ばっくなんばぁ>2001年10月掲載分
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     ちょいクラ通信<2001.10.28>

<更新情報>
”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
 →・第20回フェスティバル名曲コンサート
  ・ミュージカル「カルメン」
  ・久保田巧&サハロフ
   ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲シリーズ3

<先週仕入れてきた演奏会情報>
●神戸市役所センター合唱団第24回演奏会
(2001年11月11日(日)14時開演/神戸文化ホール・中ホール)

●第5回アミカルコンサート
(2001年11月18日(日)14時開演/神戸文化ホール・中ホール)

●芦屋室内合奏団第35回定期演奏会
(2001年11月25日(日)13時30分開演/神戸朝日ホール)

●兵庫県洋舞家協会創立50周年記念公演/くるみ割り人形
(2001年11月25日(日)18時30分開演/神戸国際会館こくさいホール)

●第32回KOBEフレッシュコンサート
(2001年12月2日(日)14時開演/新長田勤労市民センター・ピフレホール)

●神戸市室内合奏団定期演奏会〜Christmas Concert
(2001年12月5日(水)19時開演/神戸文化ホール・中ホール)

●フェスティバルにっぽん〜山人のうた 海人のうた
(2001年12月6日(木)18時30分開演/神戸文化ホール・大ホール)

●小原孝ピアノ・リサイタル〜ピアノでfor you…
(2001年12月9日(日)14時開演/神戸市立西区民センター)

●神戸フロイデ合唱団第34回公演/第九
(2001年12月11日(火)19時開演/神戸文化ホール・大ホール)

●サンクトペテルブルグ室内合奏団
(2001年12月20日(木)19時開演/神戸国際会館こくさいホール)

●松本幸三・玲子リサイタル
(2001年12月24日(休・月)16時開演/神戸文化ホール・中ホール)

●ニュー・オペラシアター神戸第21回オペラ公演/ドン・ジョヴァンニ
(2002年1月26日(土)/27日(日)14時開演/アルカイックホール)

●ピッツバーグ交響楽団
(2002年2月21日(木)19時開演/フェスティバルホール)

<ひとりごと>
◆先日、新聞を読んでいたら、次のようなものを見つけました。〜塩田美奈子ロマンティックコンサート招待。12月の1日に甲南女子学園の芦原講堂で行われる演奏会への無量招待の募集記事です。言うまでもなく、オペラ界のアイドルとも言われる美奈子さんのリサイタルです。これが地元で開かれるともなれば、行かないわけにはいきません。早速に応募ハガキを出しました。で、後で気が付いたのですが、この日は、神戸学院大学でチェロの長谷川陽子さんとアコーディオンのミカ・ヴァエユリュネンさんとのデュオ・コンサートもあったのです。こちらはまだ申し込んでいないのですが(11月1日から受け付け開始)、うぅ、しまったぁ。どっちに行こう…と悩んでいる今日この頃です。

◆でも、大学がこういう演奏会を企画・運営して、地元の人を無料で招待するのって、これまでにも何度となく書いてますけど、素敵なことだと思うのです。西では神戸学院大学、東ではこの甲南女子学園や松蔭女子大学。その辺の情報もこまめにチェックしていかないといけないなと思うのでした。

◆注目の神戸市長選挙では、案の定という感じで、元助役が当選しましたね。現職の路線を継承していくとのことですが、さて、これからの市の施策がどうなっていくのか、注目していきたいと思います。特に文化的な面でこれから何がどう変わっていくのか、しっかりと見届けていかないといけませんね。

         
     ちょいクラ通信<2001.10.14>

<更新情報>
”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
 →・日本テレマン協会特別演奏会

”かれんだぁ”に来年1月分のページを作りました。(中身はまだまだです…)

<先週仕入れてきた演奏会情報>
●小松亮太&ザ・タンギスツ with ロベルト・杉浦
(2001年11月9日(金)19時開演/高槻現代劇場・中ホール)

●安藤史子フルート・リサイタル
(2001年11月26日(月)19時開演/フェニックスホール)

●第19回1万人の「第九」コンサート
(2001年12月2日(日)15時開演/大阪城ホール)

