住吉物語

戻る→
1 母(古き御門の女)を失い、父中納言(兼左衛門督)のもとで育てられる姫君に、四位少将(父右大臣)求婚。
2 継母(諸大夫の娘)が妨害に出て、自分の女三の君と少将を結びつける。
3 父が姫君の亡母との約束通り入内させようとする。
4 継母、六角堂の朽法師が姫君に通っているとの偽情報を撒き、入内阻止。
5 父が左兵衛督と結婚させようとするが、継母、七十余歳の主計頭に姫君を盗ませようと画策。
6 心寄せの式部からのたれこみで、姫君は乳母子の侍従と供に、亡母の乳母が尼となって隠棲している住吉に脱出。
7 少将(中将に昇進している)、姫君を忘れられず、長谷参籠して、夢で姫君に会い、住吉にいると知る。
8 住吉に行って姫君と再会。
9 都に戻って結婚。父とも再会。継母は人々にうとまれて世を去る。
戻る→