カイロ博物館

"Egyptian museum cairo"book

エジプト考古学博物館

 朝一番に訪れたカイロ博物館にはさすが観光シーズンだけあって日本人に限らず、いろんな肌の人々がカメラを片手に門のあたりにうろうろしている。フラッシュはたけないので建物の中にはカメラをもちこまないことにした。ここで現地ガイドに預かってもらう。これからもいろんな遺跡などでカメラの持ち込み料をとられることになるが、結構な値段になる。(ビデオはなお高いようだ。。持ち込みも場所による。。)
 狭い敷地のなかに一杯にごちゃごちゃと貴重な展示物が並べられている。今回の旅行ではなんと現地ガイドさんもついてきてくださるのだが、この方は、日本人であって長くエジプトに住んでいらっしゃる方で、このような博物館内、短く限られた時間の中で人気ポイントを効率よくまわってくださりわかりやすく説明をしてくださった。こういった史跡を廻るような旅行は日本人現地ガイドさんの資質次第で大きく印象も満足感も変わってくるとおもう。
ナルメル王のパレットや、ツタンカーメンの墓の精巧かつ美しい副葬品の数々、誇張された頭部の個性的なアクナテンの像、2階別室にはツタンカーメンの黄金のマスク、宝飾品、別料金をとられる別室には、ラムセス2世を主とする保存状態の大変良好なミイラをみることもできる。 入国出国の際のx線でフィルムをだめにしてしまうケースもあるとあらかじめ聞いていたので、博物館出入口脇にあるちいさな書店?にて左のものを購入。店の方は日本語のものを薦めてくださったが、それは日本の普通の書店で手にはいるものであったし、博物館の展示物のガイドブックではなかったので、あえてこちらを。今後経験をかさねるのだが、値札はついておらず交渉しだいなので、このときは2000円ほど払ったと思うが本当の価格は???
ギザ・ピラミッド

 カイロから30分もバスに乗っていただろうか、砂をかぶって茶色く変色しているビル郡あるいは日干し煉瓦の住居の連立する市内からすら見える距離にあの3大ピラミッドは存在していた。
 ほんのすこし町を離れているだけなのに、もうそこには、果てしない砂漠が広がる。
 4500年ほどもの昔にこのような大型建造物を建設する事が可能であったということだけでも驚きだ。一つ一つが同じ大きさのブロックで積み上げられているわけでもないのに、このように整然とした形を作ることができたなんて。。3大ピラミッド最大のクフ王のピラミッド内部へ入る。。冬とはいえ、湿度は高く天井の低い場所ではこしをかがめなくてはすすめない、大回廊と呼ばれる天井までの高さが8メートルもあるところでも勾配はかなり急で、すれ違う人とも気を使いながら上っていく。
玄室には棺と言われればそうかと思う程度の形をした物体があり、、欧米人の3人ほどのグループの人々がその中で横たわりなにか宗教儀式のようなことをしていた。ピラミッドパワー信仰だろうか。つるつるの壁面、なんの文字も模様もみられない、、ピラミッドは王の墓ではないという説もあるらしい。

 

 

2番目に大きいカフラー王のピラミッドの守護神とも言われるスフィンクス(それ以前の建造だともいわれ実際はわからない)、高さ20メートル長さ57メートルと結構大きい、となりにある河岸神殿の巨大な天井の石にもめを見張る。
前足にある石碑に「自分(スフィンクス)を砂からほりだしてくれたら王にしてやろう」といわれそのとおりにしたらおうになれたというトトメス4世の話がかかれてあるらしい。また、ナポレオンの遠征時に描かれた絵にはスフィンクスは首まで砂につかっているいるらしく砂のすごさを感じさせる。このピラミッドコンプレックスではもちろんエジプト人の子供やら青年やら、、が熱心に絵はがきやみやげものを薦めてくれる、が、やはり交渉次第なので、、見定める必要あり。。絵はがきはいろんなところでちがうものを売っているので、高いと感じなければ記念に買っても。
らくだに乗って少し散歩、写真ではかんじられないが、
こぶの上は揺れもあり、坂道を降りるときは傾斜と速度に
ジェットコースター以上の危機感を覚える。
このらくだ乗りの交渉には現地エジプト人のガイドさんがあたり、
それですらお客の取り合いでいざこざがおこり、、、
という 緊張場面も。この後砂漠の中でTシャツを購入した。
綿製でしっかりしており、2枚で10ドルならお得では?

 

 


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