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同窓会refrain (PCゲーム Windows95/98/me/2000 FC01)

                                  プレイ開始 2001−10−05

                                  プレイ終了 2001−10−16

 

主人公「久保達也」(名前変更不可)は、とある大学に通う20歳の青年。中学校時代の

同窓生、鞍掛不二男の主催する忘年会に、幼なじみの若林 鮎(わかばやし あゆ)と共に

出席。そこで中学校時代のテニス部のメンバーが全員出席。一年半前の同窓会以来の再会に

喜び合う。 忘年会後、達也と鮎、小早川 瑞穂(こばやかわ みずほ)とその親友みどりは

彼らの同窓生「滝口洋介」が所属するバンド「XAX」(イグザクス」のライブに出席。その道すがら

達也の大学でのサークル仲間橘 みちる(たちばな みちる)と出会う。サークルの忘年会を

すっぽかした形の達也君は分が悪い(笑) ひょんな琴でみちるとの縁が出来た達也。なにやら

企みごとを秘めているみちるの思惑もさることながら、新年を迎えると共に、新たな人との絆を予感させる・・・

 

この作品は同窓会againのAnotherStoryです。同窓会againと同じ時間軸であるが、少しずつ異なる

ストーリーと言うわけで。言ってしまえば「パラレルワールド」と言えばわかりやすいでしょうか。

ただagainとは異なり、テニス部の同窓生であるみどり、真琴、夏奈子、静香は攻略対象とはなって

いません。それぞれお似合い(かどうかはプレイヤーの判断に寄るでしょうが(^_^; ) のパートナー

がいたりしますんで。鮎と瑞穂は一応シナリオがあります。ただしえっちしーんは無しね。(ぉ

代わりに達也君達のCHU!学校時代の恩師「槇村 智子」(まきむら ともこ)、その教え子で静香

の弟「健太」の同級生 葦月 留美(よしづき るみ) 鞍掛邸で、めいどをしている桜井 双葉

(さくらい ふたば) 後、隠れキャラ一人(ぉひ そして沙希ほど述べた橘みちるが攻略対象となっています。 

正直この設定見たとき「どの辺が同窓会なんじゃい。(^_^;」

と思ったのは紛れもない事実。まあ百歩譲れば槇村先生はその資格はありそうですが(笑) 私が持つ

同窓会のイメージはあくまでも「学生時代に秘めていた想いを、同窓会での再会をきっかけに今・・・」

と言うモンでしたから。全く無関係のキャラクターを出すことの意義について大きな疑問符をつけたのは

無理からぬ琴でありましょう。 しかしながらプレイを続けるウチに、そう言う気持ちはあっさりと氷解。

全員なにがしら達也君との絆があったからなあ。(笑) まあこういう琴ならいいんじゃないかな〜と思ったり(こら

特に本作のメインヒロイン「橘みちる」は、同窓会全体のヒロイン「小早川瑞穂」and「若林鮎」の二人を

絡め、重いテーマを語っています。ここまでやられたら、もう何の不満があろうか。(うむ

ゲームの設定から、同窓会もしくは同窓会againをプレイ後にプレイしないといけないような雰囲気がありますが

本作をいきなりプレイしたとしても大丈夫です。キャラクターの紹介はプロローグでぬかりなくやっていますし

前作をプレイしないと分からぬ設定・・・と言うのは無いように心がけているようですので。と言うわけで初心者(ぉ

も遠慮せずプレイして欲しいですね。 

 

ゲームシステム等は同窓会againとほぼ同じですので、そちらを参考にしていただくとして、変更点などを述べ

ますと、バックスキップ機能が付いて読み直しが楽になったこと、エクストラコレクションシステムに「これを

選ぶとそのキャラの攻略が不可になる部分があるポイントを教える機能」が付加されたこと、ゲームクリア

ごとに様々な追加シナリオが読めるようになる琴、そしてタイピングゲームが出来る・・・琴ですね。おまけの

タイピングゲームの方はともかく(ぉ その他の変更点はとても有り難いですね。今回のrefrain、正直難易度

はagainよりも高めになっていますので。特に瑞穂シナリオなんかあっちこっちにトラップあるし。(^_^;(笑)

追加シナリオは、おふざけありシリアスありで多種多様。今回攻略対象になってない四人の女の子にも

きちんと光を当てています。見ていて結構切ないシナリオもありますが。(^_^; 同窓会ファンならば必読と言っても

いいでしょう。 新ヒロイン達の追加シナリオ・・・えっちなのや笑えるのやら多種多様。(^_^;(笑) 私の気に入った

話の詳細な感想は後述しますが、一押しなのはやはりオールシナリオクリア後に見られる「someday,all angel

will come.」ですね。「久保達也」君のこのゲームでの位置づけが、話を通じて語られています。一見、同窓会

キャラを使った推理小説擬きをやっているかと思いましたけどね。(笑) 

 

さて、シナリオ。基本的な感想は、メインヒロインであるみちる、瑞穂、鮎の3人を除く他の女の子については

againと同じですね。見事な青春ドラマ(笑) 登場人物が基本的にいい人ばっかりなので、シナリオを安心して

読み進めていけますわ。現実には照れくさくてとても使えぬ台詞もPONPON出てくるのも一緒。だからこそ

私のようにその手のストーリーが好きな面々には嬉しくなってしまうと言うモンです。ええ。(笑)

againより改善されたと評価できるのは、達也君に恋のライバルがいるケースの場合、それを無視したストーリー

にはなってないと言う点ですね。againではその点がどうにも気になっただけによい方向へ改善されたと思います。

ただ、それの代償としてストーリーが切なくそして痛くなってしまったのは致し方ないでしょうね。(^_^;;; 留美ちゃん

シナリオでは、お似合いの男の子がいただけに、またその男の子も困ったちゃんながらも結構好感が持てた

キャラだけに、留美ちゃんをいただいてしまうのは余りにも痛すぎて・・・・。おかげで女の子の心を射止めた・・・と

とても素直には喜べませんでした。(^_^; まあこれは恐らくはシナリオライター殿も、プレイヤーがそう言う感情を

抱くことを想定していると思いますので、それはまあいいんですけどね・・・(ぐふ

そして、みちる、瑞穂、鮎シナリオ。同窓会againでは、とても想像もつかなかったドロドロなシナリオ。同窓会および

同窓会againをプレイしている方には既知のことでしょうが、瑞穂も鮎も達也君の琴が好きですからねえ。そこに

みちるちゃんもが参戦することで切なさ炸裂。(^_^;;; ホント・・・つくづく感じましたよ。出来るならホントに

3人ともお嫁さんにしたいって・・・バキバキバキ

もっともそう言うこと言う人には、瑞穂ちゃんは好きになってくれませんからねえ・・・諦めるしか(/_;)(ぉひ

で、ドロドロなシナリオはいいです。切なさ炸裂なシナリオも望むところです。でもね、だけどね・・・

瑞穂シナリオの切なさには血涙ものだったの。うん。(/_;)(笑) あまりの切なさにその夜魘されたのは

紛れもない事実でございます。だって私は瑞穂&鮎一筋の使徒だから・・・バキバキバキ

思えばこのエンドになるのは、瑞穂シナリオの中盤での彼女の台詞で分かっていたこと。瑞穂ちゃんっていつも

詩的な台詞が多いから、謎な台詞となっていることもまた多いんですな。 

いあ、ホントにいいシナリオに仕上がっているんです。人を大事に思うこと、人を好きになること、そして人を

愛すること・・・それらの描写が、達也君を通してプレイヤーにひしひしと伝わってきました。エンディングテーマ

「ともだち」。againよりも、より深く語っていると思います・・・

こういうシナリオを見せられると、瑞穂ちゃんがトゥルーヒロインであることをつくづく思わせられますね。

そしてそれ程に良いシナリオだけに、なお瑞穂〜☆な人には切なくそして痛いシナリオなんですわ。(/_;)

 

シナリオの完成度は、againより上だと、私、ゆ〜ちゃん☆は思います。 そしてストーリーの秀逸さも認めます。

はっきり言って、作品自体の完成度は「ハマリゲーム」に登録するだけのものがあると認めます。

だけど、ゆ〜ちゃん☆は我が儘言います。「瑞穂シナリオ納得いか〜ん」と(/_;)(笑)

いえ。シナリオが悪いとかそう言うんじゃないの。単にあたしが切なすぎただけ。と言うわけで敢えてハマリには

登録致しませぬ。だけどあたしのように偏った思いを瑞穂ちゃんに持ってないのなら、是非是非プレイしてみて欲しい

一作であることは断言致しましょう。

 

さて、以下はネタバレ付きキャラ別感想。ネタバレを嫌う人は以下を読み進めないでください〜

 

槇村 智子

達也君達の恩師。彼らがまだCHU!学生の時、新米の先生だったので、実はそれ程年齢差はない。(笑)

教師の宿命か、自分一人で何でも解決しようとする頑固な姉弟の担任になってしまっていますね。(^_^;

緒方静香ちゃんの時には心を開かせることが出来なかったこともあり、だからこそ健太君の時には・・・

だった琴と思います。真面目な先生はこうして神経すり減らすんでしょうねえ。 つくづく教職というのは

大変であると思います。(^_^; そう言った大変さを細かくフォローできた達也君、正直プレイしていてすげえ

と思いましたよ。むろん健太は友人、静香の弟であると言うこともあるでしょうが、彼自身も、静香の心を

開いて貰えなかった・・・と言う過去があったモンねえ・・・。この辺の心理描写はさすがですね。

問題がすべて解決し、健太がいきいきとサッカーをプレイ。それを細やかにフォローする留美ちゃん。うん。

いいねえ。CHU!学生の男女交際というのはこうあるべきだと思う、ゆ〜ちゃん☆であったのです。(/_;)(笑)

 

槇村先生、思い人と悲しい別れをしたそうですな。このゲームは世界が狭いこともあってか、その相手が

鮎の従兄、守さんであることは一発で分かってしまいました。(^_^; あの人は非の打ち所のない大人の

男性。だのに別れは不可避だったというのが、とってもやるせないです。医者と教師。確かにいずれも多忙で

デートすらままならぬ身であることは分かります。 で、お互いの仕事に対する情熱を尊重するあまりにこの

選択だった・・・というのは、理屈では分かっても感情では納得がいきませんでしたね。槇村先生だけでは無く。

達也君とのハッピーエンドのこのシナリオでは過去の物語として封印するのは当然にしても、私個人としては

他者のシナリオの時には、守さんと槇村先生の、このやるせない過去を精算するなんらかのシナリオが欲し

かったですね。実はそう言うシナリオがあることを密かに願っていただけに。

 

えっちしーんでは、しっかり大人の女性との内緒な個人授業的展開でしたな(笑) 正直私はリードをしたい方

なんで、ちょっと感情移入が削がれましたが、第弐ラウンドでめでたく復帰〜(爆笑)バキバキバキ

エンディング、あれだけ男を上げたというのに、単位不足で卒業が危うくなるなど、思い切りさげてしまいましたな(爆笑

ギャグシーンな槇村先生がとってもチャーミングだったのは言うまでもない。(うひゃひゃ

 

桜井 双葉

鞍掛邸にお勤めするめいどさん。はっきり言って超天然。(笑) 確かにそうだね。悪口言われるのはイヤだが

悪意であれなんであれ他者の心に残らない・・・というのは寂しいもんです。まあ確かに達也君はあれだけ

個性的な野郎どもの中ではそんなに目立たない方ではありますがね。貌が良いという点を除けば(ぉ

 

ほんわか雰囲気で、自分に対する思いを表現してくれる双葉さん。こういうのはほんとにいいですねえ。(笑)

想いが隠しているつもりが全然バレバレという展開も超ぐっど(爆笑) ただ、二人の危機が、達也君が若葉さんの

誘惑に乗ってしまった琴により・・・というのはちょっと弱かったように思う。(^_^; 確かに達也君がくそ真面目で

あることは分かりますけどね・・・って、そうか。コレは純愛青春ものだからなあ。(^_^; ふぇらされたくらいでも

純愛Girl(ぉひ を貫くことが出来なくなったと思い悩むのも仕方がない・・・のかな(^_^;;;;(笑)

いあ、しょぼくれた双葉さんが可哀想だったから(/_;) 

 

えっちしーん、私服バージョンと制服バージョンがありますが、私としてはやっぱり制服の方がいいですね。(笑)

お仕事CHU!に、人の目を盗んでえっちするスリルってやっぱいいでしょバキバキバキ

もっともこっちのシーンが見られるシナリオは、若葉さんの健気さが痛いですけどね。(^-^;) 互いに相手を思う姉妹の

絆の強さを見せてくれるシナリオだったと思います。

 

桜井 若葉

双葉さんの双子の妹。雰囲気的にはこちらの方が姉なんですがね。(笑) 武道の心得があるらしく、運動万能で体力

のある達也君ですら一ひねりされてしまう力の持ち主で、CHU!射器を手裏剣代わりにするとんでもね〜看護婦。(笑)

老人に見せる優しい看護ぶりと、達也君に対する乱暴な看護ぶり。どちらが本当の彼女の姿なのかと思うものの

きっと両方とも彼女の姿なんでしょうね。なんでも双葉さんのいいぶんでは、若葉さんは好きなものを嫌い、嫌いなものを

大嫌いと言うらしいですから。その乱暴な振る舞いこそが、達也君に対する最大級の愛情表現なんでしょうな。(笑)

達也君がまだ五歳だった頃に一緒に遊んでいた近所の子どもたちの一人、それが若葉さん。彼女はそのころから

達也君を好きだったらしい。当時彼女は7歳。そのころの好きという感情は大人の言う「好き」と同じなのかな。

私の時を振り返ってみても、いかんせん古すぎる記憶なので、正直あまりピンと来ないです。でもいいんです。幼なじみ

萌えの私としては、幼い頃の想いを成就させる・・・と言う展開には代え難いものがありますので。(笑)バキ

後、若葉&双葉さんの声優さん、演技が凄いうまいね。まるっきり別人のような演じ方だし。 私はどちらの演技も好き

ですが、強いて言えば若葉さんのしゃべりの方が好きかな? あの妙に子ども扱いする、ちょっとひねたしゃべりの方が

好きというのも、なんか自分自身妙な気分ですが、だけど好きなんだから仕方がない(開き直り

 

若葉さんは双葉さんが達也君を好いている琴を知っており、己の気持ちを敢えて抑え、双葉さんの気持ちを成就させ

ようとする。で、そのために双葉さんの替え玉やるんですが・・・悪いが私は一発で見抜いたぞ。(^_^;;;;(笑)

私は自分自身を鋭いとは思っておらぬので、全然気づかぬ達也君が、超鈍い・・・と判断すべきでしょうな。(^_^;

ドジ踏んで暴漢の人質になってしまったときに見せた若葉さんの弱さ。あれみて愛しさがますます込み上げて

来たのは私だけではあるまい。(笑) 若葉さんをあのままで止めておきたい・・・と思うも、でもそれでは

若葉さんじゃないんだよね。やっぱあ〜ゆ〜シーンはたまに見せる方が希少価値があっていい・・・(こら

 

上の双葉さんの時同様、姉妹の絆を暖かく描いたいいシナリオだと思います。ええ。

 

葦月 留美

槇村先生の現在での教え子。 主人公の女友達である緒方静香の弟、健太のクラスメートである。この

設定を聞いたとき、ああ、こりゃ、健太と留美ちゃんは友達以上恋人未満だな〜と思い、それが当たった

のは私がすれてしまったせいかなあ・・・(げふ

槇村先生の時は、達也君が余計なことを言わなかったこともあるから、留美ちゃんはめでたく健太君と仲良く

していて、健太君も好きなサッカーに思い切り打ち込んでいる・・・と言う、誰が見てもハッピーな関係になっている

んですよねえ。一番最初にコレを見てしまったのは正直失敗だったと思います。(^-^; 健太君は困ったちゃんでは

あるが、姉の静香と同じで基本的にはとてもいい子なんだよね。だからこそ、留美ちゃんを奪うのはとても忍びなかった。

主人公はそうとは知らなかったとはいえ、留美ちゃんを賭けたクライマックスでサッカーのPK勝負、スポコンばりばり

入っているとはいえ、はっきり言っていいシーンです。健太君の立派さが身に染みます。(/_;) 留美ちゃんの告白

を受け、多いに戸惑ったであろう達也君ですが、正直その気持ちはプレイヤーである私も共有するところでした。

留美ちゃんと健太君の仲を取り持とうしたのに、どうして留美ちゃん、達也君の方に心惹かれるんだ〜と思ったし。(^-^;)

彼女のシナリオをプレイしていて気づいたのは、主人公としての達也君とプレイヤーとしての私の乖離ね。これは 

シナリオ上の事故ではなく、ライターが敢えてそうなるように仕向けたとしか思えません。 そのことは追加シナリオ

「someday,all angel will come.」を見るとよく分かります。 主人公は達也君ではなく、ヒロインである女の子・・・

と言うことにね。 だからこそ、普通この手のゲームでは主人公の名前はデフォルトでは決めてあったとしても

主人公の顔は伏せるのに、達也君の顔は堂々と出しているんですなあ・・・(しみじみ

 

