・8月31日(土) 明日から9月なので、トップの画像を変えてみました。そういや、明日は映画の日だっけ?
がーん!「ウォーターボーイズ」見そびれたー!娘と「あずまんがドンジャラ大王」やってて!>だめじゃん
8月末は、書店の常備切り替えラッシュ。てっとりばやく言えば、出版社からお預かりしてた本をいったん全部棚から抜いて返品し、新しい本と入れ替える作業です。昨日は徳間書店と文藝春秋をいっぺんにやって、死にそうになりました。これはものすごく精神の集中を必要とする作業なので、大変疲れるのですよ。やったあとはすごくすっきりして、気持ちいいんですけどね。
文藝春秋の本格ミステリーマスターズが先日3点同時発売に。う〜ん、ちょっと装丁が地味かなあ。最初は島田荘司(『魔神の遊戯』)の売行きがよく、ついで山田正紀(『僧正の積木唄』)が追いついてきました。柄刀さん(『凍るタナトス』)、がんばれ!
本日の新刊。なぜか『アジアンタムブルー』(大崎善生、角川書店)と『最後の記憶』(綾辻行人、角川書店)が大量入荷。角川さん、力入れてるのかな?
講談社文庫の『マークスの山』は、発売が10月以降に延びてる模様。
月刊「フラワーズ」10月号、吉野朔実の連載が唐突に終っていた。え?これでおしまい?ホント?あ、今月は羽海野チカの読みきり「スピカ」が載ってますね。相変わらず、かっわいいなあ〜。
月刊「メロディ」10月号には、竹宮恵子のSF「ブライトの憂鬱」前編が。来年の2月号には、清水玲子の「秘密」シリーズが載るみたい。わーい!そして1月号からは、よしながふみと成田美名子の新連載も!
のだれいこさんの8月30日の日記で、ワールドコンにいらしてる海外SF作家の写真がいっぱい見られますよ!
・8月30日(金) 夏がラストスパートをかけてるかのような暑さ。湿った南風は潮の香り。
現実を受け入れるのに半年近くもかかってしまった。無意識に逃げてたんだな。あまりにつらくて。
さっき、「北の国から 記憶 後編」を見てました。でもうっかり今日放映だってのを忘れてて、見始めたのは10時くらいから。ラストはボロ泣き。来週は必ずビデオをセットしなければ。
今日はコミックデー。『Heaven?』4巻(佐々木倫子、小学館)、『20世紀少年』10巻(浦沢直樹、小学館ビッグコミックス)、『MOONLIGHT MILE』4巻(太田垣康男、小学館ビッグコミックス)購入。『Heaven?』は、ますますオーナーが暴走してます(笑)。『20世紀少年』は、とあるシーンに号泣。しかしさらに謎が深まってしまったではないか。関係ないけど、ケンヂって某知り合いにそっくりなんだよなあ。『MOONLIGHT MILE』は早く続きが読みたいです。
『少年と少女のポルカ』(藤野千夜、講談社文庫)表題作のみ読了。深刻に考えると暗くなるようなヘビーなネタだけど、そこを明るく軽快に書いてるところがいいです。中学生や高校生が読んだら、すごく勇気づけられる1冊のような気がします。
・8月29日(木) 浮上。くすんでたってしょうがない。みっともない。自分で輝き見つけないと。誰かの光をもらって輝く月じゃなくて、自分の内側から光る太陽になれるよう頑張ろう。もう大丈夫。
『ポプラの秋』(湯本香樹実、新潮文庫)、さきほど読了。これもすごくよかった。☆4つ。突然父親を亡くした7歳の女の子の話。うっく、うちの娘と同じ年だよ。なのになんとしっかりしてることだろう。唐突に父をなくして、気持ちの行き場がなくて戸惑う子供の気持ちがとてもよく書かれていた。小さいながらも母を気遣い、自分がしっかりしなくちゃと緊張するあまり、熱を出してしまうそのけなげさ。ふたりの引っ越したポプラ荘の大家さんであるおばあさんに、父への手紙を託す子のいじらしさ。なんていうかな、決してお涙ちょうだいではなく、子供の気持ちがとても素直に書かれているのよ。小さいながらも悩み、苦しみ、おびえ、でもそれを誰にも(母にすら)言えず、周囲を気遣って。これは本当に子供が主人公の話。素直に彼女に感情移入して読みました。
おばあさんは、そんな不安定だった彼女の心を支えてくれた、とても大事な人だった。最初はこわかったけど、いつしか心を通い合わせるようになる。ぶっきらぼうながら、心暖まるふたりの交流。おばあさんが、彼女をへんに甘やかしたりせず、子供扱いしないところがいい。やっぱりラストは涙、涙でしたよ。でもこうくるとは思わなかったな。やられた。
『春のオルガン』(徳間書店)は店に在庫なかったので、注文してみます。
まこりんさん、復活してるの気づかなくてごめんなさい。本当にうれしいです!
