11.30(火) “さざんかさざんか、咲いた道〜 焚き火だ焚き火だ落ち葉たき〜”今、白とピンクのさざんかがきれいに咲いてます。これは、私の住んでる市の市花なんです。そのせいか、あちこちの家の庭で咲いてるのをみかけます。この花を見ると、決まってこの童謡を歌いたくなります。明日から12月。いよいよ今年もあとひと月でおしまいです。

 今朝、『チャペックのこいぬとこねこは愉快な仲間』河出文庫、読了。2匹のあまりのおとぼけぶりに、笑わせていただきました。

 最近、昼休みはほとんど本を読んでません。何をしてるかというと、新聞を読んでいます。ほとんどオヤジ(笑)。会社で取ってる、朝日他4誌をいっぺんにななめ読みします。それぞれの新聞の個性や、広告の違いがわかってなかなか面白いです。でも一番楽しみにしてるのは、朝日の「ののちゃん」だったりして(笑)。(我が家は日経なのです。)昨日のもおっかしかったなあ。掛け算の問題ができない生徒に、藤原先生が「これならできるでしょ」と、数字のあとに「円」の文字をつけるの。これでもできないのを見て、先生一言「欲がないのね」(笑)。生徒、横で「ヒニクかな」。ああ、その気持ちよくわかります、藤原先生!!


11.29(月) 昨夜は、10時半に寝ました。が、日頃寝慣れない時間に床についたので(笑)、どうも眠りが浅く、繰り返し繰り返し同じ夢を見てしまいました。しかも、仕事の夢。とほほ。それと、とある新しい書店を見に行く夢(もちろん実在しません)。とても天井の高い、2階まで吹き抜けという広々とした雰囲気のお店でした。まだくっきり、頭に残ってる。ヘンなの。この世にないものなのに。

 鮮やかな黄金色だったセイタカアワダチソウも、すっかりドライフラワーになってしまいました。冬はもうすぐそこ。

 今日、人と話をしてて、自分の蔵書はいったい何冊くらいなんだろう、と思って今数えてみました。今私の横にあるひとつの本棚で、ざっと600冊強。けっこう入るのねえ。あと2階に本棚が3本あって、さらに入りきれない本が積んであるから、えーと?でも考えてみると、ひとりの人間がこれだけの本を持ってるって、すごいことだと思いません?3000もの全部違う物語を所有してるんですよ!(我が家にダブり本は存在しません)これが古本コレクター溝口@キチクヒトさん(笑)だったりしたら…、もう気が遠くなるほどですよね(笑)。

 最近、どうも乱読を書くパワーが減退気味。なんでかなあ。スランプってやつでしょうか>まっ、生意気〜。いかんいかん。今日は書きます。今から。運がよければ、今夜アップ予定。

 昨日の日経の朝刊に載ってた小谷真理の書評がよかったのか、『黄金の羅針盤』売れてきましたよ、ニムさーん!あの表紙の子は、女の子だったんですか?私はてっきり少年だと思ってました。


11.28(日) 今日は午前中に家事&部屋の片付けいろいろをやってスッキリ!クリスマスツリーを出してテレビの上に飾りました。昼過ぎから野田の清水公園に行きました。紅葉がきれいでした。ことに、大きなイチョウの樹の黄色の美しさったら!輝くばかりでした。持っていったお弁当を食べて、迷路やって、娘を馬に乗せて、夕方になったので帰りました。いっぱい動いたので疲れました。体力落ちてるなあ。もうトシかしら(笑)。今日はもう寝ます。


11.27(土) 今夜、駅前で、クリスマス星からやってきたと思われる、ツリー星人に遭遇しました。身長は人間のオトナくらい。全身緑で、一見クリスマスツリーの着ぐるみのようなものを身にまとい、キラキラ光るデコレーションを体じゅうにつけていました。彼らはふたりで、なにやら印刷した紙のようなものを、地球人に配っておりました。地球侵略の下準備でしょうか。「わー、なんかヘンな人がいるよ!!」と私がちょっと大きな声で騒いだので、彼らは「やばい、気づかれた」と思ったのか、買い物帰りにそこを通りかかったらもう忽然と消えた後でした。実に不思議な体験でした。もちろん、実話です。

 今日はあっという間の一日でした。会社行ったと思ったら、もう帰る時間でした。忙しさのあまり、精神がワープしてた模様。でも気持ち的には、割と穏やかな一日でした。風邪も、だいぶいいです。みかんを食べて、CCレモンを飲んで、アセロラドリンクを飲んで、とビタミンCを取りまくったのが成功したのか?(ホントはいっぺんに取りすぎてもダメなんですが)

 渡辺淳一の新刊の、サイン本が今日入ってきました。流れるような毛筆のサイン。なかなか達筆でいらっしゃいます。あれは相当練習したんだろうな。サインというのも、本人の性格がにじみ出ていて、なかなか面白いですね。マジメにきっちり書く人、丁寧に書く人、ざざざっと書く人、ひとこと言葉を添えてくれる人。私も何冊か持ってますが、みんな大事な宝物です。サインしてもらった本を見ると、そのサインをもらったときのことを思い出すし。本に書いた、記念写真みたいなものでしょうか。

 あと、恩田陸の『象と耳鳴り』のポップを書きました。「本格ミステリファンを自認する方なら、これを読まなきゃダメ。」(←ちゃんと赤字)という、かなり強気の推薦文つきポップ(笑)。あとでレジに立って見てたら、その本を手にとってパラパラ見てるお客様がいたので、心の中で「よおっしゃあ!」と叫んでいたのでした。へへ。でもホントに期待は裏切らないと思うよ。

 ニムさんに影響されて、『チャペックのこいぬとこねこは愉快な仲間』(河出文庫)を買ってきてしまいました。こういうの好き〜。お間抜けな2匹の生活ぶりに爆笑!


11.26(金) ワタクシ、最近ときどき日記の日付を間違えてますね。すみません、大ボケ野郎で(恥)

 今日は少々寝坊。のどが痛い。ちょっとハスキーボイス。会社で「声変わりしてるね」と言われ、「うん、お年頃だから」と言ったら、殴られました。なんで?(笑)

 風邪っぽいので少々不機嫌気味で、なのに月末なんで新刊は鬼のように台車山盛りに来るし(だから、超訳の『何ものも恐れるな』クーンツはそんなにたくさんいらないって言ったじゃんよ〜しかもこいつ、上中下巻なんだぜ)、国書刊行会の常備入れ替えはあるし、でますます不機嫌に。でも、ドキドキしたことや、ほんわりうれしかったことや、ありがたいこと(drakenさん、ありがとうございました>私信)などもあったので、今日は気持ちの目盛りのアップダウンが非常に激しく、ひとりで疲れてしまいました(笑)。やれやれ。アホみたい。

 今日、『エンディミオンの覚醒』出ました!皆さん、買ってね!(高いけど)あと、昨日ですが、牧野修の新刊が出てびっくり!これは事前に知らなかったよ。『忌まわしい匣』集英社です。ハードカバー、1900円。

 で、今日の夕方、国書刊行会の常備入れ替えをしたんですが、ひとつ非常にびっくりしたことが。常備カードを見ると、この一年で、その本が何回売れたかがひと目でわかるわけですが、さて問題です。当店で、この一年、一番よく棚で売れてた本はいったい何だったでしょう?これは実に意外でした。なんと、『世界ミステリ作家事典(本格派篇)』7000円なり、だったんです!ほえ〜、そんな高い本が一番売れてたとは!担当の私も初めて知ったよ>こら。同時にとても感激しましたね。高くても、いい本はきちんと売れるのです。少しづつではありますが。

 あ、そういえば『赤い予言者』オースン・スコット・カードが出たんだった!角川文庫!これ、いいですよお〜。ファンタジーの好きな方はぜひ!

