなかがまだ不安…。
新刊速報、更新。
2月17日(日) 朝、娘にたたき起こされて、ハリケンジャーを見る。おお、3人だよ。女性がブルーだよ。悪役に女性がふたりいるよ。娘は大変お気に召した模様。ところで先日、私が休みの日に、お店でお客様にハリケンジャーの本を聞かれたが誰も知らなくて、「ひょっとして『ハリー・ポッターと賢者の石』の略で「ハリケンジャー」なんじゃないの?」と同僚は考えたそうだ。すごい深い読みだ!>違います
ひさしぶりに、乱読を更新。うおっ、1ヶ月ぶり!なんというていたらく!
『名探偵は、ここにいる ミステリ・アンソロジー1』(太田忠司、鯨統一郎、西澤保彦、愛川晶、角川スニーカー文庫)読了。西澤さんのがピカイチでした。この方は、本当に理詰めできっちりと推理を進めていくのね。でもひとつだけ気になる点があるな。鯨さんのは、なんというかスレスレ。ちょっと突飛かなあ。もう少しこの設定を納得させるようにしないとつらいかも。太田さんのはなかなか面白かったです。少年探偵が、コナンくんみたいですね。愛川さんはアクロバティックなトリック。
2月16日(土) 娘の、保育園での最後の発表会。最年長ともなると、出し物も多く、他の小さいクラスと比べてすごくおねえちゃんに見える。最後の劇のあと、日頃強気でしっかり者の担任の先生が、ひとりずつ子供の名前と配役を読み上げながら、ふと気づくと舞台の袖で涙をぽろぽろこぼしていた。きっと万感の思いがあるのだろう。つられて思わずもらい泣き(恥)。いろいろ御世話になりました。本当にいい保育園でした。今日の先生の涙、きっといつまでも忘れない。あとひと月で、卒園です。
『ゆっくりさよならをとなえる』(川上弘美、新潮社)読了。一番「いいなあ」と思ったのは、160Pの「気になる本」についてのエッセイ。好きだった人に勧められて読んだ本の話。わかるなあ、これ。私は100%全開の恋愛小説より、隠し味程度にちょっと入ってる、やや抑え気味の恋愛話のほうが実はずっと好きなのである。そのひかえめさがなんとも切なく、やるせなくて、かえっていっそう余韻がいつまでもほんのり胸に残る。この短い2ページ弱のエッセイは、まさにそんな感じである。
川上弘美のエッセイは、どれもなんだかほんのりとかなしい。幸福なのに、静かで、さみしくて、すこうしせつない。それは彼女の小説の読後感によく似ている。ときどき出てくるちょっとした古い言葉も、とても好き。「よるべない」とか。しみじみとした、実に心地よい1冊であった。☆5つでもいいな。
新刊速報、更新。
2月15日(金) 本日、『SFが読みたい!2002年版』(早川書房)入荷。やっぱ、千葉と東京はタイムラグがあるニャー。昼休みにむさぼり読む。くうっ、幸せ(笑)。まずは北野勇作の、『かめくん』国内篇第1位受賞コメントを読む。次に山岸さんの、イーガン『祈りの海』海外篇第1位受賞コメント(おめでとうございます〜!)。おうっ、SFマガジン4月号に、イーガン中篇が載るそうな。買わねば読まねば!北野さんも、同4月号に短篇「イモリの歯車」が載るそうな。ダブルでうれしいよ〜。
関西作家お笑い座談会は、あとの楽しみにとっておく(笑)。お次はマイベスト5。きゃー!瀬名さんが、『トリツカレ男』(いしいしんじ、ビリケン出版)を入れている〜〜〜!!な、なんていいひとなんだ!一瞬、くらっと惚れそうになったよ(笑)。