新刊速報、ちょっとだけ手を入れました。創元の9月のところだけ。合本火星シリーズ完結の『火星の古代帝国』は、人造人間モノの単発作品「モンスター13号」を併載。野田昌宏氏による火星地図と、バローズ小伝も収録だそうです。発売日は9月21日ごろ。
友人宅で見せてもらった「絶体絶命都市」というプレステのゲームがなかなか面白かった。都市で大地震に遭遇、降りかかる幾多の危機の中、必死に生き延びるというサバイバルもの。海上の橋の上から落っこちるシーンで、何度も悲鳴をあげてしまったよ。「悪代官」はイマイチ。もっと面白く作れそうなのに。「あずまんがドンジャラ大王」は最高。買ってしまうかも(笑)。
『夏の庭』(湯本香樹実、新潮文庫)昨夜読了。大傑作。☆4つ半。今まで未読だったことが口惜しい。最初からオチがわかってるのに、後半はもう泣きっぱなしだった。子供たちの気持ちもよくわかるけど、むしろ、おじいさんの気持ちに共感して泣けた。最初は生きてんだか死んでんだかわかんないような淀んだ暮らしをしていたのが、子供たちとかかわるようになってから、だんだんと生活にハリが出てくるところ。しおれた花が水を与えられたように、みるみる生き生きしていくのが、なんだかとてもうれしかった。種屋さんのおばあさんと昔話に花が咲くところも泣けた。もう本当に、どの場面も全部よかった。誰でも、その人の歩んできた人生がちゃんとある。傍目には見えないけれど。楽しいことも、暗いことも。子供たちも、おじいさんと出会って、自分らのテリトリーよりひとつ外の世界を知る。そして彼の死にあって、ぐっと成長していく。ラストシーンのひとまわり大きくなった彼らに、じんときた。
引き続き『ポプラの秋』(湯本香樹実、新潮文庫)いきます。『春のオルガン』(徳間書店)は店に在庫あるかな?
・8月27日(火) ちょっと鬱。結局のところは、さみしいだけなのよ。
『ポプラの秋』(湯本香樹実、新潮文庫)と『宇宙兵ブルース』(ハリイ・ハリスン、ハヤカワ文庫SF)、『Hana−Usagi』2巻(小林賢太郎、講談社)を購入。『パーク・ライフ』(吉田修一、文藝春秋)も欲しかったんだが。
『800』の書評(というか紹介)は日曜日の朝日新聞だったそうです。加藤様、ありがとうございました。
『夏の庭』(湯本香樹実、新潮文庫)を読み始めました。ああ、これはいい話だね。
本日、カウンタが55万を越えた模様。ゲットしたのはISOLA職人様。ありがとうございます。
・8月26日(月) 今日も暑い1日。でもさすがに盛りを過ぎた暑さ。
遅番だったので、朝のうちにSFマガジン10月号の恩田陸特集を読む。『ロミオ〜』、面白そうですね。私の年代にはビンゴだろう。ううむ、『蒲公英草紙』は年内刊行は無理のようですな。残念。しかし「常夜」の別シリーズが先に始まるかも、というのは期待大。『ねじの回転』という、小説すばるに連載してたものは集英社から今年じゅうに刊行されそうです。これはSFだそうで、楽しみ。『カタツムリの歯』は、そういう設定だったのか。ぜひ読みたいぞ>カタツムリを肩に乗せた女の子のアクション小説>ってナウシカ?(笑)
「遺跡の少女」は、ホントにプロローグだけ。くーっ。お預けの犬状態。
そういや、昨日だかに『800』(川島誠、角川文庫)のとてもいい書評が新聞に載ってたとか。お客様に何度か聞かれましたよ。何新聞か、ご存知の方がいらしたらご一報くださいませ。
『ピンポン』(松本大洋、小学館)全巻読みましたよ。うひゃー、やられた!最初は「この絵はちょっとこわくて苦手」とか思ってたのに!めちゃめちゃカッチョいいじゃんこの話!あまりのカッコよさに5巻目では涙が出そうになったよ。最初、主役はむしろ月本じゃんと思ってたら、やっぱりペコだったんだね。いやあ、ホント、これはやられたわ。完敗。
新刊速報、更新。
・8月25日(日) 夏が戻ってきてしまいました。もう終ったとばかり思って油断してたよ。すっかり身体が秋モードにシフトずみだったため、活動能力が一気に低下。だるだる。
昨夜、『西日の町』(湯本香樹実、文藝春秋、9.10ごろ発売予定)コピー読了。(言い訳じゃないが、出版社の封筒に大きく「湯本香樹美」と印刷されてました。)この著者の作品は恥ずかしながらオール未読だったので、「へえ、こんな感じのひとだったのか」とちょっと意外な驚き。もっとファンタジーっぽいのかと思ってました。梨木香歩みたいな感じなのかな、と。
主人公(現在40過ぎの男性)が、子供の頃に1年ほど一緒に暮らした「てこじい」を回想する、といった内容の話。てこじいは、主人公の母方の祖父。離婚して母親と二人暮しをしている主人公のもとに、ある日ひょっこりてこじいは現れ、家に住み着いた。母とてこじいのなにやら込み入った過去と、それによる激しく愛憎入り混じった母の感情。そして僕とてこじいの、これまた微妙な心の触れ合い。
過去と現在がいきかう描写により、内容に深みが増している。子供の視点からみた「てこじい」だけでなく、現在の年齢である大人の視点からみた「てこじい」も語られているから。昔はわからなかったけど、大人になった今ならわかること。そこからじんわりと染み出るのは、人生の哀しみ。
淡々としたリアルな筆致で、ひとことではいい表せない肉親の複雑な感情を描いた傑作。どちらかというと、純文学に近いテイスト。
『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス、ハヤカワダニエル・キイス文庫>長い^^)を本棚から引っ張り出してみたところ、主人公のチャーリイは32歳、とあるではないですか!「青年」というイメージがあったのでちょっとびっくり。なんとなく、10代後半〜20代前半くらいかと思ってました。で、キャスティング、金城武なんかもどうですか?>しつこいぞ
乱読、ひさびさの更新。
