劇場☆新感線 
SHIROH

劇団☆新感線 2004年冬公演

SHINKANSEN☆RX ROCK MUSICAL
SHIROH

作=中島かずき
演出=いのうえひでのり

公演記録

東京公演
期間 :
2004年12月 7日(火)
〜12月29日(水)
会場 :
帝国劇場
大阪公演
期間 :
2005年1月 8日(土)
〜1月18日(火)
会場 :
梅田コマ劇場
CAST
シロー : 中側晃教
益田四郎時貞(ますだしろうときさだ) : 上川隆也

山田寿庵(やまだじゅあん) : 高橋由美子
レジーナお福(ふく) : 杏子
リオ : 大塚ちひろ

お紅(こう) : 高田聖子
柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ) : 橋本じゅん
益田甚兵衛(ますだじんべえ) : 植本潤
板倉重昌(いたくらしげまさ) : 吉野圭吾
ゼンザ : 泉見洋平

津屋崎主水(つやざきもんど) : 池田成志
お密(おみつ) : 秋山菜津子

松平伊豆守信綱(まつだいらいずのかみのぶつな) : 江守徹

松倉勝家(まつくらかついえ) : 右近健一
渡辺小左衛門(わたなべこざえもん) : 河野まさと
マツ : 山本カナコ

キリシタン目付 :

川原正嗣・前田悟・小暮清貴・杉崎政宏・中山昇・林洋平

カクリキリシタン・他 :

安部誠司・蝦名孝一・五大輝一・須田英幸・田澤啓明・横田裕市
中谷さとみ・保坂エマ・飯田容子・関根えりか・高谷あゆみ
拓麻早希・玉置千砂子・豊福美幸・林久美子・ももさわゆうこ

シローの仲間たち・カクレキリシタン :

ゲン : 奥山寛
ソーイ : 飯野めぐみ
セン : 坪井美奈子

ミュージシャン :

guitar : 岡崎司
guitar : ルーク篁
keyboard : 松崎雄一
keyboard : 石黒彰
drums : 岡部亘
bass : 前田JIMMY久史

観劇記録
[あらすじ]
LOVVADO SEIA O SANCTISSIMO SACRAMENTO
いとも尊き聖体の秘蹟はほめ尊まれ給え

一人は、神の声を持ちながら人々のために歌うことを知らず、
一人は、神の声を聞きながら人々を導こうとした。
二人のSHIROHが出会うとき、三万七千人の叫びは神の歌となる。

時は、三代将軍徳川家光の治世。処は、九州は天草・島原。
重税と度重なる飢饉に苦しむ農民は迫害されながらもキリシタンを信仰し続けていた。
そして、海の上を歩いて渡り、農民を武士達の拷問から救い出し、天主デウスの言葉を伝える救世主−「天の御子」が現れることを待ち望んでいた。

その頃、天草と島原には二人のSIHROHという男がいた。

一人は、島原の益田四郎時貞(上川隆也)。
キリシタン大名小西行長の家臣だった甚兵衛好次の長男である。
甚兵衛は、幼い頃から不思議な力を宿していた四郎を旗頭に、幕府への反抗を起こそうと画策していた。
巷間に広がる「天の御子」の噂も、甚兵衛とその家臣によって作られたものだった。
しかし、四郎はある事件をきっかけに、既に奇跡を起こす力を失っていた。四郎は自らを「天の御子」と名乗ることなく、その噂だけを流布し続けていたのだ。
農民の苦しみは限界に達していた。四郎は、民衆から聖人として慕われ、四郎の孤独を理解する寿案をかついで反乱を起こす決意を固める−

もう一人は、貿易船の残骸の中で父の遺した宝を守り続ける、天草のシロー(中川晃教)。
彼の歌には人の心を操るという不思議な力がった。
その力を怪しまれたシローは、江戸幕府からの隠密・柳生十兵衛に捕らえられ、役人の詰め所に連れて行かれる。
シローの周囲には、大勢の捕らわれ人が、半死半生で横たわる。仲間も次々と拷問に遭い、そのあまりの惨めさに怒るシロー。
と、シローの前に一人の少女が現れ−

すでにこの時二人のSHIROHは、一つの悲劇と共に在った。

(以上、チラシより)


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