そして「このSFを読んでほしい!」出版社ごとの今年の刊行予定。きゃー!早川書房が、《ハヤカワSFエンターテイメント・シリーズ(仮)》を4月に創刊ですと!しかもラインナップが超豪華!4月北野勇作、5月小林泰三、6月恩田陸、9月高野史緒などなど。ハヤカワさん、あ、ありがとう〜(感涙)。買って読みますからね!ああ、北野さんの新刊がもうすぐ読めるのねっ!扶桑社の、SンリオSF文庫刊行予定の翻訳も進んでる、って何だろうなあ。あ、徳間はぶたぶたとレンズマンの続刊を準備中みたいですよ〜。
「ファンタジイが読みたい!」のおすすめファンタジイ座談会も非常に読み応えあり。いい読書ガイドになってます。皆様の、ファンタジイへの思い入れと愛が炸裂してる。何よりハリポタに肯定的なのがうれしい。
ところで、いつもの水玉さんの表紙のマンガ、「SFともだち」と「ウルトラマンのご本」に爆笑。「カクゴはいーい?」って、おかあさんコワイ(笑)。ところで、『AΩ』(小林泰三、角川書店)ってやっぱりこわいの?ねえ、こわいの?(泣)>ビビっている
本田武史くん、4位おめでとう!しかしあなたは、いつ見ても私の従兄弟にうりふたつ(笑)。
あ、関係ないけど、ハロ予約しちゃったーい。24日発売予定って言われた。えへへっ。
2月14日(木) バレンタインデー。同僚(女性)から、アランジアロンゾのチョコレートをもらいました。こういうの、「義理チョコ」ならぬ「友チョコ」って言うんだって。面白いのや、珍しいのを見かけると、女の子どうしでもけっこうプレゼントしあったりしますよね。
娘の頼みで、小学1年生準備号の付録「とっとこたんけんハム太郎学校めいろゲーム」を作らされる。ははん、小1のなんて楽勝楽勝、と思ってたら…うがー!!難しいよう!細かいよう!時間かかるよう!なんでこんなにややこしいんだよう!気がつくと、ものすごく真剣に取り組んでる自分がいた(笑)。こういう雑誌の付録って、けっこう子供だけじゃ作れないような高度なのが多いよね。しかし、こういうの考えるひとってすごいよなあ。
2月は、新刊もそう大物がなくて、書店もほっとひと息という感じ。今日は『サブウェイ』(山田正紀、ハルキ文庫)が出てました。『猛スピードで母は』(長嶋有、文芸春秋)は思ったより初速がゆっくり。
今日、理論社に問い合わせたところ、いしいしんじさんの新刊は、5月か6月くらいの予定だそうです(まだ未定らしいですが)。タイトルは、『麦ふみクーツェ(仮)』だそう。
そういえば、2月8日に発売になった「別冊文芸春秋」のラインナップがすごいですね。佐藤亜紀、森博嗣、重松清、岩井志麻子、角田光代、などなど。小説すばる2月号も、古川日出男に乙一、本多孝好、森絵都などなど。豪華だなあ。時間があれば読みたいけどなあ〜。
本の雑誌3月号を買う。ほほほ、kashibaさんたら、古畑ですか!(笑)特集は「最強の老人!」。私が思いつくのは、アニメ「ワンピース」に出てきた、ドクタークレハ。「若さの秘訣かい?」「聞いてねーよ!!」老人なんていったら張っ倒されそうな、元気で強くてかっちょいいお婆様。密かな私の将来の理想像(笑)。
2月13日(水) あちこち出かけて疲れたっす。が!今日は職場の駅周辺を歩いていたら、通りすがりにすごいお店を見つけてしまったのですよ!店中至るところフィギュアだらけ!(笑)思わず狂喜乱舞。ああ、青い鳥はこんな近くにいたのねっ>違います。あのどうしても出なかったキングペンギンも、ハーロックも売ってる〜!引越し前なのも忘れ、がしがし買い込む。というわけで、ペンギンはようやっとコンプリートしたよ〜>πRさん
ちょびっツのフィギュア、この店では見かけたのだが、ガシャポンの機械はこのあたりでは全然みかけない。う〜ん、あまり出回ってないのか?
あと、レモネードのおいしいお店を見つけたり。生のレモンを、その場で絞ってくれるのだ。すっぱ〜!うま〜い!