・8月24日(土) SFマガジン10月号発売。恩田陸特集だっ!新シリーズ・プロローグの「遺跡の少女」掲載。三村美衣さんとのインタビューや、恩田陸前著作解題も。恩田陸ファンならゼッタイ買いですよ!待望の『ロミオとロミオは永遠に』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)は、発売が8月下旬から9月に延びてる模様。というか9月を目ざして編集中、ということはもっと延びるのかな。気長にお待ちしてますよ、恩田さん。
本日はSFマガジンと、『トルコで私も考えた』3巻(高橋由佳利、集英社)、『からだのひみつ』(学研まんがひみつシリーズ)購入。『からだ〜』はもちろん娘用。自分が昔読んだのと、中身が全然変わってないところがうれしいねえ。娘は寝るまで、夢中になって読んでいましたよ。
9月10日ごろ発売予定の、『西日の町』(湯本香樹実、文藝春秋)の、「文学界」4月号に掲載された全文コピーもいただいているのだった。これも読まなくちゃ。『夏の庭』(湯本香樹実、新潮文庫)は、「新潮文庫の夏の百冊」内での隠れたベストセラーなんですってね。何十万部も売ってるとか。私も持ってるんだけど、積読のままなのだ。
・8月23日(金) はあ〜〜〜〜。先ほどまで、テレビスペシャル「北の国から 記憶 1980〜87 前編」を見ていました。2時間、ひたすら泣きっぱなし。泣いたあとって、どうしてこんなにぐったりするんだろう。プールで2時間泳いだ、または5キロマラソンをしてきたような心地よい肉体的疲労を感じるよ。
ああ、それにしても懐かしいことよ。私は全部見てますから。純君も蛍ちゃんも、まるで自分のイトコのちっちゃい頃を見るようだよ。横山めぐみの輝くようなかわいらしさときたら。「北の国から」は、この「初恋」がピークだったと個人的には思っている。ここまでの出来は本当に文句のつけようがない。この後はなあ、ひたすら暗くなるんだよな。でも「遺言」はゼッタイに見るよ。できれば天の岩戸にこもって、ひとりでじっくり見たいよう。
『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス、ハヤカワ文庫)が10月から3ヶ月の連ドラになるそうな。しかし主演がユースケ・サンタマリア……。彼は好きだが、たとえばオダギリ・ジョーなんかのほうが合うような気がするなあ。
あと、森山さん情報(8.22)によると『黄泉がえり』(梶尾真治、新潮社)が映画化とか。こちらは草なぎくん主演。
本日の新刊。『女王陛下の少年スパイ!アレックス ストームブレイカー』(アンソニー・ホロヴィッツ、集英社)。これ、カバーイラスト&挿絵が荒木飛呂彦書き下ろしなんです。最初、ジョジョのノベライズかと思いました(笑)。本の判型はA5で文字が大きく、ハリポタ風。児童書とファンタジーのあいのこみたいな感じ。ポストカードもついてますよ。
『海辺のカフカ(下)』(村上春樹、新潮社 9.12発売予定、サイトはこちら)読了。不条理でありながら、じんと心に沁みる話でした。私は好きだな、これ。非常に彼らしい話だと思います。『ねじまき鳥クロニクル』よりは筋が通ってて、わかりやすい。でも『スプートニクの恋人』なんかよりはずっとヘンテコな、わけわからん話です。
本当のことって、重すぎてとてもそのままでは書けない。だから著者はわざとこういうシュールな設定にして、その架空の物語中に人生の真実をぽつぽつと挿入して登場人物たちに語らせている。そんな気がします。ああ、私も人生ってそういうもんだと思うよ、と深くうなずく箇所がたくさんありました。そして例の如く、この物語のキーワードは「空白」です。
新潮社のPR誌『波』9月号(8月25日頃発売)に、このHPでも徐々に公開している、村上春樹さんの『海辺のカフカ』についてのインタビューが載るそうです。でもこれに載るのはごく一部で、全文が読めるは公式サイトのみだそう。インタビューはこちら。まだ続くみたいですね。
・8月22日(木) 会社を出たとたん、さあっと涼しい夕暮れの風。ああ、もうすっかり秋の風だ。わけもなく胸がきゅっとなる。西の空は夕焼けのあとをほのかに残し、東の空は刻一刻と夜になっていく。駅のベンチで、電車が来るまで本を読む。体に風を感じながら、人々のざわめきの中でページをめくるのは、なんて気持ちがいいんだろう。そのままわざと電車を3本ほど見送って、本に没頭する。時間さえ許せば、1時間くらいそうしていたかった。完全に日が落ちて、夜がやってくるまで。
恐れていたとおり、本日は新刊の嵐。『イカ星人』(北野勇作、徳間デュアル文庫)、『十八の夏』(光原百合、双葉社)、『王国』(よしもとばなな、新潮社)などなどもう書ききれないほどたくさん。上記の本は私の購入予定本だが、本日は給料日前ですかんぴんのため、『イカ星人』しか買えず。ぎりぎり(>歯噛み)。そういや吉本ばななは、「よしもとばなな」にペンネームの表記を変えたそうだ。でも、なんだか「よしもと」っていうと新喜劇のイメージがなあ(笑)。前のまんまでいいのに。
『ハチミツとクローバー』1,2巻(羽海野チカ、集英社)は、当店入荷ゼロでしたよ!(泣)ネットダイレクトも、「品切れ」の連絡が。うがー。年末を待つしかないのか。
鼻兎ほしい〜〜〜!!!そうか、2巻は27日か。さんきゅう、ちはら嬢!
『ベル・エポック』11巻(逢坂みえこ、集英社ヤングユーコミックス)読了。えっ、これで最終巻!?マジで?というかなり中途半端な終り方が気になるなあ。というかいつでも続きが描けそうですね。今回は綺麗ちゃんではなく、新人の女の子るなちゃんがメイン。これは雑誌を作ってる人間なら涙なしでは読めないでしょう。感動、っていうか逢坂みえこ、思いっきり描きたいこと描いたな(笑)。たかだかウン百円の雑誌だけど、これってまさしく作ってる人たちの血と汗と涙の結晶なんだよね。確かに読み捨ててる人が大部分だけど、でもね、大事に大事に何十年もとってある人もいるし、とってなくてもずっといつまでも忘れず心に刻んでる人もいるよ、るなちゃん。頑張れ!