 あ、11/上発売予定だった『日本SF論争史』巽孝之/勁草書房ですが、出版社に電話しましたら、遅れてて、来年2月ごろになるかもとのことでした。首を長くして待ってる方、もうしばらくお待ちくださいね。

 昨夜、『戦闘妖精・雪風』神林長平、読了。とてもよかったです。実を申しますと、私、これ読むの、ちょっとしんどそうだなと思ってたんです。なんとなく。でも実際読んでみたら、ちっともそんなことなくて、するする読めました。難しいメカの説明なんかは失礼してはしょりましたが(笑)。ジャムの正体や、零がこれからどうなるかが早く知りたくて、ずんずん行けました。でも「えっ、これでおしまいっすか?」という、肩すかしな終わり方!ああ、あの後が気になるよ〜!すぐ『グッドラック』を読まなくちゃ!

 私はアホなので、あんまり小難しいSFとかはちょっと敬遠してしまうんです。何言ってんだかよくわかんないから(笑)。私はSFを読みますが、あくまでもこれはひとつのエンターテイメント、物語としてです。ミステリもそう。SFだから読む、とか、ミステリだから読む、といったジャンルによる基準はあまりないのです。私が本を選ぶ基準は、前に星間宇宙船でu-ki 総統もおっしゃってましたが、「面白い」か「面白くない」かの二つしかないんだ!ってことです。


11.25(木) アナタヲ ニクムコトガ デキタラ、イッソ ラクナノニ。

 誰かを好きになるって、結局のところ、ただ苦しいだけじゃないですか?好き→欲しい→手に入らない→苦しい。もしも運良く手に入ったとしても、、またそれはそれでなにかといろいろあるし。好きでいる限り、苦しみの種はつきない。好きという感情ほど、やっかいなものはないと思う。憎しみのほうが、ずっとシンプルだ。

 ところで、最近私が好きになってしまったのは、「カードキャプターさくら」のさくらちゃんです>こらあ!ああ、なんて純情可憐なの!カワイイ!かわいすぎる!男性同人誌とかで、さくらちゃんをネタに妙なこと書いてるヤツがいたら、ぶっとばしてやるー!>いっぱいいるだろうな…。しかし、この安田ママが許さーん!!!これはねえ、女の子のための漫画です!ゼッタイ!ストーリーは全然違いますが、「キャンディ☆キャンディ」に通じるものがあると私は思う。あのカワイイ衣装とか、明るさとか、カッコイイ男性が出てくるとことか(雪兎と桃矢は、まさにアンソニーとテリィだよ!>性格)。女の子の夢と憧れがたっぷり詰まってる漫画です。ツボ突くの、うますぎるぜ、CLAMP!ってことを既に「女の子」と呼ばれるトシじゃない私が力説してどうする?(笑)ま、青池保子さんのように、ここはひとつ「万年少女」ってことで。きゃ〜、石を投げないで〜!!

 閑話休題。ぜいぜい。

 もう時効だと思うので白状するが、私は2歳にして犯罪者であった。万引き犯である。幼い私は、毎日のように母につれられて近所のスーパーに買い物に出かけた。そこでちょっと母が知り合いと立ち話をしてるスキにふっといなくなる。すると、本屋の店頭にある回転塔の、あの段ボール紙でできた絵本を一冊、いつのまにか持ってきてしまうのだ。母が気づいた時点ですぐに本屋に引き返し、お金を払っていたそうだが、中にはそのまま家まで持っていってしまい、母があわててまたスーパーに戻るということもあったそうだ。もちろんこれは母から聞いた話で、私に当時そんなことをした記憶は一切ない。確かに、そのテの本が家にたくさんあったのはうっすら覚えているが。つまり、私が初めて読んだ本、それはこの回転塔の絵本たちである。小さな罪悪感と共に思い出すのは、あのダンボール紙の端がめくれ上がった本たちである。

 …突然すみません。実は昨夜、ダンナが「今読んでる『新人賞の採り方教えます』(久美沙織)は実に面白いし、ためになる。キミはこれ読んで勉強しなさい。キミの文章はいつもひどすぎる。たとえば、“「一番最初に読んだ本」というお題で、400字以内の文を書いてみよ”と言われて、書き出しをどう書く?」と問われ、「えっ…うーん、○○」と答えたところ、「つまらなすぎ。全然ダメ」と言われまして。で、「それは私に対する挑戦だね?おーし、受けて立とうやないか!」と発奮して、深夜ひとりで上のようなものを書いてみたわけです。このネタは、だいぶ前に一度日記に書いたネタなんですが。重複ご容赦。ちなみに100%実話です(笑)。さて、点数やいかに?


11.24(水) 寒くなってきましたね。うちはこたつがないので、腹ばいにこたつに入って読書、という至福が味わえないのがさみしいです。で、いつのまにか寝ちゃうんだよなあ。またこのうたた寝が気持ちよくてねえ。

 今日も娘の耳のために病院へ。こないだ2時間も待たされたので、今日は朝イチでなく、10時半ごろ行ってみる。でもやっぱり、2時間待たされてしまった。もー、イヤじゃよー!しょうがないけどさ。診察終わって、会計して、薬もらったらもう1時過ぎ。とほほ。

 マックでお昼。娘が「本屋さんに行きたい」というので、某リブロに連れて行ったら、ここは椅子とテーブルがあるので、そこに座り込み、もう動きやしない(涙)。しかたないので、私も絵本を読みまくる(笑)。ひとまねこざるの新シリーズを何冊も読んでしまった。チョコレートこうじょうの話が爆笑!チョコレートを時々パクつきつつ、パパパっと箱につめる手際のよさ&ちゃっかりぶりがなんともいいのだ。で、お礼にとくれるチョコの詰め合わせは断るのよね。おなかいっぱいだから(笑)。パンケーキの話も傑作(こらこら、食べ物の話ばっかりかい!)。いいなあ、じょーじは手が4本もあって。うらやましいっす。>かなり本気

 それからちょっとLOFT行って、「のどかわいたー」と言うのでお茶して、買い物して帰ったらもう夕方。一日って早い。というか、娘にふりまわされっぱなしの一日でした。こんなの毎日やってる専業主婦の方って、超エライ。尊敬するよ。

 昨夜、『戦闘妖精・雪風』半分読了。読み進むほど、どんどん面白くなりますね。機械と人間、未知の生命体と人間、との関係を考えさせられます。この、自分の戦闘機(雪風)を偏愛してる零さんって、きっと神林さんそのものなんだろうな。ホントに、メカへの愛がひしひしと伝わってきます。


11.23(火) う〜、今日は忙しかったです。ほとんど一日、レジ業務。祝日だろうとなんだろうと、サービス業はお仕事さっ!でもお客様がいっぱい来てくださるのはうれしい〜(血の涙)。

 昨夜、かわかみさんの11月19日の日記を読んで冷や汗。うっ、積読かあ。最近増えたよなあ(笑)。ネットやるようになってから特に。だってさ、あれもこれもみーんな面白いっていうんだもん!読みたくなるじゃん!>単なるミーハー。そう、今は読みたいと思う本が多すぎるのよ!しかもさあ、SFの入手しにくい本なんかは、とにかくゲットしといてから!とか思うじゃない?だから、ついついたまっちゃう。

 でも積読本ってのはホントにここ数年のことだな。それまではそんなに買いだめしたりしなかったなあ。たまーに、書評読んで、読んでみようかなと思って買ってそれっきり、みたいなのもありましたが(例:『ソフィーの世界』)。就職前は、未読本は一冊もなかったしね。ああ、それが今や階段の上に40センチくらい…。しかもふた山だったりする(笑)。さらに、ださこんでゲットした本も…(結婚したらなぜか蔵書が倍以上に増えたというのもある(笑)。ま、これは趣味が合うのだけね)。でもね、この積読本たちみんな、ゼッタイいつかは読んでやる、と心に誓ってる本ばかりなんですよ!あっ、またなぜか部屋に『ネットの中の島々(上・下)』が!

