ばっくなんばぁ>2002年3月掲載分
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     ちょいクラ通信<2002.03.31>

<話題>

◆「題名のない音楽会」に、西村智実さんがゲスト出演していました。あの流れるような指揮はほんと、見ていても美しいと思うし、演奏もしやすいのだろうな、と思います。それにしても、最近、彼女、あちらこちらにやたらと出ていらっしゃるのですね。人気もますます増すことでしょう。

<ひとりごと>

◆昨日の深夜(というか今日の早朝)、NHK・BS2の「クラシックロイヤルシート」で、カール・リヒター指揮の「マタイ」受難曲を放送していました。途中で、睡魔に勝てずに寝ちゃいましたけど、でも、素敵な演奏でした。とても丁寧に音楽を作り上げているという感じで、上品さの漂う演奏だったように思います。最後まで頑張って聴けばよかったかな…

◆明日から4月ですね。気も新たに頑張りましょう。(何を?)

         
     ちょいクラ通信<2002.03.30>

<ひとりごと>

◆映画「モンスターズ・インク」を観てきました。ディズニー/ピクサーの作品らしい、心温まる素敵な作品でした。どこか、「トイ・ストーリー」を彷佛とさせるようでもありましたが、アメリカ流のお笑い、ユーモアというものに満ちていて、ほんと、飽きのない、あっという間の1時間30分でした。

◆プロ野球が開幕しましたね。TVで巨人vs阪神戦を観ましたけど、一番最初の国歌斉唱では、何と、緑川まりさんが歌ってはりましたね。伝統の一戦にふさわしいよう、国際的にも活躍されている実力派のオペラ歌手を起用したということでしょうか。歌い初めの方で、マイクが入っていなかったのが残念ではありましたが、その堂々とした歌唱は実に素晴らしいものでした。東京ドームに集まった人達も、感動を覚えたのではないでしょうか…(もっとも、歌ってはる間も応援しているうるさい人達もいましたけどね…)

         
     ちょいクラ通信<2002.03.29>

<演奏会情報>

●ウィーン・オペレッタ劇場
(2002年6月30日(日)17時開演/神戸国際会館こくさいホール)

●林英哲 meets 金徳洙
(2002年7月7日(日)16時開演/神戸国際会館こくさいホール)

●羽田健太郎のとってもフレンドリーなピアノ&トークコンサート
(2002年7月13日(土)16時開演/神戸新聞松方ホール)

●スカラ・フィルハーモニー管弦楽団
(2002年9月10日(火)19時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>

◆遅ればせながら、月刊「Piano」の4月号を買ってきました。その中に、昔の楽譜についての記事があります。わずか4ページの内容ですが、お馴染みのネウマ譜や、美しい絵画の施された楽譜など、なかなか見応えのある内容になっています。特にジョスカン・デ・プレの楽譜など、とても美しい絵画が楽譜と一体となっており、このまま芸術品としても鑑賞したくなるようなものです。できれば、カラーのページで扱ってほしかったですねぇ…

◆タワーレコードで「musee」の36号をGETしてきました。鈴木慶江さんの記事が載っていますね。先日、そのデビューCDについて、私がここでちょっとケチをつけてしまいましたが、この記事を読むと、彼女のなかなか真摯な姿勢というものが伺えるようで、ちょっとほっとします。彼女自身は、「このCDの主役は、鈴木慶江ではなくて、美しい曲そのものなんです。」と言うてはるようですが、そういう姿勢はずっと貫いていってほしいと思います。

◆ついでに、面白そうなCDを見つけました。FINLANDIAレーベルのものですが、アヌ・タリさん指揮のエストニア=フィンランド交響楽団による、「SWAN FLIGHT」というタイトルのもの。シベリウスの「トゥオネラの白鳥」やドビュッシーの「海」などが収められているのですが、何よりも、おぉ、と思うのは、トルミスの作品が収められていることでしょう。「大洋」や「白鳥の飛翔」による組曲など、これはちょっと聴いてみたい作品です。また、指揮のアヌ・タリさんも美しい女性指揮者で、ジャケットのお写真にもひかれるものがあります。(^^; 「musee」にも、最近の女流指揮者ということで、我らが西本智実さんと一緒に記事になっています。ちょっと買ってみたい1枚なのでした。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.28>

<更新情報>

”かれんだぁ”に6月分をアップしました。

<演奏会情報>

●こくさい JAZZ FESTIVAL
(2002年6月23日(日)16時開演/神戸国際会館こくさいホール)

●桂南光と河田健の ほのぼのジャズ倶楽部
(2002年6月28日(金)18時開演/神戸新聞松方ホール)