さて、さんざ留美ちゃんと健太をくっつけるような発言をしているとはいえ、女の子としては留美ちゃんは好きです。 

頭がよく、万事そつがない彼女が、主人公を意識し始めたとたん、色々とお茶目をするトコなんぞ、めちゃくちゃ

可愛いですわ。(笑) えっちしーんはソフ倫コードのため6年後・・・と言う設定になっていますけど、心配ご無用。

体型はどう見たってCHU!学生のまんまです。(爆 もう大人だってのに、まるでCHU!学生に悪さしている気分に

思い切り浸れますぞ。(ぉひ Lな使徒もこれで安心だね!(笑)バキバキバキ

 

若林 鮎

同窓会シリーズのメインヒロインの一人。達也君の幼なじみ。私が心から好きな女の子の片割れバキバキバキ

今回のRefrainでは、鮎はいっそう達也君に対する気持ちが分かりやすくなっているように思えます。(笑)

留実ちゃんシナリオでは、ついポロッと達也君に対する思いを間接的に喋っていますからね。(笑) またそう言う

鮎ちゃんだからでしょうか。同窓会のオリジナルメンバーの中で、鮎ちゃんの気持ちを知らないのは達也君だけ(爆

いや・・・実は達也君も薄々気づいているんだよね。 瑞穂ちゃんが達也君と鮎ちゃんの間に割り込めなかった気持ち

も分かるような気がします。(^-^;) こういうところが、AnotherStoryであるとつくづく実感しますね。

おまけシナリオでも語られているように、鮎ちゃんってば、妹属性を持つ女の子らしい。(笑) 確かに言われてみれば

シナリオの端々でそう言うシーンがよく見えました。寝起きの悪い達也君を毎朝起こしに来る鮎。兄の世話をする妹

の姿そのものだし、帰りたくないとぐずる鮎をなだめる達也。ぐずる妹をなだめる兄の姿そのもので。 そう言うシーンを

見てきた、みちるちゃんにしてみれば、達也は妹を優しく見守る兄の姿・・・と見えたのでしょうな。

againとRefrainとの違い、againでは達也君は幼い頃の鮎との約束を詳細に覚えているけど、Refrainでは覚えていない。

達也君の鮎に対する想いの、両作間の微妙な差を示すようで興味深いですね。 鮎エンドにおいて、えっちしーんが

無いのはともかく、エピローグがないのは、鮎シナリオが実は、「みちるバッドエンド」との位置づけとなっている

と言うことなのでしょうか。(^^; まあそれはないと思いますが、ただ、鮎に対する思い、みちるに対する思いが

少なくともほぼ等価であったことは、沙希の幼い頃の思い出の件もあいまって確実でしょう。

痛い選択だね・・・達也君・・・

 

橘 みちる

達也君の大学でのサークル仲間。実は鮎の従兄である守の従妹。ただし、鮎とみちるは、守の父方母方

それぞれの従妹なので、鮎とみちるは直接には面識はない。 幼い頃、守に世話されてきたこともあり

守を兄と慕い、いつしか一人の男性として見るも、守の方はあくまでも、みちるは妹としてしか見ていない。

そう。達也は鮎を妹のようにしか見てない。だから鮎も達也には妹のように振る舞う。自分の気持ちを隠して。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みちるは、もう一人の鮎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この関係がクライマックスで見えたとき、正直「やられた!」と思いましたね。 達也君とは直接には縁がなかった

彼女が何故メインヒロインたるにふさわしかったか。こういう手で来られるとは思わなかった。(笑) 私は

みちるちゃんのように、「お兄ちゃん」に恋愛感情を持つ少女には弱いんだだだだだ(ぉ

私が守さんであれば、みちるちゃんのような可愛い妹分に思いを寄せられれば、マッハで受け入れてしまう自信が

多分にあります。(/_;)(おひ そんな私だからこそ、守さんに「何故みちるちゃんの気持ちを受けいれてあげないんだ!」

と詰め寄る達也君の気持ちは痛いほどよく分かるわけで。達也君自身、鮎ちゃんの気持ちに気づいていながら、自分の

気持ちを偽り、敢えて気づかぬ振りをして、鮎の気持ちを受け入れていないのにね・・・。守さんからそのことを指摘され

絶句する達也君の気持ちも・・・ね。 つくづく思うのだが、守さんはあまりに大人。彼の年齢は私よりも下のはずなのだが

私にはとても彼のような大人に振る舞うことは出来ません。(^_^; 私自身から見れば、達也君も十分大人な振る舞いを

しているように見えるわけで。でもそんな彼ですら、守さんの前では子どもの駄々コネと一緒。・・・参りました。

我が身のコンプレックス刺激されるな〜(ぐは

 

さて、みちるちゃんに戻って(ぉ 彼女、関西弁を話しているんだけど、なんか妖しげに聞こえるのは気のせい?(笑)

私はネイティブな関西弁を常日頃聞く立場じゃないので分からないんだけどね。(笑) まあ別に無理して標準語を

喋る必要はないと思うけどね。関西弁がとってもチャーミングだし〜(笑) 守さんの見合い相手の鮎ちゃんを達也君

とくっつけて、傷心の守さんを慰めてあげる・・・なんて作戦練っていたようだけど、その逆に傷心のみちるちゃんを

達也君が優しくフォローしてあげているウチに、いつの間にか達也君への想いが・・・なんてのは絵に描いたミイラとり

がミイラであると思います。(笑) またそれだけに、あそこまでやっていたら達也君、みちるちゃんの言うとおり

鮎ちゃんと二股がけやっていると思われても仕方がないわけで。 それに気づかぬとしたら達也君、救いようがないほど

鈍いぞ。(^_^;;;; 今までの女の子のシナリオでは、達也君はあくまでも思う人への一筋でしたからね。この点

明らかに違いますな。

彼女とのえっちしーんは、普通にやるのと、標準語でやるのと二通り。個人的には標準語でのアレが・・・(笑)バキ

だってえっちの濃度が、えらい濃いんだもの(爆笑) おまけシナリオでの「みっち−のイケナイお見舞い(はあと)

でも、瑞穂とのレズなえっちをやっていましたが、正直あの二人の間なら「おねえさま」はあわないと思う。(^^;

私的好みとしては、子どもみたいにじゃれ合っているうちに、いつの間にかえっちなことをしている・・・と言うシチュエーション

の方が好みだね。(笑) 

  

#ダーリン、あなた、タッちゃん・・・タッちゃんでもええやん(笑)バキ>達也君 え?私?私は決まっているじゃん。
お兄ちゃんですよ。ええ。(爆

 

小早川 瑞穂

同窓会シリーズの鮎ちゃんと並ぶメインヒロインの一人。と言うより、トゥルーヒロインと言った方がいいかな?

彼女くらい「お姫様だっこ」が似合うキャラも少ないからねえ・・・(なんちゅう根拠) とにかく彼女、詩的な

台詞を多く言いますな。 その台詞のかなりが、背中がかゆくなるようなタイプのものだったりするのは

ご愛敬というモンですが(笑) だけど彼女が言うのだったら、やっぱ似合っている台詞であると言い切り

ましょう。(断言) 今回のrefrainでも、この物語の本質に関わる琴を劇中で話しています。 スキー場付近

の湖で達也君と語らっていたときの台詞、言い回しがちょっと難しかったこともあり、達也君同様私も、瑞穂

ちゃんが何を言わんとしているのかが理解できなかったりしました。大体は分かるんだけどね。その意味が

はっきりと分かったのは、シナリオクライマックスの部分ですか。達也君がみちるちゃんか、鮎ちゃんかどちら

かを選ぶ所。 人と関わったことに対する責任を取らなければならない・・・かあ。 ずいぶんなシナリオを書いて

くれるな〜と感心したモンです。(笑)

さて・・・瑞穂ちゃんシナリオといいながら、実は瑞穂ちゃんとは恋人関係にはなれないんだよね。(/_;) ナビ

ゲーション機能ではしっかりと瑞穂ちゃんのCGが出ていたから期待していたってのに〜(号泣) 瑞穂シナリオは

あくまでも「みちるエンド」の一パターンなんだよね。ただ、最初に見られるみちるエンドとは異なり、シナリオの

重みがずっとこちらの方があります。辛い選択をしてきて少し変わった達也君、かつて、辛い別れを経験した

守さんに被さるという・・・。

「女の子はね、たった一人のひとしか幸せに出来ない人だからこそ、好きになるのよ」

今回の彼女の台詞で一番重かった台詞。そしてこの言葉の持つ意味も。不器用な達也君だからこそ好きだった

瑞穂ちゃん。達也君の目には、いつも鮎がいて、そしてみちるがいて。瑞穂ちゃんが入り込む隙はこれっぽち

もなかったんだね。達也君にとって大切な友達にはなれても、恋人にはなれなかった瑞穂ちゃん。達也君の

前で見せてしまった涙が、瑞穂萌えな私の心臓鋭く抉ってくれました。 その前の、笑顔で立ち去る鮎ちゃんの

目に密かにあった涙でも十分ダメージ受けていただけにいっそう。(がは〜

瑞穂ちゃんは、達也君が鮎ちゃん、みちるちゃんのいずれを選んだとしても、選ばれなかった方の女の子の

フォローをしています。そう。達也君が選んだ結果に、少しでも辛い思いをしないようにと・・・。 それが瑞穂

ちゃんの達也君に対する愛と信じて。こ、こんな健気な女の子、何処を捜したって見つからないと思うぞ〜(/_;)(号泣) 

昔からよく言います。恋と愛は違うと。瑞穂ちゃんの台詞とはちょっと違うけど、相手から求めるものが恋。相手に

対し、見返りを求めない、無償の奉仕が愛と。 瑞穂ちゃんの達也君に対する恋は破れても、でも達也君を

大事にしたいと思う愛は残った。それを否定することはたとえみちるちゃんであっても出来ない。それが瑞穂ちゃん

の彼女なりの意地の通し方と言うことか・・・

ゲームクリア後、激しくagainをリプレイしたくなった、ゆ〜ちゃん☆がいました。勿論、瑞穂シナリオをクリアのために。

今回のrefrainの瑞穂シナリオを否定する気は毛頭ありません。いあ、むしろ瑞穂ちゃんがトゥルーヒロインである

琴を世間に広くアピールする名シナリオであったと、ゆ〜ちゃん☆は断言致します。だけどそれと私の感情が

一致しなかった。ただそれだけ・・・(/_;)


同窓会again (PCゲーム Windows95/98/Me/2000 FC01)

                                  プレイ開始 2001−09−18

                                  プレイ終了 2001−09−24

 

主人公「久保達也」(名前変更不可)は、とある大学に通う20歳の青年。もう少しで成人式を迎える。

そんなある時、中学校でのテニスクラブの仲間だった、財閥の御曹司「鞍掛不二男」から忘年会

の招待状を貰う。正直行く気がなかった達也であるが、幼なじみの「若林 鮎」(わかばやし あゆ)

の強い要求もあり、半ば仕方なく出席することに。そのパーティには一年半前に中学時代の

テニス部の同窓会が開かれたとき集まった旧友達が再び集っており、互いに再会を喜び合う。

ちょっと(かなり)女たらしな腐れ縁の友人「滝口 洋介」や、ちょっと自信過剰なボンボンな所もあるが

基本的に善人な「遠藤 進」。テニス熱血野郎で、テニス部のキャプテンである「白石 竜助」ら男

友達と再会を祝いつつ、女の子達との交流も。 ちょっと(かなり)の食いしん坊で、世話焼きが大好き

な女の子「秋山 みどり」 (あきやま みどり)中学校時代は引っ込み思案な文学少女だったのが

心機一転高校に入ってからモデルのアルバイトをやった途端人気が出て、すっかり活動的な女の子に

変身した「狩野 真琴」。(かのう まこと) 正確には桜三中の同窓生ではないが、鮎の後輩で、かつ

竜助にぞっこんであるためいつの間にか仲間入りを成し遂げてる(笑) 「佐伯 夏奈子」 (さえき かなこ)

テニスの技術は抜群ながらも、とある理由で退部をしてしまい、その琴を気にしてみんなとの交流を少し

避けていた「緒方 静香」(おがた しずか) そして主人公、達也が中学校時代にほのかに憧れていた

深窓の令嬢という言葉がぴったりな、誰もが憧れたと言って良いほどのヒロイン「小早川 瑞穂」。男女そ

れぞれの中学校時代からずっと秘めていたそれぞれの人たちに対する想いが錯綜する・・・成人前の少し不安定な

精神を抱える男女間の恋愛をつづった恋愛アドベンチャーゲーム。

 

このゲームはフェアリーテールから発売されていた「同窓会」の続編です。正確に言うと、主人公、達也が

前作では誰とも結ばれなかった・・・と言う設定でのその後を語った作品ということになっていますね。と言う

琴ですので、本来でしたら前作をプレイした後に本作品をプレイした方がいいのでしょうが、そうは言っても

本作品をいきなりプレイしたとしても、話の流れが分からなくなることはありません。 前作の話はほとんど

本作品には出てきませんから。(ぉひ あくまでも前作は、前作での同窓会が本作で達也が女の子達と

仲良くなるきっかけを作った・・・と言う設定になるようです。(笑)

 

前作は主人公があちこちに場所移動することで女の子達と出会い、女の子達の主人公に対する想いを深め

ていく・・・と言う、同級生シリーズと同じ形式をとっていましたが、そのフラグ管理が激しく難しかった(なにせ

出会いにうまくいかないと、無人の荒野を彷徨うがごとし(汗 )為、攻略ガイドを片手にプレイするのを余儀なく

された・・・と言う苦い思い出がありましたが(ぉ 本作ではこちらから女の子達の誰かを指定する・・・と言う

スタイルですので、そう言う不毛な行動をとらずに済みます。(笑) と言うことは・・・狙っている女の子一筋で

プレイすれば自ずからその娘のシナリオに乗っかれると言うわけで。難易度は前作とは比較にならぬほど低い

です。(笑) 私のようなヌルげえまあには打ってつけのシステムであると言えましょう。(ぉひ

ユーザーインターフェイスは老舗のF&Cらしく、ほぼ満足のいく出来です。MSGスキップは、既読のみ、もしく

は、既読、未読を問わずと選べますし、後、後述の「エクストラ・コレクションシステム」の対象ではありますが

既読MSGを表示することなく一気にスキップさせることも可能。セーブ&ロードは任意の場所で行え、WithYou

から備えられたクイックセーブ&ロードも搭載。惜しむらくはMSGバックスキップ機能がないくらいでしょうか。

 

この作品には「エクストラ・コレクションシステム」というのがあり、ゲームをクリアするたびに、ゲームプレイに

あったら便利な機能がクリアごとに一つずつ追加されていきます。沙希ほど述べたMSG表示無しスキップや

選択肢で登場する女の子を教えてくれる機能、他一度選択した選択肢を色違いで表示してくれる機能、そして

えっちしーんリプレイやCG集を表示する機能など。つまりはえっちしーんリプレイをとるか、それともクリアに

便利な機能をとるか、最初のクリアでは二者択一を迫られるというわけですな。(爆笑 で、私?私は勿論・・・

そんなモン「えっちしーんリプレイ機能」を 

沙希に取ったに決まっているじゃないですか。(笑)バキバキバキ

ただこの機能、一度クリアしたファイルからリロードして別のシナリオに入った場合は、残念ながら追加

されませぬ。あくまで最初からプレイした場合のみです。そう言うズルはいけない!と言うことなんでしょうね(ぉ

 

ボイスは女の子のみのフルボイス。演技の程は・・・上手です。(笑) まあ若干、静香役の声優さんの技量が

他の方に較べるとやや劣るようでありますが・・・もともと静香は人との関わり方が下手な女の子だから

その雰囲気を出していると考えればいいのかな? ま、いずれにせよ満足行く演技力ではないかと。

因みに、瑞穂役の声優さんって、藤咲さんなのよね・・・WithYouの乃絵美役の・・・ただでさえ私は瑞穂ちゃんが

大好きなのに、萌え度が余計上がっちゃったじゃないか〜(/_;)(爆笑) 瑞穂ちゃんのえっちしーんの時も

不埒な妄想がわき出てしまったしバキバキバキ

#どんな妄想かは・・・言うまでもないよね。(ぉひ

ただ此処までキャラクターが立っているゲームだと、男キャラだけ声無しだとjかえって違和感を感じたり。

ゲーム製作コストが上がってしまうから、なかなかそう言うわけには行かないのだろうけど、この作品に

ついては男性陣にも声を当てて欲しかった・・・と言う気も。

 

BGMはMIDI、及びPCMによる演奏。ただSC−88Proで聞き較べた限りでは、明らかにMIDIの方が

音質は上ですね。SC−88シリーズを持っているのなら、是非こちらで聞いて欲しいです。曲の出来も

秀逸。BGM単独で聞いても十分琴線に触れる出来となっています。ただ、キャラクターのテーマ曲となると

やや暗め曲が多いのが残念ですね。(^_^; 瑞穂のテーマも、病弱な瑞穂のイメージに合っているのは間違い

ないのですが、やっぱ女の子は笑顔が一番。笑顔の女の子の時のイメージに合わせた曲にした方が

良かったのではないかと。 だモンでせっかくの萌えキャラなのに、今ひとつ瑞穂のテーマには感情移入

出来ませんでした。少なくとも私には。(^_^;; むしろ、みどりのテーマ曲の方が私には・・・つ〜か正直言えば

一番お気に入りです。 次点が鮎のテーマ曲ですね。シーンごとのBGMは文句なしだったのですが。特に

回想シーンで流れてくる曲や、切なさを表現する曲などが・・・ね。

 