WEB本の雑誌の炎の営業日誌(2月8日)で、すぎえさんにお先に書かれてしまったが、本の雑誌社では、購入本は各自すべて自腹だそうな。すごい!書籍手当て、とかあるんだとばっかり思ってましたよ!ああ、あったらいいなあ、書籍手当て(夢)。ちなみに「耳に鉛筆」は単なるクセなんで気にしないで下さい(恥)。決して過去に競馬ファンだったわけではありませんので。ホントに。>すぎえ様
2月12日(火) 3月の末に引越しが決定。加えて娘の卒園、入学(学童保育含む)があるので、これから4月末くらいまでは地獄のように忙しくなりそう。やることはめちゃめちゃ多いが、でも明るく前向きな忙しさ。春色の新しいドアを開けるような気持ち。ちょっとドキドキワクワク。
やっぱり、女には巣づくりの本能があるんだと思う。引っ越す先の家のことをあれこれ考えるのはとても楽しい。そういや、結婚するときも、結婚じたいや結婚式なんてものより、新居のことばかり考えていた気がする。雑誌や雑貨店を見て、どんなインテリアにしようかなあ、とか。遠足の前の晩や、旅行の荷物を詰めている時の気持ちに似てるかも。ま、スタートしてしまえば、今度の家もどうせまた本に埋もれるのは確実なんだが(笑)。目標としては、こ、今度こそは、お客様を呼んでも恥ずかしくない程度の(散らかり加減の)おうちに!>できるのか?(笑)
で、『ゆっくりさよならをとなえる』(川上弘美、新潮社)について。ああ、やっぱりエッセイでも川上弘美は川上弘美。社会や時流の、ジェットコースターなみのスピードなんてどこ吹く風。彼女はひとり、ゆっくりゆっくり、自分の歩幅で道草しつつ、の〜んびり歩いてる。そんなエッセイだ。なんで、こう他人の日常って、読んでて面白いんだろうなあ。もちろん、彼女の文章やその底にきらりと光る、独特の感性がよいのだろうけど。
「エレキな春」という短いエッセイが、特にうれしかった。ああ、私と同じだ、と思った。彼女同様、私もぼうっとしてる人間だったのだ、昔。学生の頃。しっかり黒板を見つめ、先生を見据え、あまりに真面目に授業を聞いてるので、といって指される。でも答えられない。なぜなら、心ははるか遠くをぼんやりさすらっていたからだ(笑)。実は今でも、ちょっとそういうところはあるかもしれない。現実的なように見えて、実はすぐ心がトリップしてしまう。あらぬ世界に向かって。
あと、「しょうがパン」というエッセイもうれしかった。私が子供の頃憧れたのは、「ぶどう酒」と「ピザ」。どんな味なんだろう、ってずっと思ってた。のちに実際に現物を飲み食いしたが、「違う〜」と思った。今でも違うと思ってる。「ぶどう酒」はもっとこっくりしてて、とろりとまろやかなもんだとイメージしてた。「ピザ」は、うーん、うまく言えないけど、もっとやさしい感じ。
通勤本は『とむらい機関車』(大阪圭吉、創元推理文庫)。表題作だけ読みました。いやあ、文章が!味がありますなあ。そして何より、こんなに切ないミステリとは思わなくてびっくり!なんとも余韻の残る短篇。
2月11日(月) 1日、家でおとなしくしてました。おかげさまで、風邪はだいぶ回復。
昨夜、恩田陸だけ読むつもりで『殺人鬼の放課後 ミステリ・アンソロジー2』(恩田陸、小林泰三、新津きよみ、乙一、角川スニーカー文庫)を開き、気がつくと読了。
恩田陸は文句ナシ。あの傑作『麦の海に沈む果実』(講談社)の番外編ですね。実は私、あの「陸の孤島の架空学園もの」という舞台設定が大好きなのですよ!モロにツボ。恩田陸ベスト3に入るほど(たぶん)。どこにも実在しない、あの本の中でしかありえない、まさに物語のための物語。ひたれますわ。いつまでもこの物語の中に沈み込んでいたくなるほど。その登場人物のひとり、ヨハンがこの短篇の主人公。彼も実にいいキャラなのよ。そうだね、萩尾望都の学園ものっぽいよね。この話もすごくよかったです。恩田さん、また書いてね。
