☆3月31日(月) まさに春爛漫の、あたたかな日。こんな日に外に出ないのはもったいないと、昼休みにお弁当を持って近くの公園へ。桜をめでつつ、ひとりでランチ。お日様うららか、風はそよそよ。やはりこの陽気に誘われてか、公園はなかなかの賑わい。みんなのんびりと穏やかな顔をしている。噴水で遊ぶ子供たち、談笑する若いお母さんたち、老夫婦。私はなぜかおちびちゃん二人になつかれてしまう。鳩をさして「ぽっぽ」と教えてくれた男の子、よちよち歩きで何度もそばに来ては、私の持参したペットボトルをしげしげと見つめる女の子。飲みたかったの?
ああ、銀座松屋でやってた「趣味の園芸フェスティバル」に行きたかったなあ。今日までだったんだよね。ネットで園芸サイトをみてると、いつも1時間くらいは軽々とワープしてしまうのだった。
今夜はダンナがいないので、ひとりで谷山浩子聴いてます。やっぱり「キャンディーヌ」は名作だねえ。「クリスマスには100倍」のところの歌い方が好き。そうか、なんで結婚してから音楽聴かなくなったのかわかった。ひとりじゃないからだ。基本的に、音楽ってひとりで聴くものなんだね。普段はテレビがついてるからなあ。(ちなみにヘッドフォンは苦手。)
新刊速報、更新。明日から4月ですね。庭のシバザクラがそろそろいっせいに咲きそうです。今は忘れな草の青がとてもきれい。
☆3月30日(日) 昨日のフルムーンもミュウミュウも、予想通りのめでたしめでたしの最終回だったというのに、今日のガラクシは…最後まで口をぽかーんと開けたまま終ってしまった…。どこで落としてくれるかと待っていたのだが…。スタッフは、視聴者の裏をかくことに命をかけてましたね?(笑)その意味では成功したといえるけど、いつものバカバカしいノリのがよかったなあ。
家族サービスで東京ディズニーランド。ここって、ある意味植物園ですね。花ばっかり見てました(笑)。よく見ると、ホントにそこらじゅうに花が植えてあるのね。なにもかもきれいだったけど、特にチューリップの群生が見事でした。白と赤だけ、とかピンク一色とか。
☆3月29日(土) う〜、むちゃくちゃ眠い…。さっきもテレビの映画クレしんを見てたんだけど、途中で寝てしまったよ。けっこうマジな話でしたね。お侍さんの顔がリアル〜。
今日は早めに寝ます。ああ、本読みたいけど…。あ、『20世紀少年』12巻と『Heaven!』5巻は読みました。経営コンサルタントを負かしてしまうオーナーの話にウケました。あと気の毒な泥棒の話。
☆3月28日(金) 昨日の日記、誤字を訂正。津田直美は絵本作家でしたね。失礼しました。
本日は「暮らしの手帖」3号と『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(角川文庫)などを購入。「暮らしの手帖」の森雅之さんの「果物物語」連載第2回は「いちご」。『記憶スケッチ〜』は電車内では読めない爆笑本。さっき、娘とこれをネタにして、見本を見ないで「ペコちゃん」や「ガイコツ」をお絵かきしてました。うっ、母はこの本の人たちを笑えない結果が…(汗)。そしてなぜか娘のガイコツの絵は妙にリアル…。
桜が咲き始めましたね。
☆3月27日(木) まだ青っ洟が止まらないというのに、今日も怒涛の新刊ラッシュなのでした…ひどいよ、もはや書店員イジメだよ…(泣)。新潮文庫にルビーにコバルトにスニーカーって、なにもいっぺんに出なくても〜。文芸書もいっぱい。文春の本格ミステリマスターズや、村山由佳、サイバラなどなど。
青月にじむさん経由。4月26日(土)、青山ブックセンター本店にて小松左京サイン会。「さよならジュピター」DVDをお買い上げの方先着80名だそうです。古書、色紙などの持込はご遠慮くださいとのこと(笑)。
『少年は荒野をめざす』1〜4巻(吉野朔実、集英社漫画文庫)少し前に再読。今読むと、少年少女な主人公たちよりもその周囲の人々が妙に視界に入ってくる。自分と年齢の近い人々のほう。昔は全く気にもとめなかったのに。日夏さんなんて全然理解不能だったのに、今はなんとなくわかる。それだけ自分が大人になったってことだろうな。特に鳥子さんが切ないな、と思いました。
