「私をスキーに連れてって」のページ



 10年以上前(1987年)、「私をスキーに連れてって」という映画がありましたが、
 知っていますか? 知らない人のために、まず解説したいと思います。
 これは、ホイチョイ・プロダクションが手掛けた初の映画で、スキーを
 題材にした、三上博史・原田知世のラブストーリーなんです。
 その後「彼女が水着にきがえたら」('89)、「波の数だけ抱きしめて」('91)、
 最近では「メッセンジャー」('99)を作ったといえば、わかっていただけると
 思います。



 私がこの映画が好きなのは、単にスキー映画という事だけでなくその内容に
 あるんです。スキーをスポーツではなく、レジャーとしてのいろんな楽しみ方が
 あることを教えてくれたんです。この映画の影響でビデオカメラを買い、
 無線の免許を取り、ムカデ滑り、片足滑りをしたりと、まねをしてきました。
 いまだにシーズン前に見ては、気分を盛り上げています。私にとっては
 スキーバイブルなんですよ。

 で、この映画は(当然)LDで持っているんですが、今回「メッセンジャー」と共に
 DVD版が発売されたのです。これが、ただDVDにしただけでなく今までには
 無かった特典が色々とあったので、思わず買ってしまいました。
 予告編、監督・脚本家のインタビュー、各アイテムの解説だけでなく、どんな
 コースを滑ったかを示すルートマップがあり、場所を指定するとその場面に
 ジャンプしたり、副音声では映画を見ながら監督とプロデューサー・脚本家・編集
 そして海和さんのコメントが聞けたりと、フリークにはたまらない内容でした。

 これを見て、新たに知ったことも色々とありました。
 例をあげると、
 ・監督は大手電機メーカーの社員で、当初は仕事をしながら映画を作ろうと
  していた。(結局は無理で仕事をやめた)
 ・サロットとはサロモンとスコットを合わせた名前だった。
 ・海和さんだけでなく、渡部三郎さんも出ていた。(ライトを背負って滑るシーン)
 etc
 他にも撮影秘話が聞けたりと、大満足の内容です。最近はDVDプレーヤーが
 無くてもパソコンやプレーステーション2でも見れるし、値段も3000円と
 安いので買いですよ。





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