CGは、水谷とおるさんの原画だけあって文句のつけようがありません。(笑) 女の子の可愛らしさになんの

障害もなく萌えられるというモンです。(うひ 前作から一年半も経っていることだし、多少女の子達の胸が

でっかくなっているように見えるのはご愛敬・・・ガスガスガス

 

えっちしーんは・・・このゲームは、まごうかたなき純愛系のゲームですからねえ。濃いえっちしーんは余り

望めぬでしょうね。とはいうものの、やっぱお気に入りの女の子が喘ぐし〜んはやっぱりハァハァモンでは

ありますね。(笑) ちょっと残念だったのは、なんとな〜くえっちしーんが蛇足に見えなくもないところかな。

みどりの場合は別だけど(笑)バキ  もう少し必然性を感じる展開だったら良かったように思えます。

しかし、達也君ってホントにくそまじめなのね。(^_^; おまえホントに男か〜(爆笑)と思えること度々。 

あまりの奥手ぶりに、女の子の方から誘ってきているケースが多すぎない?(大爆笑) なにせそう言う

のとは一番縁がなさそうなあの娘ですら・・・ですからね。勿論それが理由で彼女を嫌いになったりしない

ゆ〜ちゃん☆だけどさ。(笑) いあ、むしろ彼女のその気持ちがとても嬉しかったりするね。(笑)

 

さてシナリオ。 この作品に出てくる男性陣、女性陣、共にすっげえいい人ばっかしなのよね。恋愛感情は

勿論だけど、友情がそれ以上に描写されています。 そう言うこともあってか、いわゆる「青春モノ」のノリな

ストーリーと言っても過言ではありません。(笑) まあ作中で瑞穂ちゃんが言っていたように「本来は中学校

を卒業して高校に行って、そして大学に進んだ段階でもう逢わなくなるはずの仲間達が、いつまでも仲良し

グループとして互いに会うようにしている」と言うその状態が、如何に珍しいシチュエーションであるか。

それ程の強い絆で結ばれた仲間達・・・と言う設定ですもんね。青春モノな展開も当たり前かも。(笑)

また、昨今の擦れたキャラクターとは違い、今時珍しいとも言える純情な人たちばっか(笑) 今時間接

キッスくらいでおたおたするかい?(笑) 勢いでえっちしてしまった後、そのことでふか〜く悩んだり

するかい?(爆笑) プレイしていてホントに懐かしさを感じる青春ドラマ・・・ってな感じですな。(笑) でも

私はそう言うストーリーは大好き故、むしろ大歓迎。感情移入バリバリさせていただきましたよ。(笑)

青春モノを思わせる部分はヒロインや達也君の会話の中にも顕著にありますね。(笑) とにかく現実の

世界では、しらふじゃとても言えないかっこいい台詞をPONPON言うし。(爆笑) 将来の夢を熱っぽく

語る彼らの姿・・・。世の中そんなに甘くね〜よとツッコミ入れたくなる気持ちは一瞬働くものの、だけど

そう言う言葉を何のてらいもなく言える彼らってやっぱ輝いていますよね。 うん。やっぱいいねえ。(/_;)

 

ただ・・・このゲーム、ある意味主人公の達也君は「ハーレム状態」でございます。ヒロインは大なり小なり

達也君に好意持っていますからねえ。(^_^; プレイしていればプロローグでモロバレでしょうが、メインヒロイン

の瑞穂ちゃんや鮎ちゃんは強く達也君に惹かれているし、そして他の娘達も。私は前作をプレイしていますので

女の子のそう言う秘めた気持ちを知っています。だからこそ、彼女らの気持ちを考えると切なさ倍増。(^_^;

全員お嫁さんに出来ればどんなに楽なことだったか・・・バキバキバキ(やめんかい

仲良しグループの中の男性陣も、女性陣のそれぞれに恋をしているわけで。コレが又見事にかち合ってない

と言う、一種ご都合主義な所もなくはないですが、それでも達也君が瑞穂ちゃんや鮎ちゃん以外の女の子に

心惹かれれば、男性陣のそれぞれと女の子を巡って対立するはず。残念ながらそこら辺の描写が弱いですね。

と言うか、意図的に無視しているのではないか・・・と思えるところ多々あり。

まあ素直にほのぼの系のシナリオを楽しむべきなのでしょうが、そう言うところに敢えて目をつぶってしまったと

あっては、今ひとつ現実味に欠けるというモノではないでしょうか。(^_^; 場合によっては仲良しグループが崩壊

してしまう可能性もあったわけで。そう言う緊張感を煽るシナリオでも良かったのではないかと思います。

記憶力や分析力が鋭い達也君なのに(まるで某氏のよう(謎笑))女の子の気持ちには点で鈍い。まあこの

設定はいわゆるぎゃるげーの主人公のお約束なのでしょうね。(^-^;) だってそうでなければ、正直身が持たない

でしょ。(笑) 

 

前編青春モノのイメージを持つ本作品。ヒロインによってはモロ少女コミックのノリを見せる本作品。(笑) そんな

世界はちょっと・・・と思う方もいらっしゃるかも知れません。また、うあきプレイはバッドエンド直行な作品故

みんなお嫁さんな使徒にはあまりに痛すぎるかも・・・(うひぃ だけどそう言うギャップを乗り越えるだけの

萌えがあるのなら、そして何よりも、幼い頃言い出せなかった想いを、大人になった今、成就させる・・・と言う、

そう・・・センチメンタルグラフティのノリが何よりも好きな人であれば、是非是非この作品をプレイしてみて 

欲しいです。(笑)

さて、以下は恒例、キャラ別ネタバレありな感想でも。 ネタバレを気にされる方は読み進めないでね

 

緒方 静香

中学校時代はちょっと不良っぽい言動と、本心をなかなか他人に言わない性格が災いし、結構誤解されがち

な女の子であるが実は・・・と言うタイプの女の子ですな。中学校時代、父親の経営している会社が倒産して

それがためにテニス部を止め、アルバイトに精を出さなければならなくなったと言う事情をあえて美奈に伝え

なかったため、一部の人間には勝手に辞めたと誤解されると言う、ホントに損な性格をしていると言えましょう。

中学校時代は達也と結構縁があったため、恋とは行かぬまでも、好意を持っていたのは紛れもない事実

でしょうね。 達也にだけは誤解されたまま卒業したくなかった・・・と言うその台詞がなによりの祥子かと。

こういう話を聞かされると私もホントに切なくなります。(/_;) 本来中学生が、学校では睡眠を取らなければ

ならぬほどの仕事をする理由なんか何処を捜したって無いと思う、ゆ〜ちゃん☆であるから。 そう言うケース

の場合は、様々な援護制度があるんだから、そいつを使えばたとえ母子家庭であっても、喰うのには困らぬ

程度の生活は可能なのだから。(^_^; ただそう言う制度があることを知らなかったと言う琴であれば、こういう

琴はまま起こりがちなんだよね。 静香ちゃんの場合は、おそらく周りの誰からもそう言うアドバイスを受け

られなかった・・・と言うことなんでしょうか。(^_^; しかし弟思いの良いお姉さんだよね。静香ちゃんて。

私もああいうおねーちゃんが欲しかった・・・とつくづくそう思いますバキバキバキ

因みに前作の「同窓会」で、達也君が彼女にちょっかい出さなければ、彼女は進とつきあうことに。進くんも

かなり真剣に静香ちゃんとのおつきあいを考えているだけに、本作で彼女と達也君がつきあうようになった

時に、進くんの琴が全然出てこなかったのは違和感が相当ありましたね。(^_^;

 

秋山 みどり

前作「同窓会」では、洋介とつきあっていたが分かれた・・・と言う設定になっていたのだが、本作では

その辺のエピソードがかなりぼやけていますね。前作をプレイしてない人にはちょっときついのでは?(^_^;

まあそれはさておき、彼女ってホント食いしん坊なのね。(笑) とにかく食べまくるくせに、体重はちっとも

増えたように見えない。ダイエットCHU!の身には「ずるいぞ〜」と思わずにはいられません。(ぐは

食い物を美味しそうに食べまくる彼女を見ていたら、こっちまで食べたくなってしまったじゃないか(/_;)(爆笑

 

達也君とみどりはいわゆる「親しい友達」なのであって、「恋人」という感じではない。 酒に酔った勢いと

成り行きでえっちをしてしまった後、自分の相手に対する気持ちで悩む・・・と言う展開は、あまりの二人の

真面目さに目から鱗が落ちたような気がしたのは事実っす。なにせ最近は、えっちは快楽を享受する手段

と割り切る面々多いですからねえ。 えっちをしてしまった後、自分の気持ちにいち早く気づいたのはみどり

の方であったこと、そしてそれ故、スキー場で一生懸命達也君の好みに合わせようとする彼女の行動には

愛おしさを抑えることが出来なかったり。(笑) また彼女自身、母性本能豊かな女性故、甘えたいときには

とことん甘えさせて貰えそうで好感度高いですな。(笑)ガス 

#しっかし・・・みどりちゃんってすっげ〜胸がでかいのね。再確認してしまった。(^_^;(笑)

 

狩野 真琴

中学校時代は引っ込み思案で、達也に対する秘めた想いを伝えることが出来ず、そんな自分を変えたいと

モデルのバイトをやったらコレが当たって・・・という経歴を持つ彼女。今の彼女も勿論好きなんだけど、中学

当時の彼女の方がより好きだったりするのは私だけかな?(笑)バキ 中学校時代の達也への秘めた想いを

ずっと持ち続けている・・・と言う点で、瑞穂、鮎と並ぶ本作のテーマに沿ったキャラクターといえるのでは?

真琴にひたすら想いを持ち続けている不二男と達也との対立は、見ててもかなり痛いモノがありましたね。

ただその点をしっかりと決着つけることなく、真琴と達也の二人が結ばれてめでたしめでたしと言う展開が

正しいモノであるとは認めないぞ。(爆 不二男から彼女を取ってしまった達也君が、不二男ときちんと和解

する所もきっちりと表現すべきであったと思うが・・・

 

佐伯 夏奈子

竜助とアツアツのカップルを形成している女の子。(笑) 今回は竜助がプロになり、プロ活動に専念するため

夏奈子と彼が別れてしまう。 正直その設定では痛々しくて夏奈子とおつきあいする気になれなかったのが

なによりの失点かなと。(^_^; 竜助は一度に複数の琴に心を配れない・・・と言うのが分かれた原因だそうだが

「そら違うだろ」とツッコミを入れたくて仕方がなかったす。(ぐふ 竜助が言うのは、空気と水、どっちが大事

と言っているのと同じシチュエーションだよね。個人的にはなんとか二人を復縁さえようと思う気持ちに嘘 

偽りはなかったです〜。 ところで・・・この娘とのえっちしーん、個人的には蛇足っぽい。(^_^; まあとりあえず

彼女のえっちに対する恐怖感・・・と言うのが薄れるまで待ったから、と言う理由付けはなされているけど

これってホント、達也君がいかに「よく言えば女性思い。悪く言えばいくぢなし」であることの良い証左か(笑)バキ

いずれにせよ、好ましいキャラ故に、逆に攻略するのが辛いと言う希有な例になりましたね。(^_^;(笑)

 

小早川 瑞穂

事実上のメインヒロインの一人、瑞穂ちゃん。達也君が中学校の頃にほのかに憧れていて、かつ彼女の

方も、達也君の琴をずっと見つめていた・・・と言う、まあベタな設定と言ってしまえばそれまでっすが(笑)

ヒロイン属性のある人なら、やっぱり嬉しい展開ではないでしょうか。(うむ 因みにCVが、WithYouの

乃絵美役をやっていた藤咲さん。どちらも病弱なヒロインということでの配役だったのでありましょうが

あまりにはまりすぎ。(笑) イメージぴったりの配役であったと断言致しましょう。(笑)

さて、今回の彼女も、前回同様、傍目で見ても痛々しさを覚えながらプレイしておりました。(^_^; 

いあ、気持ちは分かるんだよね。体が弱いために、他人の世話を受けてないとならないような今の状態

では駄目だと言うことで、自立を図りたいと言うその気持ちは。ただ、その琴でかえって他人に心配を

かけてしまうというのもありがちでよく分かります。うん。(^_^; ただその人当たりが良さそうな外見とは

裏腹に意固地なトコがある・・・と言うのがこれでもかと鼻につくほど出てきた当たり、あえて彼女のそう言う

マイナスイメージをさらけ出させたかな・・・?と思えるところがあり。(ぉ ま、私はその程度の琴で彼女

への想いが薄れることはありませんでしたが〜(笑) 

 

彼女のシナリオを見て思ったのは、古風なお姫様なシナリオという琴音。母親の元に行こうとする自分の

行動を他人に止めて貰いたがる、自立を言いつつも、本当は誰かに頼っていたい、甘えていたい。

主人公たる自分が側にいてあげたいと強烈に思わせる、保護欲をくすぐるタイプの女の子。それが瑞穂

ちゃんだったり。 私はそう言うタイプの女の子を素直に護ってあげたいと思う方で、だからこそ彼女に

強い感情移入が出来るわけですが、世の中には多分「甘えんじゃねえ、ごるあ!」と思う人もいるであり

ましょうねえ・・・(^_^;;;; 前作をプレイしている人なら、瑞穂ちゃんが両親の離婚の琴で悩んでおり、それが

故に、自分を支えて欲しいと切実に思う瑞穂ちゃんの気持ちがある・・・と言う事情を知っているでしょうが

本作ではその当たりは単に口頭でプレイヤーに知らされているのみ。 前作プレイをしてない人には

分かりにくくは無いにせよ、今ひとつ感情移入が出来ないのではないでしょうか。故に、前作をプレイしてる

琴を前提にシナリオを作るのは、ちょっと危険ではないかと思います。本作が初めてのプレイになる可能性は

前作が出たのがかなり前であることから多いにあり得ることですから。

 

クライマックス、自分の瑞穂への思いを拒絶されることが怖くて、瑞穂の元に行くのをためらう達也君を

同窓会のメインキャラクター総出で背中を押すシーン、こういうシーンを入れる当たり、瑞穂がメインな

ヒロインであることがよく表れていますね。最後に鮎ちゃんを登場させることで盛り上げがなされているのが

よく分かります。子どもの頃から秘めていた想いを成就させることと平行して、幼なじみの女の子との別れ・・・

鮎ちゃんにとっては気の毒な役割になっていると思いますね。彼女の想いを考えると(^_^; 笑顔で達也君を

瑞穂の元に送り出している健気さが、なお一層痛かったり致します・・・ つくづく私のように、瑞穂ちゃんと

鮎ちゃん両方とも萌えているメンツには残酷なゲームじゃ。バキバキバキ(やめい  ときめきメモリアルでは

あこがれの女性と幼なじみが藤崎詩織ちゃん一人で兼ねられていましたからね。だから彼女一筋でいられた

のですが、本作ではきっちり別れてしまっているからなあ〜。って、トゥルーラブストーリーでも一緒か。(ぉ

彼女にだけエピローグ部分が無く、将来に希望を持たせて・・・と言う展開であったのが、正直不満があり

ました。映画「卒業」じゃないけど、達也君には瑞穂ちゃんをさらっていって欲しかったから(ぉひ

まあ実際には瑞穂ちゃんの母親のこともあるし、そう言うわけには行かないんだけどね。(^_^; 

#えっちしーん、えっちのおねだりを瑞穂ちゃんからされるとは思わなかったぞ(爆笑) 達也君の「いくぢなし」
#疑惑がより深まったじゃないか〜バキバキバキ

 

若林 鮎

主人公、達也君の幼なじみの女の子。本作のもう一人のヒロイン、あるいは、トゥルーヒロインかも・・・・。

ラストのスタッフロールでも、女の達の筆頭に彼女の名前が載っていたりするから・・・。 幼い頃から

ずっと自分を見ていてくれていた幼なじみの想いと、そして自分の幼なじみへの想いに気づく・・・と言う

まあ幼なじみの恋愛の王道を剛速球なストレートで語るシナリオであると思います。故私のにお気に入りの

シナリオでもあるわけです。(笑) 前作では、鮎ちゃんの達也君に対する想いの発露なシーンがなかなか

見られなかったりしたのですが、本作では至る所に散りばめられていますね。(笑) 珍しく鮎ちゃんを褒める

達也君に嬉しそうな顔を見せるとか、達也君と鮎ちゃんの間を冷やかされ、照れ隠しに瑞穂ちゃんに「こんな

幼なじみでよければあげる」などと言ってしまった後、瑞穂ちゃんが半分冗談、半分本気で「じゃあ遠慮無く

貰っちゃおうかな〜」と返され、顔色を失う・・・等々。(笑) 多分瑞穂ちゃんが密かに達也君のことを好きな

ことを忘れて口走ってしまったのでしょうが、瑞穂ちゃんの隠された想いに、真琴ちゃんだけではなく、大ざっぱ

な鮎ちゃんまでもが気づいているということは、瑞穂ちゃんっておそらく自分の気持ちを隠すのが苦手だったり

するんでしょうねえ・・・(^_^; そういう娘にそういう琴を言うのは失敗だと思うぞ。(笑)>鮎ちゃ

 