『彼氏彼女の事情』(津田雅美、白泉社花とゆめコミックス)は、ここまで深い話になるとは予想だにしなかった。津田雅美はすごい人だ。一人の人間の心の暗闇と、彼女の存在によって徐々に光が差してゆく様をかくも克明に描くとは。最近、読むたびに溜め息が出てしまうよ。
『海の天辺』1,2巻(くらもちふさこ、集英社文庫)昨夜読了。はあ〜、よかったよお。今、心の中がこの物語でぎゅうぎゅう。魂わしづかみ。ああでもでも、中学生か高校生の頃に読みたかったなあ。そしたら人生変わってたかも、とすら思う。めちゃめちゃハマったであろうことは間違いない。若さゆえの、恐いもの知らずのまっすぐさが刺さる。なんという純粋さ。
今日は漫画サイトのようだ(笑)。
リンクをひさびさに更新。
☆3月26日(水) 本日、カウンタが70万を突破。皆様、いつも本当にありがとうございます。
ああ、ついにアニメのヒカルの碁が終ってしまった…。泣いた泣いたぼろぼろに泣きましたよ、佐為が夢に出てくるシーン。いい最終回でした。本当にいいアニメでした。アキラくんの声はもう聞けないのか。さみしいなあ。最後、いろんなキャラがでてくるところで、カッコよく成長した筒井くん(だよね?)には加賀だけでなく私もびっくり(笑)。
来週からはナルトですってね。放映時間が変わるとか。
昨日休んだので、今日は地獄のように新刊が大量に。かなりいいラインナップで、売れそうなものばかりだったんだが、あまりに多すぎてもはや脳内からだだもれ状態。『FINE DAYS』(本多孝好、祥伝社)はミステリじゃなくて恋愛小説集だったんですね。あとメディアファクトリーの森博嗣エッセイ2点とか。『エメリー・ザ・ストレンジ』(メディアファクトリー)はちらっと中見たけど、どこがいいのかよくわかんなかったなあ。もいちどじっくり見ないとダメか。色使いはインパクトあるんですがね。
そしてそして本日最大の目玉は『永遠の出口』(森絵都、集英社)です!しかもなんと、ご本人が出版社の方と共に、当店までご挨拶にいらして下さったんです!もう舞い上がっちゃって大変。「風の子さっちゃんがツボでした」というのが精一杯、というていたらく(笑)。「いちご新聞とか、ありましたよねー」というお答え。ああそう、あったあった、懐かしい〜。小柄でチャーミングな、とっても素敵な方でした。サイン本を15冊ほど作っていただきました。本当にありがとうございました。
おおっとお!舞城王太郎、新刊出ますか!!『九十九十九』、講談社ノベルスより4月8日発売!うれしー!
『少年は荒野をめざす』再読とか、カレカノの話とかもしたかったんですが、また今度。そういや、『なるたる』もアニメ化ですって?あんなこわい話を!
☆3月25日(火) 幸せって、ひょっとして「探す」ものではなく「気づく」ものなのかも。つまりは青い鳥。大事なのは欲張らないこと。今よりもっと欲しがるからそれが得られなくて苦しむわけで。大丈夫、私はもうわかったから。
雪柳とレンギョウが咲き始めました。早くギボウシの芽が出ないかな。
SFセミナーのメルマガは、2号めを鋭意作成中だそうです。楽しみにお待ちしてます〜。
山崎さんのタレコミより。星雲賞候補作。どうか去年と同じ轍は踏まないで下さいませ。
色占い、私はオレンジでした。母なる英知(?)。とりこさんと、サイトウマサトクさんと一緒。おお、奇しくもこないだのMYSCONでのはぐれださこんメンバーだ(笑)。
やさしい人です
協調性があります
自分に厳しく頑固
直感で行動する
怒ると手がつけられない、ヒステリー
お調子者
八方美人わははは。社交的だけどデンジャラスだって(笑)。
新刊速報、更新。あ、カウンタ70万を踏まれた方はお知らせくださいませ。
☆3月24日(月) 小学校の終業式。明日から春休み。これから2週間、母はお弁当つくりだよーん。つっても短縮授業の始まった19日からやってるが。
今夜は暖かいです。空気がしっとりと湿っていて、埃の匂いがする。雨の前触れ。
ひょっとしてもう書いたかもしれないけど、娘の教科書に、ロングセラーの誉れ高い文化出版局の絵本「がまくんとかえるくん」シリーズの一篇「おてがみ」が載ってました。よく「おんどく(音読)」の宿題が出たので、娘の朗読を聞かされたのですが、これ、いい話ですね!