が!次の小林泰三がすごかった!こ、こ、怖かったよ〜!!(絶叫)。前に『奇憶』(祥伝社文庫)を読んだとき、その気持ち悪さと恐怖にすっかりビビり、どんなに評判がよくてもニ度とこの方の本は読むまいと決めていたのをすっかり忘れてたよ(涙)。この方、本っっ当にうまいと思う。私、ホラーは苦手でほとんど読んでないのですが、小林泰三はおそらく並みのホラー作家じゃない。ああ、どう言えば、この感覚を理解してもらえるんだろう。とにかく上質で、濃厚で、安っぽいB級ホラーとは全然違う。最初の1行のつかみがまず素晴らしい。「わたしたち、誘拐されたの。小学校から帰る途中、公園で道草してた時に」唐突に恵美はそんなことを言い出した。こんな一行をしょっぱなに書かれて、そこで読むのをやめる方がいたらお目にかかりたいものだ。で、それに惹かれてずるずると読み進めたら、…うわぁあああ!!もう、声を限りに叫んで全力疾走で逃げ出したくなるほどの、完璧で強烈で絶対的な、嫌悪感と恐怖(ああダメ、こんな表現じゃ全然甘い。もっともっとすごいんだよ)。実際私は読みながら「ひーっ」て叫びましたよ。まいりました。言っとくけどこれ、絶賛してるのよ。
これがあまりに強烈だったので、新津きよみは普通に思えてしまった。これも途中まではなかなかいい感じだったんですが、ラストのインパクトがもっと欲しかったかな。
乙一。これも怖かった!!逃げ場のない恐怖、情け容赦ない残酷さ、グロさ。う〜ん、やっぱ私は『暗黒童話』(集英社)は読めないかもしれない。これとた似たようなグログロかと思うと、手がすくむ。よくできた短篇でした。
ってこれさあ、ミステリ・アンソロジーというよりは、ホラー・アンソロジーじゃんかあ!すっかり騙されたよう!(泣)
で、今日は『サムライ・レンズマン』(古橋秀之、徳間デュアル文庫)読了。いやあ、噂どおりの快作。気持ちよかった。オリジナルをよく踏まえていて、その味を壊さぬよう(オリジナルファンをがっかりさせぬよう)、それでいて、これ単体でじゅうぶん楽しめるように書いてる。この著者の並々ならぬ努力には、心からの拍手を贈りたい。おそらく、もんのすごく大変だったと思う。ホント、面白かったです。あ、「最後の章は不要」に私も一票(どなたかネットで書いてらした記憶が)。できれば16章の最後の一文で、ぴしりと終らせて欲しかったな。
そのあとは『ゆっくりさよならをとなえる』(川上弘美、新潮社)を2/3ほど。これについてはまた明日。
というわけで、今日はアルタイル星域を超光速で疾走してたのですが、最後はちゃんと地に足の着いた現実の世界に戻ってこれたのでした。
2月10日(日) 昼間、風花が舞いました。雪とは呼べないくらいの、ごくごく小さな氷の花。
会社に行かなければ、声はだいぶいいです。うちのなかでもマスクしてますが。
昨日、やよいさんのタレコミで、日経WOMAN3月号をチェック。おお、野ばらちゃんだあ。うんうん、『ツインズ』はハッピーエンドだよね。ちゃんとわかってるから大丈夫だよ。
ところでこの号、特集が「子どもを産んでも働き続ける!」だったのね。表紙が雛形あきこで。むさぼり読んで、涙が出そうになりました。なんだ、こんなにいっぱい同志がいるじゃん!彼女達の言葉、どれをとっても私の日頃思ってることと全く同じで、ものすごくうれしかった。私、子供がいても働きたいと思うことって、すっごく罪なことなのかと密かに思ってた(あんまり責められるから)。そうじゃないよね。いいんだよね。元気と勇気が湧きました。ありがとう。
カップやきそばの「大盛一平ちゃん 夜店の焼そば」を買ったら、中にビッグコミックの超ミニサイズ本が入っててびっくりした。そういえば、なんかタイアップしてたっけ。新聞で読んだわ。こんな小さい本(横6センチ、縦9センチ)だとは知らなかった。なかなかキュート。縮小印刷もきれい。目は悪くなりそうだが(笑)。
最近、ぐりとぐらの新刊が出ましたね(『ぐりとぐらのおおそうじ』、なかがわりえこ、福音館)。すごいよねえ、私が幼稚園の卒園のときにもらった絵本の最新刊だもんなあ。うちには、『ぐりとぐらかるた』があります。素朴でやさしい絵がいいんだよね。大好き。
おおそうだ、喜国さん、『本棚探偵の冒険』(双葉社)、3刷おめでとうございます!2月18日出来。