 今日、思いついたフェア。題して「本マニアに捧げるフェア」(笑)。ダイヤモンド社の『古本雑学ノート』とか、青弓社あたりの古本マニア系の本や、『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』みたいな本屋さんのことを書いた本や、『あの本棚が見たい!』(でよかったかな?)なんかの本をまとめて積んでみようかなって。クリスマス用のギフト本フェアが終わったらさっそくやるつもり。ふふふ、楽しそう〜。って一番楽しんでるのは自分だったりして。売れるといいのですが。


11.22(月) ついに、本日おかげさまでアクセスカウンタ50000突破いたしました!ばんずわーい!皆様、本当にありがとうございました!しかし、こんな記念すべきカウントだってのに、なんの企画も考えてなかったよ私。気づいた時にはすでに遅し。お間抜けな管理人ですみませ〜ん。

 昨日、私が娘の耳掻きをしていたところ、娘が突然頭を動かしちゃったんです。耳掻きがグサッと深く耳にささり、娘大泣き。血が止まらないので、こりゃやばいかも、と日曜もあいてる救急病院へ。「まだ出血してるのでよくわからないけど、もしかしたら鼓膜が傷ついてるかも」と言われ、大ショック!「明日また病院来なさい」というので、今日も病院へ。2時間(!)待たされたあげく、診察3分(!!)。でも、「鼓膜は大丈夫みたいです。まだ血が乾いてないのではっきりわからないけど、水曜日にまた来なさい」とのこと。あ〜、よかった!痛い思いさせちゃってごめんね、ホントに>娘

 ってな調子で、最近心のお天気が曇りがち。しじゅう、やっかいな霧がたちこめてて、どうも気分が晴れない。なんとか、パーッとこのもやもやを吹き飛ばしたいもんだね。地道にやってくしかないんだけど。ふう。

 ちょっと前のことですが、人文書のちょっとアヤシゲな精神世界のコーナーに、『人類の長い午後』という本が積んであるのを発見。しかもポップには「SFファン必読!」と書いてあるではないですか(笑)。い、いったいこれはナニ?こりゃダイジマンに教えなきゃだろう、と思って報告に行ったら、彼は速攻で見に行き、「あれは決してアヤシイ本ではない!橋元淳一郎という、れっきとしたSF作家の本だ!」と力説。へー、そうだったのか。大変失礼致しました。だったら、あの場所はあんまりね、ってことで、今、その本は理工書の科学のコーナーに行きました。よかったよかった。


11.21(日) 今日はちょっと家でアクシデントがあって、キイスの講演会に行かれませんでした。がっくり。自分がまいた種とはいえ、残念無念。詳しくは明日。

 昨夜、いきなり『ねじれた町』眉村卓、ハルキ文庫を手にとり、一気に読了。ある古い町に越してきた少年の一家。しかしそこは、時間・空間・意思がゆがんだとんでもない町だったのだ!という話。なかなか面白かったです。これはぜひとも、10代の少年少女たちに読んで欲しいジュルブナイルSFですね。読みやすくわかりやすく書かれていますが、テーマは深いです。ホントに懐かしのNHK少年ドラマシリーズっぽい雰囲気。おお、なんかひと昔前の中学生ってマジメだ〜。

 これのあと、手に取ったのが『戦闘妖精・雪風』神林長平。きゃあ〜、石を投げないで〜!今ごろ読んでる私を許して下さい〜!>間抜けすぎ。しかし、文章のテンポがいいですね、これ!戦闘シーンなんてすごくスピーディーでカッコイイ!零さんもクールで素敵〜。>ミーハー

 話は飛びますが、私、あるアニメにハマってしまいました。それは!『カードキャプターさくら』!(笑)いや、ビデオ借りてきて初めて見たんですが(テレビはいつも時間が合わなくて見たことなかった)、さくらちゃん、か、か、かわいーい!!!あのコスチュームのかわいさもたまんないね。娘にコスプレさせるのが、密かな野望だったりする今日この頃(ああ、またダイジマンにバカにされそうだよ…)。


11.20(土) 昨夜、やっと気になってた乱読をアップしたので、今は非常に穏やかな気持ち(笑)で読書中。でも読んでるのは、今日出たばかりの『残酷な神が支配する』14巻(萩尾望都)だったりして。あと、立花晶の『まんが生活』なんかも読んでしまいました。おお、SF大会のレポートマンガがあるよ!しかも去年の名古屋のカプリコン1と、今年の長野のやねこんじゃん!どっかですれちがっていたかもね、立花さん。確かにアレって、大人の文化祭だよね。納得なっとく。

 ここんとこ、少々太りぎみでヤバイです。甘いものをひかえるよう、努力しなきゃ。と、ネットで全世界に公言しておけば、ちったあちゃんとやる気になるかな?>ダイエット。なぜ腰まわりにばかり、肉がついてしまうのでしょう?>はい、それは運動不足だからでーす。

 今日、渋谷ブックファーストで、ダニエル・キイスのトークショー&サイン会がありました。私ははがきで応募してたのが見事当選してたのですが、仕事の都合でどうしてもいかれず、代わりに友人に行ってもらいました。ありがとう、ざっぱー!私は明日のキイスの講演会に行く予定なのですが、まだ行けるかどうか未定です。ああ、子持ちはつらい〜。


11.19(金) 今日はよく晴れた秋空の下、娘の保育園のマラソン大会が行われました。いやあ、保育園でもやるのねえ、マラソン!かわいそうに。というのは、私は極度の運動音痴で、いつもビリから2番目くらいという暗い過去があるためです。なぜあんな苦しいだけの行為をあえてするのか、私はいまだに理解できません(笑)。で、なぜか親も呼ばれて見学。親が走るのもありでしたが、私は上記の事情により辞退。ほほほ。

 保育園のすぐそばの運動公園のグランドを借りて行われたのですが、娘のクラスは400メートルも走りました。が、意外なことに娘は総合6位、女子では2位!私の娘とは思えない(笑)。で、親子でお弁当を食べて解散。おひさまぽかぽか、風はそよそよで、外でご飯を食べるのはとても気持ちよかったです。

 今、私の背中でテレビが「ルパン3世・ルパンvsクローン」をやってます。懐かしいのお〜、マモー!好きだったなあ、これ。何度ビデオを観たことか!よく、これのセリフをパロっては、弟と遊んだものでした。しかし、78年だから20年前か!時の流れを感じるなあ。でも今見ても面白いよ。

 これから乱読原稿書きます。もしかするとまた夜中に更新しなおすかも。かも。かもですよ。

 …というわけで、本日2度目の更新(笑)。乱読、アップしました!


11.18(木) 昨夜はしし座流星群、曇ってて全然ダメでした。くすん。残念。今夜は晴れてるみたいだけど、見られるのかな?

 眠い頭に鞭打って、やっとこさっとこ、銀河通信11月号アップしました〜。いやいやホントに遅れまくって申し訳ないです。今回はダイジマンの原稿は早く(というほどでもないが)あがったのですが、私の原稿が意外と時間がかかり、遅くなってしまいました。ああ、もっと早くから着手すべきだったなあ。反省反省。でもホントにここんとこ、体力の限界まで努力はしてるんですよ〜。

 でも今回の特集を書くのは楽しかったですよ〜!大島弓子のコミックをいろいろ引っ張り出して、どのレビューを書こうかなあ、とパラパラめくってたら、いつのまにか読みふけってしまって(笑)。ひさびさに大島弓子ワールドにどっぷりひたることができて、とても幸せでした。本当にこの人のマンガは何度読んでも飽きないです。きっと一生読むんだろうなあ。私のバイブルです。

 年末の「このミステリーがすごい!2000年」を楽しみに待ってらっしゃるミステリファンは多いことと思います。もちろん私もそのひとり!今年は、12月10日ごろ発売予定だそうです。最近は、出版社さんもこれにノミネートされるのを意識して、新刊を出すタイミングをはかってる気がします。だから、秋ごろに読み応えのあるミステリが出る確率が高いようです。今年、恩田陸、入らないかなあ〜>『象と耳鳴り』。これは、ホントにもっとたくさんの方に知られてほしい本です。ここんとこ、じわじわとクチコミとかで、やっと彼女の名が広まりつつあって、ファンの一人として「よーしよし」とひとりほくそえんでいます。ふふふ。