がまくんは、いつもこの時間にはとてもさみしい気持ちになる。それは誰からも手紙がこないから。それを知ったかえるくんは、すぐにがまくんに手紙を書いてかたつむりさんにそれを託すのですが、お約束でいっこうに手紙が着かない(笑)。でも、がまくんの玄関に座って手紙を待つ間(って4日間もなんだけど)、ふたりはとても幸せな気持ちでした、という話。手紙の内容がまたいいのよ。
SFセミナーからダイレクトメールが。「これがSFだ!2003」のSFセミナー版を募集するとか。ところでメルマガって配信してるんですよね??
☆3月23日(日) 今回の風邪は、青っ洟が止まらない。そして恐るべきことに、何食べても味が全然わからない。いつもと変わらないのは水だけだ。夕方、居間で2時間ほど寝込んでしまった。その間、娘は横で私宛の「ジャイアンリサイタル」のチケットを制作していた模様(笑)。
今日のガラクシ、エンジェルファイブはよかったね。娘も「今まででいちばん面白かったよ!」と力説。これも来週で最終回か。今、「GOOD LUCK!」最終回を見てるところ。めでたしめでたし。仕事に必要なので(ホントだってば)、終るアニメと始まるアニメのチェックをしようとダンナの「ニュータイプ」4月号をチェックしてたら、森山さんのコラムを発見。新連載ですね。
☆3月22日(土) 『新本格猛虎会の冒険』(有栖川有栖、いしいひさいち、北村薫、黒崎緑、小森健太朗、白峰良介、E・D・ホック、東京創元社)入荷。新書サイズ。『文藝別冊 江戸川乱歩』(河出書房新社)もいつのまにか雑誌コーナーに入っていた。こちらはA5判。『チキタ☆GUGU』4巻(TONO,朝日ソノラマ)入荷、購入。
『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎、新潮社)読了。登場人物が多く、それぞれの事情というか事件が語られていく。これは恩田陸の『ドミノ』みたいに人々が一箇所に集まっていくラストなのか?と予想してたら全然違ってびっくり。あのね、折り紙のツルがあるでしょ?あの完成形からひとつずつ折りを戻していって、最後には一枚の紙になる、みたいな展開なのよ。もしくはこの表紙のエッシャーの騙し絵のごとく、どこまで歩いてもふりだしに戻る、といった感じか。いやあ不思議!!こんなミステリ、初めて読んだよ。
犯人当てにハズレて「騙された〜!」と感じるミステリはよくあるけど、これは全く違った騙され方。この小説じたいが大きな騙し絵なんです。著者の恐るべき力量を感じます。ひょっとしてすごい人かも。ただし、惜しむらくは、この仕掛けがわかるまでがつらかった(汗)。なんかなー、読んでてイマイチ面白くないんですよ。もったいないな。もっと話にぐいぐい引き込む何かがあればいいような気がするんだけど。
その点では、まだ頭しか読んでないけど、『陽気なギャングが地球を回す』(伊坂幸太郎、祥伝社ノベルス)のほうがずっと面白そう。つかみはオッケー、って感じ。
☆3月21日(金) 昨日、どうも仕事中にぼうっとするなあと思っていたら、夜になって猛烈な喉の痛みと眠気が。風邪だったのか!どこでもらってきたんだろう。今日も薬で何とか抑える。有給とってて助かった。
開戦。イヤだな。胸の奥に小さくて重いしこりがあるような気分。戦争って男の論理だと思う。女には全然理解できんよ。
本が読めない〜。眠い〜。
☆3月19日(水) 戦争はイヤ。って世界中の誰もが思ってるのにどうして?ブッシュだって、本当は自分が間違ってるってわかってるんでしょう?