「(前略)恋をするというのは要するにそういうことなんだ、田村カフカくん。息をのむような素晴らしい思いをするのも君ひとりなら、深い闇の中で行き惑うのも君ひとりだ。君は自分の身体と心でそれに耐えなくてはならない」(『海辺のカフカ(下)』村上春樹、新潮社、9月12日発売予定より)
まさにその通りだと私も思います。恋って、結局はひとりでじっと耐えるもの。
・8月21日(水) 今日も爽やかな1日。日中の日差しはまだ強いが、空気が乾いてて涼やかだ。ああうれしい、家事がはかどるよ!掃除、洗濯、布団干し。午前中にがんがん片づけてすっきり。昼前に外出、買い物など。午後はパワーを使い果たして、ひたすらごろごろ。
先週はアニメ「ヒカルの碁」を見損ねたのでした。そうか、和谷に勝ったんだっけか。原作全部読んだのに、見事にストーリーを忘れているので、毎回次がどうなるのかドキドキしながら見られるというお得な性格>ただのアホじゃん。アニメだと試合中の碁盤が全部画面に映るので、碁がわかる方には面白いんだろうな。で、あの手は全部ゆかり先生が考えてるのだろうか。佐為のも。
『AERA』8.26日号が届く。ありがとうございます。実はこの「本が好きです 増えるんです」という記事、うちもちょびっと取材(つっても電話のみ)を受けていたのでした。記事にはなりませんでしたが。うちなんてネット読書者の中ではごくごくフツーですしね。もっと突出した方がいっぱいいらっしゃるもの。あはは、これって土田さん(8.20)だったのか!私、土田さんの話もしてたんですよ。「他にはあーんなすごい人や、こーんなすごい人もいるんですよお」って。しかし、うちも着々と床積みが溜まってきていてヤバイっす。
『海辺のカフカ』、上巻読了。いよいよ後半突入です。
・8月20日(火) 今夜の空気は、秋の匂いがします。今年最初の秋風。夏もそろそろ、店じまいでしょうか。
お盆は明けたが、新刊はほとんどなし。ってことは、月末にぜーんぶいっぺんに鬼のように出るわけですね…(涙)。ああ、定休日明けのあさってがコワイ。
『海辺のカフカ(上、下)』(村上春樹、新潮社、9月12日発売予定)を引き続き読んでいます。おっ、ちょっとホラーな描写が。この方には珍しいんじゃない、こういうの?もうすぐ、上巻を読み終わります。ここんとこ、時間が取れなくて読書はスローペース。ホント、「家族といると、びっくりするほど本が読めない」ですよね、kashibaさん(8/19日の日記)。
コンビニの罠に落ちてしまいました。そう、ドラえもんです。娘を電車に乗せる暇つぶしにと、小学館の「My First BIG」(コンビニで売ってる300円のやつね)を買い与えたところ、母が見事にハマってしまいました(笑)。今読んでも本当に面白いもんなあ。偉大なり藤子不二雄。「小学○年生」に載ってた記憶がある話なんか、もう懐かしさ炸裂。もちろん、娘も夢中になって読んでます。昨日は「思いっきり大爆笑!!編」と「ゆれる恋心編」を購入。
・8月19日(月) 一泊二日で、大阪に遊びに行ってきました。目的は、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)。なにここ、むちゃくちゃ面白いじゃん!甘く見てた私を許して。想像よりはるかによかったよ。なんでここ、評価低いのか不思議。不祥事はあったけど(笑)。ちなみに某アトラクションが中止になってたお詫びにと、ドリンク類が無料でした。
火薬は聞きしにまさる過激さ。「ジョーズ」とか、ホントに火をつけて燃やしちゃうのね!しかもあちち、熱いよこんなに離れてても!(笑)しかしこれでも最盛期より抑えてるんだろうなあ。こりゃ捜査入っても不思議はないよ。この関西のアバウトさがいいわ(笑)。
乗り物系はどれもハードで、そういうの大好きの私は大満足。ラストに乗った「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がまたすさまじかった。スリル満点。つーか過激すぎ。私は最初から最後まで叫びっぱなし。しまいには「助けて〜」と泣きが入る始末(笑)。
お土産や街並みも凝ってて、まさに大人のための遊園地でした(逆に子供にはスヌーピーくらいしか楽しめるものがなくてキツイかも)。時間がなくて乗れなかったものがいっぱいあるので、またぜひ行きたいです。次回は必ずカッパを持っていこう。どのアトラクションも、びしょぬれになるんで。
梅田古書倶楽部に立ち寄ってちょっと物色。『地獄のハイウェイ』(ゼラズニイ、ハヤカワ文庫SF)を購入。表紙がカッコイイです。
今日は日本橋のガチャポン博物館と、心斎橋のアランジアロンゾ本店へ。ガチャポン博物館はビル全部がガチャポンだらけ、というマニア垂涎の場所(笑)。やっと、「じおらまあずまんが」の大阪さんが出たよ!コンプリート〜。アランジは、2階に飾ってあったぬいぐるみが圧巻でした。近ければ、どっちも新製品チェックに毎週通っちゃうのになあ。
帰りの飛行機はかなり揺れてビビりましたが、無事到着。疲れたけど、収穫の多い旅行でした。
むちゃくちゃ眠い。さっきうたた寝してたら、人と電話してる夢を見た。一番聞きたいところで電波の調子が悪くなっちゃって、よく聞こえなかった。返すがえすも残念だ。
「手をつなぐ」いうのは、とてもシンプルだけど重要なスキンシップだと思う。子供はごく自然に、親や友達など、自分の信頼する大好きな人と手をつなぎたがる。でも大きくなるにつれて、あまりしなくなる。なぜだろう。照れかな。というより、そういう行為じたいを忘れてしまう、といったほうが正しいような気がする。そして大人になって好きな人ができると、またその相手と「手をつなぎたい」と思うようになる。
なんで、「手をつなぐ」というたったそれだけの行為が、あれほどまでに幸福を感じさせるんだろう。心に、そして手のひらに、温かさと安らぎが満ちてゆく。初めて手をつないだ時のこと、覚えていますか?
