セブンいじり

このページではもう少し詳しくセブンに関して紹介します。 ただし車そのものに関しては専門の本などを読まれたほうがよいので、ここでは私の乗っているセブンの整備記録、トラブルシューティング、モデファイ等を紹介していきたいと思います。

Myセブンの仕様 整備記録 トラブルシューティング モディファイ

Birkinセブンの仕様

DIMENSION
最大寸法(全長×全幅×全高)
ホイールベース
トレッド 前/後
重量
3300×1570×1180mm
2220mm
1260×1360mm
580Kg
ENGINE
タイプ

バルブ形式
シリンダ 内径×行程
圧縮比/総排気量
最大出力(DIN)
最大トルク(DIN)
燃料供給装置
SAフォードTUNED KENT
水冷直列4気筒
OHV(オーバーヘッドバルブ)
81.0φ×77.6mm
9.0×1599cc
130ps/6000rpm
12.0kg-m/3500rpm
ウェーバー410 DCOE 151×2
DRIVE TRAIN
クラッチ
トランスミッション形式
          変速比
乾式単板ダイアフラム
前進4段 後進1段
3,337/1,995/1,418/1,000/R:3,867
CHASSIS
前輪サスペンション


後輪サスペンション


ステアリング形式
主ブレーキ形式 前/後
ダブルウィッシュボーン+コイル
トラストAアーム、ロワスタビライザー
アジャスタブルダンパー
上下トレーリングアーム
パナールロッド、5リンク
アジャスタブルダンパー
ラック&ピニオン
ソリッドディスク/リーディング・トレーリング
TIRE&WHEEL
ホイール
タイヤ 前/後
6.5J×13
165/70/13  185/70/13
標準装備
エンジン
内装
外装


ステンレス製エキゾーストマニフォールド
アジャスタブルシート、ヒーター、台形ロールバー
メッキヘッドライトシェル、サイクルフェンダー
キャンバス幌、トノカバー、ドア、ウインドウディフレクター
アクリル製サイドウインドウ

カタログより抜粋

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Myセブンの仕様

バーキン7 コクピット私のセブンは上記カタログの仕様に、ショップの方で追加、改良された部品を装備した物になっています
 主なものは、リアディスクブレーキ、ワイドトレッド化(50mm)、5速ミッション等が追加されています。 タイヤはフロント195/50/15、リアが205/50/15。
 他にエクステリアではサイドミラーをメッキタイプにシフトノブを皮巻きからアルミに交換してあります。
←写真はセブンのコクピットです。
 はっきり言ってめちゃくちゃ狭いです。
 おそらく身長180センチ以上の人は運転できないでしょう。 おまけにペダルの間隔が非常に狭いので、つま先のでかいシューズではペダルの踏み分けができません。(足の大きい人はドライビングシューズが必要かも)
 操作系で普通の車と違うのはステアリングコラムには何もついていないと言う所でしょうか。 ライトやウインカー、ホーン等のスイッチはインパネに付いています、特にウインカーのスイッチはオートリターンが付いていないので、戻すのを忘れる時があります。 私の場合ツーリングオンリーなのでセブンは現在ショップで売られているままの、ノーマル仕様ですがこの状態がいつまで続くのやら。
 最近タイヤとホイールを交換、RSワタナベのエイトスポークにブリジストンのグリッドUで15インチから14インチにインチダウンしました。(乗り心地がUP)

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整備記録

1600ccKENT エンジン残念ながら私の家の近くにはバーキンを扱っているショップがありません。 そこで必然的に自分自身でこの車の整備を行わなければなりません。(まあ、これが楽しみでもあるのですが)
←写真は’98年式バーキン 1600ccKENTエンジンです。
 手前に2つ見えるのはキャブレターというもので最近の国産車ではコンピュータ制御のインジェクションにとって変わられ見かけることがなくなりました。
 エンジン本体はOHV(オーバーヘッドバルブ)という国産車では珍しくなったタイプです。(早い話、設計の古いエンジンということです)
 ただ、財布の中身に余裕のある人には、コスワースチューンのBDRエンジンや、マクラーレンチューンのZETECエンジン、TOYOTAの4AG(カローラレビンなんかに載ってるヤツ)といろいろ選ぶことが出来ます。
 本当はキャブレターの調整とかやってみたいのですが、そこら辺の知識は持ち合わせていないので、今後の課題としています。
 だから整備と言っても各オイル交換やグリスアップ程度なんですけどね。

整備日誌

日時 整備項目 整備メモ 走行距離
99/5 オイル交換 初めてのオイル交換に挑戦
手動式のオイルチェンジャーを使用し上抜きで交換する。 ついでにオイルフィルターも交換。
 ちなみに、オイルフィルターは汎用品が使用可能でした

使用オイル
       カストロールRS
オイルフィルター
       TOYOTA 90915−20001
1700km
99/6 グリスアップ クラッチワイヤー、アクセルワイヤー摺動部、各ペダル 2000km
99/9 オイル交換 ミッションオイル交換

