この項目では、私がセブンを整備していて気の付いた所をちょこちょこと直した物を紹介していきます。
モディファイ その1 | バッテリーステー リザーバータンク追加 移動式バックミラーステー マスターシリンダーストッパー リアトランク ワタナベ アルミホイール&タイヤ交換 |
モディファイ その2へ | シート座面の改造 ラジエターのフローティングマウント化 カットオフスイッチ |
まず最初に手をかけたのはバッテリーの取り付けステーです。
実はこのバーキンのバッテリー取り付け部は、輸入車に多い底に取り付け用のはかまの付いたバッテリー用の金具です。
そこに国産の標準的なバッテリーが付いていたので固定が甘く、ちょっと強く揺さぶるとグラグラになってしましました。
そこで、写真のような取り付け金具を制作し取り付けました。(材質は1mm厚ステンレス板を曲げて加工、ボルトはφ5mmのステンレス溶接棒を曲げ、ネジを切ってつくりました)
次に手をかけたのは、リザーバータンクです。 なんと私のセブンにはリザーバータンクが付いていなかったのである。
水温が上がり、ラジエターの圧力が規定以上に上がるとキャップよりラジエター液が吹き出します。 リザーバータンクはこの液を一時的にタンクに溜めラジエターが冷えて圧力が低くなると元に戻す役割を持っています。
これが無いとラジエター液がだんだん減っていくので自作することにしました。
タンクは会社の先輩の知り合いの自動車修理工場の廃車の中から、軽四のリザーバータンクを拝借してきました。 あとは1mm厚ステンレス板でステーを制作、写真の所に取り付けました。(ノーズコーンに隠れて液の補充が出来ないように見えますが、ちゃんと手前にスライドして注入口が出るようになっています。)
セブンに標準で付いていたバックミラーは小さいフロントスクリーンにはあまりにも大きく、視界の妨げとなっていました。
そこでバックミラーの位置を自由に変える事の出来るステーを作ることにしました。
構造はいたって簡単、スクリーンの上下にベースを作りその間に丸棒を渡し、この間でバックミラーを自由に固定することが出来ます。
本当は、もっと下の方で固定したいのですが納車の時に付けられた車検証のステッカーが写真の位置なのでこの位置でがまんしてます。
(次の車検時にはステッカーの位置をかえてやる〜〜)
ついでに色気の無い黒いバックミラーをメッキのミラーに交換!
防眩式ミラーでは無くなるがカッコで写真の物を選択。
これは、バイク用のバックミラーです。
実は、この車バイク用のパーツがあちこちに付いています。
サイドミラーや(ショップで付けてもらった物だが多分バイク用だと思う、だってフラットミラーだし)、ウインカーリレーはバイク用です。
ウインカーリレーは買って、半年位で点滅しなくなったのでバイクのパーツ屋で12V用のヤツを適当に選んで付けてあります。
写真中央の物がマスターシリンダーストッパーです。
ブレーキのマスターシリンダーをしっかりと固定することによりブレーキングのタッチを改善する目的で付けるそうです。(限界走行を行うサーキットでは効果があるのかも知れませんが、ツーリングオンリーの私の車にはオーバークオリティーですな。)
バーキンは写真の様にマスターシリンダーのすぐ近くをステアリングシャフトのカバー?が通っているので、ここに固定用の金具を取り付けてマスターシリンダーを固定します。
雑誌に載っていた写真を見て自作したのですが、効果のほどは・・・・・・・
とにかく、この車は物を置く所に困ります。
オープンカーなので車に貴重品等を置いて離れることは出来ません。
小さなトランクルームは幌やドアパネル等ですでにいっぱいで、よほど小さいもの以外は入れることが出来ないので本当に困ります。
そこで、リヤのスペアタイヤをはずし、そこにトランクスペースを付けることにしました。
リヤに付けるトランクとしては、AJ等の雑誌にある革製の物が雰囲気が出ていいのですが、耐候性がなさそうなので、アルミ製のカメラケースを使うことにしました。