●オラトリオ「メサイア」
(2001年12月22日(土)17時開演/いずみホール)

●ハンガリー国立歌劇場/こうもり
(2002年1月3日(木)15時開演/フェスティバルホール)

●21世紀の新世界
(2002年1月11日(金)19時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>
◆昨日(13日)の”だいありぃ”にも書いたのですが、「Mostly Classic」の11月号に載っている、サイトウキネン・フェスティバルの記事の内容について、もうちょっと書いてみようと思います。昨日も触れたように、このフェスティバルが10年間継続してきたこと、そして、そのいずれの公演も大成功を収めてきたこと、この理由の1つには、行政の側のがっちりとしたサポートがあるからだと思うのです。このフェスティバルを始めるにあたり、専門の部署、「国際音楽祭推進室」を設け、そこに有能なスタッフを配属する、そして、少々行政の枠からはみだすようなことでも、とにかく、”いい音を出す”ために必要なことは何でもやっていく、反対の意見もあろうが、予算の中から1億3千万円の援助を出していく、極めて明確なスタンスをもって、このフェスティバルにあたってきたからこそ、今の成功があるのだと思うのです。それに、もともと、松本は、「スズキ・メソッド」が育った街。音楽が広まるだけの土壌は確かにあったのでしょうけれど、それをさらに発展させようと、このフェスティバルを取り入れて、街の発展を期し、市民の文化の向上を図る… 目標がはっきりとしているのが、この成功にもつながったのでしょうね。さらに、この行政側の姿勢に促されたのか、市民の方も、音楽祭の凄さというものに気付き、つまり、世界に向けて松本から発信をし、それに対して、世界から松本に反応が返ってくるということの大きさを市民も知るようになる、そして、それに応えるようにボランティアでフェスティバルを支える人達も増えてきたというのです。小澤さんを始めとするオーケストラのメンバーも市民の人達と触れ合う機会を多くもち、互いに交流する中で、若い音楽家達も育っていくでしょうし、非常にいい形で、このフェスティバルが盛り上がりを見せてきたと思うのです。まさに官民一体となって、このフェスティバルを盛り上げ、そのフェスティバルの効果がそのまま市民に還元されていく、何と素敵なことなんでしょう。ボランティア事務局長の柄澤悦男さんの言葉がそのことを物語っているように思います。「長野の人から「オリンピックはすぐに終わったけれど、『サイトウ・キネン』はずっと続いている」と言われた時に市民としてとても誇らしく思いました。だってそれが事実ですからね。」今後は、小澤さんの後がどうなるとかの問題もあるのかもしれませんが、しかし、このフェスティバル自体は、若い世代へと受け継がれていき、ずっと続いていくのでしょうね。そして、松本が世界でも有数の音楽の都となる日が来るのではないか、そんなふうにも思ってしまうのでした。

 そして、現在、各地で文化都市とか音楽の街とかいうことを歌い文句にしている自治体がたくさんあると思うのですが、そういうところは、まず、この松本を見習うべきではないかと思うのです。大概の場合、お役人なんて、”音楽のことはよくは分からないけれど、とにかく、金をこれだけやるから、あとは勝手に民間でやってくれ、仮にうまくいかなかったとしても、その負担は民間のサイドで負ってくれ、そうしておけば、とりあえずは文化都市らしく見えるだろう”、そんなふうに考えているのではないでしょうか。だから何をやるにも無責任で消極的なことしかすることができない、歌い文句だけは聞こえはいいけれど、実態がない、何ともちぐはぐな、アンバランスなことしかできないようになっているのでしょう。そんな中途半端んな、いい加減な姿勢では、文化も何もないと思うのです。本当に文化を発展させ、文化により都市を活性化させていこうということを考えるのならば、松本市のように、明確ではっきりとした目標を定め、それを確たる施策方針として、活動を展開していく、ということが必要になってくるのではないでしょうか。もちろん、神戸市とてそれは一緒です。一応、”文化都市”とかいう言葉は、施策方針の中に入っているようなのですが、実際は、何もない状態で、文化的にはお寒い状態が続いていると思うのです。こんなことでは、ますます神戸の街はだめになってしまうのではないか、とういう危機感すら覚えてしまいます。今月末には、市長選挙があるようですが、そういう問題意識を持っていて、はっきりとした文化施策の構想など持っているような候補者が出ればいいのに、と思います。そういう点にも注目をして、誰に投票しようかと考えていきたいと思います。