瑞穂ちゃんの達也君への思いは、鮎もよく分かっているはず。 達也君の子どもの頃の彼女への想いもね。

だからこそ、瑞穂ちゃんと鮎ちゃん、二人の間の葛藤を描くことを正直期待していたのですが、見事に回避されて

しましましたね。(^_^; まあね。二人の女性の間で悩む・・・と言うことがテーマではなかったのでしょうから

それは仕方がないことなのかも知れませんが、瑞穂ちゃんシナリオでの鮎ちゃんの存在が大きかったのに

鮎ちゃんシナリオでは、瑞穂ちゃんの存在はそれほど重用な部分を占めてないのが、私個人としては残念です。

 

鮎ちゃんは従兄からプロポーズを受けており、それを受けるかどうかで深刻に悩んでいた。正直達也君から

受けるなと止めて欲しかったのであろうと思う。 鮎ちゃんは達也君のことがずっと好きだったのであるから。だが

達也君の気持ちが今ひとつ分からなかっただけに、その琴を相談したくても出来なかったのですな。達也君に

してみれば、相談してくれなければ知りようがないことを、気がつかないからと言って鮎に泣かれてしまっては

立場がないでしょうが(^_^; ただ、「幼なじみ故の甘え」が鮎ちゃんの側にあった・・・と言うのが、しっかりしている

様に見える彼女の意外な部分を見て新鮮な感じがあったりします。 そう言う風に甘えられる幼なじみな関係って

いいなあと思ったり。(笑) 結局鮎ちゃんの幼なじみ氏、大して活躍することもなく退場となり、達也君と鮎ちゃんを

くっつけるための、単なる咬ませ犬な役になってしまっているのは、シナリオ的な欠陥であると思います。(^_^; 彼を

出すならもう少し達也君に絡めた方がよかったように思いますねえ。


胸キュン! はぁとふるCafe (PCゲーム Windows95(OSR2以上)/98/Me/2000 ユニゾンシフト)

                                 プレイ開始 2001−09−03

                                 プレイ終了 2001−09−09

 

 

主人公、香坂信也は、とある喫茶店を知り合いに任せられ、住み込みで仕事をしている。その元に

双子の妹たち(親の再婚で兄妹となった。故に義理)が転がり込む。双子の姉で、おっとりとしていて

天然がちょっと入っている(笑) 香坂ちより(こうさかちより) 双子の妹で、元気いっぱい(笑)明るい

性格の香坂チカ(こうさかちか)の姉妹、主人公が片方に優しくしたり可愛がったりすると、もう片方が

力一杯焼き餅を焼いたり拗ねたりともう大変。(爆笑) なんせ二人とも主人公に好意を持っているから・・・

他にも、主人公が勤めている喫茶店の常連の亜矢ちゃんも主人公に好意を持っていたりして・・・

 

とっても可愛い妹たちに囲まれ、羨ましくも修羅場な主人公。やきいも(やきもち+いもうと)な恋愛

アドベンチャーゲーム(笑)

 

このゲームはやきいもと言う妹er達には御用達と言っても過言ではない、妹er属性にビシビシ反応する

ゲームでございます。(爆笑) なにせ私のように情報収集が下手な人間ですら、ビシっと電波が

届きましたから(ぉひ 妹がひとりではなく二人。それも双子で主人公である自分を巡って互いに

牽制しあう・・・と言う、私らにしてみればもう夢のような世界でございますね。実でも義理でも良い

からこういう双子の妹を是非に欲しかったです。(/_;)(笑)バキ

基本的に対象となる妹の方をひたすら可愛がってあげれば、そのままその娘のシナリオに乗っかる

ので、攻略は簡単だと言っても良いでしょう。ただこのゲーム、凶悪外道なる「二人ともお嫁さん」

シナリオも当然(ぉ あるんで。こっちの方は上手にやらないと・・・ね?(ひっひっひ

後このゲーム、私たちが住んでる日本とは違い、どうやら別次元の日本のようで。と言うのもこの世界

義理の兄妹は結婚できないんですよね。(^_^; 私らの世界では例え兄妹であっても義理ならば問題なく

結婚できるんですが・・・。 故にこの兄妹、ストーリーが進むに連れ、禁断の関係を周囲から責められる

琴になります。人の道を敢えて外れても、それでもその想いを断ち切れぬ二人。ぐっと切ないストーリー

でございますなあ・・・

 

このゲームのユーザーインターフェイス、なかなかよろしゅうございますぞ。MSGスキップ機能は

既読のみもしくは既読未読問わずを選べ、状況に分けて使えます。セーブも任意の場所で使え

コメントを残せるし、またセーブデータにカーソルをあわせると、セーブした場所のCGがサムネイル

形式で表示される為、どの部分のセーブデータか・・・が一目瞭然。ただ惜しむらくは上書き保存を

やったとき、コメントが前のままなんですよね。せっかくの良いシステムも画竜点睛を欠いたと

言うか・・・(^_^; マシンの能力に応じ、特殊効果のオンオフも出来、パワーにちょっと余裕のない

ユーザーにもきちんと配慮していますね。

なお、おまけモードは満足レベル。(笑) CG集にえっちシーンリプレイ、BGM集と欲しいモノは一通り

そろっておりまふ。(笑)

 

ボイスはヒロインのみフルボイス。もっともヒロインは3人のみなので、容量にはそれ程響かないので

しょうけど。(ぉ 因みに演技、上手っす。ろりろりな可愛らしい声で、えっちしーんで仰がれると・・・

ボクの右脇腹にある浪漫が超高速で回るんだよ・・・うん。(/_;)(笑)

 

BGMはPCM音声による演奏。マシンパワーに余裕があるなら、マニュアルに記載されている方法で

高音質の方に変更できるっす。 ただ、私個人の曲への感想としては、わざわざそれをするまでの

曲の出来ではなかったですね。(^_^; いあ悪い出来ではないのですが、今ひとつ印象が薄いというか。

OPテーマとEDテーマ。OPの方は・・・ゴメン、元気いっぱいは良いんだけど、なんか電波入っている

みたいで・・・(/_;)(笑)バキ とらハ1、2の主題歌とタメはれる・・・かな?(ぉひ 対するにEDテーマは

打って変わってしっとりとした歌。 終盤少し重いストーリー展開となるので、その雰囲気に合わせた

と言うところでしょうね。 こちらはなかなか良い曲であると言えましょう。

 

CGは・・・うん。文句ないっす。ろりろりでとっても可愛くて。(/_;)(笑) えっちしーんの萌え萌えっぷり

も、外見ろりっぽすぎて多少?のヤバさを伴うせいもあってか、超弩級のものがあったりするし・・・

ぶるまあがあるのは勿論、漢の夢「裸エプロン」なんかもあったりして。その筋は必見(爆笑)ガス

 

んで、えっちしーんは・・・沙希に言ったように、やべえくらいに右脇腹の浪漫を超高速回転させます。(ぉ

女の子の反応の可愛らしさ、んで、喘ぎ声の可愛らしさ、CGの可愛らしさのトリニティが全てを物語って

おります。(うむ 調教ゲームではないので、様々なえっちのシチュエーションを楽しむ・・・と言う琴は

出来ませぬが、しかしながらシチュエーションに萌えたいと言う向きであれば、必要にして十分な

クオリティでございましょう。

 

さてストーリー。と言うウリだけ合って、二人の焼き餅焼きぶりはすげえです。(笑) クリスマスプレゼント

を貰う順番を競うやら、お正月の時で貰うお守りやらアクセサリーやらの数を競うやら・・・デートの

約束も、わざわざ二人とも同じ日におねだりしたりと、もう修羅場っすな。傍目から見れば羨ましいの

極致であろうも、当人としてはたまったモンではないでしょうな。(笑) 因みにちよりとチカ、この手の

ゲームのお約束で年齢をはっきりとはさせてないけど、どうもCHU!学生のような・・・ クラスの

友人達ほぼ全てが受験一色というのがその当たりを推測させられます。(どきどき

だとすると、主人公と妹たちの身長差・・・というのも納得行きますねえ。(笑)

ストーリー展開のなかでちょっと残念だったのは、チカシナリオ、ちよりシナリオの展開がほぼ類似

している・・・と言うところでしょうか。シチュエーションはともかく、台詞まで類似とあってはさすがに

ツッコミを入れぬ訳にはいかないっすね。幾ら双子とは言え・・・(^_^; それと、この手のゲームを

やっているメンツならほぼ誰でも知っていると思われる「義理の兄妹は結婚できる」という理屈が

このゲームには適用されて無い点。 いあ、そう言うモンだと言う前提をきちんとプレイヤーに

擦り込んでいれば問題なかったんですが、当たり前の前提という形で迫られてもねえ。(^_^;

もし私が「義理の兄妹は結婚できない」と信じ込んでいたならば、きっと主人公と妹たちの禁断の

関係に感情移入出来たことでしょう。若しくは、「そう言う世界設定」であると納得が行ったのなら。

しかしながらそのいずれでもなかった為、主人公とちより、チカが禁断の関係に悩む・・・という

部分に今ひとつ共感が出来なかったのが残念ですね。

 

兄妹の禁断の関係・・・と言うテーマの部分が、プレイヤーによっては共感できない部分がある

と言う残念な点があるのは事実ですが、ろりろりな二人の妹達から激しい焼き餅を焼かれる

ほどに好かれると言う、妹erならば夢に見るほどの羨ましいシチュエーションを扱った本作品。

そう言う属性の持ち主ならば、プレイし無いというのは嘘というモンです。(爆笑)

 

さて恒例のネタバレ付きキャラ別感想でも。ネタバレ気にする方は読み進めないでくだされ。

 

 

亜矢

妹とのらぶらぶ〜を望む方々がプレイするこのゲームで、なんでこういう娘が・・・と思ったのは

恐らく私だけではあるまい。ようするに妹たちに対するアンチテーゼだったりするのね?(/_;)

主人公が好きで、足繁く喫茶店に通っているのに、主人公は全然気がつかず。年齢は明記

してないけど、「講義を受ける」という言葉から大学生であろうと推測されますね。 年齢的にも

また他人であるからして立場的にも、主人公と結ばれてもっともふさわしい女の子と言える訳

でありますね。しかしながらその立場故、あんまし萌えられなかったのが残念で。(/_;)(ぉひ

結構知的な雰囲気を持つ彼女、主人公がチカと禁断の関係にあって、その不毛さを冷静に

追求する様はちょっと痛かったりして。(^_^; 

 

もっとも妹との禁断の関係に堕ちた主人公を暖かく迎え入れてくれる彼女はとてもいい娘

だと思いますね・・・

 

香坂チカ

元気いっぱいなのはいいが、ちょいとがさつなトコが玉に瑕の娘(笑) ちゃっかりやぶりは

姉のちよりを上回るようで。(笑) 主人公を良いようにおちょくる彼女を見ていると、ついつい

「くすぐりの刑〜」とやりたくなったのは私だけであろうか(爆笑

実はとても照れ屋さんで、ちょっとえっちな話題であっても激しく反応するトコは、なかなか笑え、

かつ萌える所だったり。(笑) 私だったらやりすぎて怒らせてしまうだろうなあ・・・(うひ

クライマックス、主人公の立場を思い、あえて身を引こうとする彼女。主人公はあくまでも

チカが好きであると告白。チカはそんな主人公の言葉に勝手だと言いつつ、それでも彼女自身諦め

がつかなかったことも主人公に告白、そして二人は自分達の愛の絆を再確認する・・・と言う展開、

しっとりとしていてなかなか良いと思いますね。 ただ、主人公とチカが結ばれる琴の妨害となっていた

兄妹の立場・・・が、主人公の父とチカの母が籍を外した琴によって・・・と言う展開はちょっとね。(^_^;

それって主人公達の幸せを願うが為に、親が犠牲になった・・・と言う見解も出来ない?(^_^;;;

まあ私が親であれば、やはり同じようなことをすると思うけどね・・・彼らの世界の法律がそうなっている

以上は。 別に結婚しなければ一緒に住んでいけないと言う法律はないからね。名より実を取ると

言うことで。 二人の親の、そう言う葛藤の面をきちんと表現できていれば、もっと良いシナリオになった

と思わざるを得ませんね。

 

香坂ちより

ちょっと天然入ってるおっとり娘。だけどちょいとネコ被っているトコもあると言う、なかなかめんこいとこが

ある娘っすね。(笑) どっちかっつーと天然入っている娘が好きな私としては、心持ち、うん、ホントに

心持ちだけど彼女の方が好みですね・・・勿論チカちゃんだって大好きだけど。(笑)バキバキバキ

ぶたさんグッズに執拗にこだわる彼女の姿は、ちょいと怖かったりして。(^_^; だってねえ、見てくれが

とっても可愛いグッズを使っている・・・と言うのならまだしも、あんましめんこくないんだもの。(/_;)

まあ、完璧な人間というのはそうそういないのだ・・・と言う琴で。(ぉ
 
 

天然が入っているだけに、自分に向けて恋愛感情を向けている友人がいることに気づかぬ彼女。シュン

と言う名前で、かつ妙に礼儀正しく口が達者な彼を見て、某戦術のゲームを思い出したのは私だけでは

あるまいて。(笑) ちよりが自分以外の男に目もくれてないのは百も承知でありながら、それでもシュンに

対していらだちを感じずにはいられない理由・・・については、あたしも薄々感づいていたりして。(^_^; だって

ねえ。女の子が肉親に対してみせる擬似的恋愛感情なんて、歳が大きくなるにつれ、よその男にその感情

が移っていくのは自然の理だし。まして主人公とちよりの関係は、周りからは祝福されない関係。 

シュン君と、ちよりちゃんってお似合いとも言えるし、こりゃ落ち着くわけないわね。(^_^;

この辺ものすご〜く主人公に感情移入できてしまった、ゆ〜ちゃん☆でありました。
 
 

二人ともお嫁さんED

上手に二股かけると入れるシナリオ(笑) 天翔ける、うあきモンな崩壊者ならさくっと入れたのかな?(うひひ

個人的にはちよりとチカが、初めてはお兄ちゃんに貰って欲しいと「二人とも同時にえっち、即ち3P」を

おねだりする展開にはちょいとご都合主義が見えなくもなかったのが残念でありましたが、姉妹丼の

魅力の前には、そんな不満どっかに行ってしまいました。(笑)バキ これでもか、これでもか〜と姉妹丼

の連チャンには、「二人ともお嫁さん」を信条とする身としては

こりゃこのシナリオこそがトゥルーエンドであると断言したとしても、なんらおかしな琴はないで

ありましょう。(こらこらこら〜

二股がけ、しかも妹二人相手とあっては、世間の目から見れば、年端もいかぬ娘を、己の性のはけ口に

していると言われても仕方がない、と父に説教されている主人公。うん。言い訳できないよね。(ぉ

兄妹でのえっち、そして妹二人に兄一人・・・二重に人の道に外れていることをしている主人公。どうやって

父親の反対を押し切るか・・・と楽しみにしていたら・・・強行突破(開き直り)っすか。(爆笑) うん、好き

なんだからしょうがないよね。幸せに出来るかどうかは分からずとも、少なくとも幸せにするように努力

するのね。それっきゃないよね。(ぉぃぉぃ

ある意味究極の外道ぶりに親父も怒るかと思えば、なんだかんだで認めちゃうし。(爆笑) 個人的には

もちっと反対強くして欲しかったりするね。(ぉひぉひ
 
 

エピローグ部分が無かったのはちょっと残念。まあ卒業式での、これからの二人三脚な人生を暗示させる

シーンがあっただけでも十分なのかも知れませんが。
 
 

附録 義兄妹間の結婚についての考察。(ぉぃ

本作品に於いては、たとえ義理の兄妹であっても結婚は出来ない。世界的にはコレは別に珍しいことではなく

義理であっても結婚は駄目!と言う国は数多い。中東の国では乳兄妹ですら結婚は出来ず、乳兄妹同士で

恋仲となってしまった男女の悲哀をうたった物語・・・と言うのが数多く出ていると聞く。
 
 

主人公とちより、チカが結婚するに当たって、両親が結婚を解消、即ち離婚することにより、兄妹ではなくなり

晴れて二人は結婚できるように・・・と言う下りがあるが、実は世界の様々な国の中には、兄弟関係が解消され

たとしても結婚することが出来ない・・・と言うケースも実に多い。 手近な例として、我が日本国の民法に

よれば、一度養子縁組等で義理の親子となった男女は、離縁などで、親子関係が消滅した後も結婚する

ことは出来ない。義理の兄妹が結婚できると言う点とは対照的である。義理とは言え、親子であった男女が

結婚するのは道義にも反する・・・と言う立法者の趣旨なのだそうだ。その理屈で言えば、本作品に於いて

主人公と妹達は義理とは言え、かつて兄妹であったのだから、結婚するのは道義に反す・・・と言う可能性も

あったりするのである。 私にとってその辺が引っかかってしまい現実味が薄れてしまい、感情移入が

かなり削がれたのは否定できぬ事実である。

 

ほろ苦いハッピーエンドとして、古里を離れひっそりと都会で暮らす主人公と妹のカップル・・・と言う設定も

あっても良かったような気がする。 もっとも作品のイメージが変わるので無理であろうが・・・
 


純愛GirL (PCゲーム Windows98/ME/2000 CAGE)