11.17(水) 今夜から明け方にかけて、しし座流星群が見られますね!もう、去年の星見から一年経つのか。時のたつのは、早いような遅いような。でも、今年はあいにく天気は曇り気味。そちらはいかがですか?私は一応、ちょっと夜中に外(近くの畑かな?)に出てみるつもり。どうせいつも夜更かしだしね(笑)。うーん、でもお天気ダメかなあ。

 月下工房さんとこで見つけた、面白いページ。ちなみに私の語彙は約53102語でした。ホントにそんなにボキャブラリーあるのか?>自分。とてもそうは思えないなあ(笑)。

 先ほど、『青い炎』読了。やりきれない話でした。確かに主人公の少年は、してはならない罪を犯したのだけれど、私には彼が悪いとはどうしても思えないのです。でもやはり罪は罪。「怒り」という青い炎に飲み込まれてしまった彼が哀れで、どうにも悲しくやりきれない気持ちです。

 引き続き原稿書き。がんばりまあす!


11.16(火) 少々、精神的にへばりぎみ。

 そういや、2000年まであと50日を切りましたね。私の職場の入ってるデパートの一階には、今、カウントダウンの電光掲示板がついていて、あと何日何時間何秒まで出るようになってて、刻一刻と時をきざんでいます。

 今日はショックなニュースがありました。日本の作ったロケット「H2」が打ち上げ失敗しちゃったそうですね。これを作ってた方々は、どんなにかがっかりなさってることでしょう。お気の毒です。しかし、これで世界の商業用ロケットビジネス(!)に打って出ようとしていた日本の計画の実現のメドがたたなくなりそう、とか。えええ〜!今後の開発計画にも響くとかって。そ、それって、月へ行く夢が一歩遠のいたってことなの?ガーン!21世紀目前にして、そりゃないよ〜。まあ、安全第一ですから、あせらず慎重にやるのは大切ですが。原因を究明して、一日も早く宇宙開発に明るい光が射すことを、影ながらお祈りしています。

 さて、今日も原稿書きだ!がんばろう!それにしても、ここんとこ、読書のためにまとまった時間がとれず、さっぱり本が進まない。むーん。ちびちび読まず、一気にいきたいのだがなあ。


11.15(月) 夜の雨の中にぽつんとそびえ立つ鉄塔は、赤い目をしたさみしい巨人のよう。

 昨夜は「こ、これ以上起きていては本当に死んでしまう〜」と体が叫んでいたので、日記だけアップしてから、素直に本能に従って娘とともに9時に就寝。朝7時まで、爆睡しました。いやあ、いつもの倍の時間寝てしまった!

 もう街はすっかりクリスマス一色ですね。私も今日はクリスマス絵本のディスプレイをしました。趣味で、長野まゆみの『三日月少年漂流記』や、『鉱石倶楽部』、寮美千子の『星兎』、北村薫『月の砂漠をさばさばと』なんかも並べてみました(笑)。なかなかのセレクトでしょ?売れるといいな。贈られた人の心に、ぽっと小さな灯りがともってくれたらうれしいな。

 今日はこれからダイジマンの原稿入れと、自分の原稿書きをします!ファイト!運がよければ、ダイジマンの「出たトコ勝負!」だけは今夜アップの予定。


11.14(日) 今日はかなり体力の限界にきてます(笑)。早めに寝ます。あー、原稿やってない!ダイジマン、ごめーん!でもいいかげんに寝ないと死にそうなので許して〜。

 昨夜、『いさましいちびのトースター』読了。ホントに童話でした。家電製品版、ブレーメンの音楽隊みたいな感じ。が、この本(文庫)の目玉は、実は裏の見返しに載ってる著者の写真です(笑)。ぴかぴかの銀色のトースターに、鏡みたいに自分の顔が写ってる写真なんです。なるほどね、ここからこの話ができたわけだね。イラストも、チャペックのダーシェンカみたいなシンプルな線の絵でとてもイイです。


 11.13(土) 今日、仕事帰りに、2000年のカレンダーと手帳を買ってきました。なんと、どっちもポストペットのモモ!記念すべき2000年は、モモ一色だあ〜!しかしこんなことでいいのか、30ウン歳になる一児の母が!(笑)カレンダーは、もう一種類を衝動買いしてしまいました。一目惚れ。こっちは、2ヶ月に一枚の、字はほとんど飾りみたいな非実用的ポスターカレンダーなのですが、これ、天体写真のなんです。40センチ×50センチくらいの大きさで、「COSMOS」と表紙に書いてあります。表紙は大きな青い地球。1.2月は「地球から見た月の出」、3.4月は「アンドロメダ星雲」、5.6月は「土星」(これキレイ!)、7.8月は「ハレー彗星」、9.10月は大きな「木星と月」、そして最後の11.12月は表紙の地球「ペルシャ湾」(サイコー!)。ああ、やはり地球は美しい。ねえ、沖田艦長!私たちは、こんなに美しいブルーの惑星に住む宇宙生物なのですねえ。そう、あなたも私も実は地球という星にいる宇宙人なのですよ。

 今日、恩田陸の新刊『木曜組曲』が出ました!さっそく買ってきました。が、こないだ『象と耳鳴り』を読んだばっかりなのよねえ…。こんなにすぐ出されると、今読んじゃうの、なんかもったいないなあ。もうちっと、間隔を置いて出したほうが、うれしさの度合いが大きいような気がするんだけど。でも、寝かしといて、他の人が先に読んじゃうのもしゃくなのよねえ。ってどっちなんじゃい!とりあえず、読みます。でもちょっと他の本が先ね。女性が何人か出てくるミステリみたいですよ、これ。

 あと、昨日ここに書いてた『いさましいちびのトースター』を買ってきました。なんかね、すごく不思議。昔、そう、もう10年近く前になっちゃうのかな、私が文芸書担当になりたての頃、一年に一回、ハヤカワの常備を入れ替えてたんですよね。で、この『ちびのトースター』が必ずそのセットに入ってたんです。でも何度も重版してたわりにはあまり店では売れなくて、「どうしてこの本はゼッタイ入ってるんだろう?」と首をかしげていたものでした。本自体も薄っぺらだし、絵本みたいな感じだし、なんとなく謎の本だったわけですよ。

 それが10年たった今になって、これがディッシュというとても有名なSF作家の本だったということがやっとわかり、しかも彼がすごいマッチョな方だということまで知ってしまい(ごめんねu-kiさん、かってに拝借して)、なおかつ読もうと思って買ってきてしまうとは!10年前の私には想像もつかなかったね。なんだか自分でも気づかぬうちに、流れ流れてとんでもないところにたどり着いてしまったのだなあ、私。これだから人生はわからない。しかし、このヘンテコリンな島が妙に居心地がいいのは、どうしてなんだろう?(笑)


11.12(金) 今日は遅番でした。遅番の日は、秘密の楽しみがひとつあります。ナイショで、アナタにだけこっそりと教えましょう。それはね、ふふふ、閉店後の誰もいない店の中で、思う存分本を見られること!想像してみてください、書店まるまる全部、独り占めの貸しきり状態!これは、本好きには垂涎ものでしょう。文庫の平台を、端から端まで眺めて、「おっ?」と思うものは手に取って、「あれ?これないのかな?」と思ったらストックの引出しを開けて在庫を探す。ふふふ〜、いいでしょう〜、やってみたいでしょ、そこのアナタ!これは、書店員だけの禁断の楽しみなのだ!まあいいじゃん、このくらいの楽しみがあったってさ!そして今日棚を見てて、私は突然『いさましいちびのトースター』を読みたくてたまらなくなってしまったのでした。明日買ってこよう〜っと。『果しなき流れの果てに』小松左京は在庫がなかったのだ。残念。

今、u-kiさんが「bU」を偏愛する原因となったドラマ「プリズナーbU」のビデオを観てます。これ、すっげーヘン!(笑)アヤシい!アヤシすぎ!あの白い風船はなんなんだあ〜!(笑)しかし、全体的にホントにu-kiさんの掲示板での説明どおりでした。これってミステリーゾーンみたいな雰囲気のドラマですね。ん〜、SFなのかな?だよね?