●大阪センチュリー交響楽団第78回定期演奏会
(2002年6月28日(金)19時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>

◆先週、伊豆へ旅行に行ってきた時、向こうでは桜が満開だったのです。お彼岸だというのに桜がいっぱい咲いていて、季節の感覚がおかしくなったような感じでした。でも、神戸の辺でもようやく、見ごろになってきましたね。仕事帰り、住吉川沿いの公園の桜の木の下で花見の宴会で盛り上がっているグループがいるのを見て、花見の季節なんやなぁ、と実感したのでした。で、何か悔しいから(?)、夕食後、妻と一緒に夜のお散歩をしてきました。近所にも結構、桜の花が咲いているのですね。月の光がぼぉっと照る中、夜桜見物を楽しんできたのでした。…たまにはこんなのもいいですな。

◆今頃、と言われそうですが、今年もまた大阪国際室内楽コンクール&フェスタの季節がやってきましたね。5月14日から1週間、いずみホールを舞台に、世界中から集まってきた団体がその技を競うわけです。そして、このフェスタの方には、一般の音楽愛好家による審査というのがあって、ボランティアで審査員を募集しているのですね。毎年、う〜んと思ってしまうのですが、何か、行ってみたいという気にさせますよね。コンクールとは違って、フェスタですから、何でもあり、という感じで型にとらわれずに、いろんな民族音楽などのグループも出てきたりして、楽しそうなのがいいですね。今年も、応募したい(=行きたい)気持ちはちょっとあるのですが、さて、どうしようかな…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.27>

<演奏会情報>

●漆原朝子のシューマン
(2002年6月19日(水)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)

●近藤嘉宏ピアノリサイタル
(2002年6月22日(土)14時開演/神戸新聞松方ホール)

●前橋汀子ヴァイオリン名曲選
(2002年6月22日(土)14時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>

◆5月のロドリーゴ室内管弦楽団 with 村治佳織さんの演奏会のチケットをGETしてきました。久しぶりの”生”の村治さんを拝見できると思うと、とっても嬉しいです。今から楽しみです。また、ついでに、久保田巧さんとヴァディム・サハロフさんのベートーヴェン・チクルスの4回目のチケットもGETしてしまいました。こちらも楽しみです。

◆というように、5月は予定を入れることができるのですが、やはり4月は忙しいこともあって、簡単に予定を入れることができません。4月は、演奏会には行けずに終わりそうです…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.26>

<演奏会情報>

●モノオペラ/ハムレット
(2002年4月20日(土)18時30分開演/神戸新聞松方ホール)

●ソウル芸術団
(2002年5月28日(火)18時30分開演/神戸文化ホール・大ホール)

●上田浩子クラリネットリサイタル
(2002年5月31日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール)

●フランソワ・ルルー オーボエリサイタル
(2002年6月4日(火)19時開演/神戸新聞松方ホール)

●中野振一郎チェンバロリサイタル
(2002年6月7日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール)

●ゴスペルコンサートVol.3
(2002年6月8日(土)16時開演/神戸新聞松方ホール)

●ワイマール州立歌劇場管弦楽団
(2002年6月15日(土)17時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>

◆演奏会情報には載せていませんでしたが、今日って、あの”超美形セクシー・ストリング・カルテット”の”bond”のコンサートが、大阪の国際会議場であったのですね。さぞや盛り上がったことと思います。そして、今回の来日に合わせて、新しいアルバムもリリースされたのですね。「ボンド・スペシャル」という今回のアルバムには、未発表の曲も入っていたり、CDエクストラ仕様による映像特典もあったり、また、フルカラー12ページの写真集もついていたり、という何とも豪華な内容になっているようです。…買おうかな。(^^;