                                 プレイ開始 2001−08−26

                                 プレイ終了 2001−09−02

 

主人公は「中沢あきら」(名前変更不可)と言う、朝日聖上学園に通う2年生。ある日妹の

「中沢あい」から、彼女の友人の「矢口まい」を紹介される。あいの勧めもありお付き合いする

琴にした主人公。初ゲートの後、「あい」から一つのビデオテープを渡される。そのビデオには・・・

ついさっき別れたばかりの「まい」が、主人公を想い、ひとりえっちに耽っているシーンが映し

出されていた。そう・・・それは全て「あい」の策略。 兄に対し絶対的なプラトニックラブを感じて

いる「あい」は、兄とのセックスを拒絶する。兄の性欲処理の為の女として、「まい」を利用した

のである。「まい」を足がかりに、あきらの同級生であり、また幼なじみでもある「加護のあ」

天才少女ではあるが、一般常識、ことに性のことについてはてんで無知な「丹生香るい」

主人公達の通う学校に教育実習生として教鞭をふるうも、影では美少年を相手にセックスに

興じている、完璧ショタ(笑)な女教師「辻なみえ」・・・彼女らを次々に性奴に堕としていく。

主人公が性奴として女達を調教していく課程を、妹である「あい」に報告しながら、互いに

ひとりえっちをしあったり、ペッティングをしあったりする主人公と「あい」しかしながら

最後の線は決して越えようとしないふたり・・・

 

主人公を通してプレイヤーが作る純愛・・・それは一体どんな形をとるのか・・・と言った感じの

「じゅんあいちょうきょうADV」ゲーム(ソフトハウスのあおり(笑))

 

このソフトは「CAGE」というソフトハウスから発売された第参弾。どうやらこのソフトハウス、ろりろり

なイラストのゲーム「Fifth」などで有名なRUNEの関連会社のようですな。(笑) そのせいか、キャラが

もうこれ以上はないと言うほどの、ろりろりなCGでございます。(^_^; 下手すりゃ幼稚園服にしか見えない

制服ともあいまって、教生である「なみえ」を除けば、キャラはほとんど幼稚園児。(爆

服を脱ぐとぼいんぼいん・・・なわけもなく、ほとんど有るか無いか・・・の胸。微乳が好きな面々には堪え

られぬ魅力があるのではないでしょうかね。(笑)バキ

あまりのろりろりぶりに、筋金入りのろりな使徒ですら、購入をな・い・しょ!にしていたと言う曰く付きの

一品でございます。(ぉ

 

「じゅんあいちょうきょうADV」ゲームと言う、はっきり言って矛盾きわまるタイトルが付いていますが

まあ確かに純愛なのでございましょうか。兄妹故に、えっちをするわけには行かないので、二人の

関係はプラトニックラブを貫きながら、自らの性欲は他の女の子とのえっちで鎮める・・・と言う訳で

ありますから。(滅 「ちょうきょう」とはいっても、基本的にはADVなので、パラメータ調整などは

不要でございます。適当な選択肢を選んでいくことでストーリーが進んでいき、誰かのシナリオに

乗っていく訳でありますな。 各々の女の子のトゥルーシナリオは、女の子を一人だけに絞って

落としていけば簡単に乗れる作りなので、難易度そのものは高くはないです。と言うわけで手軽に

ろりろりな女の子を性奴に堕とすシナリオを楽しめるというわけでありますな・・・くっくっく(ぉひ

 

さて、まずはユーザーインターフェイス。正直不満アリアリ。なんせMSGスキップ機能はあっても既読

未読無差別型。MSGバックスキップ機能はないから、正直怖くて使えないです。(ぉ おまけには

CGモードしかなく、えっちしーんリプレイ機能は無し。にもかかわらずセーブは10箇所までしか出来ず。

随時セーブは出来るものの、セーブファイルにタイトルを付けられない、等々・・・不満は山積しています。

因みにこのゲーム、「あに」とか「いもうと」とか「ちち」「はは」と何故か肉親の呼称についてはひらがな

書きなんですね。(笑) で、ルビに「義兄」「義妹」「義母」「義父」と漢字で振られていると(爆笑)

まあ血繋がりの三親等以内の血族とのえっちを描写するわけには行かない為、そう言うシステムにしたんで

ありましょうね。ちなみにこのルビ、設定で表示しないようにすることが出来ます。この点は高く評価出来ます

ね。(大爆笑)

#因みに勿論私は、設定でルビを表示させないようにしています。(ぉぉひ

 

このゲームはヒロインのみフルボイス。声優さんの技量は上手な方ですね。えっちしーんでのはぁはぁ

な声がとぉ〜っても萌え萌え(爆 ちっちゃい(むろん体型が)女の子が喘ぐときはあ〜ゆ〜声を

出すのかしら。(ぉひ

BGMはPCMとCD−DAのいずれかを選べます。ただしCD−DAを使うにはフルインストールを選択する

必要がありますが。で音楽はと言うと・・・可もなく不可もなく・・・と言ったところでしょうか。特に印象に残る

BGMはなかったでありますね。(^_^;

CGは前述の通り、とにかく「ろりろり」。外見が幼稚園児にしか見えない為、正直かなり好き嫌いが激しい

と言えますね。(^_^; まあ私はソッコーで買ってしまいましたが・・・(ぉひ

えっちしーん・・・うん。女の子を調教していくゲームだけに濃いっす。(爆 こんなろりろりな女の子に

やっていいとは思えない琴やるし・・・ 特に主人公の趣味なんだろうけど、前より後ろの穴の調教を

積極的にやるんだよね。女の子に「ケツ」とか言わせるし、後ろの方に多大なこだわりがある模様。(爆

この辺主人公に対する感情移入が結構妨げられてしまったり。(ぉぉ

 

さてとシナリオ。主人公は妹である「あい」のそそのかしに乗り、女の子を性奴に調教していくわけで

ありますが、その課程を「約束」と表現しています。主人公自身、「約束」という言葉に対し、幼い頃の

トラウマから異常にこだわりを見せるが故・・・で有りますが、そのこだわりが何故か、はプレイしていく

かなり初期の内に推測されてしまうのはちょっと底が浅く残念かも。 

妹の「あい」がプラトニックラブにこだわる故、兄の性欲処理は他の女に任せる・・・と言うその考えは

正直理解しがたい方が多いのではないでしょうかね。(^_^; 普通の感覚なら、例え奴隷といえども、

自分の好きな男が他の女とえっちする琴に対して強い抵抗を覚えるのが当然でしょうし。兄の性欲処理

を他の女に任せるのを認める理由を、私は最初「あい」が、あの歳の女の子にありがちな、性に対しての

激しい嫌悪感ゆえ、自分がえっちするのはイヤだから・・・と思っていたんですが、「あい」自身の性欲処理を

「あい」が奴隷にした男の子(はっきり言って気弱な男(笑))に任せる・・・ってえのがもう。(^_^;(笑)

勿論お○○○の処女は兄の為にとってあるとはいえ、愛する兄以外の男なんぞに、大事な部分を舐めさせ

たりさせるなどとは、とても性に対する嫌悪感があるなどとはいえないでしょうな。・・・とても私には

ついていけませぬ。(^_^;;;(笑)

結局このゲームにおける「純愛」とは、一途に相手を思う気持ち・・・と言う点につきるのでしょうな。

主人公が要求する、「約束」という名の爛れたえっちにたいし、泣きながらも受け入れる女の子達。

えっちが終わった後に吐露する一途な想い・・・それが純愛。

兄妹であるが故に越えてはならぬ一線。最愛の相手に対して求めてはならぬ欲望を他の人間に

向けることで、護っていきたかった二人の関係・・・それが純愛。

ま、よ〜するに純愛には色々な形があると言うことでございますな・・・。

 

ところでこのゲーム、実はとある理由により、プレイしている内に精神的大ダメージを受けることが

ございます。(大汗 キャラクターのことを細かく紹介していく内に、そのダメージの内容は、聡い人なら

勘付かれることでございましょうが、くれぐれもお気をつけて・・・

 

妹である「あい」に対する感情移入がいまいち働かなかったこともあり、正直このゲームは「はまった」

とは言えなかったですが、ろりろりな女の子が好きで、かつ鬼畜なゲームが好きであるならば、この

ゲームは外すわけには行かないでしょうね・・・(うひひ

さて、最後にキャラ別の感想を。ネタバレあるので、気にする方は以下の文を読まないように願います。

 

矢口まい

妹「あい」の友人。もっとも友人とは言ってもそれ程親しくはないようである。主人公に一目惚れしたのが

「あい」にバレたばかりに、性奴として差し出されるとは、つくづく不憫な娘である。(^_^;

ちょっと気になったのは、「あい」の策略で媚薬を女の子大事な部分に擦り込まれたが故のひとりえっちは

いいとして(ぉ そのえっちにバイブを使っていながら処女ぴーが破れてない・・・っては何故であろうか(笑)バキ

 

丹生香るい

飛び級でMITに入るほどの天才少女であるが、世間一般の常識に疎い。その尋常ならぬ疎さから察するに

/|\学生であろうと推察される。(^_^; えっちも子どもに対するいたずら・・・と言う雰囲気がバリバリ出て

いたし。(^_^;;;;; つくづくやべえゲームじゃのぉ・・・(ぐふ

不仲な両親の中で育っているが故に、肉親への愛情に飢えている・・・と言う設定は琴線鷲掴み。(/_;)(笑)

もっともそう言う女の子に手を出すと言うこと自体、「るい」ちゃんの弱みにつけ込む卑劣なことあることは言う

までも無いのでありましょうが・・・(ぐは

まあ似たようなトラウマを持つ主人公と、傷を舐めあう同志なんだと言うことで・・・

 

辻なみえ

陰で美男子を喰いまくる、ただのスケベ女教師かと思えば、実は幼い頃大好きだった兄(故人)の面影を

求めての行動だった・・・と言う、これまた琴線鷲づかみな女の子。(/_;)(笑)

兄の後を、「お兄ちゃん、お兄ちゃん」とどこまでもついていくような、お兄ちゃんっ娘だったという。

兄が自分に性的ないたずらをするようになっても、そうすることで兄を独占できると思い、あえて受け入れて

来たという・・・。なんか現実にもありそうでやばいシチュエーションでございますな。(^_^;

もしお兄さんがご存命であれば、この二人は一体どんな兄妹関係を築いてきたのでありましょう・・・。

ゆ〜ちゃん☆とても気になっちゃう〜(ぉひ

年上だけど妹的キャラ・・・と言うことで、私好みの女の子と言っても差し支えないでしょう・・・(うひ

 

加護のあ

外見は比類無い美少女なのに・・・実は複雑な家庭内の事情で、なのに女として育てられた

子でありましたとさ。(吐血  普通こういうケースの場合、どんなに女として育てても、男としての気性が

表に出て、結局男として成長していくケースが多いのでありますが、彼女?の場合、根っから女の子

として育ってしまったようで。それこそココロのみならず体までも。主人公曰く、「女の子にち○○が

ついたような体」と言っていますからなあ。(^_^;; また「男の体に女のココロ」が入った女の子」

と言う表現通り、まさにトランスジェンダーとも言うべき存在なのでありましょう・・・。(ぐふ

しかし実に残念・・・せめて「ふたなり」という設定であれば、ささいな欠点(ぉひ と言うことで我慢できた

のに・・・生物学的にはなんだよねえ・・・(涙 ホントにタチ悪いことに、この作品に出てくる他の

どの女の子よりも女としての魅力が溢れているわけで。可愛い、健気、お弁当攻撃(笑) ここまで健気に

慕ってくれたら・・・「まいっか、この際男でも。中身は女の子だし〜」なんて思いそうになってしまったでは

ないか〜〜(吐血

主人公の性技に溺れてしまい、自分の手では最早欲望を鎮められなくなっている琴を息も絶え絶えに

告白するシーン、萌えそうになっている自分に気づき愕然とするゆ〜ちゃん☆でございました。(ぐふ

 

ある意味、妹の「あい」をも凌ぐ、最強のヒロインと言っても過言ではないでしょう。(がは

 

中沢あい

主人公の妹。とは言っても義理である。(ソフ倫の規定があるから当然ですな。(ぉ

セックスだけはダメ!といいつつ、自分自身の性欲に勝てず、じわじわと兄に体を許していく

シーンには格別のモノがありますね・・・(ドキドキ 他の女の子シナリオの時は、他の女の子

と「あい」、そして主人公の3Pシーンがあったりと、結構萌えシチュエーションが多い娘でも

ありますね。(笑)バキ ぶっとんだ娘ではあっても、基本的に兄である主人公に対し一途

であることを表すシーンがあるのは、やはり嬉しかったりします。(笑)>あたし

ただ、「あい」が性欲処理をするために、自分の雄奴隷にク○ニさせたり、ア○ルセックスをしたりしないで

欲しかった・・・(/_;) 「あい」の体は髪の毛一本までオレのモンだ〜と絶叫したゆ〜ちゃん☆が

いたのは紛れもない事実である。(ぉひ

 

彼女が今ひとつよく分からない性格の持ち主故に、今ひとつ感情移入が出来なかったのが痛恨の極み。(^_^;

まあ思春期の矛盾した感情・・・と思い切ればいいのでありましょうが・・・


KISS X 100 GiriGiriな女達 (PCゲーム Windows95/98/ME WINTERS)

                                 プレイ開始 2001−08−15

                                 プレイ終了 2001−08−16

幼くして母と離別した主人公、啓一。父は彼が10歳の時再婚するが、その女性には3人の

娘がいた。 彼には一度に義母、義姉、義妹が出来てしまった。 時は流れ・・・海外赴任

となった父が家を空けるようになり、数年が経っていた。家族には彼以外の男性はいない。

女達は火照る躯をもてあまし、その気持ちを察した彼もまた、彼女達の躯を貪ることで

自らの欲望を鎮めるのだった・・・(パッケージより)

 

で、主人公は考えた。義母、義姉、義妹、義理の叔母さん・・・自分がどこまで鬼畜な野郎になれるか

を試そうと。その為に、義理繋がりの家族の女達を貪り尽くしてやろうと。

そう言う爛れた関係を激しく嫌う義妹「琉璃」を仲間に引き入れることで・・・

と言った感じのアドベンチャー形式のゲーム。

 

このゲームはWINTERSの初デビュー作。CG原画にあの「少女」で有名な「あやせまい」氏を起用して

います。ソフ倫の規定で、血繋がりの近親者との「ぴー」の表現が禁止されている腹いせに、義理

繋がりの女性達との乱交を表現しているとしか思えない設定と、あやせまい氏のイラストに引っ張ら

れて購入いたしました。(笑)

タイトル通り、KISSにこだわった作品で、とにかく主人公は女達とKISSしまくりです。(笑) ゲーム

初期の段階では、女達との肉体関係はなく、あくまでもKISSのみ。(うひ とはいえ、かる〜いKISS

ならともかく、つばを呑みあうディープKISSを義理とは言え肉親同士でやるからこそ、潔癖な末娘の

琉璃が嫌悪を示すのも当然ですわね。(ぉ 琉璃を堕としたとき、KISSだけで抑えていた主人公も

女達と肉体関係を結ぶことに・・・。義母、義姉、義妹、義理の叔母・・・どの女と関係を結ぶかは

主人公であるプレイヤー次第・・・・

 

ユーザーインターフェイスは必要最低限度のものは取りそろえていまが・・・MSGスキップ機能は

既読未読無差別型であり、またバックスキップ機能はないので、正直使いづらいですな。(^_^;

セーブ&ロードは随時行え、16箇所記憶出来ます。ただセーブ部分はセーブした時間のみが

表示される為、どこでセーブしたかはロードしないと分かりませぬ。(爆 

おまけはCG集とイベント集、BGM集。イベント集はえっちしーん全てを網羅しており、その点は

評価できますね。(笑)バキ  

ゲームの難易度は、ポイントさえ掴んでしまえば、後は簡単に出来ると言う作りになっている為、まあ

低い部類と言っても良いんじゃないでしょうか。おかげで私のようなヌルゲーマーですら、二日で

オールクリアしてしまったくらいだし。(ぉひ まあ余りにも手応えが無さ過ぎる・・・と言う声も聞こえなくは

無いのが何ですがね・・・(^_^;

このゲームはヒロインのみフルボイス。声優さんの演技力はまあまあ。一応声優さんの名前は

エンディングテロップに表示されますが、正直聞いたことがない名前ですので、誰が誰だか・・・(^_^;

BGMはPCMによる演奏。システム自身にはそれ程負荷はかかっていないようです。ただそれ程

出来の良いBGMではないので、あまり印象に残っていません。(^_^; 他の作業のBGMに・・・

と思えるほどの出来ではないのが残念ですね。

CGは、あやせまい氏のイラストだけに、ちっとろりが入った絵なのでその筋にはいいのですが

なんか色塗りが下手。(^_^; 立ち絵の部分ですら、なんか未完成品を出されたような色使いと

見えるのが難点。あとデッサンも所々狂っているし。 処女作なんだからもうちょっと気合いを

入れて作るべきだと思うんだが・・・。

えっちしーんは・・・姉妹丼、母姉妹丼、弐世代姉妹丼(母&叔母&姉妹)