 先日、動物占いの本がまた出ました。ええと、ワニ文庫だったかな?ちょっとうろ覚え。が、これ、今世間を騒がせてるあの動物占いとまた違うんです、動物の種類が!へびとかイルカとかが入ってるんです。ちなみに、これによると私はなんとビーバー!(笑)

 そうそう、「本の雑誌12月号」の「真空とびひざ蹴り」は笑えます。あの目黒さん(これはシーナさんではないです。裏もとってあります^^)が、ただいまネットにはまっているそうです!(笑)うんうん、よくわかるよその気持ち!どんどんリンクをたどっていくと、もうどうにも止まらない状態だそう。しかも、そのおかげで本を読む時間が削られてしまうそうな。そうなんだよ私も今まさしくその状態だよ!(笑)でね、彼はいろんな読書日記のページを見て回ってるそうなんですが(目黒さーん、見てますか〜?)、これだけの読者がこんなに熱く語ってるのを知ってかなり驚いてらっしゃるようです。ふふ、そうなんだよ目黒さん!今度、ださこんにでもいらしてみいや!あんなに熱く本について語る人々をじかに見たのは、実は私も初めてで、本当に驚き、うれしかったものでしたよ。そう、本を熱愛する方はまだいっぱいいっぱいいるのですよ!絶対的人数は減ってるかもしれないけど、でもこういう方々がいる限り、書店も滅びることはないと私は信じてます!


11.11(木) 今日は11.11.11というゾロ目の日ですね!これができるのも来年までね。13月はないからなあ。

 今日の日記は、ひさびさにSFの人っぽいネタで攻めてみようと思います(笑)。

 その1.今朝、7時50分ころ(だったと思う)いつものようにNHKのニュースをつけて支度をしていたら、なんとインタビューで小松左京が出てました。例の「小松左京賞」に関するインタビューでした。「どうして今、SFなのですか?」という問いに、「今こそSFにふさわしい時代なのです!」と力説しておられました。懐かしの「日本沈没」の映画のフィルムなんかも出て、「あれが日本のSFブームの幕開けでしたね」などとインタビュアーの方がしゃべってました。少々お声が聞き取りにくかったけれど、いまだSFに対する情熱はさめてなく、いや増すばかり、といった雰囲気でした。おかしかったのは、「自分で小松左京賞に出して、自分で選考して、自分で落とそうかな、なんてね」とか言ってらしたこと(笑)。なかなか面白い方でした。

 その2.本と雑誌のメーキング情報、というふれこみのインタビューウェブマガジン、「のんぶる」に、柴野拓美さんのインタビューが載ってます。彼はご存知SF同人誌「宇宙塵」をなんと42年(!)も発行し続けているという、脅威のお方。「宇宙塵」誕生秘話も載ってます。まあたぶん、コアなSFファンの方々なら周知の事実ばかりかもしれませんが、彼がSFにずぶずぶはまっていく経緯がよくわかって、ワタクシ的にはこのインタビュー、非常に面白かったです。なにげにさらっとしゃべってますが、実は彼が話してることはとんでもなくすごいことです。彼の行動力には脱帽します。この淡々とした言葉の裏には、彼のSFにかける情熱と愛があふれています。

その3.今日、腰を抜かすほどびっくりしたこと。本日、待望のブラッドベリの新刊『瞬きよりも速く』が出ました!いやそれはわかってたからいいんですが、表紙がちょっとマンガっぽいパステルカラーのイラスト。「あれえ、どっかで見たような絵だなあ。誰だろう?」とページを開いて仰天!な、な、なーんと、このイラスト、須藤真澄さんじゃあーりませんか!これはもろにツボ突いてるよ!ハヤカワさん、エライ!というか、どうして私の趣味がわかったの?(笑)

その4.もう発売されてから5日もたってるから、ご存知の方も多いと思いますが、先日6日にでた「ダ・ヴィンチ」に、新井素子の「私の好きな日本のSF」10冊というインタビューが載ってます。モトちゃんのアップの写真つき(笑)。これで絶版と紹介されてる『狼男だよ』平井和正は、13日ごろハルキ文庫から出ますよ!ハルキ文庫さんもエライ!面白いのは、彼女が選んだSFが、ほとんど学生時代に読んだものばかりだということ。あと、20代でデビューした方に対して、「若いのにすごいなあと思った」とか何とか言ってること。彼女はその当時、その作家よりずっと若い10代なのに!

その5.今日出た「本の雑誌12月号」で、大森望さんが絶賛してる『クリスタルサイレンス』。彼曰く、「国産本格SF10年に1度の大傑作」だそうで、私はこの本の発売当日、この大森さん絶賛の帯を見て、即座に追加注文を出したオンナです(笑)。でもまだそれほど売れてないので、皆様大森さんの言葉を信じて買いましょう。さきほども書いた「宇宙塵」出身の作家だそうで。

 はあはあ、これだけ書けばじゅうぶんかな。なんせ最近、全然SFネタに触れてなかったものだから、「わっちりんく(す)」厳選!SFつながりに入ってる身としては、妙に肩身が狭かったのだ(笑)。といっても、今ちょっとここトラブってるのかな?

 最後にミステリネタ。その5で触れた、「本の雑誌12月号」の吉野朔美のコミックエッセイを読んでてはっと気がついた。もう11月11日。もうすぐ「このミス」発表だ!いやそれはわかってたんだけど、それまでに『永遠の仔』を読まなきゃいけないと自分に課してたのをすっかり忘れてた!『青い炎』が終わったら、こっちにいかねば!


11.10(水) なんか手がかじかんで、キーボードが打ちにくい〜。そんな季節になったのね。

 今日はホントは東京に出かけるつもりだったのですが、 寝坊もしたし、家事もあれこれやってたらお昼になってしまい、断念。うーむ、残念だ。あきらめて、原稿書きや、ネット徘徊(笑)などする。ずっと気になってた、リンクをまた追加しました。まだ増やしたいとこ、いっぱいあるんだけど。私は特になにもしていないのに、おかげさまで、うちにリンクしたいとおっしゃって下さる方がじわじわと増えていて、嬉しい限り。本当にありがとうございます。いったい、今、どのくらいの数のサイトからリンクしていただいてるのだろう?

 今、私はあることにとても悩んでいます。迷っています。どうしたらいいんだか、ぜんぜんわからない。が、昨夜、ある人に行くべき道を「こっちだよ」と指さして教えてもらい、一条の光が射したような気持ちになりました。「そうか!」と。

 要するに、私はふらふらしすぎなのです。頑固すぎるのもよくないけれど、私はあまりに周りの人々や状況に左右されすぎ。まわりをキョロキョロ見て、あっちがいいかな、いやこっちもいいな、とまるで気まぐれな風船のようでした。もっと自分でよくよくよーく考えて、「私はこうだからこうしたいんだ!」という確固たる意見を持つべきでした。要するに明確なビジョンがなかったのです。自分がこうなりたいのだ、というものをきちんとした形として、心の中でしっかり把握すること。これさえできれば、これに向かって進めばいいわけです。要するに、目指す方向が決まってなかったから迷ってしまっていたのですね。

 少しゆっくり考えて、結論を出そうかと思っています。いったい自分がどうするのがベストなのか。それが決まれば、自分が今何をするべきかがおのずから決まってくるはず。

 この悩みとは若干違いますが、ネットに関してもそうです。実にいろんなページがある。素晴らしい書評ページもいっぱいあって、ときには自分があまりにもヘボなので落ち込むこともある。でも、その人が目指すものと私が目指すものは一緒ではないのです。無理に背伸びして、その人と同じものを目指す必要はない。そもそも不可能(笑)。私は私。自分のペースで、本を読んで、書いていけばそれでいいのです。たぶん。