◆ということで、せいでん三宮店の地下、Mr.Jacketに寄ってきたのですが、bond以外に興味をひいたのは、鈴木慶江さんのファーストアルバム「フィオーレ」というもの。宣伝文句がちょっと目を引いたのです。「生まれる前から……あなたの中に流れていた”愛おしいメロディー”の記憶です。それは……クラシックもポップスもない、ただ「うつくしい歌」という名のジャンルです。」という歌い文句、ほぉと思って、ちょっと試聴してみました。…確かに、歌唱力はありますね。見たら、イタリアのベッリーニ国際声楽コンクールやイタリア声楽コンコルソなどで優勝したりしているようで、なるほど、それだけの実力の持ち主なのも分かります。ただ、「クラシックもポップスもない」という割りに、収録されている曲はクラシックものばかりですし、また、ポップス調のアレンジで肩の凝らないように、としているようですが、それがかえって曲の魅力を台なしにしてしまっているような、そんな感じもしました。特にひどいと思ったのは、あのプッチーニの「私のお父さん」。普通のオーケストラ伴奏で歌っているのはいいのです。が、ボーナストラックとして収録されている、TV東京の「美の巨人たち」のエンディングに使われているとかいうヴァージョンになると、何?これ?と言いたくなってしまいます。あの伸びやかなメロディラインというものが、変にビートを刻むリズムの上に乗ってしまっているから、その美しさが全然、引き立たないのですね。聴いている側が、歌いづらいのではないかと思うくらいで、何が「うつくしい歌」なんじゃぁ、と思ってしまいます。誤解のないように繰り返しますが、彼女自身の才能はあると思うのです。ただ、それをCDレコード会社の側が売り込みのために変に曲げてしまっているような気がして、ちょっと良くないかな、と思うのです。このアルバムのチラシだけもらってきましたが、その中でも「ソプラノ歌手としては異例の若さ、そして…親しみやるいキャラ!」という書き方にも疑問を感じてしまいます。若いソプラノ歌手なんてごろごろといるでしょう。たまたまCDデビューしているかどうかの違いだけで、むしろ、CDデビューなんかしない人の方が、ぐっと上手であるということだってあるでしょう。全く、これを作った東芝EMIさんは、何を考えているのでしょうね。そして、こういう会社の、こういう姿勢が、クラシック音楽をダメにしていくのだろうな、とも思ってしまうのでした。(ちょっとご機嫌ななめ…)

         
     ちょいクラ通信<2002.03.25>

<更新情報>

”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
 →・日本シューベルト協会第109回演奏会

<話題>

■【産経新聞/地球楽信】今月前半に開かれていた、浜松国際ピアノアカデミーの記事が。中村紘子さんが音楽監督を務めていらっしゃるこのアカデミー、若い才能に国際コンクールに出る前の予行練習を行うというのが目的のようですが、その一方で、市民向けのプログラムも充実しているといいますから、いいですね。関係者だけの中でやっているのではなくて、そこで培われたものを市民にも公開、還元していこうという姿勢は、素敵なことだと思います。今後も更に盛り上がっていくことを期待したいと思います。

■【産経新聞夕刊/なにわコラム】大阪府が今年始める、「おおさか・元気・クラシック」という企画についての記事です。曽我大介&シンフォニカー、本名徹次&センチュリー、西本智美&関西フィル、下野竜也&大フィルの4つの楽団が、それぞれ、NHK大阪ホールに立ち、それを一般1,500円の値段で市民に聴いてもらおうというものです。在阪オーケストラ4楽団が、それぞれ力のある指揮者を伴って、いわば競うような形で舞台に乗るのですから、これはたまらないですね。あとは、どれだけの客を引き付けることができるか、そこにかかっていますね。

<ひとりごと>

◆そういえば、先週、私達が旅行に行っている間に、東京では「Macworld Expo in Tokyo」が開かれていたのですね。新機種の発表とかは特になかったようですが、やはり、こういう場になるとわくわくしますよね。う〜む、行きたかった…(^^;

         
     ちょいクラ通信<2002.03.24>

<ひとりごと>

◆まだ旅行の疲れがとれずにいます。ということで、1日、ぼぉっとしてばかりで、更新はちょっとお休みさせていただいます。いろいろと書きたいこともあるので、早く書くようにしなきゃいけませんね…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.23>

<ひとりごと>

◆伊豆への旅行から帰ってきました。久しぶりの旅行でしたが、楽しく充実したものでした。いずれ、旅行日記など書いてみようと思っていますが、以下、簡単に。

◆伊豆高原のオルゴール館で、何と、かのトルーマン大統領やアイゼンハワー大統領、ケネディ大統領等々が弾き、またはその伴奏で歌ったという、スタインウェイのピアノを触らせてもらってきました。その実に豊潤な響きと深い味わいの音色には、ほんとびっくりしました。最高級の素敵なピアノで、私のようなものが、ほんの触りだけでしたが、ベートーヴェンの「月光」第1楽章やショパンのノクターン2番など、上手くもないのに弾いてしまっていいのだろうか、と恐縮してしまうのでありました…

◆伊豆のテディベア・ミュージアムで、”Macintosh”を見つけてきました。と言うても、Appleのコンピュータではなくて、テディベア生誕100周年を記念してのモデルで、そういう名前のベアがいるのです。その名前にひかれてしまい、このぬいぐるみ、ついつい買ってきてしまいました。でも、可愛いものです。