とま〜漢の夢を果たしてくれるような濃いえっちシーンがてんこ盛り(爆笑)バキ

姉と妹、女同士で絡ませたり、姉と叔母を絡ませたり・・・と鬼畜のオンパレード。少なくともえっちの

バリエーションについては文句ないどころか、余は満足じゃ・・・な出来であると言い切りましょう。(笑)ガス

 

さてシナリオですが・・・このゲームにそう言うモノを期待してはいけません。(ぉひ とにかくKISSしまくり

えっちしまくり。母、姉、妹、叔母、従姉妹と、とにかく近親者とヤりまくり。(義理だけど(ぉ

義理繋がりの女達と、ひたすらえっちする表現に特化したというべき作りですので、感動的なシナリオとか

切ない展開とかそう言うのはまったく無縁でございますので、そう言うのを求めるなら他のゲームをプレイし

た方がいいです。(笑)(ぉひ

 

ただ勿論、全然シナリオがないわけではないので。義母の美奈と、その妹であり、主人公の義理の叔母

に当たり、主人公の通う学校で校医をやっている あゆみ(因みに何故かスクール水着を常時着用(笑)

主人公の趣味に合わせているらしい) 姉妹の長女で、ちょっと不良入っているが、主人公にだけは従順で

素直な、義姉の一夜 同い年の姉で、女達の中では一番淫乱。しかれども、主人公を一途に思っており

独占欲は末娘の琉璃と同じくらい強い御影 そして主人公の義妹であり、潔癖症で、主人公が他の女と

KISSしまくっているのに嫌悪感を隠そうともしないが、一度えっちのスイッチが入ると、やはり同じ血を引く

女、御影もかくやと思えるほどの淫乱さを持つ琉璃。どれもこれも淫乱揃いではあるが、基本的に

主人公に対しては本気で思っている・・・と言う訳で。従って主人公が誰か一人の女と本気で恋愛すれば

当然他の女の嫉妬を受けるわけで。特に琉璃と御影は最悪。(^_^; どっちかと結ばれると、もう片方の

堕ちたシーンを見せつけられます。正直独占欲の強い私には見たくないモノが。(汗

 

義理とは言え、近親者にしか恋愛感情を持てず、また、他人との繋がりが極端に少ない主人公。

他人から言われるまでもなく、自分のその閉じた人間関係に少なからず悩みを持つ・・・と言う表現を

することによって謹慎ぴーと言うのが如何に反社会的な行動であるかを、それなりに表現している

ように思います〜。その意味では普通の恋愛モノと言っても・・・い〜のかなあ。う〜ん。(^_^;(笑)

 

沙希に述べたように、鬼畜全開モードとなった主人公は、女達を全て隷属させます。いわゆるSMタッチな

行動はないので、そう言う属性の人には物足りないでしょうが、女達を隷従させて、好き放題に抱く・・・

と言う、人が持っている闇の部分をこれでもかこれでもか〜と表現しているわけで。言ってしまえば

みんなお嫁さん ということですな。(ちょっと違うぞ(笑)>あたし

因みに、らPONエンド(妊娠エンド)もあったりして。そらそ〜だわな。中だししまくりだし、あげく

避妊だってしてないし。健康な女の子なんだから、らPONにならないと思う方がどうかと。(笑)

一丁前に衝撃を受けている主人公の愚かさかげんには笑ってしまうかも。ただ、女達が妊娠を

無邪気に喜んでいるのが、ちょっと背筋が寒かったけど。(汗 学生なんだから、妊娠したら

やばいってのに・・・主人公をつなぎ止める絆が出来ると喜んでいるんだもんねえ・・・

やっぱカルトが入った女だけに怖い・・・(ぉ

 

正直CGの出来も余り良くなく、音楽もそれ程。シナリオはあって無きが如しと褒める場所が少ない作品

でありますので、定価で買ったら金の壮大な無駄遣い・・・と思えるところも多々ありますが(^_^;

しかしながら、姉妹丼母姉妹丼弐世代姉妹丼

なんてダイナミックなえっちしーんを入れるゲームはそうそうありません。そう言うのを求める方、後、

義理だろうが何だろうが構わないから、謹慎系を味わいたい方であれば、買ってもそれ程

懐は痛まないんじゃないでしょうか・・・(笑)                     

 


盛夏の杜 (PCゲーム Windows95/98/ME/2000 Gut's)

                                  プレイ開始 2001−08−04

                                  プレイ終了 2001−08−12

 

主人公「水野 誠司」(みずの せいじ 名前変更不可) は20歳。大学2年生である。出身は

裏日本のとある小さな町。大学進学のため東京に出てきて、そこで同郷の女性「滝川 あゆみ」

と知り合い、つきあうようになった。もっともつきあっているとはいえ、お互いに告白しあって恋人

同士・・・と言うわけではない。そこをすっ飛ばして体の関係になってしまっているから。自分達は

恋人同士なのか、それとも単に体を重ねるだけの関係に過ぎないのか・・・あゆみの琴は好きなだけに

誠司は少し思い悩む。

 

彼の故郷では、成人式は夏休みに行う。成人式に出席するために帰省した誠司は、そこで幼なじみ

で、そして初恋の人であり、その想いを伝えることが出来ぬまま、自分は故郷を離れてしまった「宮下 恵」

(みやした めぐみ)  運動が得意で、子どもの頃から発育が良く、あこがれの対象だった「斎藤 綾子」

(さいとう あやこ)  少し生意気であるが、一年半ぶりに再開したときは、少し雰囲気が大人びてきていて

誠司とあゆみの関係についてしつこく探りを入れてくる、妹の「水野 美由紀」(みずの みゆき)らの

女性達と再開する。 精神的な繋がりより、肉体的な繋がりの面が強い誠司とあゆみの関係。この関係

から精神の繋がりも深めるのか、それとも薄い繋がりに見切りをつけ、故郷に今も住んでいる女の子達と

思いを重ねるのか・・・それは誠司(プレイヤー)の気持ち次第・・・と言った感じの、ビジュアルノベル形式

のゲーム。(メーカーでは「インタラクティブ・ノベルと表記。)

 

このゲームは、「あの」な・い・しょで有名な(笑) Gut'sが出したビジュアルノベル形式のゲームす。(笑)

ろりろり系の使徒達には御用達ソフトハウスであると言えますが、今回あろうことか、「まほろまてぃっく」

で最近有名になってきた、ぢたま某氏を原画に起用。(爆笑) 氏は以前より18禁コミックではその

ろりろり(笑)なイラストと、放尿系(以後し〜し〜と表記(ぉい そして近親相姦(以後謹慎と表記(ぉぉぉぉ

なストーリー展開で、一部のマニアには強い支持を得られている漫画家でございます。(笑)

このようなゲームをこの私が買わないわけには行かない!と言うわけで、さくっとGETいたしました。(笑)

 

このゲームは章ごとに分かれ(第一章から第四章まで) 選択肢によってシナリオが分岐、各々の女の子

とのエンディングに向かう形式をとります。また、女の子ごとにグッドエンドとバッドエンドがあり、トゥルー

エンドをGETしたときにはEDテーマとテロップが流れ、それ以外の時にはヒントが与えられます。

またシナリオ分岐がボタンクリックで視覚的に絵付きで見ることが出来、まだ見てないシナリオは分岐点

が表示されるため一目瞭然。選択を間違ったと思えば、そのCGをクリックすることでジャンプできるという

実にユーザーフレンドリーな仕組みをとっています。これなら選択肢を選ぶのも怖くない。(ぉぉ

ユーザーインターフェイスは良いと思います。セーブデータは100個!も保管でき、しかも任意の場所で

出来る上、データにタイトルを付けることも出来、どの部分のセーブデータかをロード前に知ることが出来ます。

既読MSGのスキップは勿論、MSGのバックスキップも出来ますので、うっかり読み落としても大丈夫。

ただ、このゲームの仕様なのか、えらい動作が重いです。(汗 最初窓98搭載のAthlon500マシンでプレイ

しようとしたのですが、OPのキャラ表示が処理落ち。(がは 2D系では最速のMilleniumを搭載しているため

ビデオカードの方の問題ではなく、純粋にCPUパワーの問題なんでしょうねえ。 この重さのためか、それと

も私のマシンとの相性なのか、とにかくOSを巻き込んでフリーズしまくり。仕方がないので、窓2K搭載の

雷鳥700マシンでプレイしました。こちらだと前記の問題は発生せず。なんか最近2D系のゲームなのに

やたら重たいのが増えているねえ・・・(ぶちぶち ゲームを立ち上げると「バージョンがあわない」旨の

ダイヤログは出るし(無視しても問題なし) おまけのイベントリプレイは見たはずのシーンが見られず

見てないはずのシーンを見られたりともうめちゃくちゃ。(汗 しかもこれらの差分は未だにNETでは公開

されていない。3月発売だというのに。(2001/08/12現在) この辺何とかして欲しいっす。>ソフトハウス殿

 

後、このゲーム、アンケートはがきを指定の日までに出すと、おまけCDが貰えるんですよね。残念ながら

プレイ時にはもう期限切れでしたが、もしかすると再々版するかも知れないので、出すだけは出した方が

いいかと。私は、はがきをうかつにも無くしてしまったのでどのみちもうダメですが・・・(汗

 

CGは「あの」ぢたま某氏による原画なので、実にろりろりでよろしい。(笑) ただろりろりなのが災いして

「しばらく見ないウチに大人になったな」な台詞が白々しく感じるのはご愛敬か。(お 幼なじみの恵ちゃん

胸ホントにぺったんこ。(^_^; ヘアスタイルもショートであることも手伝い、一瞬「おとこのこのぬうど」と

思ってしまったではないか〜。(ぐは でも萌えた自分が切ない。(吐血

また、CGは通常の640*480の画像ではなく、800*600で描かれています。よって

フルスクリーンにしたときの、画像が綺麗なのがとっても嬉しいですね。特に私の場合、19インチの

大型モニタ使っているんで・・・。

ところで、ぢたま某氏の得意技「し〜し〜」ですが、アニメーションします。萌えます(笑)バキ 特に

し〜し〜するシーンというのが結構萌え萌えな展開だったりするんで、余計に・・・なんですな。(爆笑

し〜し〜が生理的にダメ!と言う人は除外するとして、そのほかの方々は是非堪能して欲しいな〜 

 

このゲームはヒロインのみフルボイス。演技は上手です。えっちしーんの時は破壊力増大(笑)

声優さんの名前は一応公開されていますけど、名前に覚えがないですねえ。声優さんの声に

聞き覚えがある人がいるので、もしかするとアダルト用のネームなのかも知れませんが。

 

BGMはMIDIによる演奏です。ただしエンディングテーマはCD−DAですので、こいつをボイス付きで

聞きたい場合はフルインストールを選択する必要がありますね。因みに約500MB・・・

で、MIDIですが、GM、XG、GSと各種揃えていますので、ご自分の環境で演奏するのが良いかと。

私は88Pro持っているので当然GSですので、GSでの感想を述べますと・・・いあ、実に良い曲だと

思います。カルト系ゲームのBGMだと侮ると後悔するくらい(笑) このゲームに登場するヒロインは

大なり小なり悲しい思いをしているところがあるので、そう言ったしんみりしたシーンの時の音楽って

実に心にしみいるんですよ・・・。女の子への愛しさがより募る音楽、のどかな田舎の雰囲気が良く出る

音楽・・・えっち中のドキドキした気持ちを良く表した音楽・・・いや、ホントに良くできた音楽っす。巷では

I'veの音楽が席巻していますが、彼ら以外にも良い曲を作る人たちが多数いると言う琴ですね。

 

えっちシーン・・・勿論濃いですぞ〜(ぉ ろしゅつきょうのおねえさんはでてくるし(小学生風(謎笑)

ひとりえっちのしーんはあるし、感じすぎてし〜し〜しちゃう娘もいるし・・・(爆笑)バキ

いわゆる調教ゲーではないため、その方面の濃さは無いですが、基本的に純愛なストーリーですので

その範疇では十分濃い出来だと思います。(笑)

 

さてシナリオ。 主人公には一応つきあっている女性、あゆみがいるので、他のヒロインとつきあうという

琴は、必然的にあゆみを振ることになるわけで。と言うことは「White Album」と同じように、痛い系統の

ゲームになるのは容易に想像できますが・・・所がそうでもなかったりするんだな〜(爆 あゆみのとる、とある

行動に対し、主人公の対応次第で、シナリオ分岐が決まるわけっすが、たったその一言であゆみとの繋がりが

ぷっつりと切れてしまう・・・というのは余りにご都合主義では?(^_^; 曲がりなりにも誠司はあゆみとつきあって

いたわけで。それを言葉一つでヒロインのシナリオによってはもう二度と出てくることがない・・・とは。

でもまあおかげであゆみ以外のヒロインと心おきなくお付き合いできるわけで。(ぉ でもすっきりしないな〜(爆

ああそれと、このゲームは一応純愛系ですので、ふたりとも云々・・・と言う展開はございません。その系統を

お望みの方には残念ですが・・・(ぉぉ

 

故郷に戻り、幼い頃を懐かしむ・・・と言うシナリオ展開のため、子どもの頃の回想シーンが多数出てきます。

そう言うキャラがめちゃくちゃ可愛い(笑)・・・のは当然として(ごほごほ 幼い頃に言えなかった想い・・・

とか、そう言う展開が当然あるわけで。そう言うのが好きな人にはお勧めできるシナリオですわね。(笑)

 

プレイして行くうちに気づくと思いますが、あゆみちゃんには主人公に伝えてない秘密があったりします。

まあ私はその秘密の内容を、あゆみシナリオに乗る前から大体察してはいましたが、勘の鈍い私でも気づく

ということは、いわゆるありふれた展開である、と言うことなんでしょうね。(^_^; その為かあゆみちゃんから

そのことを告白されてもそれ程衝撃を受けなかったのは複雑な思いでして。

 

あゆみシナリオがありふれたシナリオとはいいつつも、しかし全体的には無難にそつなく仕上がっています。

素直に感動出来る展開もありましたし。 し〜し〜等というカルトなネタを使っているんで、そう言う壊れた

ゲームのイメージが強く出るかも知れませんが、基本的には純愛モノ。二十歳前後のまだ子どもを引き

づった、恋愛に対する臆病さ、自分がまだ子どもであることのやるせなさ、そう言った青春モノと言っても

良いノリであると言えましょう。 そして・・・

いけない快感を覚えてしまった女の子の展開なんか、もう萌え〜と言っても良いのではないでしょうか(笑)バキ

ハマリゲームに登録するほどの深みのある作品というわけではないですが、ろりろりし〜し〜ぢたま某

露出狂 これらの単語のどれかに引っかかる属性の持ち主ならば、探し出してでもプレイするだけの価値は

あると思いますよん。(笑) ああそうそう、パワーのあるマシンをプレイの為に用意して置いてね。(爆

 

最後に、ちょっと法律を知っている身から一言。このゲームで女の子が行われている行為を実際に行うと

犯罪となります。(笑) 具体的には軽犯罪法ですな。 意図的にその辺でし〜し〜したり、女の子の大事な

部分を公然の面前で見せたりしたら・・・めっ!よ(笑)ガス

 

 

んでは恒例のキャラ別感想でも。ネタバレ満載なので気にされる方は読まないでね。

 

斎藤 綾子

主人公が幼い頃憧れていた女の子。身体の発育が子どもの頃から良かった・・・と言う琴ですので、初登場

の時は、イケイケおねーさんな格好をしているモンだから、正直私の苦手なタイプのため引いてしまった

のは事実。(^_^; だけど外見がそうなだけで、中身は結構まじめなところもあったのでホッとしました。(笑)

 

体育会系の女の子らしく、実にバイタリティ溢れる娘っすな。もし私がこういう女性とつきあったらきっと

引きずり回されること疑いないでしょうなあ・・・(爆笑)バキ と言いつつ、主人公の趣味に引きずられ

外でし〜し〜する快感を覚えてしまっているようでは、逆に・・・あ、ううん、なんでもないの。(笑)

 

宮下 恵

主人公がまだ保育園にいたときからの幼なじみであり、そして主人公の初恋の人。パッケのイラストが

彼女であることから、もしかすると彼女こそトゥルーヒロインだったりしてね。エンディング数が一番多いの

は、あゆみではなく恵ちゃんだし。多いと言っても一個だけだけど。(ぉ

幼い頃からずっと一緒にいて、年頃になってお互いに意識しあってしまい疎遠になる・・・というのは

良くありがちなことだけに分かりますねえ・・・(しみじみ 幼い頃から一緒にいただけに、大人になった

今の気持ちが果たして大人として好きなのか、それとも子どもの時の好きなのか分からない・・・

うん。よく分かります。(/_;)(ぉ だって〜恵ちゃん、心理的には勿論、身体的にもまだまだ子どもなんだ

モン。(^_^; 胸はぺったんこ(全然ふくらんでいない(汗 ) アンダーヘアも無し。恵ちゃんがコンプレックス

持つのも当然だわね。(汗 私が彼女に出会えば、きっとたかいたか〜いを・・・ガスガスガス(やめい

 

まあそれはそれとして、問答無用で可愛いっす。(/_;) こういう女の子の幼なじみ、マジで一人でいいから

欲しかったな・・・

 