 でもよそのページ見るの好き〜。ちなみに、ここを読むと私はいつも元気が出ます。この人の文章、大好き。なんでだろう?彼がいつも前向きだからだろうか?なんかこう、「おっしゃあ〜!私もがんばろう!」という気にさせられるのです。笑えるしね(^^)。他にも大好きな文章を書く方はいっぱいいます。随時紹介しましょうか?つったって、私がリンクしてるとこは全部そうなんですけど(笑)。でも、この方はマジで特別。私の深夜のささいな幸福その1。

 話は大きく飛びますが、来年から祝日が若干変わりますよね?土日月をくっつけて、3連休にするためだそうですが。しかしこれってさあ、サービス業の人間のこと全く考えてないよね。こちらは、そうやって他の人々が連休する日には逆に働かなきゃいけないってこと、全然頭の片すみにもないんだろうなあ。お役所のやることって、まったくもお。

 昨夜から、『青い炎』貴志祐介、読み始めました。悪役が、ちょっと『黒い家』をほうふつとさせます。次にどういう行動に出るか、何をしでかすのかわからなくて、主人公とともに身動きひとつできずに、じっと息をのんで敵の行動をうかがってしまう。要するに、貴志さんて、「この世でもっとも恐ろしいのは人間の心だ」というのを繰り返し書いてるような気がします。


11.9(火) 今日はとてもハッピーな日!なぜなら、ついにとうとう、大島弓子の新刊「雑草物語」が発売になったからです!昼休みに速攻でゲットして、帰りの電車で読み始めました。が、頭が彼女の世界に没入したところで電車が駅に着いてしまって、「くうっ〜!せっかくいいとこだったのに!」と歯がみしながら降車(私の乗車時間はたったの5分)。あっちの世界にいってた頭が、いきなり無理やり現実に引き戻される。ああ、歩きながら本が読めたらいいのに!ミステリなんかで、「今いいとこなのに!」」なんて時は、そのまま駅のホームで読んだりしますが。

 しかし、このコミック、薄い!無理やり単行本にしたのがよくわかる(笑)。あとがきマンガによると、担当さんが「他のいろんな原稿を足してまとめてはいかがでしょう」とおっしゃってくれたそう。この担当さん、エライ!おかげで、なんと大島さんの撮った花の写真や、おそらく世に出たのは初めてと思われる彼女の短篇小説つき!こりゃお得!というかファンなら買いだ!買うしかない!

 ところで、「雑草物語」だが、これ、どうも読んだことあるわ!95年に前後編で、「ヤングロゼ」に載ってたそう。えらいなー、私、よく読んでたなあ。「ヤングロゼ」なんて買ってなかったのに。大島さんらしい、とてもいい話ですよ。テーマは「お金と愛」です(笑)。

 そうそう、今朝、バス停でバスを待つ間に恩田陸を読んでたら、年配のおばさまがにこやかに話しかけてきました。「本、お好きなんですね」。おっ、もしや同志か?照れつつも「はい」とにっこり笑うと、「じゃあ、聖書なんかはお読みになったことある?あのね、予言とかがいっぱい書いてあるんですよ。それもみんな本当のことなんです。このパンフ差し上げるからぜひお読みになって」と、地球の写真のついた小冊子を渡されました。なあんだ、宗教か!(笑)がっくり!ちなみに読んだことありましぇ〜ん。>聖書

 でもめげずにバスの中でも続きを読み、めでたく「象と耳鳴り」読了。乱読は明日くらいかな。ううむ、最後の短篇は都市伝説を扱った、いかにも恩田陸らしい話でした。「球形の荒野」を思い出しました。しかし著者もあとがきで書いてますが、この一篇のネタだけで一冊長編が書けるよ!

 あ、ひとつアンハッピーなこと。昨夜、「FFやりたーい!」と娘がいうので、そういや超久しぶり(半年ぶり?笑うなダイジマン!)にやろうかな、と思ってロードしたら、「データが存在しません」の表示。う、うっそお!どうやら、FF8のデータが入ってるメモリーカードが行方不明みたいなのです!ダンナに聞いても「知らん」の一点張り。だ、だれかうそだといって!あの私の血と汗と涙の結晶がパアですか!?それはつまり、もう私には永遠にクリアできないという神の啓示か?ダンナは「またイチから始めればいいじゃん」というけれど、私にそんな時間はないの〜(泣)。というわけで、ワタクシFF8はあきらめようかなと思います。とほほ。ま、最初からうすうす、クリアできないんじゃないかって気はしてたの。FF日記も、本日をもってコンテンツから外させていただきます。あしからず。ま、読者はエマノン嬢(とダイジマン?)くらいしかいなかったから、別に誰も残念がったりしないでしょう。根性なしの私を許して〜エマノン!ああ、ラグナくんの感動のラストが見たかったよ!今度、セーブデータ見せて〜(笑)。


11.8(月) 今日は珍しく(笑)天気予報が当たって、夕方は雨。こういう日に限って傘を忘れる私。傘を持って出ると、降らないというのに。とほほ。

 昨夜、「覆面作家の夢の家」北村薫読了。やっぱりとてもよかったです。しかも、有栖川有栖の解説が非常によかったです。この本&北村さんのいいところをずばっと書いてるし、ユーモアもあって実にいい。えらいぞ、有栖川さん!というか、ミステリ評論家に転向しません?あ、ミステリ作家とふたまたでもオッケー(笑)。

 ああ、早く「青い炎」を読まなければ!「象と耳鳴り」恩田陸もあと少しなんだけど、読み終わっちゃうのがもったいないよお〜。ホント、いいんだから、これ!早くも重版かかりましたしね。しかしこの方、ネタを惜しまないね。非常に短い短篇ばかりなんだけど、「そ、そのネタで一冊書けるのでは?」みたいないいネタを惜しげもなくどんどん使っちゃってるの。一編読み終わるごとに、「くぅっ〜〜〜〜!」ってしびれています。しかし、これは乱読書きづらい…!ネタバレしたら面白くもなんともないしなあ。


11.7(日)  今日は娘の「おばあちゃんちに行きたーい」という気まぐれな一言で、ダンナの実家の赤羽にいくことになりました。これは私にとっては渡りに船。実は池袋の書店めぐりをしたいという野望を秘めていたからです(笑)。いったん赤羽についてから、車で池袋へ。私だけ別行動をとり、旭屋とリブロをのぞいてきました。よその書店を見るのは、実に勉強になります。本の展示の仕方、並べ方、置いてる本自体。新鮮な発見がいっぱいです。またしてもメモをとりまくる、アヤシイ客になってしまいました(笑)。ホントに店によって、全然違うんですよね〜。もう、クリスマス絵本も並んでたしなあ。あ、このアイデア、いただき〜みたいなのもあったし。旭屋では、ハヤカワポケミス復刊フェアと同時に、サイン本フェアもやってました。「うっ、これは!」と、突然目が輝く私。一瞬、仕事は忘却の彼方に去り、突如マニアの顔に(笑)。

 それにしても、やっぱリブロはセンスがいいなあ。「書店」という以前に、「百貨店」という意識が根本にある気がします。もうね、展示のセンスが全然違うんですよね。棚もキレイで、カッコイイしなあ。棚自体がまっすぐじゃなくて、ゆるやかにまるくカーブしてたりとか。ああいうところはかなわないね。むーん。でもあそこ、SFの棚がさみしかったように思うのは気のせい?私の探し方が悪かったかな?

 でも結局、旭屋とリブロのうち、私が実際にお財布を開いて本を買ったのは どちらのお店だったと思います? 答えは旭屋。理由は簡単。私の欲しい本は、旭屋にあったからです。 つまり、結局書店の基本は品揃えなんですよね。 あまりにもあったりまえのことなんですが。 うーむうーむ、とにかくがんばるしかないのだ!

