ケイトウは、漢字で「鶏頭」と書きます。それで、その先端の花の形で色々種類が
あります。昔は、トサカケイトウがよく栽培されていました。次には、クルメ(久留米)ケイトウ、
そして、最近は、質問にされている三角形の頭のウモウゲイトウ(またはフサゲイトウ)が
よく見られるようになりました。ケイトウは、ヒユ科の植物で、セロシアとも呼ばれます。
植え付け場所は、排水と日当たりの良いところです。ケイトウは1m以上にも高くなる
ものもありますが、どの品種も、高性と矮性(わいせい)とがあって、矮性では30−50cmです。
このごろは、プランターなどに寄せ植えされることが多いので、多分、矮性でしょう。
ケイトウは、直根性のため、大きくなってからの移植を嫌います。ポット苗ですと、
根が傷まないので、それほど問題はありません。
灌水は、乾きかけたら行い、肥料は、5−6月に液体肥料(月2回程度)をやります。
チッソ肥料分を多くすると、茎が太くなり、花より葉の方が茂ってきます。
リン成分の多い肥料や花着きをよくする肥料の方がよいです。
先端の花のかたまりが、大体終わりかけたら、茎全体の上から1/3から半分程度のところで
切り戻します。そうしましたら、再び、わき芽が伸びだし、1か月ぐらいで
回復し、また見られるようになります。わき芽が既に見えているかもしれませんので、
その場合、それらを残して切ります。普通は7月下旬から8月上旬ぐらいに
切る頃となります。このごろは、早く苗を売っていますから、早めになるかもしれません。
皆さんのアドバイスもよろしく!!