水野 美由紀

主人公、誠司の妹。 攻略可という琴は・・・そう。この娘も義妹でございます。なにせ「みゆき」だし(笑)バキ

ただあちらの「みゆき」とは違い、こっちの美由紀ちゃんは主人公と血が繋がってないことを知りません。

彼氏と別れた寂しさもあるのでしょうが、基本的には大好きな兄。 表向きの行動では生意気盛りでとても

おにいちゃん〜(はあと)な風には見えませんが(笑) それでも優しく接してくれる兄に気持ちが傾いて

行ったんでしょうねえ。 おもらしをしてしまいパニクって泣き出す美由紀、優しくフォローを入れる主人公。

泥とし〜し〜で汚れた体をお風呂場で兄に洗って貰う・・・なんて展開、とっても・・・とっても嬉しかった

ゆ〜ちゃん☆でございました。(/_;)(笑) 何度も言うように、美由紀ちゃんは自分が兄と血が繋がって

いないことを知らない。だから謹慎の禁断の遊びをやっている・・・と言う気分な訳で。インモラルな気分を

味わわせて貰えるとは思いませんでしたね。ええ。 血が繋がっていないことを知らせてえっち三昧な

夏休み・・・と言う展開もありますが、こっちは誰がどう見てもバッドエンドでございますね。(^_^; 

イっちゃった主人公、妹を虐待しているのに、妹が心底嫌がっているのに、自分の主観で美由紀ちゃんが

「楽しんでいる」と思っているし。壊れた人はこういう考え方するんだな〜といや〜んな感じ。(汗

 

実の妹じゃないんだから、本番やってもえ〜やんと思いつつも、それを未だ知らせるわけには行かない

為、敢えてそのことに黙っていて、禁断の関係?を続けていく二人・・・インモラルじゃの〜(笑)バキ

関係ないけど、いただきじゃんがりあんな麻雀ゲームもこんな感じなのかしら。(ぉぉ

 

滝川 あゆみ

本作のメインヒロイン。主人公より年上の女性で、東京ではOLをやっている。清楚な感じを受ける

女性だが、実は露出狂の気がある・・・と言う、ゲームプレイ初めていきなりな展開に正直目が点に

なりました。(爆笑) なにせゲーム初めて未だ全然経ってないと言うのに、無人駅を特急列車が

通過する時間を狙って、素っ裸&大股開きやって見られるか見られないか・・・のスリルを楽しむなど

こりゃホンマモンだわ〜と感じましたね。(笑) こんな彼女いやや〜と最初は思ったけど、だけど

話を聞いていけば結構良い娘なんだよね。こんな良い娘なら露出狂の一つや二つ、可愛い瑕疵だと

思いますわ。(うむ

主人公と、あゆみちゃんは友達以上恋人未満。心から恋人同士になるまえに、肉体的関係に溺れて

しまったためであるが、私も既に気づいていたが、あゆみちゃんは、幼い頃養父に性的虐待を

受けていて、それがために、妙な性癖をつけられ、また自分の身が汚れている・・・と感じているわけで。

真実の自分を知られたらきっと嫌われる・・・と、主人公と深い関係になることを無意識に避けていた訳

ですな。主人公は主人公で自分に自信を持てないから、あゆみちゃんを「恋人である」 そして

あゆみちゃんを「好きである」と言うことが出来なかったわけで。あゆみちゃんが本当に自分を好きで

いてくれると思える自信が無かったから・・・。 この悲しいすれ違い、流石と思いましたね。

 

だからあゆみちゃんは、本当の自分を知られて嫌われるよりは、嘘で嫌われた方がまし・・・と、田舎で

お見合いをするとうそを付くわけで。実際にはお見合いではなく、自分の義兄と夫婦同然となる・・・

と言うわけだったすが、正直この展開には複雑な想いだった。(^_^; あゆみちゃんとの心の絆が脆く

この台詞に腹を立てて他の女の子に乗り換える主人公。(あゆみシナリオ以外の展開) 主人公の

その薄情さにちょっとついていけない所があった点がまず一つ。(前述の通り、シナリオ上の問題とも

言えるが) もう一つは、あゆみの義兄を憎みきれないところか。(^_^; あゆみちゃんは幼い頃義兄が

好きだったそうだ。好きとは言っても、おそらくは「兄」として・・・であろう。義兄の方は、初めてあゆみと

出会ったとき、既にある程度歳が行ってることもあろうが、妹としてでなく、一人の女性としてあゆみが好き

だった。 だから自分の父があゆみを手込めにしているとき、それを止められぬ自分に絶望して

いたわけで。そんな義兄をあゆみは見捨てられなかったのでしょうな。義兄の屋敷は自分が辛い思いを

した思い出しかなく、そこで兄と暮らすと言うことは、自分の過去と向かい合わせで生活することに

なると言うことが分かっていても・・・。あゆみの優しさ、義兄の妄執と言って良いほどのあゆみへの思い。

義兄は義兄なりに、薄幸だったあゆみを幸せにしたかったんですよね・・・。そんなキャラクターの感情を

見せられ切なさ、痛さを感じずにはいられませんでした。(/_;) 

こういう薄幸の女性こそ、幸せにしてあげたい・・・ゆ〜ちゃん☆はつくづくそう思いました。その意味で

あっさりとあゆみを捨ててしまう他の女の子とのハッピーエンドを素直に喜ぶことが出来ないと言う

このゲームの構造はかなりしんどかったです。(涙

ハマリゲームに登録できないわけがコレですな・・・。

 

あゆみシナリオに関しては痛いシナリオでございますが、しかしながら、良いシナリオでもありましたね・・・

 


Brightia (PCゲーム Windows95/98/ME/2000 Cronus)

                                  プレイ開始 2001−07−21

                                  プレイ終了 2001−07−28

 

天使「ヴァール」(名前変更化)は、あまりの不良天使ぶりに、天国では鼻つまみ者。彼の酷い奇行

悪さぶりに、同僚の天使達は道で彼にあっても、目を合わせないようにそそくさと逃げ出す始末。(笑) 

彼の悪さが罰せられないのは、要領よくやっているため決定的な祥子^h^h証拠を掴ませず、全能の神

が「疑わしきは罰せず」のルールを遵守しているために過ぎない。(ぉ

そんな彼であるが、とうとうやってくれた。天国と地獄を繋ぐ扉を無断で開けて、地獄側にちょっとした罠を

かけて置いたところ、参匹の悪魔が引っかかってしまったのである。因みにこの扉を開けることは勿論

触ることすらも固く禁じられている。当たり前のことであるが(笑) 天国に悪魔が入り込むなど近年無い

ことであり、上役の天使達も右往左往するばかり。 悪魔のあしらい方を知っているのは、天国では禁書

とされている悪魔本を熟読している主人公のみ。かくして参匹の悪魔は、ヴァールに調教されるべく

彼の屋敷に送られることとなった。魔界の公爵家の令嬢の悪魔であり、悪魔とも思えぬ清楚で礼儀

正しく、純真な娘「プラチナ」 魔獣の血族のお姫様であり、乱暴で口が悪い(笑)「ライム」 由緒正しい

淫魔の娘であり、タカビーではあるが意外と純情な(笑)「スカーレット」 参人より遅れてヴァールの元に

送られてくる、氷の地獄に一人で過ごしていた悪魔巫女であり、無口、無感情な娘「ダリア」

ヴァールによって調教されるこれらの娘、たどり着くは愛奴か、それとも性奴への道か・・・。

 

このゲームは一言で言えば「調教ゲーム」です。それ以外の何物でありません。(笑) 清純の使徒たる

私が買うゲームではなかったはずなのですが、実はこのゲームには、にぇこみみろりろり娘が出てくる

わけでして、ついつい買ってしまったと言うわけで。(爆

まあそれは置くとして(おひ 天使が悪魔を調教、それも性的な・・・と言う、珍しいパターンのゲーム

だけに、新鮮みはありますね。しかも調教相手は悪魔だけに、人間にはない責め方もあり、人間相手

では得られない興奮なんぞもあったりしまして、実に好感度が高いバキバキバキ

ゲームの流れとしては、期間は30日間で、一日は4つの行動を行えます。選択できる行動は

悪魔を調教 悪魔に逢う 休息をとる 役所に行く 書物に耽る 下界へ下りる の系六つ。

悪魔を調教する・・・はそのままとして(お 悪魔にあってらぶらぶ、もしくは外道なイベントを出し(笑)

休息をとって調教によって消耗した体力を補い、役所に行って色々なアイテムを入手、書物で

悪魔に対する知識を得、下界に下りて、人間の姿でのイベントを見る・・・こんなトコっすね。

調教のやり方により、性奴と愛奴シナリオに分かれ、それぞれのエンドがキャラ別に存在します。

まあ当たり前っすが、愛奴シナリオの方が萌え展開であり、性奴シナリオの方は、えっち度全開と

言ったところでしょうか。私のような萌えを重要視するメンツには、愛奴シナリオが超お勧めっす(笑)

因みに内緒なんですが、このゲームには愛奴性奴双方に「ハーレムエンド」が。(笑)

勿論無条件ではなく、特定の条件を満たしたときのみに発生ですけどね。(ぉ

ゲームの難易度は低いです。と言うのもこのゲーム、「ヒント機能」がついており、イベントを発生

させるためのパラメータ条件が表示されるようになっています。勿論環境設定でこの機能を切る

こともでき、ゲーム性を重視する方にも対応する仕組みになっています。この機能、正直言って

私のようなヌルゲーマーには非常に有り難いかも。(笑) 難しいことを考えないで、お気楽に

調教に励めますからねえ・・・(笑)ドカ

ユーザーインターフェイスの出来はまあまあ。この手のゲームには必須のMSGスキップ

機能はあります、ただし既読未読無差別型ですけどね。(^_^; MSGバックスキップは出来ない

為、ちょっと使うには結城^h^h勇気がいるかも。(ぉ オートモードがあるので、手ぶらでのゲーム

プレイが可能。調教ゲーには欲しい機能であるイベントスキップ機能搭載。一度見たイベントは

スキップが可能なので、同じイベントをしつこく見せられる苦痛からは解放されます。(笑)(ぉ

後、この機能必要なのか?(^_^; と思えるのが「CG ハード/マイルド 選択機能」。

これはハードなCGをマイルドなCGに置き換える機能なんすが、この手のゲームをやる人に

ハードCGに嫌悪感を感じる方なんて果たしているのかしらん。(ぉひ まあ調教ゲームに

抵抗感が強いユーザーにも受け入れられるようにと言うアイディアなんでしょうけどね。(笑)

 

このゲームは女性のみフルボイス。声優さんの演技は上手い方と言えますね。上手な声で

つやっぽい演技をされたらもう(以下自主規制

音楽はMIDIとCD−DAの二つを選べます。ただしCD−DAを使うにはフルインストールを

選ばなければなりません。フルインストールだと900MBくらい喰うので覚悟を・・・(ぉぃ

曲は悪くないす。ツボをついた作曲をしていると思いますね。ただ曲数がやや少な目に

思えますね。まあADVじゃないので、それ程曲数が必要な訳じゃないし〜(笑)

CGは葵 羽鳥氏による絵。はっきり言ってメッチャ可愛いです。(笑) ただ巨乳の傾向が強く

私の様にささやかな胸が好みの人にはちょっと厳しいかも知れませんが。(ぉ

おまけモードとして、CG集、イベント集、BGM集があり、必要にして十分な構成(笑)

特にイベント集は有り難いっすね。萌え萌えなシーンを手軽に見られる・・・バキ

 

さて、シナリオですが・・・このゲームはADVではなく、あくまでも調教ゲーであるため

シナリオについてはそう言及するところはありませんね。(^_^; ただ言えるのは、調教が

進むに連れて女の子の愛奴、性奴としてのレベルが上がり、主人公に従属を誓うシーンなどは

その手のゲームが好きな人にはこたえられぬ魅力となるでしょう。(笑) 性的に開発され

どんな恥ずかしい要求にも喜々として応じるようになるんだもんねえ・・・終いには自分から

恥ずかしいおねだりするようになって。あんな可愛い娘が・・・(煩

 

因みに私の一押しのキャラは「プラチナ」と、そして一ちゃん押しが「ダリア」(笑)

プラチナはメインヒロインっぽい役割があり、そしてお嬢様なモンでお嬢様を隷従させる

快感が何とも言えず(ぉひ しかもお嬢様にありがちな、潜在的に変態的な調教を望む

傾向が何とも言えません。(ぅひ そしてダリア。「にぇこみみ娘(しかもしっぽ付き)(爆笑)

しかも、とある術を使うことにより、Lの使徒の願いを叶えられるお姿になります。(/_;)(笑)

私はこのために買ったようなモンで・・・バキバキバキ

まあLはおくとしても、無口無感情な娘が少しずつ自分に心を開いていく課程は何とも言えぬ

喜びがありますな。(笑) 人間世界ではこの二人、女子高生(推定)と花屋の娘なんですな。

それぞれの雰囲気がちゃんと出ているので、なお萌え度高い(うむ

ただ性奴シナリオだと、この二人、人間世界では他の男にも体を許すようになるんだよね。(^_^;

私は女は独り占めにしたいので、この展開は何とかならんかとつくづく思う。(ぉひ まあ性奴

なんだし、快楽を得るためにはどんな男にでも体を開くようになるわけで。そう言う風に調教す

ることに喜びを覚えるのが主人公なのだから、分かると言えば分かる展開なんですが、少なくとも

私には無い発想と言うことで。(お

 

シナリオとキャラ萌えを追求する私故、このゲームにはまる・・・と言うことはなかったですが、調教

ゲーが好きな方、にぇこみみろりろり娘が三度の飯より大好きな方なら、買って損はないゲームと

言えましょうね。(笑)


みずいろ (PCゲーム Windows95/98/ME ねこねこソフト)

                                         プレイ開始 2001−07−01

                                         プレイ終了 2001−07−08

 

どこにでもあるような、淡い淡い「みずいろ」の物語り(パッケージより抜粋)

 

このゲームは、「ねこねこソフト」の第三弾。私はこの作品の前の「銀色」からのお付き合いっすね。

あまりに痛いほどの切なさ故に、ちょいと引いてしまった「銀色」とは違い、ギャグてんこ盛りな

ストーリーと、ほろ苦いストーリー、そして切なさ、キャラ萌え要素満点な作品であるとの高い評価を

得られた作品ですので、5月に帝都に行った折り、グッズと共に購入いたしました。(笑)

 

この作品は、ビジュアルノベル形式のゲームっすね。ただ今までの他の同種のゲームと違い新鮮な

感じがするのは、幼年期での行動によって、本編のストーリーがキャラ別にガラリと変わるところですね。

とてもしっかりとした娘で、主人公の琴がとても大好きな妹(義妹)の「片瀬 雪希」(かたせ ゆき) 

主人公の幼なじみで、ぼけーとしているのでつねづね「へっぽこ」やら「ぽんこつ」呼ばわりされてる

「早坂 日和」(はやさか ひより) 同じく主人公の幼なじみで、どっちかっつーとケンカ友達と言っても

良い関係の「小野崎 清香」(おのざき きよか) 雪希の同級生で、主人公から見ると下級生の

「進藤 むつき」(しんどう むつき) そして主人公からみると先輩に当たる、日和から見てもほんわか

した、独特のペースを持った(笑)「神津 麻美」(こうづ あさみ) らの女の子が主人公と関わる訳で

ありますが、彼女らの境遇が、主人公が選んだ選択によって、まったく変わっていくんですよね。

従って、本編にはいると、各キャラ別のシナリオは、まったくと言って良いほど被るところがありません。

ゲームの紹介で一行だけで済ませたのも、シナリオごとにまったく雰囲気が異なるため、説明が大変

だったと言うこともあります。(ぉひ

ゲームの難易度は正直低いですね。一度シナリオに乗ってしまえば、後はその娘一筋に行っていけば

自然にハッピーエンドに持っていけます。ただし、選択次第でCGを取りこぼすことはありますが。

ソフトハウスもその辺弁えているようで、プレイはいちいちマウスボタンやキーボードをクリックすることなく

話が進んでいくオートモードにすることを推奨しているくらいで。(ぉ

 

操作性はまあ普通かな。MSGスキップ機能はあるし、MSGのバックスキップ機能も装備。セーブデータ

は20コまでOKで、セーブ&ロードは任意の場所で出来る。手ぶらで話が進んでいくオートモード機能

搭載、CD−DAのドライブも変更できるなど、一通りの機能は揃えています。ただ、スキップ機能が

いわゆる既読未読無差別型なのが残念ですね。(^_^; まあ沙希ほど言ったようにこのゲームは各シナリオ

でテキストが重なる部分は少ないので、同じMSGを延々と読まされることはないから、必要のない機能

と言ってしまえばそれまでなんですが。

おまけとして、CG集とBGM集、そしてえちぃ(笑)しーんを含んだイベント集。イベントCGを含むイベントを

後からリプレイできる親切な設計でございます。(笑) After えちぃ Storyなる えっちしーん含む後日談を

載せているのが非常に好感度が高いっすね。(爆笑)バキ

 

このゲームはヒロインのみフルボイス。(サブキャラでも女の子なら喋るシーンあり) はっきり言いましょう。

上手です。(笑) この手のゲームには珍しく、エンディングテロップに声優さんの名前が掲載されていますね。

もっとも見たところ全然知らない人ばかりでしたが、上手さではけちをつける必要もないかと。

キャラクターの雰囲気を実に良く生かした声優さんの配役であると言い切りましょう。(うむ

 