使用オイル   BP
3000km
99/11 オイル交換 使用オイル
       カストロールRS
4500Km
00/4 オイル交換 デフオイル交換

使用オイル  BP
5000Km
00/6 オイル交換 使用オイル
       カストロールRS
オイルフィルター
       TOYOTA 90915−20001
7000Km
00/10 オイル交換 使用オイル
       カストロールRS
10800km
01/2 エアーフィルター掃除 K&N フィルタークリーナ&オイル使用 11000Km
01/5 タイロッドエンドブーツ交換 マツダの部品を流用
01/7 オイル交換 使用オイル
       カストロールRS
オイルフィルター
       TOYOTA 90915−20001
12800Km
01/11 一回目の車検 自分でやる、ユーザー車検に挑戦しようかと思っていたのだが、富山県は結構厳しいとのことなので、ショップにまかせることに・・・
いろいろショップの人に話しを聞くと、今まで知らずに良くこんな状態で乗っていた物だと反省しきりである・・・(^^;;;

今回の車検メニューは、
*LLC交換
*ブレーキフルード交換
*ミッションオイル交換
*デフオイル交換
*各部グリースアップ、点検、増し締め
*キャブ調整
*後輪スタッドボルト、ロングタイプに交換
あとは、普通の車と同じ税金や検査費用、保険などで、総額12万円くらいです。

意外と、普通ですね(^-^)
14500Km
02/3 オイル交換 使用オイル
       BP NEO
15200km
02/7 エアーフィルター掃除 K&N フィルタークリーナ&オイル使用 16500km
02/10 オイル交換 使用オイル
       BP NEO

オイルフィルター
       TOYOTA 90915−20001
17100Km
03/7 オイル交換 使用オイル
       BP NEO
17700Km
03/11 二回目の車検 なんだかんだで二回目の車検である。
ツーリングオンリーな使い方をしているおかげで走行不能になるようなトラブルはこれまでに一度も起きていないので、うれしい限りである。
んでも、やっぱり不調なところがあったりして・・・

今回の車検メニューは、
*LLC交換
*ブレーキフルード交換
*ミッションオイル交換
*デフオイル交換
*各部グリースアップ、点検、増し締め
*キャブ調整
*ステアリングラックブーツ交換 (亀裂)
*バルブクリアランス調整
     何と、1気筒圧縮漏れで死んでました
     気づかず乗っている自分が情けない・・・
     今回はキャブのジェットを含め、完全に
     調整してもらえたので低速からトルクも
     出ており非常に乗りやすくなりました
18500Km
04/4 オイル交換 使用オイル
       BP Vervis Coranda 10W-30
オイルフィルター
       MOMO CORCE MC-05
19198Km
05/5 オイル交換 使用オイル
       BP Vervis NEO 10W-40
オイルフィルター
       MOMO CORCE MC-05
21284Km
06/6 オイル交換 使用オイル
       BP Vervis NEO 10W-40

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トラブルシューティング

’98 バーキン KENTエンジン 排気側セブンを購入して一番の心配がメカニカルトラブルです。 構造がシンプルなのは良いのですが、作りもシンプルというか結構ちゃちい作りでもあります。
 完全メンテナンスフリーに近い国産車に慣れてしまっている人間には信じられないトラブルが待っています。
 幸い私のセブンは現在まで走行不能になるような重大なトラブルには遭遇していませんが、ちょこちょこと手直しがありました。
 ここでは起こったトラブルと、それに対する処置の方法を載せておきます。


起こったトラブルと対処方法

日時 起こったトラブル 対処法
99/3 エンジンルーム内の清掃と点検の時、バッテリーの取り付けが何かおかしい。
ちょっと強く揺さぶったらグラグラになった。
取り付け金具がバッテリーと合っていないので、金具を制作。(モデファイ)
99/4 ラジエター冷却液漏れ
これは漏れというか漏れて当たり前というか、信じられない話だが私のセブンにはラジエター冷却液のリザーバータンクが付いていなかったのである。
対処法と言うか、仕方ないのでツーリングに出かける前には必ず冷却液を補充し、ペットボトルに水を入れ常時携行することにする。
しかし、あまりに面倒なので、後にリザーバータンクを取り付けた。(モデファイ)
99/5 ガソリンスタンドで給油を済ませ、いざ出発というときスタンドの店員さんが「何か漏れてますよ」と一言。 
あわてて車から降りてみるとガソリンが漏れている!
ガソリンタンクに穴が開いたのかと心配しつつ、下へもぐり点検!
何の事はない。 ガソリンのリターンホースの途中にあるフィルターみたいなものの取り付けが悪かったのかブラブラになっていたためホースの付け根からガソリンが漏れていただけだった。
しかし、両面テープで張りつけてあるだけなのでこのままではまた落ちてしまうため、ブラケットを制作して完全固定。
99/5 サイドミラーが車の振動と風圧でお辞儀をしてしまう。 ミラー取り付けボルトに緩み止め剤(ロックタイト)添付。
99/7 トラブルではないがアイドリング中にミッションあたりからカラカラと異音が。 ミッションオイルを交換、その後はあまりしなくなった。
果たしてこのままでよいのだろうか?(不安)

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