◆泊まったホテルは、「花彩亭」という、いわゆるプチ・ホテル。イギリス調の雰囲気の漂う素敵なお宿でした。絶えず、BGMでバロックや古典派の音楽が流れているのが、そういう雰囲気をさらに引き立てているようでした。食事も美味しかったし、お風呂(温泉なのです)もとっても素敵でした。何と、”バラ風呂”ですよ。お風呂の中にバラの花が浮いているのです。アロマテラピー的にも効果的なのでしょうが、ほんと、ゆったりとくつろぐことができたのでした。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.20>

<演奏会情報>

●高嶋ちさ子&加羽沢美濃ハートフルコンサート
(2002年5月25日(土)14時開演/神戸新聞松方ホール)

●第11回アルカディア特別演奏会
〜オペラアリア&ピアノコンチェルトのひととき

(2002年5月26日(日)14時30分開演/神戸新聞松方ホール)

●田中敬子ピアノリサイタル
〜モーツァルトピアノソナタ全曲演奏会Vol.IV

(2002年5月28日(火)19時開演/神戸新聞松方ホール)
<話題>

■【産経新聞夕刊/芸RON】マリンバ奏者の種谷睦子さんが取り上げられています。小学校に入ったばかりの頃に初めて、マリンバと出会って以来、50年あまり、今や関西のマリンバ奏者の第一人者でいらっしゃいますね。この秋には、マリンバ製作の名匠水野三郎さんが、生涯の夢と技の全てを注ぎ込んだマリンバを使ってのリサイタルをされるとか。まだまだ、マリンバという楽器の可能性を切り開いていかれることを期待してやみません。

■来年、倉敷市で第5回「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」が開かれるのだそうですね。1995年に仙台でも開かれましたが、国内ではそれに次いでのこと。倉敷でしたら、関西からも近いですし、コンクールの公演など、聴きに行けそうですね…(^^;

<ひとりごと>

◆桜も開花して、お彼岸ですね。というわけで、明日からちょいと伊豆の方へ2泊3日の旅行に行ってきます。(^^) なので、2日ほど、更新をお休みします。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.19>

<演奏会情報>

●バロックの輝き
(2002年5月24日(金)19時開演/宝塚ベガ・ホール)

●ボローニャ歌劇場びわ湖公演
(2002年5月25日(土)15時開演/びわ湖ホール・大ホール)

●バロック音楽の午後
(2002年5月25日(土)15時開演/神戸聖ヨハネ教会)

●ボローニャ歌劇場びわ湖公演
(2002年5月26日(日)15時開演/びわ湖ホール・大ホール)

●五嶋みどり&ロバート・マクドナルド デュオリサイタル
(2002年5月31日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●ケヴィン・ケナー ピアノリサイタル
(2002年5月31日(金)19時開演/いずみホール)

<話題>

■【NHK/とっておき関西(18日)】という番組に梯剛之さんがゲスト出演していました。(昼間の番組なのですが、気付いた妻が録画してくれたのです…)モーツァルトのロンドやショパンの雨だれの演奏を聴かせてくれましたが、しっかりずんずんと響いて、それでいてとても温かみのある演奏をされるのですね。とても素敵な演奏でありました。後半のインタビューでも、その誠実なお人柄がはっきりと分かるようで、好感が持てました。彼のリサイタルにも足を運んでみたいものです。

■【産経新聞/地球楽信(18日付)】バイエルン州立歌劇場の新「ラインの黄金」の上演についての記事が載っています。演出が鬼才のヘルベルト・ヴェルニケさん。何と、バイエルン州立歌劇場の舞台の上にバイロイト祝祭劇場の客席を再現するという、何とも大胆な演出をされたようです。現地での評価は良し悪し割れているようではありますが、何か、ごっつい舞台になったことは確かなようですね。6月の「ワルキューレ」、11月の「ジークフリート」、来年2月の「神々の黄昏」まで、お楽しみは続きそうです。

■【産経新聞/地球楽信(18日付)】上のバイエルンとは対照的に、ベルリン・ドイツ・オペラの「フィデリオ」のプレミエ公演について、「大失敗」という言葉で評しています。「ツィンマーマンの新体制に不満噴出」ということで、事態は容易ならざることになっているようです。この火種がどうなっていくのか、注意して見ていたいと思います。

<ひとりごと>

◆上で梯さんのことを書きましたが、music.co.jpで彼の演奏のMP3データが配信されているのですね。私もこの中から、ショパンのノクターンなど1つか2つほど、ダウンロードしてきて、ZaurusのMP3プレーヤーで聴いています。MP3のデジタルデータで聴くと、彼の、温もりと激しさとが混在した独特の味がさらにリアルに聴くことができるんですね。いずれ、全曲ともダウンロードしてみようかな。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.17>