あちこちのカメラ関係のショップをかけずりまわり、なんとかスペアタイヤラックの中に収まるアルミケースを見つけ、それに合わせてステーを自作し写真の様な感じに仕上がりました。
このカメラケースには簡単ですがカギが付いているのでちょっとしたものなら安心して入れておけます。
ちなみに、現在中にはパンク修理剤、予備プラグ、ヒューズ、ガムテープ、タイラップ等が入ってます。
取り付けてから、近所を走り回って見たところ、取り付けの緩みなど問題がなさそうなので一安心。でも、用心のためベルトでも固定しておかなければだめかな〜〜〜、(ー_ー)
ついに念願のRSワタナベのホイールを手に入れました。
バーキン純正のホイール&タイヤはツーリングオンリーの私には硬くて乗り心地が少々悪く感じていました。
そこで15インチから14インチへインチダウンすることにしました。
←純正15インチTSWアルミホイールではホイールハウスとタイヤの関係は写真の様な感じになっています。
かなり内股に見えます。データでは15インチ 7Jでオフセット+30です。
セブンML内で流れている情報ではリヤはオフセット+10〜30の間とか。
RSワタナベのホームページでマッチングデータを参考にホイールを探してみると、ありました。
ロータスの項目の中にバーキンの項目が。
データによるとバーキンの場合、オフセットはフロント+30、リヤは+21となっていました。
私は面一にはあまりこだわらないのでオフセットはリヤ+21で行くことにしました。
結果は右の写真です。 →
写真ではあまり変わらないように見えますが結構純正より出ています。
でも完全にホイールハウス内に収まっているので不都合は起こらないでしょう。
次にフロントです。
純正のホイールは前後とも15インチ7Jのオフセット+30ですが、7Jのホイールではタイヤとフロントのサイクルフェンダーやステーとのすき間がほとんどありません(そのすき間なんと3ミリ位!)
そこでフロントのホイールは6.5Jオフセット+30をチョイス。
タイヤも185−60−14となりフェンダーやフェンダーステーとのクリアランスも余裕が出来て写真の様になりました。
ちなみにタイヤはそこそこのグリップがあり、静かで、安い(一番重要)もの、ということでブリジストンのグリッドUです。(^^;
今回のタイヤ&ホイール交換データ
純正ホイール
フロント リヤ 共に
15インチ 7J オフセット+30 PCD114.3
4穴 ナット12ミリ ピッチ1.5
純正タイヤ
フロント 195−50−15
リヤ 205−50−15
RSワタナベ アルミ (PCD114.3)
フロント タイプF8FS 6.5J−14 +30
リヤ タイプF8 7J−14 +21
タイヤ ブリジストン グリッドU
フロント 185−60−14
リヤ 195−60−14
取り付けも終わりさっそく試乗してみると、その乗り心地の良さに感激してしまいました。いままでは強い段差ではガツンとくるような衝撃が、ドンと言うような感じに緩和されていました。グリップもノーマルのタイヤより格段に良くなっているようです。
ここでちょっとほかの人がやらないであろう地味なモデファイを一つ。
RSワタナベのホイールに交換する人は結構いると思いますが、なぜかセンターキャップを付けている人は見たことがありません。
いらないと言ってしまえばそれまでですが、私は何か物足りなさを感じていました。
そこでセンターキャップを付けることにしたのですが、ワタナベの純正キャップは写真の様に赤地にロゴが描いてある物でした。
これはこれで付けてみるとそれなりにカッコいいんですが、ちょっとひねりを入れたくなってセブンのロゴを入れることにしました。
パソコンのお絵かきソフトで曲線のおむすびラインを引き、フォントでバーキンのロゴに近い物を選んで組み合わせ、表・裏を反転させて型紙を作り、それをトレースする形で作ります。
材料は透明プラ板、プラモ用の塗料でプラ板の裏から反転させた型紙をトレースするように塗って作りました。
それを強力両面テープでキャップに接着して完成です。
実は手書きの為、結構いーかげんな仕上がりです。 でも、相当近づいて見ないとそれとは分からないと思います。