穏やかな晴天。朝晩はまだ寒いから気がつかなかったけど、日中はもうこんなに暖かいのか。柔らかな春の風と光が肌に心地よく、コートを脱いで革ジャンだけで外出。駅までの道を歩きながら、前に住んでた家の近くの梅林を思い出していました。キャベツ畑もきれいだろうな。
新刊速報、更新。
☆3月18日(火) 他の書店で『少年は荒野をめざす』3巻、4巻が出てるのを見て鼻血を吹く(笑)。うそっ、いつ出てたの!!今日か!?速攻購入。エロティクスは見つからないよう。明日は、とりこさんに教えてもらったコミックの濃いお店に行ってみる予定。体力があればだが(笑)。
ヒカ碁のアニメは3月で終わりなんですか?悲しいなあ。今、最も気合を入れて見てるアニメなのに。その次がガラクシ。月曜は、仕事中このオープニングが私の脳内でエンドレスでかかってるとは誰も気づくまい。「レッツゴーレッツゴーエ〜ンジェ〜ル♪」
ぱぱぼっくすも見つからないよう。代わりといってはアレだが、ヒカ碁の主題歌全集を買ってしまう。ソロCDはヒカルと佐為とアキラくん全部買おうか悩んだ末、アキラくんのみ購入。でも声優さんは女性なので、歌うと普通の女の人の曲になっちゃって、アキラくんが歌ってるようには全然聞こえない。ちぇっ、と思ってたら、最後にいきなりアキラくんのセリフで「新藤!」。思わずがばっとCDプレイヤーを振り返ってしまったよ(笑)。
ああ本が読めない〜。明日は頑張ります。新刊速報も。4月の文庫は、幻冬舎がすごいのよ。
☆3月17日(月) 庭の花が次々に咲き始めた。クロッカス、ムスカリ、ラッパ水仙、オキザリス、ハナニラ、ハナカンザシ、ナデシコ、そして冬から咲いてるパンジーとビオラ。シバザクラは着々と蕾をつけている。雪柳とレンギョウはもう少し先かな。その後はチューリップと薔薇とツツジ。ミヤコワスレはいつごろかな。
STRさんに教えられて、羽海野チカのインタビューが載ってる季刊「S」を読む。ぎっちり詰まった、濃いインタビュー。羽海野さんて頭いいんだなあ〜という印象。すごくよく考えて描いてる。真山はヨゴレ担当だそうな(笑)。確かに一番人間くさいかもなあ。あのズルさも含めて。
『翡翠の森』(川原由美子、ソノラマ文庫)を買い忘れた〜。理論社の星新一ショートショートセレクションも、ラスト配本『重要な任務』が出てます。
大森日記の3月15日分は必読。「5月売りの《本の雑誌》ではSF者特集が組まれる模様」だそうですよ!(笑)「古本極道コース」とか「ファンダム一直線コース」とか「SF実業家成り上がりコース」という文に爆笑。(私信:大森さん、MYSCONでは若竹さんをご紹介いただいて、本当に本当にありがとうございました!)
先日、ふと検索してたら自分の日記が出てきたのでちょっと読みふけってしまった。これ書いたの誰!?ホントにあたし?文章って、書いてる瞬間は確かに自分から出たものなんだけど、いったん文字になって外に出てしまうと、もうそれは過去になってしまう。昔、篠有紀子のマンガで、「人間は毎日体内の細胞が生まれ変わって入れ替わってゆくんだから、1日前の自分はもう別人」みたいな記述があってすごくショックで今でもよく覚えてるんだけど、本当にそんな感じ。
新刊速報、ちょっとだけ更新。
☆3月16日(日) 昨日、仕事のあと、ダッシュでMYSCON4に参加。最初の若竹七海さんのトークがほとんど聞けなかったのはつうこんのいちげき(涙)。でも最後にちょっとだけ聞いた感じでは、想像どおりのお方でした。はきはきしたしゃべりの元気な方で、辛口で(笑)。ああやっぱり葉村〜とか(笑)。『遺品』(角川ホラー文庫)読まなくちゃ。『依頼人は死んだ』にサインをいただきました。感激〜!ありがとうございます。文春の本格ミステリ・マスターズに書く予定もあるとのこと、楽しみにお待ちしております!