<話題>

■モンブラン・ジャパンが、2002年度限定の万年筆として、カーネギー・ホールにその名を残しているアンドリュー・カーネギーに捧げるというモデルを発表したそうです。何でも、彼の愛したアール・ヌーヴォー芸術のエレガンスを表現したとかいうそのモデルのお値段は、24万円又は67万円。思わず、飛び跳ねてしまいそうですが(^^;、一目だけでも、その美しさを目にしたいものですねぇ…

■既にご存知の方も多いでしょうが、第33回のサントリー音楽賞を、作曲家の一柳慧さんが受賞されたそうです。おめでとうございます。そう言えば、一柳さんって、神戸のお生れだったんですね。地元の人間としても、何か、嬉しい気がしますね。

<ひとりごと>

◆「Mostly Classic」の4月号が発売になりましたね。私もまだちゃんと読んではないのですが、ざっと目を通してみて、おぉ、と思ったのは、木之下晃さんの「マエストロ列伝」のコーナー。今回は、ギュンター・ヴァントさんが取り上げられています。往年の勇姿の写真を見ていると、改めてその偉大さというものが伝わってくるような感じもします。先月号では朝比奈隆さんを取り上げていて、2か月連続で、”最後の”巨匠を取り上げたことになりますね。これは保存版、と言えるでしょう。ちゃんと保存しておくことにしましょう。

◆明日は、職場の宴会(退職される方の送別会)があるので、更新はお休みさせていただきます。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.16>

<話題>

■【NHK/土曜オアシス】という番組に、指揮者の西本智実さんがゲスト出演していました。最近、いろいろとマスコミにも取り上げられるようになって、ますます好調のようですね。今日の番組の中でも、子供の頃の「トスカ」ごっこのお話など、とても興味深いものがありました。ビデオを録っておけばよかったぁ。

■【ABC放送/ベリグ!】という番組(どんなタイトルやねん…)に、中国古箏奏者の伍芳さんが、ちょっとだけですが、ゲスト出演していました。番組の中でミニライブもしてくれて、なかなか良かったです。新しいアルバムも好評のようで、ますます期待がかかりますね。来月のコンサートもまた、楽しみです。

<ひとりごと>

◆球春到来。ということで、グリーンスタジアム神戸へ行ってきました。オープン戦の観戦であります。オリックス・ブルーウェーブVS横浜ベイスターズの対戦、もちろん、我が家はベイスターズ・ファンということで、三塁側です。今まで甲子園で公式戦を見た時は外野席に陣取っていたのですが、今日は、オープン戦ということもあり全席自由。なので、珍しく内野席に陣取ります。間近にベイスターズの選手達の姿を見ながら、手にはしっかりとビール。いやぁ、昼間っから飲むビールはまた格別ですねぇ。(^^; それに、このGS神戸は最近、グルメにも力を入れるとかいうことで、リニューアルしたんですね。話題のグリーンモンスターというホットドッグや、ピッツァ等、この球場ならではの味も楽しむことができました。それに、試合の方も、しっかりと勝ったし、もう十分、満足です。楽しい1日でありました。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.15>

<演奏会情報>

●久保田巧&ヴァディム・サハロフ/ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲シリーズVol.4
(2002年5月25日(土)19時開演/神戸文化ホール・中ホール)

●ソウルフィルハーモニックオーケストラ
(2002年6月8日(土)15時開演/神戸文化ホール・大ホール)

<ひとりごと>

◆だんだんと、年度末から決算期というわけで、仕事が忙しくなりかけてきています。今月も演奏会に行く予定も別に入っていないし、来月はもう、全然行くゆとりがないことも見えてしまっています。しばらくは、演奏会お預けの状態が続きそうです。(しくしく)ゴールデンウィーク明けの5月中旬から、また復活するぞー、と誓うのでした。

◆今日はちょっと簡単な更新で。(^^;

         
     ちょいクラ通信<2002.03.14>

<演奏会情報>

●京都C.モンテヴェルディ合唱団第27回定期演奏会
(2002年4月7日(日)18時開演/京都文化博物館・別館ホール)

●バッハ・コレギウム・ジャパン第53回定期演奏会
〜J.S.バッハ:教会カンタータ・シリーズVol.32

(2002年4月20日(土)15時開演/神戸松蔭女子学院大学チャペル)

●イングリット・フジ子・ヘミング ピアノ・ソロリサイタル
(2002年5月11日(土)15時開演/シンフォニーホール)

