ナイル川ディナークルーズ
 このツアーには、カイロでの2日目の夜をナイル川ディナークルーズで過ごすという設定になっていて、あの有名なベリーダンスをみることができた。
 ツアー中、比較的きちっとした服装で参加したのはこの時限り。同行の新婚さんやご夫婦の方々は本当にしっかりとワンピースやスーツを召されて、ムードはもりあがっていった。バスにのって10分もしない船着き場へ行き、そこから乗船、6人かけのテーブルに分かれて座る。薄暗い船内からみえるナイル河岸の夜景は、ところどころの闇にうかぶあたたかいあかりが美しく、テーブルのろうそくはうつろに人々を照らし、幻想的。
 食事はいつもと同じくビュッフェ形式。アエーシャ、甘いあまーいケーキ、香辛料のたくさん入った煮物、焼き物、、観光客に許されるアルコールの一つ、エジプト産ステラビールの軽い味わい。
 メインのベリーダンス、若くはない女性が腰をやわらかく器用に音楽に合わせくねらせるダンスを披露してくれる、確かにガイドブックにあるように立派な腰つき。写真をあっぷしたいけれど、イスラムの女性を、、と、少し抵抗もあるので、楽団の写真を。
 このダンス(ダンサーが観客をさそって皆で踊ったりもした。)が終わると船上にでて、カイロの夜景をじっくりたのしむ。カイロタワーが際だって見える。

 


メンフィス・サッカーラ
 
 メンフィスは、古王国時代には首都としてさかえたという場所で、首都が他へ移って後も創造神プタハの聖地として重要な役割をになったとのこと。この写真はラムセス2世の約15メートルの像、2階建てのたてものの一階へ展示してあり、2階からみてもこの通りの大きさ。かなり美化されている?と思われる王の像から昨日のミイラの面影をみることは、、、、。。
 そういえば、ここでもギザでも、この後にも、このような美しく重要な遺物に対し、ほとんど防御用のガラスなどはなく、ふれていいものと思い、手で触れてしまったりもした。(ガイドさんに注意をうけてからはさわっていない、ごめんなさい。)

 

 

サッカーラにある、古王国ジュセル王のピラミッド、階段ピラミッドと呼ばれ世界最古の石像建造物。マスタバ墳であったものがどんどん増設されてこんな形になったとか。このピラミッドは本当に墓といえるらしい。少しづつ修復されている柱廊は、まだ壁の中に埋まっている形態のもので、柱として独立はしていない。うらのセルタブという小部屋にあるのぞき穴から見える王の像(本物はカイロ博物館に)の目はこちらをのぞいているようですこしおそろしい。
 このジュセル王のピラミッドに入る前にメレルカのマスタバ墳へも足を運んだ、ひろびろとした内部は墓の中のレリーフは(これもなんの保護ガラスもないのだ!!!!)、当時の人々の踊る様子、ワインや牛などのたべもの、魚が泳ぐ様、服装、いろいろな生活のようすをえがいておりすばらしく美しい。






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