休憩ののち、班ごとに分かれて「ダイイング・メッセージ」企画。お題を与えられて、殺人犯とダイイング・メッセージの解読を45分間でそれぞれ考えるという企画。そののち、大広間で各班の代表者が発表したのですが、もう爆笑につぐ爆笑!これはもう発表者の演技力の勝負。みんな役者だなあ〜。すごいよ。
次は個別企画。石井女王様と「海外ミステリ企画」に参加。つっても私は全然わかんないしなあ、と思ってたらこれがめちゃめちゃ面白かった。メモとりまくり。前に若竹さんと小山正さんをお迎えして、レジュメとして「このミス」海外ミステリ年間ベストを配ったのだが、若竹さんたら開口一番、「いつも思うんだけど、どうしてあたしの好きなのはゼッタイ入ってないの!?(怒)」とくるじゃありませんか(笑)。「『囁く谺』(ミネット・ウォルターズ、創元推理文庫)はもう本当にもの書きにしてみたら、こんなの書けたら死んでもいい!と思うくらいの大傑作なのに、なんで誰も評価してくれないの?」とか辛口炸裂(笑)。どうも男性好みの作品のほうが評価が高いのでは、という話になり、女性評論家が少ないせいか?という流れに。あとはバークリーとか『第四の扉』とかカー(みんなベスト1が見事に分かれる)とかクロフツとかゴダードとか、ちょっとあとでこのあたりはもう少し詳しく書き直すかもしれないけど、英国ミステリ&書店事情あたりもお聞きできて、非常にためになりました。小山さんの的確な評論家的指摘もよかったです。
気がつけば0時を回り、お次は古本オークション。ああ、いつもの濃いメンツ(笑)。古本系な方々大集合。「やっすーい!」「おとなげない!」という黒い言葉が飛びかう、見てるだけでも楽しいオークションでした。私はぶたぶたさんの著者、矢崎ありみさんのデビュー作『ありのままなら純情ボーイ』(MOE文庫)を茗荷丸さんから200円でゲット。ありがとうございました。他にも欲しいのがちょっとあったんだけど、高くて断念(涙)。土田さんや松本さんにもひさびさにお会いしました。しかし私ってやっぱりSFって思われてるのね。確かにここでSFに言及することは多いんだけど、バリバリ読んでるかというと全然そうでもないし。自分では、かなり乱読というかノンジャンルな気がしてますが。好みの方向は確かにある気がするんだけど、それに名前はつけられないのよ。
これが終ったらもう2時近かったので、旭堂南湖さんの探偵講談は聞けず。残念。そのあとは大広間でひたすらだべり。なぜかいつものださこん系メンツと、えんえんハチクロ話(笑)。マサトクさん、熱いよ!社長トーク炸裂。トモユさんの「月下工房#社長系」案には大ウケ。はまりすぎ。ちはら嬢からコミック情報を得たり。なんかずっとマンガの話ばかりしてたような。私的メモ・『海の天辺』くらもちふさこ、よしながふみの太田出版。
他の方々は、ホワイトボード使って「もっとミステリを読んでもらうにはどうしたらいいか」みたいな話をしてた模様。電撃文庫とか書いてありました。SF系とやってることは似てるかも、とちょっと思ったり。
今回はゼッタイ寝るつもりだったのに、気がつけば5時すぎ。6時片付け、7時解散というので今から寝るわけにもいかず、でも耐え切れずに6時から30分くらい大広間で沈没してしまった。7時解散って超早い気が。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。とても楽しかったです。お会いした皆様、ありがとうございました。またお会いしましょう!
☆3月14日(金) 『ドゥームズディ・ブック(上、下)』(コニー・ウィリス、ハヤカワ文庫SF)が入荷。
『船上にて』(若竹七海、講談社文庫)読了。短篇集。どれも彼女お得意の苦さがいい。濃いブラックコーヒー。ああ、『サンタクロースのせいにしよう』(若竹七海、集英社文庫)を読みたいけど間に合わないか?おお、これ、解説大森望だったのね。
というわけで、明日はMYSCONにいってまいります。いろいろ教えて下さいね、皆様。
☆3月13日(木) スズキトモユさん経由。高橋しんが連載、単行本出版等のいっさいの活動を無期停止ですと!?がーん!お体の具合が悪いのでしょうか?