●かとうかなこアコーディオンコンサート in 大阪
(2002年5月19日(日)14時30分開演/ゆやホール)

●ウィーン少年合唱団
(2002年5月25日(土)14時開演/シンフォニーホール)

●ウィーン少年合唱団
(2002年5月26日(日)14時開演/シンフォニーホール)

●バッハ・コレギウム・ジャパン第54回定期演奏会
〜J.S.バッハ:教会カンタータ・シリーズVol.33

(2002年6月1日(土)15時開演/神戸松蔭女子学院大学チャペル)

<ひとりごと>

◆一昨日、大阪へ行った際に入手してきたチラシの中に、面白いものがありました。姫路のパルナソスホールのものなのですが、「朝のハーモニー」と題して、月に1日、土曜日の午前中、朝から演奏会をするというのです。朝の10時30分開演で、しかも入場料が無料。木管楽器のアンサンブルやデュオなど、趣向も凝らしてあるようで、何か、良さそうです。「ご家族そろってお気軽にお越しください」とチラシには書かれていますが、ほんと、そうですね。爽やかな朝の空気の中、ホールで生の音楽に触れて、そして家族そろってランチでもとって、ゆったりとした時間を過ごす… そんな1日が、月に1回はあってもいいでしょう。もう結構な年数を経てやっているようですが、それだけ、市民からも親しまれているのでしょうね。こういう企画、とっても素敵だと思います。そういえば、同じような感じの企画が、いずみホールにもありましたね。こちらはランチタイムのコンサートでしたけど。考えてみたら、演奏会って、何も夜にばかりやるものと決まったものでもないのですよね。むしろ、この時間帯に家を空けられないという人も大勢、いるはず。そういう人達にも演奏会に親しんでもらおうというのが、これらの企画の始まりなのでしょう。ぜひ、ずっと続けていってほしいものです。

◆今日、三宮のそごうがリニューアルオープンしましたね。個人的に注目は、別館の方に紀伊國屋書店とLOFTが入ったこと。紀伊國屋の方は、中にDVDのコーナーもあったりして、いろいろと物色できそうで、いいですね。これで、LOFTが来たついでに、WAVEか何かのCD屋があってもいのに、とつい、思ったりしてしまいます…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.13>

<演奏会情報>

●ピアノアソシーション関西第18回定期演奏会
(2002年3月17日(日)12時30分開演/伊丹アイフォニックホール)

●関西フィル神戸特別演奏会 Meet The Classic in Kobe
(2002年5月10日(金)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)

●芦屋交響楽団第57回定期演奏会
(2002年5月18日(土)19時開演/シンフォニーホール)

●関西フィルーハーモニー管弦楽団〜ブラームスの世界
(2002年5月24日(金)19時開演/シンフォニーホール)

<ひとりごと>

◆先日、ここでも紹介した、月刊「大阪人」の4月号を買ってきました。朝比奈隆さんを偲んでの特集記事、これからじっくりと読んでいきたいと思います。

◆ちょうど、今日届いた「シンフォニア」の中の「記者の眼」というコラムもまた、巨匠を偲んでの内容でした。DVDも発売されて、巨匠の偉業を偲んでばかりの今日この頃、といった感じです。でも、ふと思うのです。故人の過去の業績ばかりに思いを寄せてばかりいるのは、逆に言うと、現在の関西に、巨匠を継ぐだけの音楽家がいない、ということなのではないか、と。確かに、いい指揮者はたくさんいます。でも、巨匠ほどのカリスマ性というものを持ち合わせた指揮者となると、なかなか… まるで、カラヤン亡き後の世界の音楽界を見るような感じもするのですが、大切なのは、いつまでも”朝比奈さんが…”と言うているのではなくて、朝比奈さんを超える(かもしれない)ような音楽家を、聴く側の私達が育んでいなかればならない、ということなのかもしれませんね…(この辺のこと、もう少し、考えがまとまったら、また書いてみます。(多分、気が向いたら…))

         
     ちょいクラ通信<2002.03.12>

<ひとりごと>

◆いずみホールへ、日本シューベルト協会の演奏会を聴きに行ってきました。”北欧の作曲家たちをめぐって”と題されていれば、これは行かないわけにはいかないでしょう。内容は、シベリウスにキルピネン、それにグリーグの3人の作曲家の作品を集めてのもの。…って、これだけ?と思ってしまうのは、私だけ?(^^; だって、”北欧”と言うのなら、どうせならシンディングとかメリカントとかの曲も聴きたいぞ、と思うのが人情じゃないですか。…と、ややマニアックなこと(?)を考えながら聴いてきた、その感想はまた後日に。