明日から1泊2日で大阪に行ってきます。台風が近づいてるってのに、飛行機で。無事に帰れるんでしょうか。ドキドキ。てなわけで明日の更新はお休みします。
新刊速報、またちょっとだけ更新。
・8月16日(金) 仕事終って、外に出てびっくり。涼しい〜!建物の中よりずっと涼しくて気持ちいいよ。今夜は冷房なしで気持ちよく眠れそう。
ちょっと庭をほっぽっておいたら、植えた覚えのない草があちこちに。ってそれは雑草だー!(笑)その生命力の強さに、しばし感心。抜くのがもったいないくらいの、元気な葉っぱ。生き生きとした緑。
『海辺のカフカ(上、下)』(村上春樹、新潮社、9月12日発売予定)の仮綴本を読み始めました。こ、これは!以下、自分が読むまで楽しみはとっておきたいという方のため、文字色を変えておきますね。ドラッグしてお読みください。
まだ上巻の半分しか読んでないけど、これは私的村上春樹オールタイムベスト1の大傑作『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』と同じ手法。2つの全く異なる世界が、奇数章と偶数章で交互に語られていく。かたや15歳の家出少年の話、もう片方は猫と話が出来るお爺さんの話。一見全然別の話のようだが、でもどこか繋がりのあるようなないような。村上春樹独特の、不条理でわけわかんない世界が展開する。この奇妙さは『ねじまき鳥クロニクル』とも似てるかな。とにかくこれから話がどう転がっていくか、実に楽しみ!もう寝食ほっぽって読みたいほど。今のところ、謎につぐ謎。
新刊速報、ちょっとだけ更新。
・8月15日(木) 執着しすぎなんだよな。自分でもわかってる。わかってるんだけど。ごめんね。
なんかいろいろ不義理してます。すみません。ってここで謝ってもしょうがないんだけど。頑張らないとなあ。とりあえず、今夜ひとつクリア予定。
店に、藤野千夜の講談社文庫『少年と少女のポルカ』、『おしゃべり怪談』があったのでゲット。芥川賞受賞作『夏の約束』(講談社、ハードカバー)は品切らしい。がーん。まあ、もうすぐ文庫になるような気もするから待つか。レジでお客様が買ってたのを見て、雑誌「クロワッサン」も買ってしまう。特集「利息ゼロ時代、それでもお金を貯めるコツ」に惹かれて。お金のこともなんとかしないとなあ、と思いつつ、こういう雑誌を読んだだけで満足してしまって結局何もしない、というのがいつものパターンなんだけどさ(笑)。
新潮社から9月12日発売予定の村上春樹の新刊『海辺のカフカ(上、下)』のゲラをいただきました。うれしい〜!期間限定サイトはこちら。著者インタビューなどが載ってます。
星間宇宙船に書き込みのあった、山尾悠子の新刊ですが、ホントに国書刊行会から出るそうです!うわお!発売日未定。10月以降、ちょっと延びてるそうですが、でも年内には出る予定とのこと。価格、判型、タイトルなども未定。また情報が入り次第、お知らせいたします。
新刊速報、ほんのちょっとだけ更新。
・8月14日(水) πRさん、ダイジマンと会う。昨夜ダイジマンに「明日、新宿集合」と言ったら、「えっ!?なんで新宿?伊勢丹の古本市は終ったのに?」。もしもし、だーれが古本買いに行くって言いましたか?(笑)
πRさんとお昼&お茶の後、ダイジマンと合流。結局古本ツアーになる(笑)。新宿で1軒、その後「せっかくここまで来たんだから、もっとあっち側(西)に行きたい」というダイジマンの希望で、荻窪まで足を伸ばす。
荻窪って初めてだったんですが、いやあ、よい古本屋がいっぱいある、いい町ですねえ!どの店も、非常に質の高い、立派な古本屋さんでした。それが幾つもあるんだからすごい。3人とも、それぞれに収穫でほくほく。私は味戸ケイコの絵本3冊と、大島弓子の朝日ソノラマサンコミックスを棚にあるの全部買う。こんなに大量にサンコミックスを見たのは初めて。しかも超極美。ほとんどダブリなんだけど、うちのより遥かにキレイ。うれしさのあまり、お店のひとに「ありがとうございました」と言ってしまう。客なのに(笑)。いやあ、ここの店は本当にすごかった。他にもいろいろと。なぜ小林信彦が棚3段も?とか。
ああ、藤野千夜の文庫を買い忘れたよ。昨夜、『恋の休日』(藤野千夜、講談社文庫)読了。「秘密の熱帯魚」はすごく切ない話だった。でもやっぱり軽いんだよね。ダンナがデブ専ホモだったのが発覚して離婚、でも誰にも真相を言えないというマジで考えるとものすごい悲劇な話なんだけど、ウェットじゃない。むしろ喜劇に近い。さらりとした語り口で笑わせてくれる。でも根っこはやっぱり切ないんだよね。だって彼女はまだ彼を愛してるんだもの。その失われた幸福が泣ける。いいよおー、藤野千夜。
往復の車中で『殺意の時間割 ミステリ・アンソロジー4』(赤川次郎、鯨統一郎、近藤史恵、西澤保彦、はやみねかおる 角川スニーカー文庫)読了。楽しく読めました。やっぱ鯨さんが最高かな。安楽椅子探偵(笑)。>(笑)の意味は、読んだ方にはわかるハズ。
・8月13日(火) お盆なので、荷物ほとんどなし。棚を眺めて、ここをこう変えようかな、などとじっくりいろいろ考える。