本読みたいので日記はざざっと。
「SFJapan」が出てたのに今日気がついた。いつ出たんだ?幸村誠のポスターつき!「文学界」4月号(村上春樹インタビューあり)の追加注文分、本日入荷。その他本日の新刊は『手紙』(東野圭吾、毎日新聞社)、『沈むさかな』(式田ティエン、宝島社)、講談社文庫の今月分など。安田ママ的注目は『毎月新聞』(佐藤雅彦、毎日新聞社)だっ!
さあ、『エロイカより愛をこめて』28巻(青池保子、秋田書店)を読むぞ!
☆3月12日(水) わー、もうMYSCONまで時間がない!とりあえず『血文字パズル』(角川スニーカー文庫)の「みたびのサマータイム」(若竹七海)読了。このひとの書く、気の強い女性キャラってやっぱすごく好きだわ。ずっと読みかけだった『ヴィラ・マグノリアの殺人』(若竹七海、光文社文庫)も読了。なんとなく、アガサ・クリスティを読んでるような感触。ひとくせもふたくせもあるような登場人物ばっか。真相は実に意外かつ複雑であったよ。ちょっとニヤリ。
ちなみに私は当時出たばかりの新刊のときに『ぼくのミステリな日常』(東京創元社)を読みました(内容は全く覚えてないけど「面白かった」ことだけは記憶に残ってる)。以来若竹さんの本は読んでなかったのですが、第1回のMYSCONに参加したときに楽志くん(だったか?)が『プレゼント』(中公文庫)について言及してたので読んでみてすっかりハマり、その後『スクランブル』、『依頼人は死んだ』、『悪いうさぎ』、『製造迷夢』、『クール・キャンデー』あたりを読みました。どれも大好き。ベストは『依頼人は死んだ』かな。『英国ミステリ道中ひざくりげ』も持ってます。『船上にて』は積読。なんかの書評で、この中の短編のひとつをどなたかが絶賛してたんだけど、はてどれだっけか。『遺品』と『サンタクロースのせいにしよう』はいつか読む予定。
☆3月11日(火) 光文社文庫の新刊が入荷。いろいろ欲しいのがあったんだけど、金欠病なのでとりあえず『名探偵は密航中』(若竹七海)だけ購入。異形コレクションの『獣人』の表紙は怖かったよ(笑)。あとは本の雑誌4月号をゲット。あ、『レンズの子供だち』(E・E・スミス、創元SF文庫)も出てましたな。
先日出た「ダ・ヴィンチ」4月号にちょろっと書いてあった、いしいしんじの新刊『プラネタリウムのふたご』は講談社から出るらしいという情報が。うう、楽しみ!
昨日の日記に書いた『あのころの未来 星新一の預言』(最相葉月、新潮社より4月予定)は、サンデー毎日に2001年11月から2002年11月まで連載されてたものだそう。
☆3月10日(月) なんとか日記を書く気力が出てきた程度には復活。
『ハグルマ』(北野勇作、角川ホラー文庫)と『アリス』(中井拓志、角川ホラー文庫)入荷!待ってたよ!
ああああああたしのバカバカバカ!金曜日に「文学界」4月号を注文しそびれたー!「村上春樹『海辺のカフカ』を語る」インタビューが載ってたのに!文芸書に積まないとダメでしょ!今日注文したけど、ちょっと遅かったなあ。
さっき、新潮の「波」3月号を読んでていいもの見つけちゃったー。4月刊行予定に『あのころの未来 星新一の預言』(最相葉月、新潮社)ってのがあるよダイジマン!知ってた?タイトルから察するに、おそらくは星新一の評伝なのではと思うのですが。明日新潮社さまに聞いてみようっと。同じく4月予定の『なぜ白雪姫は毒リンゴを食べるのか』(岩月謙司)は売れそうですね。『重力ピエロ』(伊坂幸太郎)、『4TEEN』(石田衣良)、『売り言葉』(野田秀樹)も要チェック。イアン・マキューアンの『贖罪』ってのも。あ、そういえば黒岩重吾さんが亡くなられましたね。合掌。新潮社といえば、今当店では『一寸さきはヤミがいい』(山本夏彦)が激売れ。客層がビンゴ。あとなんか気になっているのが『日本難民』(吉田知子)。土田さんが日記に書いてたんで。
すいません超今更ですが。SMAPの「世界に一つだけの花」ってマッキーの曲だったのね!!