◆ということで、今回の演奏会情報は少なめになっています。ご了承くださいませ。

         
     ちょいクラ通信<2001.10.08>

<更新情報>
”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
 →・日本テレマン協会第142回定期演奏会

<先週仕入れてきた演奏会情報>
●歌劇「アッティラ」
(2001年11月3日(祝・土)/4日(日)14時開演/びわ湖ホール・大ホール)

●ヒロシマのオルフェ
(2001年11月9日(金)18時開演/11日(日)14時開演/ザ・カレッジ・オペラハウス)

●ヘルムート・ドイチュ パイプオルガンリサイタル
(2001年11月10日(土)19時開演/京都コンサートホール・大ホール)

●大阪芸術大学特別演奏会
(2001年11月13日(火)19時開演/フェスティバルホール)

●ドイツ・ザクセン=アンハルト歌劇場/サロメ
(2001年11月15日(木)19時15分開演/京都会館第一ホール)

●関西フィルハーモニー管弦楽団 第148回定期演奏会
(2001年11月16日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾ&小山実稚恵
(2001年11月25日(日)14時開演/シンフォニーホール)

●大阪フィルクラシックコンサート2001〜名曲の旋律
(2001年11月27日(火)19時開演/シンフォニーホール)

●エマニュエル・パユ
(2001年12月1日(土)14時開演/シンフォニーホール)

●五郎部俊朗/蘇州夜曲〜歌は美しかった
(2001年12月2日(日)14時開演/シンフォニーホール)

●ヒラリー・ハーン ヴァイオリンリサイタル
(2001年12月7日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●読売日響名曲シリーズ
(2001年12月11日(火)19時開演/シンフォニーホール)

●モスクワ・アカデミー少年合唱団クリスマス・コンサート
(2001年12月14日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●いずみホール ランチタイム・コンサートVol.37
  きらめくフルート〜注目の新星!
(2001年12月17日(月)11時30分開演/いずみホール)

●ロシア正教合唱団クリスマス・コンサート
(2001年12月17日(月)19時開演/シンフォニーホール)

●タブラトゥーラ
(2001年12月19日(水)19時開演/フェニックスホール)

●アナスタシア・ヴァイオリンクリスマスコンサート
(2001年12月20日(木)19時開演/神戸新聞松方ホール)

●たちばなしげるのチャイルドコンサート
(2001年12月24日(休・月)16時開演/神戸文化ホール・大ホール)

●新春邦楽コンサート
(2002年1月7日(月)/8(火)15時開演/新神戸オリエンタル劇場)

●坂本恵子ピアノリサイタル〜オール・ブラームス・プログラム
(2002年2月15日(金)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)

<ひとりごと>
◆先月はたくさんの演奏会に行きましたが、今月は2〜3本になる予定です。これが普通のペースなのでしょうね… やはり、月に10回以上も演奏会に行くのって、ちょっと異常なのかな、と我が身を振り返りながら、最近、思ったりしています…(^^;

◆そう言えば、この連休は、神戸ジャズストリートがあったのでした。他のところに出かけたりしてたので、行きませんでしたが、どうだったのでしょうね。20回目ということで、きっと、大いに盛り上がったのでしょうね…

◆神戸学院大学のグリーンフェスティバルが、また、今月末から始まりますね。私もそろそろ、応募ハガキを出していかないと…

◆毎年思うのですが、この季節、あちらこちらで演奏会のチラシを収集してくるのはいいのですが、その量が半端じゃないくらいに多いんですね。放っておくと、すぐに分厚い辞書くらいの厚みにまで重なってしまいます。芸術の秋だから仕方ないと言えばそうなのですが、それにしても… と、整理下手な私は思ってしまうのでした。(^^;