 ジュンクも行きたかったんだけど、時間がなくて割愛。今度また行こうっと。

 それにしても、池袋はすごい街です。人、人、人とモノ、モノ、モノの洪水!どっからこれだけの人が沸いたのかと思うほどの人混みと、世の中にはこれほどのモノがあふれてるのかと驚愕するほどの食べ物、持ち物、着るもの!物欲と人間のエネルギーが渦巻く街だなあ、と改めて思いました。見てるとあれもこれも欲しくなって、ああそんな自分が恐ろしい。誰でも、あそこに行くと、つい衝動買いしてしまうんじゃないかなあ?これは、この街にうごめくエネルギーに感染してしまってる証拠でしょう。といっても私は結局、本とワインとパンしか買ってこなかったんだけど(笑)。ああ、娘はスライムを買ってもらってました。ドラクエのじゃないですよ。私が子供の頃からある、緑のアメーバーみたいなゲル状のおもちゃです。なぜそんなものを欲しがる、娘?ま、私も昔欲しがったクチだけど。子供って、こういう得体のしれないものに惹かれるのでしょうか。

 ここんとこ、ネット遊びに夢中で、ちっとも読書が進まない。反省。今日は本を読もう!


11.6(土) 今日はちょっと疲れました。ふう。

 今日、ひさしぶりに前によく通ってたビデオ屋さんにいったら、なんとコミックのレンタルもやっててびっくり!1冊80円で、一週間借りられるんです。これじゃあ、コミック買う人減って当然だわねえ。「読みたいけど、買うまでもないな」みたいなのは、こういうとこで済ませちゃえばいいですもんねえ。こりゃますます書店と出版社はキビシイわ。

 しかし、昔はよくこういう「ちょっと読みたい」系のコミックは、友人と貸し借りしたものですがね。今はあまりそういうのはしないのかなあ?まあ確かに私もしないけど。もっぱら弟に貸すばっかり(笑)。彼は我が家にくるたび、「なんか新しいマンガない〜?」と聞いては借りて帰っていきます。彼のお気に入りは「エロイカより愛をこめて」です>かなりヘンなヤツ(笑)。これは姉の趣味に染まってしまったため。私の持ってる少女マンガはほとんど読んでます。でも私も彼の影響で「キャプテン翼」を全巻読んだのでした(笑)。こんな彼に愛の手を!嫁さん募集中!(私よりふたつ年下です)

 そうそう、「月刊フラッパー」というコミック雑誌が、メディアファクトリーから創刊になりました。つーか、我が家の床に転がってたんですけど(笑)。これ、すごいっすよ!連載陣に、和田慎二「超少女明日香」、たむらしげる「ファンタスマゴリア デイズ」、さらにますむらひろし「アタゴオルは猫の森」が!よくこれだけの漫画家を集めたものだ。巻頭は新谷かおるの連載ものだし。それにしても、「明日香」、全然変わってないよ!うれしいよ〜!「スケバン刑事」といい、最近リバイバルに走ってますね、和田さんたら。あ、この雑誌、最後のページに今月のコミック新刊予定が入ってます。まるで「ダ・ヴィンチ」だわ(笑)。ところで、たむらしげるの連載が終わったあかつきには、ちゃんと単行本にしてくれるんでしょうね、メディアファクトリーさん!ひとつよろしく頼むよっ。


11.5(金) 今夜は遅番だったので、駅から家までの暗い道を、ひとりで星をながめつつ、のんびり帰りました。夏の大三角が、もう西空に沈みそう。木星は、夜空のてっぺんあたりで輝いています。その近くに見えたのは、ぎょしゃ座のカペラかな。それともふたご座のカストルとポルックスの兄弟かしら。そういえば、もうすぐまたしし座の流星群がやってきますね。去年は会社の友人みんなで海まで見に行ったのでした。面白かったなあ。今年はたくさん出現するのでしょうか?どういう予報が出てるのかな?

 でもねえ、もう今の日本じゃどこ行ってもそれほどたくさん流れ星は見られないんじゃないかと思っちゃいますよ。ほら、よく流星群の紹介なんかの時に、昔の出現時に描かれた絵が出るでしょ。あれには、まさに夜空を覆い隠すほどの、まるで花火が炸裂してるような流星が描かれてますよね。もしかしたら、今でもこのくらいの量の流れ星は出てるんじゃないかと思うんですよ。ただ、その何百年か前の状態に比べて、現代はあまりに空気が汚れている!だから、流れててもほとんど見えてないだけじゃないのかな、などと考えてしまうんです。こないいだ、東京湾に浮かぶ「海ほたる」から見た、東京の上空をすっぽり覆ってる紫のガスのドームがいまだに忘れられなくて。もちろん、そのドームを作ったのは、他でもない私たちなんですけどね。

 ああ、でも一度でいいから砂漠の星を見てみたい!地平線から地平線まで、180度の星空!憧れだわ〜。私のいっぺん見てみたい憧れベスト3は、この砂漠の星空と、オーロラと、グランドキャニオンです。いつかかなえたい夢。

 あ、ひとつ大事なこと忘れた。宇宙船から見た地球!!「ださこん月へ行く」をかなえたいですね、u-ki総統!

 話は変わりますが、今夜はひとりで夕食を食べました。今夜のメニューは、ありあわせの野菜をぶちこんだラーメンでした。だからって、カブを3つも入れるなよ>私。初体験でしたが、おいしかったですよ。私はカブが大好きなのだ。あとはカブの葉っぱと、もやしを1/3袋と、卵1個と、チャーシューを投入。うむ、なかなか。幸せ。

 私は、ひとりでご飯を食べるのってわりと好きです。開放された、とても幸せな気分になります。別にさみしいとは思いません。一人暮らしの経験がないからでしょうか。昔、中学の時に土曜日帰宅したらたまたまうちにひとりだけで、やっぱりひとりで好きなもの作って、幸せにひたりながら食べてたことがありました。そのとき、隣の家に空き巣が入ってたことにも気づかず(笑)。いや、ガラスの割れる「ガチャン」という音だけは聞こえたのですが、まさか泥棒とは夢にも思わず、のんびりご飯を食べてたのでした。のん気過ぎるぞ>私。

 で何が言いたいのかっていうとですね(今までのは前置き)、私はひとりで何かする時間が必要な人間だってことです。もちろん家族とすごすのも好きだし楽しいけど、やっぱり少しはプライベートな時間って欲しい。友人と遊んだり、ひとりでぶらっと出かけたりしたい。ひとりでネットに熱中したり、本を読んだりしたい。昔、10歳ほど年上の先輩が結婚してから「時々、猛烈にひとりになりたくなる」とよく語っていて、その当時は「ふーん」などと思っていましたが、今はその気持ち、よーくわかります!考えてみたら、よく、父親には書斎みたいにひとりになれる部屋がありますが、母親にはないですよね、そういう部屋。ずるいぞお〜!


11.4(木) なんか寒くなりましたねえ。といっても11月なんだから当たり前か。なんか、今年の秋は気温がぐちゃぐちゃでしたね。神様がアトランダムに設定したとしか思えない(笑)。人間たちは振り回されて大変でしたよ。人間だけじゃなく、植物も狂っちゃったようで、先日の新聞には桜だかが咲いたと書いてありましたね。秋の花見…似合わん!