◆ところで、今日は昼から仕事を休んで芦屋の税務署へ行ってきました。確定申告、であります。ようやくに済ませることができて、ほっとしています。思ったよりも簡単に手続きも終わってしまい、妻と2人、近くにある”土山人”というそば屋で、まさに”ほんまもん”のそばを堪能し、駅前の”アンリ・シャルパンティエ”でデザートとします。そして、妻と別れて大阪へ出てきてからは、いつもの定点観測に足を運びます。三番街のぴあステーションでチラシを収集し、紀伊国屋の文具コーナーで手帳を眺めた後、ヨドバシカメラで、しばしiMacやiBook、更にZaurusやPalmと戯れ、その足でさらにソフマップも覗いてみて、そこからタワーレコードで面白そうなCDはないか物色してみて(特になかった…)、ササヤ書店でアコーディオンやピアノの楽譜を見て(ここでもチラシの収集も)、そして北新地駅から京橋へと向かったのでした。いやはや、充実した(というか、何やってんだか…)半日でした。(^^;

         
     ちょいクラ通信<2002.03.11>

<話題>

■【産経新聞夕刊/なにわコラム】「SPレコード復刻CD集」と題した5枚組のCDアルバムを、京都のロームミュージックファンデーションが製作したそうです。1923年から1944年という、戦前から戦中の時代、日本の洋楽がどういう事情にあったのかを知ることができる内容なのだそうで、大学や図書館等に寄贈されるのだそうです。ちょっと興味深いものですね。機会があれば、ぜひ、聴いてみたいものです。(神戸の中央図書館にも寄贈されるのかしらん…)

<ひとりごと>

◆今頃、何を言うているんだ、と言われそうですが、ローソンのチケット情報誌というものを、初めてもらってきました。あまりたいした内容は載っていないだろうと思って、今までは全然、手にも取らなかったのです。ところが、いざ、中を開けて見ると、何と、クラシックの公演の情報もなかなか充実してるじゃないですか。ここで調べて、そのままローソンチケットに予約をして、チケットを手配することができるという、まさに”ぴあ”そっくりなのですが、ここまで充実しているとは思いませんでした。今週中には、また新しい号が出るでしょうから、また手に取って、じっくりと見てみようと思います。

◆そう言えば、先週号だったかの情報誌「ぴあ」、クラシックのチケット情報のところを見ていたら、「サ」行のところに、阪哲朗さん指揮の京響のコンサートの情報が載っていました。え? 何で「サ」行なんだ? と思うことしばし。おいおい、これってひょっとして、「阪」さんのことを”サカ”さんとでも読み違いしているんじゃないでしょうね。一体、どんな神経で編集しているんだろう?と不審に思ってしまいます。関西版なのなら、京都出身の指揮者の名前くらい、間違えるな!と言いたくもなってしまうというもんです。(^^;

         
     ちょいクラ通信<2002.03.10>

<更新情報>

”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
 →・ピッツバーグ交響楽団

<演奏会情報>

●ビセンテ・アミーゴ フラメンコの熱い風
(2002年5月19日(日)14時開演/シンフォニーホール)

●阪哲朗/京都市交響楽団
(2002年6月6日(木)19時開演/京都コンサートホール・大ホール)

●ニューヨーク・フィルハーモニック
(2002年6月22日(土)19時15分開演/京都コンサートホール・大ホール)

●聖響のロシアが炸裂
(2002年6月23日(日)15時開演/シンフォニーホール)

●みどり教育財団設立10周年記念コンサート
(2002年6月30日(日)14時開演/NHK大阪ホール)

●バーミンガム市交響楽団
(2002年9月23日(祝・月)15時開演/アルカイックホール)

<ひとりごと>

◆ようやく、先月のピッツバーグ響の感想をアップすることができました。お待たせをしまして、すみませんでした…

◆今日の演奏会情報は、昨日、掲示板の方で話題にのぼったものを中心にまとめてみました。このように、他の皆さまからも、こんな演奏会もあるよ、というような情報を掲示板やメールで教えていただけましたら、それらについても反映させていきたいと考えております。どうぞ、情報をお寄せいただきましたら、幸いです。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.09>

<話題>

■【産経新聞夕刊/SUSHIとはんばーがー】というコラムで、「すご腕」指揮者として、ジョン・ブリッジズさんが紹介されています。ハワイからやってきた指揮者で、大阪や神戸、北京に上海、マニラ等の国際学校から集まってきた約90名もの高校生を、初対面の後、わずか2日間の特訓練習で見事にまとめあげ、演奏会本番も「ダイナミックな「ノリ」を聞かせた」そうです。記事は朝比奈隆さんは文字どおりの巨匠ではあったけれども、ブリッジズさんのような指揮者もマエストロと呼ぶにふさわしいと結んでいます。音楽を通して、人間のハーモニーというものをも教えていこうという、ブリッジズさんの姿勢こそ、真の音楽家と呼ぶにふさわしいものなのでしょうね。