音楽は前述の通りCD−DAによる演奏。これがまた言い曲なんですよね。シーン舞のイメージにぴったりで

感情移入を強く促進される出来でございます。作業CHU!のBGMにしても良いくらい。

良い曲はナニもI’veばっかしじゃないという琴でしょうか。(笑)

 

CGは・・・めんこい、うん、めんこいです。(/_;)(笑) キャラの性格からしてキャラ萌え要素が

十分すぎるほどアルのですが、それにとどめを刺す可愛らしさと言っていいでしょう。(笑)

やたらぱんちゅを見せるシーンが多いのは・・・ま、お客様に対するサービス精神満点と言うことでバキバキバキ

 

えちぃしーんは・・・まあこの手のゲームではおとなしめの方ですが、それでもそこそこのレベルはあります。(笑)

本格的なえちぃしーんは、シナリオクリア後に見られるおまけでの「After えちぃ Story」 こちらを利用するのが

吉かと(爆笑) いあ〜漢のロマンを満たしてくれる実に言いストーリーであったり。(笑) 本編となんら違和感の

ないストーリー展開となっているので、単なるおまけで終わってないのが素濃いですな。(うひ

 

さて、ストーリー。このゲームは前述の通り、幼年期での選択で女の子ごとのシナリオに分岐するわけっすが、

分岐したときのシナリオは、それぞれで全く異なります。 主人公に対する女の子の態度も、そして場合によって

は、性格も。(^_^; 一部の女の子は、主人公と幼年期に関わったときとそうでないときは、180度性格が違って

いたりします。(^_^; これほどダイナミックに変わられると、人が人に対する影響力の強さ・・・と言うのを考え

ずにはいられなくなりますねえ。(ぐふ 幼年期に主人公に深く関わった女の子って、例外なく心に傷や重荷を

背負っていたりします。それは美奈主人公に対する思い故なのでありますが、考えようによっては主人公

って疫病神なのであないでしょうか・・・と思うところしばしば。(^_^;;;

 

そしてシナリオは、初めはごく普通の生活を淡々と表現していき、少しずつ女の子との絆を深め、そして

切なさ炸裂(ぉぃ な展開。学生時代のほろ苦い恋愛模様が実に自然に展開していきます。

その展開の自然さは、ソフトハウスが「普通」の学園モノと銘打つだけはあり、違和感や矛盾に感じる

部分はそんなにありませんでしたね。 ごく普通に接しているうちに、いつの間にか相手が・・・と言う感じ

ちゃんと出ています。(笑) 

プレイしていくと分かりますが、メインヒロインはやはり、ぽんこつへっぽこ幼なじみこと、日和ちゃんと

主人公の妹、雪希ちゃんですね。この二人のシナリオの特徴としては、まず「キャラ萌え要素満点(笑)」

そして「いずれもほろ苦さをともなったハッピーエンド」と言うところでしょうか。

キャラ萌え要素ですが、いあ、マジで萌えます。(笑) 愛おしくなります(爆笑)抱きしめたくなります(大爆笑)

押し倒し・・・バキバキバキ(失礼 ま〜、ちょこっと妖しい妄想に浸りたくなる程、萌えられますね。(うむ

ほろ苦いエンドも、切ないが、同時に感動できるシナリオに仕上がっていまして、それらの評価は私としても

高い部類でございます。 もっとも雪希ちゃんシナリオにおいては、主人公と雪希ちゃんに深く関わってくる

女の子の琴が不憫で不憫でなりませんでしたが・・・(/_;)(なじょ

 

あえて欠点を述べるなら、女の子の心の傷や重荷が、女の子の態度や環境から、ゲームの途中で

勘付かれてしまう部分がある琴でしょうか。だから真実が明らかになったとき、「まさか」ではなく

「あ、やっぱり・・・」といった感じの部分があったことは否定しません。ですが、よしんばそうで

あったとしても、それを補って余りあるシナリオの出来であったと私は思いますね。

 

特に際だった部分がないが、それが却って際だつ印象を与えた本作、是非みなさまにもプレイしてみて

欲しいっすね。 と言うわけでハマリゲームに登録〜

 

さて、以下はキャラ別ネタバレ付き感想っす。ネタバレを気にされる方は読み進めないよう願います。

 

 

小野崎 清香

主人公の幼なじみの一人。実にでっかいリボンとちっちゃいからだと、こぶりでらぶりぃなムネなのに

態度は実に、びっぐである・・・。と言う非常に目立つ特徴の女の子と言うのが第一印象(爆笑)バキバキバキ

因みに主人公、えちぃ本「妹の囁き〜いもうとのささやき〜」という本を持っていることを清香ちゃんに知られ

それをネタに脅されて砂絵を作るのに協力させられるわけでありますが、はっきり言おう。ばれて欲しかった。

気まずい思いをして真っ赤になる主人公と雪希ちゃん

の姿を是非見てみたかった(/_;)(爆笑)バキバキバキ

っつーか、妹の囁きというえちぃ本がどんなモノか是非見せて欲しかったぞ〜(/_;)(大爆笑)ガス

結局話だけで終わってしまったし・・・(ぶちぶち

弱みを握り返して、自由を勝ち取ろうとし、却って泥沼にはまる主人公・・・私はそのとき言いました。

おまえは馬鹿かと(笑) ンな琴すれば却って弱みが増えるだけだろうに。もしかして敢えて弱みを

増やそうとしているのではないか・・・と勘ぐってみたこと再三でありました。(笑)

まああれはいい意味で、清香ちゃんに誤解して貰えたのであるから、怪我の功名と言っても良いのかも

知れませんが。(笑)

 

今の母親が実母ではなく、継母であることは、清香ちゃんの態度を見ていて薄々と勘付いてはいました。

自分を捨てた実母に対するトラウマと、今の母親に良くして貰っていて、それを分かってはいても素直にお礼が

言えない清香ちゃん。彼女の気持ちは分からぬでもないですよね。それを克服していく課程を見事に描いた

しっとりとしたいいお話であったと思います。

でっかい態度とはうってかわって、心を主人公に開いたときの清香ちゃんの可愛らしさはもう言うこと無い

っすな(笑)

AfterえちぃStory・・・うん。漢のろまんを実現してくださいました。(/_;)(大爆笑) 健気に主人公の願望を

叶えてあげているし。ほんに健気じゃ〜(/_;)

 

進藤 むつき

主人公の妹である雪希のクラスメートで親友。でもこの娘、他の女の子のシナリオでは、やかましいくらい

喋りまくる、元気いっぱいの娘なのに、むつきちゃんシナリオになると、引っ込み思案でおとなしい女の子

になっているんですよね。正直初プレイで面食らいました。(^_^; 「むつきちゃん」と言われ一瞬悲しい顔を

すること、しょっちゅうなにか言いたげなそぶりをすること、食べ物の好みやゲームの得手不得手がすっかり

昔と違ってしまっていること、をまざまざと見せつけられれば、今いるむつきちゃんが、じつはむつきちゃんで

はなく、妹の方であることはプレイ中に勘付いていました。あれだけ露骨にやられれば普通すぐに気づくで

しょうが、主人公って鈍感だから・・・(ぉ ただ、プレイヤーに対しては、スタッフも敢えて気づくようにしていた

のかも知れませんね。

むつきちゃんに初恋をしたとき、彼女はおとなしい娘であったのに対し、その妹は乱暴でお転婆娘。だけど

そうやって主人公と・・・と言う一種お約束な関係であったのですが、妹がむつきちゃんになりすましてキス

し、おとなしい女の子が好きであると主人公に言われ、自分自身の性格までそれにあわせてしまうモン

なんでしょうかねえ。女の子って。(^_^; だとすると女の子の一途さって怖いモノがありますよね。(^_^;

でも個人的には、うるさいくらい元気な、本来の進藤さんの方も好きだったりします(笑)>あたし

 

神津 麻美

卒業を間近に控えた、主人公の先輩。余りにもおっとりしすぎているため、周りのみんなから浮いてしまい

それが原因で友達がおらず・・・という、ちょいと切ない環境にいる女の子っすね。だから主人公と出会い

それが縁で親しくなった清香ちゃんや日和ちゃんと先輩が仲良くしているシーンを見て心底ホッと

している自分に気づいたり。(/_;)

主人公が悪さしたときの「めっ!」がとてつもなく愛しかったです(爆笑) 主人公の台詞を深読みして

赤面する先輩も・・・うん。萌え萌えっす〜☆。 なんとなく幼稚園の先生か保母さんが彼女に似合って

いるような気もしますね。もっとも子ども達に振り回されて目を回している先輩の姿が目に浮かぶような

気もしますが・・・(^_^;

 

ただ先輩が余りにナイーブすぎて、その感情にシンクロし切れなかったのは残念ですね。せっかく拾った

のに、自分の親に捨てられたねこを見つけられなかったからと言って、あそこまで心傷つけられるとは・・・

自作の童話調の歌はなかなかいい雰囲気は出していましたが。(笑)

 

早坂 日和

本作での事実上のメインヒロイン。彼女のシナリオをクリアすると、タイトルにコーナーが一つ出来ることから

そのことは推察されますね。プレイ前から彼女の人気高かったですが、実査に自分でプレイしてみてその理由

よく分かります。天然入っているぽんこつ、へっぽこぶり、主人公にあれだけいぢめられていながら、なお健気に

付いていこうとするその一途さ、想いの深さ、そして人に対する優しさ、どれをとっても一押しな萌え萌え度高い

女の子でございます。(/_;)(笑) 幼い頃、主人公から夢は何かと聞かれ、頬初めしながら

「(主人公の)お嫁さん」(はぁと)

なんてやられたら、誰だって抵抗できないはずだ〜(笑)

 

日和シナリオをみて、KANONの某娘を連想してしまったのはまあおくとして(ぉ 他の娘のシナリオと比して

毛並みが違うのは、おそらくはシナリオライターが異なるせいでありましょうが、この娘のシナリオ、見事に

ファンタジー入っていますね。最初私も彼女の正体は「幽霊」だとおもったのですが、どうも「生き霊」

だったようで。眠っているときに、生き霊として夜中に動いているときの記憶は、夢としてしか認識

されておらず、目が覚めると霧散してしまう。また、生き霊として活動しているときは、実際の自分の今の

記憶は残っておらず、ただ昔の記憶がたゆたうのみ。この設定実にいいですな。私たちが見ている夢も

もしかすると自分自身が生き霊となって彷徨き回っている時の記憶という可能性を秘めているの

かも知れませんし。(お

主人公を幼い頃からずっと好きだった日和。優しすぎるが故に、彼の妹である雪希に遠慮し、自分の

気持ちを押し殺し、父親の転勤に伴う転校を敢えて承諾する日和。生死をかけた手術の前に、生き霊

となってでも、主人公の前に行きたがった日和。なんとも愛しく、健気な娘じゃないですか。(/_;)

この健気さは、雪希シナリオでもしっかりと発揮されてるんですよね。本当にこういう幼なじみ、ひとりで

いいから欲しかったデス。うん。(/_;)

エピローグを見たときは・・・目が潤みました。ええ。(/_;) 生き霊だった頃の記憶はもう無いはずなのに。

それなのに・・・。あれで泣けなかったなら、きっとその方は人間以外のバキバキバキ(大暴言)

 

メインヒロインらしく、実に巨大な感動を残してくれたと思いますね・・・。

 

AfterえちぃStory・・・日和ちゃんやっぱりいぢめられるのね。(^_^; 主人公の逆恨みで(笑)

だけど煩悩度が高くてとっても良いです。(爆笑) 我慢しきれず一人で・・・なんてその

究極(ぉひ 

 

片瀬 雪希

主人公の妹。もっとも妹とは言っても血は繋がってない。幼い頃主人公の父親に引き取られた娘なので。

で、この娘なんですが・・・可愛いなんてモンじゃ

ね〜ぞ〜(大爆笑)

仲が良すぎる兄妹というか何というか・・・。雪希シナリオに入った途端いきなり萌え萌えシーンに入るし。(笑)

主人公が冗談で「子どもの頃のように手を繋いでいくか?」などと言うと、初めは真っ赤になって断るも、主人公

に対する愛しさを隠そうともしない表情でおずおずと手を差し出す雪希ちゃん。いや〜萌えた。萌えました。(笑)

登校を一緒にするのはまあ分かるとして、お昼のお弁当をわざわざ上級生のクラスにいる兄の元で一緒に

食べたり、(幼なじみの日和ちゃんと一緒だけどね) あまつさえ時間が許せば下校も一緒。現実の世に

実際に妹がいる方々に聞きたい。兄と妹とはこういう風にべったりなのでありましょうか?(/_;)(笑)バキ

余りにもベタベタなので、兄妹と言うより、若夫婦のように見えたのは、ゆ〜ちゃん☆だけではあるまい。(笑)

主人公と雪希ちゃんは義理の兄妹であるが、恐らくそのことは周囲には伝えてないであろう。わざわざ言う

琴でもないし。 となると周りの友人達は二人をどういう風に見ているんだろうか。一応仲がいい兄妹である

と思っているだけであろうが、私には邪心があるせいであろうか。「禁断の恋に落ちた兄妹」と言う目で

見てしまうと思うな。実際に私の周りにこんな兄妹がいたら。(笑)バキ

 

しかしここまでお約束なベタベタシーンを見せてくれるなら、いっそのこと「お風呂場でぱったり(笑)」とか

子どもの頃を懐かしんで「一緒の入浴」(爆笑)バキ とか

「一緒におねんね」(大爆笑)とかもやって

欲しかったゆ〜ちゃん☆でございました。(笑)バキバキバキ

まあそれはいいとしても(ぉ 部屋に隠しておいた、えちぃ本を雪希ちゃんに片づけられてしまった

と言うエピソードをせっかく入れておいたんだから、その手の話題が何かの弾みででてしまって

気まずい思いをする二人・・・と言うエピソードは入れて欲しかったと思うな。(^_^;

まして主人公が隠していた本ってば、アレでそ?「妹の囁き」(爆

アレを見た雪希ちゃんがどういう気持ちを抱いたのか、個人的にとっても興味あったから(笑)

 

日和シナリオではあるが、とあるファミレスに兄と一緒に行ったとき、そばにいたカップルが一つの飲み物を

二つのストローで呑んでいる例のアレをやっているのを見て、おずおずと自分もやりたい言い出してきたりと

とにかく雪希ちゃん、主人公のことが好きなんだよね。(/_;) この手のゲームって主人公は大概女の子の

気持ちには鈍感だから気づかないことが多いんだけど、いくら鈍感でも雪希ちゃんの様に自分の気持ちを

隠そうともしない娘では分からぬ方がおかしよな〜(笑) またそれだけに他の女の子のシナリオの時は

可哀想なことをした・・・と思わされてしまうのですが。(ほろり

 

雪希ちゃんシナリオのわりに、日和ちゃんとの辛みが多いな・・・とプレイCHU!に感じたのですが、予想

通り「いつまでも参人でいられると思っていた・・・でも・・・」なシナリオ展開になりましたね。正直自分に照らし

合わせ、非常に辛い展開でありました。(/_;) だって私、雪希ちゃんに勝るとも劣らぬほど日和ちゃんの

琴もお気に入りなんだもの・・・主人公と同じく(爆 日和ちゃんと仲良くしている主人公を見て、嫉妬に苦しむ

雪希ちゃんを見るにつけ、やるせない思いに駆られたモンです・・・。

二人ともお嫁さんエンドがあればどんなに良かったことかバキバキバキ(アホかい)

 

主人公は結果として雪希ちゃんを選ぶけど、だけどこれって自分で選んだとは言えないよね。切ないほどに

お人好しな日和ちゃんが自分から主人公から離れていったから。主人公がとても好きだという、自分の

気持ちを抑えつけて。なんでそんなに自分を抑えられるんだよ〜とこれまたやるせない想いでしたね。

日和ちゃんから主人公を奪うことに対する強い罪悪感を感じているのにも関わらず、それでも主人公

への思いを断ち切れなかった雪希ちゃん。自分で自分をイヤな娘だと言っていたけど、だけど私にはとても

嫌いにはなれなかったですぅ(/_;)  結局主人公のふがいなさが目立つシナリオだったかも。、二人の女の子を

悲しませる結果となったからねえ・・・。お互いに謝りながら泣く日和ちゃんと雪希ちゃん、そして泣けていた

主人公。そのシーンで本編は終わりを告げる。残念ながらこれはハッピーエンドとは言えないかも知れません。

だけど心に染みる、いいお話であったと思いますね。

 

AfterえちぃStory・・・漢の浪漫全開っすね。ええ。ぶるまあだの裸エプロンだの。(/_;)(大爆笑)

この手のストーリーの中で一番お気に入りであったことは言うまでもない。(笑)

兄貴の言うことを素直に聞き過ぎて騙される雪希ちゃんも健気でいいっすし。(笑)

 

だけど考えてみたら二人って、他の女の子とは違いいつでも一緒に住んでいるわけで。

と言うことは、そ〜ゆ〜情熱が一番強い年頃の二人、きっと毎夜のように・・・(煩

くれぐれも、らPONにだけはならないように気をつけようね(笑)バキ>お二人さん


 

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