 昨夜は、おニューパソコンのメール設定がうまくいかなくてあれこれやってたら、またもや寝るのが遅くなってしまいました。あうう。もうすっかり体がアウトルックエクスプレス4.0に慣れてるので、5は使いにくいよお!ま、慣れればこっちの方が使いやすくなるんでしょうけど。それにしても書いてあるとおりにやってるのに、なぜメール一発ボタンが設定できんのだ、富士通さーん!ぜひ、ここは高倉健さんを我が家に派遣してください。彼が教えてくれるなら、私も「つかんだんじゃねーかー?」と言えるかも?そういえば、CMで、健さんがあんまりパソコンに夢中なんで奥さんの賠償千恵子がパソコンにやきもちを焼いて、パソコンをこわしちゃおっかな、って考えてるのがありましたよね。うちはまさにあれの夫と妻が逆状態です(笑)。困るのは、娘が電話に出て、「ママは?」と聞かれると、正直に「今ね、パソコンしてるの」と答えること(笑)。

 我が家には今、「カードキャプターさくら」のお人形&着せ替えのお洋服3種類があります。もちろん娘の。が、これ、パーツが小さいので、けっこう保育園児には着替えさせるのが難しいようす。ときどき、うまくいかなくて、娘はかんしゃくを起こしてます。だから服を投げるなって(笑)。でも私がやると怒るのだ。わがままなヤツ。いいじゃん、ちょっとくらいママにもやらせてよ〜!(笑)いやそれにしても、最近のお人形のお洋服はかわいいし、凝ってますねえ。絶対製作者は楽しんでると思う!作ってる人間と私らはおそらく同じ世代でしょうし。

 しかし、「さくら」の設定には笑ったぞ。お友達の女の子が大富豪で、彼女が毎回着替えを用意してて、「今回はこれを着て」と言うそうで(笑)。で、毎回それにちゃんと着替えてから戦いに行くらしいです。キューティハニーとは違うのね。あ、ちなみに、この「さくら」のクロウカードが今、書店でバカ売れしてるってご存知でした?実物大で、ぜんぶクランプが絵を書いてるそう。講談社、商売うまいよな〜。(笑)

 さてさて、待望の大島弓子の新刊ですが、発売日が若干延びてる模様。今日、出版社に電話しましたら、だいたい10日くらいには店頭に並ぶでしょうとのことでした。首を長くして待ってらっしゃる方も多いと思いますが(>ニムさん)、もうちょっとだけの辛抱です!私だってもう待ちきれないっすよ!


11.3(水) ィイヤッホゥーイ!!!ついについに、おニューのパソコンがネットに接続しました!!ばんずわーい!ほぼ一ヶ月ぶりだよ、デスクトップで更新するのは!ああうれしい、これでやっと心おきなくほかのページに遊びにいけるよ!さすがにノート&ケータイで何時間も巡回するのは、電話代が恐怖だからねえ(笑)。ああ、10月分の請求がコワイよ。いろいろと心配&教えてくださった方々、本当にありがとうございました。

 それにしても、フロントページエクスプレスの最新バージョンは使いにくいよお。日記書くのもひと苦労だわ。

 今日、近所のヨーカドーのおもちゃ売り場に行ったら、「どこでもいっしょ」のキャラクターグッズを発見!おお!私の愛するウサ子が!でも、ぬいぐるみはネコのほうがかわいかったので、そちらを買いました。あとはカンバッジ。うくく、うれしい!ウサ子のストラップがあればもっとうれしかったんだけど。バッジはすごくいっぱい種類がありました。ネコは売り切れてたみたいだったけど、ロボやカエルやあのオカマの犬(笑)もありました。私が買ったのはもちろんウサ子!「恋というより愛なわけね?」というセリフつき(笑)。

 さ、日記はこれくらいにして、あちこち遊びにいってきまーす!ずっと行きそびれてるところが山ほどあるのだ。大森望さんとこでしょ、東京創元社でしょ、まこりんさん、林さん、青木さん、それからそれから…リンクしてるとこ、全部巡回しちゃおうかしら!


11.2(火) ひさしぶりに、乱読をどかっとまとめてアップしました。これはまさにu-kiさん方式!(笑)いやあ、やっと肩の荷が下りました。やれやれ。おかげで更新がすっかり遅くなってしまったわ。すみません。

 あとは「青の炎」と「象と耳鳴り」を早いとこ読んで乱読書きたいな。「覆面作家の夢の家」は3編中2編読んだので、あと1話のみ。「象」はいま、通勤本にしてるのですが(ぬらしても懲りない女←昨日の日記参照)、まるで迷路に迷い込んでしまったような短編集です。謎が提示されて、いちおう解決らしいものはつくのですが、それが真実とは限らない。煙にまかれたような終わり方は、恩田陸ならではのもの。このなんともいえないあいまい感が彼女の醍醐味ですよね。

 「青の炎」はどうなんでしょう。どなたか読んだ方、いらっしゃいません?

 あとは今日は倉知淳の新刊を買いました。わくわく。あと、最近買ったのは、須藤真澄の「てぬのほそみち」。手作りマンガです。笑えます。しかし彼女の担当さんはかわいそうだ(笑)。

 今、書店は児童ポルノ法で大わらわです。うちなんかはそうでもないですが、大打撃を受けてる書店も多いでしょう。写真集なんかは返品すればいいのですが(こういう写真集が今後出ないと思うとちょっとほっとします、私なんかはついその子の親の気持ちを考えてしまうので)、いちばん困るのは耽美小説(笑)。イラストがねえ。ちょっとこわいくらい過激ですからねえ。レジでカバーを掛ける時、思わず赤面しますよ私なんか(笑)。でも、これ、判断が難しいとこですよね。法律にひっかかるのか、どうなんでしょう。「この子は幼く見えますが、19歳なんです!」と著者が言い張ればすむのでしょうか?(笑)

 10月末ごろに出た「新文化」に、「ネットへの本の表紙掲載」という題で、「装丁家団体が是認」という記事が載ってます。ま、ネットでも、(読者へ)売るための手段であれば、悪用されない限りはネット上で掲載されても仕方ない、と装丁家さんたちが納得してくださったようです。よかったあ。ちょっとホッとしてます。うちも読者に本を紹介する、ということで許していただけるかしら。え?古本を紹介しても売り上げには貢献しない?(笑)でも誓って悪用なんぞしませんぜ。愛する本たちを困らせることなんて!


11.1(月) 今朝、悲しい事件がありました。うちのほうはすごい雨だったんですよ。うちから駅までは何事もなかったんです。でも船橋駅でカバンから定期を出したあと、うっかりカバンの口を閉じないまま、ほんの20秒ほど、駅から会社の社員用入り口まで歩いてしまったのです。もちろん傘はさしてましたが。入り口を入ってから、いやーな予感がしてカバンの中を見てみたら…ああ、なんということでしょう!私の愛する恩田陸さんの新刊と、「銀色の恋人」ハヤカワ文庫がぬれてしまっていたのです!オーマイガッ!あわててタオルで拭きましたが、どちらも下のほうがしっとり状態。恩田陸さんはハードカバーだったので、カバーの紙の下のほうがしわしわになってしまったくらいですみましたが、さすがに文庫は本体もちょっとダメージを受けてしまいました。ああごめんね、私の不注意でキミたちをおばあさんにしてしまって!

 この悲劇をダイジマンに話したら、彼は眉ひとつ動かさず、たった一言「買い直しな」(笑)。…わ、私にはそんなもったいないことできなーい!だって、そしたらこのしわしわ本はどうなってしまうの?私は読みますよ、このままで!そして、この本を見るたびに「ああ、あのときはすまんことをしたのお」と己の失敗を振り返り、二度としないよう固く誓うわけです。戒めとしてね。

 世の中は私を中心に回ってるわけじゃない。いくらがんばっても、うまくいかないこと、どうしようもないことも いっぱいある。でも投げ出しちゃったらそこでおしまいだよね。ふんばるしかない。たとえもうぎりぎりの水際まで追いつめられてるとしても。あがけるだけあがき続けてやるぞ。

 ハヤカワポケミスの復刊フェアは順調に売れてます。「ローラ殺人事件」は当店では売り切れました。ミステリファンの皆様は、書店にお急ぎくださーい!

 ひとつお知らせ。講談社ノベルスで11.5発売予定の京極夏彦「百器徒然袋ー雨」は12日頃発売に延びてるみたいですよ。しばしお待ちを。


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