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私が愛するWHITESNAKE(DAVID COVERDALE)について、思うままに書きつづりました(1998.5.5)。

DavidCoverdale1976

思い入れ

1997.5.2追加
 私がWHITESNAKE(以下WS)いやD.COVERDALEにのめり込んだきっかけは、'81夏頃FMから流れた"DON'T BREAK MY HEART AGAIN"でした。 ずんずん響くリズム、泣いてるようなGr Solo、そしてなんと言っても魂のこもったVo。 どんな人達か分からないまましばらくして「COME AN'GET IT」を買って聴いた印象は、熱い大人のHRでした。 鼻にかかったような深い声で歌う合間に、息が聞こえるのが印象的だった。 当時はまだHR/HMを聴き始めたばかりで、しかもIRON MAIDENばかり聴いていたから”渋い”HRに出会えたことが衝撃的でした。 地味な曲もあったので、これが大人のHRなのだと勝手に納得したのでした。 その内MUSIC LIFEにメンバーが載り、DAVIDの男っぽさ(かっこよさ)が気に入ってますますWSにのめり込んでいったんです。 今でも"DON'T BREAK MY HEART AGAIN"は私のもっとも好きな曲です。
 だんだん勉強していくようになると、どんな歌詞かも調べ始めます。DAVIDの書く歌詞はだいたい3つに分かれると思います。
 1.男の辛さ、苦しみを表現したやるせないソング
 2.楽しくやろうソング
 3.あからさまなエッチ・ソング
私は1の歌詞が好きです。この中には女性に関するもの(バラード含む)と人生に関するものがあります。 1の中では以下の曲が好きです。
 ・DON'T BREAK MY HEART AGAIN
 ・CRYING IN THE RAIN
 ・FOOL FOR YOUR LOVING
 ・BLINDMAN
 ・ONLY MY SOUL
また寂しい歌詞(本人の曲ではないけど)の"AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY"をコンサートで一緒に歌える瞬間は最高です。
 更に彼の歌詞としては珍しく「希望を持って生きて行こう」という"HERE I GO AGAIN"は、"DON'T BREAK-"の次に好きなんです。特にポップなAMERICAN REMIXの方。 AMERICAN REMIXはヒット向けの曲に変えただのと批判する人ばかりでしたが、非常に親しみやすいヴァージョンであり、そんなに文句ばかり言わなくてもいいじゃないかと思いました。 「WHITESNAKE」だってZEPのまねをしただのと批判されましたが、私はそうは思わなかった。 ZEPもDAVIDもルーツが同じで、ZEPがだいぶ先に有名になり過ぎた/絶対的なものになり過ぎただけです。 そんなに似てる?気にし過ぎじゃないの?と私は思うのです。似たフレーズ/曲調はたくさんあります。だってルーツは同じだもん。
 私はもちろん初期のWSが好きで、COZY POWELLが入ったりして派手になっていくWSには疑問だった。 でも総じてDAVIDの書く曲はいい!魂のこもった歌声もいい!(「SLIP OF THE TONGUE」にはどうしちゃったんだろうと思ったが) メロディセンスも抜群だ!
 思い直して(気づいて)初期に戻ったWS(DAVID)を観るのが楽しみです。
 私が持っている中では、DAVID(DEEP PURPLE時代含む)に関する音源が一番多いです。BOOTLEGを集めています。とにかくたくさん聴きたいのです。

DAVIDの歌唱力

1997.8.23追加、1998.5.5追記
 最近、DAVIDが音痴というか音が外れてると指摘されるのを耳にします。 先に('97.7)に日本で録音されたアコースティック・ライヴ「STARKERS IN TOKYO」('98.5.5追記)を聴いてそう思う人が多いようです。
 確かにDAVIDはスタジオ録音とは違い、LIVEでは音が外れたり乱暴な歌い方をすることが多い。 音は外すことは当然あるし、特に高音は酷いときが多く観ていてはらはらすることもあります。(サビを観客に歌わせることが多いし、全くもう...というのは今回の話とは違う)
だんだん声が衰えてきてるんだと思う。マルボロはずっと吸ってるし、あんまり喉を大事にしてないんじゃないかな。
 でもアコースティック・ライヴではオリジナルとだいぶ違う歌い方をしたので、多くの人には音が外れてるように聴こえたんじゃないかと思う。 今回アコースティックになって初めて披露した曲については、元々メロディをしっかり覚えて来なかったんじゃないの?(DAVIDってそんな感じだ) その証拠には、長年歌ってきた"SOLDIER OF FORTUNE"なんか見事な歌いぷりだったもん。
 私は、「あーあやしいな」というよりは、自分が出せる声でうまく歌いこなして素晴らしいなと思った。 中低音の声の魅力や、その場で歌いこなせる才能を再確認した。やっつけ仕事なんじゃなくて、歌いこなせるんだと思う。
 例えばそれを裏付けるものとしては、他に次のようなことがある。
 ・LIVEではよくアドリブで歌うことがある。
 :特に"MISTREATED"や(初期の)"CRYING IN THE RAIN"のあとにつなげる"SOLDIER OF FORTUNE"なんかLIVEごとに歌い方が違うぞ。
 ・"TOO MANY TEARS(PARTⅡ)"ではオリジナルと歌い方(メロディ)が違う。
 :つまり録音されたものは、あくまでも一つの歌い方のバージョンなのだ。
 ・「炎」誌'97.9のインタビューでは、酒井氏にメロディの異なる"FOOL FOR YOUR LOVING"を二つも披露している。
 :そんな即興(この場合は歌)ができるVoはあまりいないぞ。
 この考えは深い思い入れがあるからなんだと思うけど、昔からずーっとそう思ってるんだからなあ。
 「みんな全く分かってないよ」という思いで一杯なんだけど、私は音楽的に歌い方がどうのということが分からないので、「やはり音痴なのだ!」と言える人は教えてくださいね。

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