『恋の休日』(藤野千夜、講談社文庫)、表題作のみ読了。笑っちゃうような運の悪い事故で、高校を退学になった女子高生フィンの、ちょっとしたゆきずりの恋の話。いや、「恋」とまではいかないな。もっと軽い。その自然体の軽やかさが、すごくいいです。軽薄、とは違うの。
父親が入院してて、愛人に看病されてて、しかも病状はかなり悪いらしい。そういう過酷な現実を、彼女はどんな時でも胸の奥に抱えてる。
「ねえ、救いなんてどこにもないよ」という良一の言葉に、フィンは「わかってるから、なんか楽しい話しようよ」と答える。そう、彼女は現実がどういうものか、ちゃんとわかってるの。わかってるから、楽しくありたいの。そこには哀しみを突き抜けた、諦めにも似た明るさがある。そこに私はじんときてしまったの。
過酷な現実にあってもぽかんと明るい、というこの感じは『ルート225』とも共通している。これが藤野千夜のテイストなのかな。だとしたら、私はこの作家、すごく好きだな。
フィンみたいに軽く恋ができたら、いいな。ってちょっとうらやましく思いました。
デジカメで実験。うちのぶたぶたさんとか。おじさんなのにこんな姿に(笑)。なんて遊んでる場合じゃないのだ。
・8月11日(日) 久しぶりにワインなぞ飲んだら、頭ぐらんぐらん。グラス一杯なのになあ。
秋葉原に行って、サイバーショットUを衝動買い(笑)。だってだってー、かわいいんだもんこれ!実物見ちゃったらもうアウト。ひとめ惚れですわ。ホントはブルーが欲しかったんだけど、品切れでピンクを購入。今、バッテリーを充電してるところ(13時間かかるらしい)。ああ、明日が楽しみだわ〜。
他に海洋堂のショップなど回る。着々と娘がおたく化してるような気もする今日この頃。アキデパのUFOキャッチャーで、忠吉さんを連れたちよちゃんをゲット。鼻血ものの幸運だ!娘よ、これはママのだからね!ちよちゃんの前髪をめくって、眉毛出して遊ぶのはやめれ。
あー、やることも本もいっぱい溜まってるのに、へべれけでダメだあ。まいったな。
「トロとタイピング」のバグは直りました。ちゃんとインストールされてなかった模様。いったんアンインストールしてから、修正プログラムをダウンロードしたのちインストールしなおして、解決。
「だだちゃ豆」っておいしいねえ!どっからどう見てもただの枝豆なんだけど、味が全然違う!普通の枝豆より100円くらい高いけど、試しに買って食べてみそ>ダイジマン。塩は小さじ2杯ほど入れるとよさそうよ。ゆで方はこちら。
ださこん6、決定!詳しくはこちら。
・8月10日(土) お盆休みに入った方も多かったのか、今日は店が混みました。半日くらいレジ。腰が痛い〜(苦笑)。カラダなまってるなあ。
子供が漢字を読めないうんぬんについて。私は、本やマンガ(主に後者^^)で漢字の読みはだいたい覚えた気が。小学館のコミックなんて全部ルビつきだったしね(ただし、活字で「見て」覚えた言葉って、発音のアクセントがよくわかんないのがちとネック)。
今の子だって、マンガくらい読むよね?あたしの中・高校生時代なんて、マンガ読まないクラスメイトなんてひとりもいなかったけどなあ。クラスじゅうで回し読みしてたもん、『ブラック・ジャック』(笑)。あれはいったい誰の本だったんだろ。すでに公共物、つーか学級文庫になってたぞ(笑)。
でもケータイやネットやゲームって、全部「文字を読む」ことを必要とする遊びだよね。それで自然に字なんか覚えそうなもんだけどなあ。あ、読めるけど書けないのか。これは私も人のこと言えないかも。最近はキーボードばっかで、手で字を書くことがめっきり減ったからなあ。子供らよ、漢字の書き取りだけは今のうちにやっときなね。大人になったら、もう脳みそガチガチに固まっちゃって、ゼッタイに覚えられないんだから!(涙)
大丈夫、あなたが地道に頑張ってるってこと、必ず誰かがちゃんと見てるから。
昨日書き忘れた新刊。『横山光輝グッズコレクション』(講談社)。CDつき。鉄人28号やジャイアントロボ、バビル2世なんかの主題歌が入ってます(笑)。
本日買ってきたのは『となりの山田くん 3巻』(いしいひさいち、東京創元社)、『宇宙探査機・迷惑一番』(神林長平、ハヤカワ文庫JA)、『手塚治虫SF傑作集 時間旅行者編』(ちくま文庫)、「SFJapan」vol.5。財布と相談しつつ。ヒヤヒヤものでしたが(笑)。「創元推理21」も出てましたね。
そうそう、『DIVE!』4巻(森絵都、講談社)も本日入荷。さっそく売れてましたよ。
書店員のジレンマ。テーマ別に並べた本棚というのは、わかって下さるお客様にはひと目でわかる面白い棚で、見ててもとても楽しいんだけど、そういうのってレジのバイトの子なんかには探しにくいらしいんだよね。例えばレジで、お客様に「○○」ってタイトルと著者もしくは出版社だけ言われるでしょ(ひどいときはタイトルも不明)。それがどんなジャンルのどんな人が書いてる本か知ってる人間なら、だいたい場所のアタリがつけられる。「ああ、角川のbook+ならまとまってるよ」とか「それはファンタジーの並び」とか。でも店のパソコンで検索して、それが「海外文学」というジャンルしか出ない場合、知らない子は海外文学の棚をすべて見なけりゃならない。だから結局、著者のあいうえお順が一番探しやすい、ってことになって、でもそうすると隣の本とリンクしてないから、なんとも面白みのない棚になってしまうわけ。