自分用のメモ。3月下旬に『チキタ☆GUGU』4巻(TONO)発売。13日には『エロイカより愛をこめて』28巻。新刊速報、ちょびっとしか更新できなくてすいません。あまり画面見てると、また具合悪くなりそうなんで。
☆3月7日(金) 体調悪し。眠いのに眠れない。つらい。明日は有給を取って休むことに。
わ、『不死鳥の剣』(河出文庫)、もう入荷してたのか!自分が休みの水曜に入ったとはうっかりしてた。ああしかし!全国の懸命なる書店員の皆様、平台に余裕がありましたら、なにとぞこの本をハヤカワか創元の平台にも積んでください!!この本の真の価値を知るSF者&ファンタジー者の目に止まるように置いてあげてくださいね。
どうもSFマガジン4月号を買いそびれてた模様。買ったような気もするんだけど…おかしいなあ?本日はこれと、『血文字パズル』(角川スニーカー文庫)、『街の灯』(北村薫、文藝春秋)、『不死鳥の剣』を購入。
4月の文庫新刊予定に、ハヤカワ文庫JAから『北野勇作どうぶつ図鑑 その1 かめ』と『その2 とんぼ』があるのを発見!わーい!詳しくはまた後日。明日(か月曜?)は『ハグルマ』(角川ホラー文庫)が出る予定だし、ああ楽しみ!待ちに待った『アリス』(中井拓志、角川ホラー文庫)も出るみたい。
角川書店様から、『57577』(枡野浩一、角川文庫)を戴きました。ありがとうございます。「Go city,go city,city!」という副題がお茶目。短歌を4コママンガ風に表現してあって、このアイデアはなかなか斬新。
そういや、中村うさぎの角川文庫の新刊『ダメな女と呼んでくれ』(アランジアロンゾの表紙!)は、帯の応募券を送るとこづかい帳がもらえるらしい(笑)。
ハヤカワ文庫の新刊が入荷。『フリー・フライヤー』(米田淳一、ハヤカワ文庫JA)とか『ルナティカン』(神林長平、ハヤカワ文庫JA)など。ブギーポップの新刊も入荷。『ジンクス・ショップへようこそ』(上遠野浩平、電撃文庫)。
今日びっくりしたのは、2月の末くらいに入荷してた『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(森川喜一郎、幻冬舎)。アキハバラがいかにして電気街からオタク街になったか、みたいな本。こんなの出てたなんて、全然知らなかった。理工書の電気のコーナーに積むのはどうだろう…。違うのでは…。
新潮社様から、『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎、新潮社)を戴いてしまいました。ありがとうございます!読みます!
ハイジのチーズプチパン、おじいさんとクララとペーターもゲット。あとはハイジ&ヨーゼフだけだ!
☆3月5日(水) 乱読、まとめて4本更新。しかし珍しく脳みそを使ったせいか、マジで頭痛が…(苦笑)。
昨日、コンビニでハイジのとろけるチーズのプチパンを発見!しかし4つ買ったら3つがダブリだった。がーん。一番欲しかった、ハイジが鞄にパンを詰め込んでるフィギュアだったから、まあいいか。これ、中のお菓子(パンの形のビスケット)もすごくおいしい。と思ったら、ペンギンランチビスケットの北陸製菓でした。納得。
☆3月4日(火) Happy Birthday to me!
『ブレイブストーリー(上、下)』(宮部みゆき、角川書店)入荷!おお、けっこう分厚い。ソフトカバーなのね。一段組み。けっこう簡単な漢字にもルビが振ってあって、子供にも読んで欲しいという思いが伝わってきます。どうか、どうか売れてくれますように!
