あの、フリフリの衣装は新太さんにしか似合わないでしょう。

私は、うこりん＆じゅんさんファンですが、古田さんへの思い入れ(？)もいっぱい
ありますので、参加させてくださいね。

西遊記は６回観に行きました。東京初日、新感線初の大劇場だったせいかもしれま
せんが、開演時からずっと、舞台と観客との間の空気が異様に緊張した状態が続き
「このまま終わっちゃったら、楽しむ余裕が持てないかも…」と不安に思い始めて
いました。
そんな心理状態になっていたところへ、あの幻奘の登場場面！劇場内の空気が幻奘
ひとりに集中し、あの場にいた人の意識が向く方向は幻奘に自在に操られている、
とさえ感じられて、観ていて鳥肌がたったのを覚えています。カーテンコールの時
には「古田さ〜ん！」と叫んでしまっていました…。
お芝居を観にいってあんな体験をしたのは初めてで、魅力的な役者さんというのは
こういうコトができるひとをいうのね！と実感しました。

散々おんなったらしておいて、最後にカッコよく自分の道を行っちゃうでしょ？
ひとりで！
あれは、女にはたまらないなぁ〜

一番、新太さんって感じやった。（私の知っている中で）

「花。」

新太さんの役の中で一番（私の知ってる中で）なんて言うか『無邪気』な、微妙に幼い感じがするキャラがお気に入りです。

メッシュのヅラも白い詰め襟も木刀も、全部似合っててカッコよかったから♪
…でも、本当は「古田さんのキャラクター」はもれなく全部好きなんですけど…選ぶの辛かったデス…

私を新感線漬けにさせるには、あの冒頭の絡みだけで充分でした♪

あの登場シーンから始まる、古田ワールドにメロメロでございました。サラサラの髪とひらひらの衣装も素敵でしたよね。そして決めるところはビシッと決める・・・のはいつもか。兎に角、あの妖しさは古田さん以外では出し得なかったでしょう。

あの「悪」さが、たまらなく好き。
「ゴロー」や「天一郎」「魔夢死郎」のオポンチ系や、
「イズモ」「捨之介」の「善」役もすきやけど、
やっぱり、新太さんの「悪役」が凄く好き。
なんで、「西遊記」の幻奘も好きなんやけど、一番は「スサオウ」兄ぃです。