誰にでも探しやすい棚か、凝った面白い棚か、どっちを選ぶかというのはけっこう難しい問題で。不特定多数のお客様および店員がいる大きめの書店の場合、やむをえず前者にせざるを得ないことが多いのですよ。しかも、今、書店は人減らし傾向だし。社員削って、バイトを使わざるを得ない状況。モノを知ってる人間が少ない。
でもやっぱり私はジャンル別、テーマ別の棚を作りたい。同じタレント本でも、若いひと向けと高年齢向けと、著者によって客層は全然違う。そういうのをひとくくりにはしたくないのよ。
検索して「どこの棚の何段目に在庫あり」ってのがばしっと出る、というのがベストなんだけど、そうすると本を棚にさすときにいちいち1冊1冊登録しながら棚詰めしなきゃならない、という(おそらく)やっかい&膨大な手間がかかるわけで。面白い、かつ探しやすいという両者を満たす棚を作るには、結局そういう大きな人為的コストがかかるわけです。
「あれが欲しい」という目的買いで探すお客様と、「なんか自分の好きそうな本ないかな」っていうお客様とは、もう全然違うんだよね。私としては、やっぱり棚をじっくり眺めてほしいな、ゆっくり探してほしいなと思っちゃうんだけど。「へえ、こんな本あるんだ」という発見がきっとあるはずだから。しかも、同じ棚でも日々変わってるわけだし。1日として、同じ状態の棚は存在しないからね。まさに棚は生き物なのだよ。
新刊速報、更新。
あんまり暑いんで、クールバスクリンを買ってきちゃいましたよ!せめてお風呂だけでも爽やかに、と思って。わーい、ブルーのお湯だい。
人間ひとりひとりに番号がつくのって、なんかSFっぽいよね?そういうSF、昔よくあったよね?(笑)や、そういう問題じゃないってのはわかってるけどさ。
『パジャマでごろん』2巻(ささだあすか、白泉社)を読む。こんな夫婦、ありえねえ!!!と思いつつも、なんかこちらまでほのぼの幸せになってしまう漫画であるよ。読後、ちょっと元気になった。あ、『鋼の錬金術師』1,2巻(荒川弘、エニックス)も読みましたよ。ちはら嬢(7/28)のオススメ。つらい運命を背負った主人公のひたむきさが気持ちいい、少年漫画の王道というか。面白い面白い。これは錬金術とは言わねえー!とかいうツッコミはあるが(笑)。よく知らないけど、どっちかっつーとスタンドに近い?
もう本を読む気力もないよ。といいつつ、4冊も買ってくるアホ(笑)。『恋の休日』(藤野千夜、講談社文庫)、『殺意の時間割 ミステリ・アンソロジー4』(赤川次郎、鯨統一郎、近藤史恵、西澤保彦、はやみねかおる、角川スニーカー文庫)、『活字狂想曲』(倉阪鬼一郎、幻冬舎文庫)、本の雑誌9月号。『メドゥサ、鏡をごらん』(井上夢人、講談社文庫)はどうしようかなあ。
そうだ、「SFJapan」vol.5が出てるってホント?ぐああ、チェックし忘れたあ!あ、小松左京マガジンは出てました。
・8月7日(水) バテバテ。何もできなかった。パソコンと格闘するも、効果なし。とほほ。ハードディスクを入れ替えないとダメなのかなあ。
「トロとタイピング」をやってて、トロに「お休みの日はなにしてるの?」と聞かれ、「昼寝」と打ち込んだら、横から見ていた娘が画面に向かって「トロ、これはね、大人失格ってことなんだよ」。ひ、ひどいー(笑)。
・8月6日(火) 「トロとタイピング」を買いました!トロといっぱいお話できます。めちゃめちゃ楽しいです。トロ、かわいすぎ。が、なんかバグがあるような…。カラオケモードにしても曲の文字が全く画面に出ないし、コンビニモードも文字がひとつずつしか出ないので、打ち込みがめちゃ遅くなってしまう。なぜ?うちのパソコンのせい?と思って調べてみたら、ぎょぎょ、ハードディスクが満タンだ!
Dドライブはガラあきなのに、Cドライブ3.41GBのうち3.07GBも使ってる!こりゃやばい。あわてて、いらないものを捨てたりしてみたけど、焼け石に水。うーん、困ったな。windowsが1.2GBも使ってるようなので、ここのいらないのを捨てればいいんだけど、これ以上何を削除またはDドライブに移動したらいいのかわかんないよう。アイコン見ても、これがなんだかさっぱりわからないし。あ、トロはDドライブに入れてます。
というわけで苦戦中。でももう眠くて死にそう。
本日は『飛行少女(上、下)』(伊島りすと、角川書店)や『トカジノフ』(戸梶圭太、角川書店)なんかが出てました。講談社ノベルスも入荷。
・8月5日(月) 今夜はまた蒸し暑い!最近はねえ、店に入荷する本が生暖かいのよ。外の熱で。
駅でヴァイオリンを弾いてるひとがいた。帰り際のせかせかした自分の足取りが、一瞬ふっとゆるんだ。心に響く、柔らかな音色。涼風はまだ先だけど、街のショーウインドウはもう秋の服。
新刊速報、更新。
・8月4日(日) 今夜もカミナリが激しい。ここんとこ、多いなあ。さっき、やっと遠くに行ってくれたと思ったら、また鳴ってきた。今夜は早めに切り上げよう。
じおらまあずまんが、少し回す。よみと智がダブリ。大阪セットがほしいのに〜!こたつが!ちよ父マクラが!
『GOTH』(乙一、角川書店)にしびれ中。もうすぐ読了。
・8月3日(土) 涼しい1日。今夜は冷房入れなくても大丈夫。うれしい〜!