「週刊リアルロボット」創刊号も入荷。『未読王購書日記』(本の雑誌社)の追加分も。「ネット古本御三家のひとり、未読王の爆笑日記!」ってポップ立てましたよ〜(笑)。1日発売の雑誌「編集会議」4月号は、少女マンガ特集だったのね!今日、出版社からきてたファックスで初めて気がつきましたよ!>遅すぎ。よく売れてるらしいです。なんたって、上原きみ子インタビューだぜ!!ほかにも、里中満智子、竹宮恵子、庄司陽子、岩館真理子のインタビューも。こりゃ30〜40代にはたまらんでしょう。ベルばらも30周年かあ〜。
2月26日の朝日新聞夕刊の「文芸時評」、関川夏央の金城一紀評を今ごろ読みました。それによると、「『フライ、ダディ、フライ』も『対話篇』の「花」も、主人公らにリアリティがなくて、全く共感が感じられない」(現物が手元にないのでややパラフレーズですが、だいたいこんな感じの評だった)とのこと。小説って、そんなにリアリティを追求しなければいけないものなのでしょうか?確かにあれは、現代のおとぎ話に近いものかもしれない。でも私には、著者の熱い魂がびんびんに伝わってくる素晴らしい小説だったんだけどな。
『対話篇』(金城一紀、講談社)読了。3つの中篇が入ってます。お得意の明るく楽しいエンターテイメントと違って、これはどれもシリアス路線。最後の話、「花」のラストでは、蛇口をひねったように涙がじょーーっとあふれました。このひとの中にあるものを、もっともっと読みたいと思います。まだまだ、さらに上をいくいいものが書ける作家だと思います。
☆3月3日(月) ひな祭り。娘の小学校の給食は、ちらしずしとひなあられが出たそう。いいなあ。
今日発売の「MOE」4月号の特集は、「ロード・オブ・ザ・リング」。書いてあることにいちいち「うんうん、そうなんだよその通りだよ!」とうなずきまくり。
そろそろみすこんの予習をしないといけないなあ。とりあえず、読みかけの『ヴィラ・マグノリアの殺人』(若竹七海、光文社文庫)と、あとは何かなあ。北村薫の新刊も読んでおきたいけどなあ。よく売れてますよ、『街の灯』(文藝春秋)。
☆3月2日(日) また花を買ってしまった…。オダマキ、桜草、オキザリス、ノースポール。しかし、庭を総合的にデザインするのはやっぱり難しい。花の咲く季節、色、高さ、好む場所などがうまく合わないとダメなのよね。いろいろ勉強中。
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」観てきました。聞きしにまさる、超ド迫力の戦いでした。あれだけでも、監督に喝采を送りたい。梯子が!あたしゃとてもあんなところで槍に向かって進むなんてこと、怖くてできないよ。皆すごいなあ。今回、アラゴルンがやたらカッコよかった気が(歩いてるだけでもカッコいいとは)。私の愛するレゴラスはちょっと見せ場がなくて残念。スメアゴルの心中での、善と悪の葛藤のところはよかった。しかしあれがCGとはねえ。それとエント!きゃー素敵!あなたを一番見たかったよ今回は!ほぼ脳内イメージどおりでばっちし。
サムの最後のセリフはしみじみ心に沁みた。サムって本当にいいよねえ。控えめだけど強く優しく、勇敢で誠実。彼がいなければとてもやっていけなかったよね、フロド。おや?今回、フロド全然見せ場なし?ていうかイライジャくん、ちょっと顔が丸くなってません?太った?(笑)
原作を読了ずみだったので、今回はストーリーも「ああ、あそこね」って感じですんなりわかりやすかったです。既に覚えてないシーンもあったけど(汗)。今回は旅の仲間がバラバラでそれぞれに話が進むという複雑な展開なのに、よくあれだけ忠実に映像化したなあ、とやっぱり感心しましたよ。細かいところを言えばキリないけど、ここまでやればあっぱれでしょう。監督エライ。
ヒットポイントが下がってるので寝ます。明日はロード・オブ・ザ・リングを見にいく予定。
フェリシモで、私が子供の頃、国語の教科書に載ってた『小さい白いにわとりほか』(光村図書出版)をつい懐かしさに惹かれて購入。他にもいくつか話が入ってて、松谷みよ子の「きつねの子のひろったていきけん」がとてもいいお話でした。ひろったていきけんで、子ぎつねの兄弟がどこに行こうかと夢をふくらませるお話。ほっきょくまでいく、なんて実に子供らしくていいなあ。今夜は気持ちよく眠れそうです。