新刊速報、更新。
2月9日(土) ついに声が出なくなりました。超ハスキーボイス。のどがひりひり。というわけで、今日はもう寝ます。
『サムライ・レンズマン』(古橋秀之、徳間デュアル文庫)を読み始めました。おお、サムライ!日本刀!ルパン3世の石川五右衛門みたい〜!(笑)セリフが頭の中で、つい井上真樹夫の声になってしまうわ。
2月8日(金) ひきつづき風邪。喉がかゆいよう。薬でなんとかごまかしてるので、発熱はまぬがれているが。
もう、梅が咲いてますね。白梅も紅梅も大好き。桜よりも日本的情緒があると思う。というか民話的情緒、かな。
梅の木を見ると、とある話をいつも思い出す。むかしむかし、ある男が山で道に迷って、12の部屋(蔵だったか?)のある大きなお屋敷にたどりつく。そこでたいそうなもてなしを受けるが、そこの女主人に「どの部屋を見てもいいが、2つめの部屋だけは覗いてはならない」と言い渡される。が、好奇心にかられて男が覗くと、梅の花が満開の部屋からうぐいすが飛び立ち、屋敷は夢のようにあとかなもなくすべて消えてしまう、というようなお話。たしか昔、小学校の国語の教科書に載ってました。うぐいすの絵がついてたと思う。谷山浩子の「二月の部屋」という曲もありますね(アルバム「もうひとりのアリス」収録)。
ああっ、昨夜、あれほど気をつけていたのに、京極夏彦見逃した〜!!!(涙)。本読んでたもんで。でもネットの皆様のおかげで、話の内容は少しわかったので感謝。
『銀河パトロール隊』(E・E・スミス、創元SF文庫)、昨夜読了。早めに乱読書きたいけど、ちょっと体調悪し。むー。読んでて意外だったのは、戦いにテレパシーみたいな思念を使うところ。なんとなく、もっと物理的な戦闘をするんだと思ってたんで。なんか、超能力者どうしの戦いみたいね。星間宇宙船での皆様の助言を受けて(ありがとうございます)、次は『サムライ・レンズマン』(古橋秀之、徳間デュアル文庫)に決定。
新刊速報、今日は無理かな。ダメならまた後日。『90年代SF傑作選(上、下)』(ハヤカワSF文庫)が3月下旬に出ます〜!山岸さん、内容期待してますよ〜!
2月7日(木) のどをやられました。風邪ひくと、必ず喉にダメージを食らう私。アセロラのどあめがお友達です。すっぱくておいしい。達です。
昨日の日記ですが、某所からタレコミがありました。いとうせいこうは、NHK教育の「天才ビットくん」という番組に出ているらしいのだ。娘に問いただしたところ、「そうだよ」とあっさり白状する。「どんな番組なの?」と聞くと、「あのね、ドクターフグがしんじゃったんだよ!あ、いっとくけど、フグはにんげんじゃなくて、絵だからね」…ごめん、おかーさん全然わかんないや(笑)。
わー、u-ki総統(2月7日の日記)がSF以外の本だと、当サイトを本選びの参考にしてくださってると!う、うれしいです〜。それにしても最近、乱読サボりまくり。やばし。ところでネット書店は、病院にまで運んでくださるんですか?前にbk1はできると森山さんが書いてましたが。
万引きについては、おそらく書店員は誰も皆、怒りのパワーで「かめはめ波」が出せるくらいだと思う(笑)、たぶん。とにかく罪悪感がなさすぎ。モラルが崩壊してる。書店に限らず、すべての販売業においてなんでしょうけど。
今日見つけた新刊。『なぜ、メールは人を感情的にするのか』(小林正幸、ダイヤモンド社)。中身はまだよく見てないんですけど、でもホント、メールや掲示板って、なぜこんなにも人を感情的にするのかって思いません?そういえば、村上春樹は、書いたメールを必ず一晩寝かしておくそうです。ゼッタイにすぐに送信はしないんだって。なんか、彼らしいな。
『銀河パトロール隊』(E・E・スミス、創元SF文庫)、あとちょっとで読了。これが終ったら、『サムライ・レンズマン』(古橋秀之、徳間デュアル文庫)にいこうかと思ったが、やはり全巻読み通してからのほうがいいのかな?だって、1巻目だとまだキニスンが未婚みたいだし(笑)。どうですか、既読の皆様?