ああ神様、私もドレスを着てお城の舞踏会に行きたいわ、もとい浴衣を着て市川の花火に行きたいわ!(泣)今年は行かれずじまい。ドンドンとあがってる音を遠くかすかに聞いたのみ。くーっ。
今夜、テレビで映画「ジュブナイル」やってたんだ!わーん、知らなかったよー!後半のクライマックスシーンだけ見ました。「ママ、また泣いてるー」だってだって、テトラがあああ(泣)。
今朝、店の中を歩いてて発見、仰天。こ、この『新現実』という雑誌は何!?カドカワムック?創刊号vol.1ですと?きゃー、巻頭にオールカラーで新海誠のコミックが載ってる!「塔のむこう」。東浩紀×大塚英志の責任編集のサブカルチャー誌だそうで、お二人の対談あり。これはお心あたりの方は必読ですわ。というか、ネット者狙い?次回は2002年秋配本予定。
「千と千尋」ですが、DVDの売行きはおかげさまで大変悪いです(泣)。ハリポタより売る予定だったのに。でも代わりに、あまり仕入れてなかったビデオがよく売れてます。DVDをいっぱい入れて、ビデオは抑え目にしてたんだけど、追加追加で、今ではDVDの売上を越えてしまったよ。
昨夜読み始めた『GOTH』(乙一、角川書店)がすごくいいです。連作短編で、今3つまで読んだところ。乙一、狂ってます。この人はやっぱりどっかおかしいです(ほめ言葉)。猟奇殺人や残酷な事件といった、人間の暗黒部分に強く惹かれる僕と森野。彼らの遭遇する血なまぐさい数々の事件の話なんですが、最初は気持ち悪くてうげげげだったんですよ。こ、こういうのは読めないかも、という拒否反応。ところが、気がつくといつしか乙一の語り口に引き込まれている。この異常さ、冷酷さに悪寒が走るも、そのぞくぞくがいつしかなんともいえぬ快感になっていくのよ。まるで甘美な毒。ピリピリする毒をほんのちょっとなめた時の、その強い刺激がやめられなくなる。3話目の「犬」にはやられました。うまいよ乙一。またしても最高傑作を更新したね。
・8月2日(金) 今日も、午後にすごい雷雨があった模様。仕事中でよくわかんなかったけど、隣の喫茶店の窓からちらりと見た空は真っ暗でした。4時半くらいかな。私が帰宅する頃にはもう晴れ間が出てたけど、また夜にひと雨きそう。
今日はお待ちかね、『ヒカルの碁』18巻の発売日!全部番外編だけど、どの話もけっこう好き。奈瀬ちゃんと加賀の話が特に。一番はもちろん佐為だけど(笑)。
幻冬舎文庫の新刊が入荷。『バトル・ロワイアル(上、下)』(高見広春)は原本と同じ表紙でした。解説は池上冬樹。『月の裏側』(恩田陸)の解説は山田正紀。非常にいい解説で、うれしくなりました。恩田陸が「記憶」の作家、ってのはわかるなあ。
『真珠夫人』(菊池寛)は、文春文庫と新潮文庫(上下)、同時発売。なんだかなあ。
ニムさんの星間宇宙船書き込みによると、西崎憲さんが新潮ファンタジーノベル大賞を受賞なさったそう。受賞作は『ショート・ストーリーズ』。検索してみたら、国書刊行会の「魔法の本棚」シリーズなどの翻訳をなさってる方だったんですね。新しいところでは『壜の中の手記』(晶文社)とか。
昨日出た本なんだけど、これすごいよ。『FF9 メモリアルアルバム』(デジキューブ)。ゲームのセリフが全部まるごと書いてあんの。プレイしたことある人なら感涙モノよ。わあ、ビビ、ジタン〜、お懐かしい。そういやFF9日記はフェードアウトしたまんまだったんだよなあ。こんなの読むと、またゲーム心がうずいてしまうよ。焼けぼっくいに火、ってやつ?>用法が違います
ちょっと前に出た、水声社の現代ウィーン・ミステリー・シリーズの新刊3点のタイトルを書いておきますね。『「ケルズの書」のもとに』(P.R.ヴィーニンガ)、『血のバセーナ』(M.ホルヴァート 編 )、『病んだハイエナの胃のなかで』(M.アマンスハウザー)。
・8月1日(木) 今日もものすごい暑さ。空気を吸ってんだか吐いてんだか自分でもよくわからない。密度の濃いとろりとした熱い空気の中を歩いていると、自分が魚になったような気がする。
などと書くとアレなので、前向きに夏の楽しみでも書きましょう。そうね、ノースリーブやキャミソールを着れることかな。夏服って大好き。服が軽いと、心も軽くなる。木綿の布の気持ちよさ。ときおり風がむきだしの肩や腕をすっとなでていく。この爽快さは夏だけのものだよね。
夜、日記を書いてたらひどいカミナリ。ちょっと中断。パソコン消します。ネットができないので、トロキューでもやろう。(以下、翌日8.2の朝書いてます。あと5分!急げ!)
新刊いろいろ。『ミラー・ダンス(上、下)』(ビジョルド、創元SF文庫)が出てましたね。『ミステリ・アンソロジー4 殺意の時間割』(赤川次郎・鯨統一郎・近藤史恵・西澤保彦・はやみねかおる、角川スニーカー文庫)は買おうかどうしようか。『ツール&ストール』(大倉崇裕、双葉社)は『三人目の幽霊』(東京創元社、これはなかなかよかったよね)の方。小説推理新人賞。有栖川有栖の帯読むと、私の好みのタイプっぽい話。ハートウォーミングミステリ?『洞窟』(ティム・クラベー、角川書店BOOK PLUS)はノワール小説の巨匠だそうで。「どこから眺めてもダイアモンドのような完璧サスペンス」ってすごい褒めようだな。『recoreco』2巻目も出てました。『BOOKISH』も。
そして本日の目玉は『シベリア超特急 特別プロファイリングBOOK』(水野晴郎、コアラブックス)だ!(笑)3作目に出演してる、岩井志麻子さんの写真も載ってます。
今夜もカミナリがきそう。更新できるかなあ。