2月6日(水) 雨があがったら、春のような暖かさ。そういえば、線路ぎわの土手はもうオオイヌノフグリが満開に。小さな青と白の花が、早くも春の訪れを告げていました。
ヘタレぎみ。本もほとんど読めず。寝ても寝ても眠いし。
スーパーで、「ロックチョコ」というチョコレートを発見。本当にそのへんの道路の砂利みたいに見えるんだよ。どこからみても、とうてい食べ物とは思えない(笑)。でもこれが、案外おいしいのよ!韓国製だって。メーカーは忘れたけど。
今、「ウンナンのホントコ!」で「メルコン」というのをやっている。メールだけで会話して、合コンするというもの。すると娘が「あ、いとうせいこうさんって知ってる!」と言う。な、なんで?「どこで知ったの?」と聞いてもニヤリと笑って教えてくれない。なんだよ!気になるぞう!(笑)
2月5日(火) 昨夜は10時半に就寝。「眠らぬ夜の女王」と呼ばれたこの私が!>ヤケクソ(笑)
今日も風邪っぽい。夕食後、薬を飲んだら睡魔が襲ってきて、居間でばったり1時間ほど寝てしまう。娘はひとりで、パソコンのペインタでお絵かきしてた模様(笑)。ちょっとやり方教えたら、すぐ覚えちゃった。
店では、新潮社の常備入れ替えをやりました。しかし、この常備というのもそろそろ考えたほうがいいのではないでしょうかね。便利ではあるんだけど、無駄な手間も多いような気がする。メリットとデメリットをはかりにかけたら、どちらが大きいのだろう。何かもっとうまい方法がないだろうか。
『銀河パトロール隊』(E・E・スミス、創元SF文庫)、半分ほど読了。お、面白い!面白いよ!!星間宇宙船で皆様から情報をいろいろいただき、ありがとうございました。アニメ(劇場&TV)やCDになってたとは全然知りませんでした。キャプテン・フューチャーは知ってたんけどなあ。レンズマンはいつ頃だったのでしょう?アルフィーが主題歌なら、けっこう最近ですよね?昔の表紙ってのも見てみたいなあ。ダイジマンなら持ってるかな?
2月4日(月) ちょっと風邪をひきそうな予感。棚卸が終って、気が抜けたのかな。ホコリもいっぱい吸っちゃったしなあ。
にじむさんも2月4日の日記に書いてる少子化問題ですが、ちょうどタイムリーに、昨日の朝日新聞書評欄に『人口減少の経済学』(原田泰、PHP研究所)という本が出てましたね。
新刊速報、更新。
2月3日(日) 雨。節分。ヨーカドーでは、丸ごとかぶりつくための太巻きを売りまくっていました。去年もやってたっけ?なんか今年はやたらセールスに力が入っていたような印象。これ、太巻きなら中身はなんでもいいんでせうか>この風習をご存知の方。ちなみに私はヒラマドさんに聞いたのが初めてだったような記憶があります。関西の風習なの?
娘はおとといの金曜に、保育園で豆まきをしたそうです。先生の連絡帳のコメント「はりきって投げていましたよ!」今日も豆を買ってきたのに、まく前に寝てしまったわい。しかたない、母が食べてあげよう。えっと、トシの数?じゃあ年女だから、24個ねっ>サバ読みにも程があるぞう
今日からスタートの「ギャラクシーエンジェル」に娘大ウケ。先が思いやられます>親のせいか?(笑)見逃したけど、仮面ライダーはどうだったのかな。
『銀河パトロール隊』(E・E・スミス、創元SF文庫)を1/4ほど読了。懐かしのクラッシャー・ジョウシリーズを思い出しました、ってこっちが本家なんだけど。まさに宇宙冒険活劇。もう、むっちゃくちゃで楽しいのなんの。とにかくスケールがでかくて、表現が大げさなのよ。なんとかいうでかいミサイルが7ついっぺんに爆発したときの様子なんて、「銀河系のどんな言語でも適切な描写は不可能」だもんなあ(笑)。しかし読んでる割になかなかページが進まないのは、やはりダイジマンも言ってたとおり、「(この文庫)もっと分厚いかと思ってたら、案外薄かった」ということですかね。ようするにけっこうボリュームがあるのを圧縮してる?それにしても、これが70年近く前に書かれたってのは驚きだね。古さを感じない。スピーディだし、小難しくもないし。
u-ki総統の『動物化するポストモダン』(東浩紀、講談社現代新書)の感想と、kashibaさんの『ふるさとは、夏』(芝田勝茂、パロル舎)の感想(1月31日)が実に素晴らしいのでリンクしておきます。こんなにかっちょいい感想かかれちゃったら、私なんぞの出る幕ないなあ。どちらも絶賛なさっているので、うれしい限り。ふふふ〜。
2月2日(土) 昨日書き忘れましたが、『仮面ライダーアギト超全集(下)』(小学館)が出ましたよ、アギトな皆様!(笑)
u-ki総統が長期入院というので心配してましたが、日記を読んでちょっとほっとする。お大事にね。
銀河通信1月号、アップしました。2日だけ遅れちゃったな。残念。今日はこれに力を使い果たしました〜。
2月1日(金) 最近、時間のたつのが早すぎ。あっという間に1日が終る。
な、何よう、『謎のギャラリー』ってハードカバーと中身違うわけ?じゃあ、やっぱり文庫版も買わなきゃいけないのね〜(涙)。というわけで、『謎のギャラリー 名作博 本館』(北村薫編、新潮文庫)と『謎のギャラリー 謎の部屋』を買ってきました。まあっ!ゴフスタインの絵本が入ってるわ!このひとの絵、いいですよね。宮部みゆきとの対談も入ってて、こりゃお買い得だわな。ああ、今日は山のように文庫を買ってしまっただよ…。
祝!『ムジカ・マキーナ』復刊!5月に早川書房からだそうです。高野史緒さん、おめでとうございます!私も未読なので、楽しみです。
森山さんとこの、独断と偏見で選ぶベストサイエンスブック2001。いやあ、こういうのって、見てるだけでも楽しいですね。
その森山さんの日記にもあったけど、出生率低下のニュース。あの、そんなに人口が減るのって困るのですか?地球にとってはいいことじゃないの?だって、人間多すぎてあふれそうなんでしょ?これ以上増えたら、住むところも食べるものも資源も働き口も大変なんじゃないの?人口増加が下降線に入ってきたんなら、それにあわせた社会を作ればいいんじゃん。どんどん増えるのが当たり前、と考えてるほうがおかしいよ。今の社会の現状で、どうやって子供を産み、育てよというのか。少子化なんて、あったりまえだっての。
景気も縮小気味だし、もうモノをばんばん売って儲けて、っていう資本主義的なしくみ自体が縮小しつつあるのかも。モノを売らなくても食べていける方法、ってのを考えないとなのかな。っていうと、時給自足の農業?
『地球儀のスライス』(森博嗣、講談社ノベルス)読了>って今ごろかい!いえ、もったいないからゆっくり読んでたのよほほほ。で、新シリーズキャラクターってどれ?この「気さくなお人形、19歳」かな?
通勤本は『銀河パトロール隊』(E・E・スミス、創元SF文庫)。あうう、これは映像で見たい!今すぐ私の目の前に見せてくれえ!