■月刊誌「大阪人」の4月号は、「朝比奈隆追悼特集」だそうです。これは買っておくべき一冊でしょう。

<ひとりごと>

◆今日はちょいと大阪へ、「ペルシャ展」を観に行ってきました。ちょっと前に産経新聞の紹介記事が載っていて、行きたいね、と妻と話していたのです。ペルシャ絨毯等がたくさん並べられていて、まさにペルシャ文化一色、という感じでした。それらの物も一応は販売されているのですが、ちょっとお値段も高くて、手が出ませんでしたが、見ているだけでも楽しいものです。それに、在日イラン人の方によるサントゥールの演奏もあり、それを聴きながら、チャイという紅茶を頂いて、何かゆったりとした時間を過ごすことができました。お話も少しだけさせてもらったり、又、ペルシャ文字の書道(みたいなもの)も書いて頂いたりして(これは額に入れて飾っておこう)、なかなか楽しいひとときを過ごすことができました。う〜む、いつの日か、ペルシャにも行ってみたいものです。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.08>

<演奏会情報>

●大阪コレギウム・ムジクム神戸公演Vol.2〜海からの贈り物
(2002年4月21日(日)14時開演/神戸朝日ホール)

●アシュケナージ 協奏曲の夕べ
(2002年5月17日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●リチャード・クレイダーマン
(2002年5月18日(土)14時開演/フェスティバルホール)

<ひとりごと>

◆昨日買ってきた、シベリウス全集のうちから、とりあえず1番を聴いています。実はシベリウスの交響曲って、2番以外は正直なところ、あまり聴いたことがないんですよね。フィンランド音楽が好きだと言うておきながら、シベリウスを知らないのは、やはり問題かなとも思い、それでこの全集を格安だったこともあり、買ってきたのですね。音質もなかなか良いようで、盤自体に問題もなさそうで、まずは、ほっとしてますが、さて、ちゃんと聴き込んでいかないと。でも、本当のところを言うと、シベリウスの権威とも言われているベルリンドの全集を欲しかったな、とも思っているんですね。こっちは確か4枚組で3千円台だったか、それくらいの値段。聴き比べてみたい気もちょっと…(^^;

◆それにしても、こういう全集ものってたくさんあるものなのですね。もともと、あまりCDを買わない(方だと思っている)ので、改めてCD屋で見ていると面白いものです。私が持っている全集と言うと、マゼールによるブラームスの交響曲全集くらいかしらん。(あ、パルムグレンのピアノ協奏曲全集というのもあったっけ。)そう言えば、ブラームスも上に書いたベルリンドが全集をちょっと前に出して、たいそうな話題になったとか。こっちも聴いてみたいんですよね。まだ一度も聴いたことないベルリンド、いつか、聴きたいものです。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.07>

<演奏会情報>

●マレイ・ペライア&アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(2002年5月10日(金)19時開演/シンフォニーホール)

●近藤嘉宏ピアノ・リサイタル
(2002年5月12日(日)13時30分開演/シンフォニーホール)

●佐藤美枝子ソプラノ・リサイタル
(2002年5月12日(日)14時開演/京都コンサートホール・大ホール)

●読売日響名曲シリーズ
(2002年5月16日(木)19時開演/シンフォニーホール)

●モーツァルト「レクイエム」
(2002年5月17日(金)19時開演/アルカイックホール)

<ひとりごと>

◆HMVに寄ってみたら、面白そうなCDが。FINRANDIAレーベルの「Peace〜平和への祈り」というアルバムです。「不安に満ちた時代の心に、癒しのハーモニーを」という文句のとおり、北欧の作曲家達の宗教作品の抜粋を中心に、祈りの音楽を並べた内容になっています。アルヴォ・ペルトの「深淵より」やバーバーの「アニュス・デイ」など、すっかり有名となっているものもありますが、他はなかなか聴けないようなものが入っています。クーラの曲も2つばかり入っています。もちろん、即、買ってしまいました。(^^; いやぁ、久しぶりの衝動買いをしてしまったのですが、でも、買っただけの価値は確かにあります。トルミスやシサスク、クラミなど、なかなか面白い曲ではあります。これだけ入っていて1,800円なら、ほんと、お買得と言えるでしょう。いいお買い物ができて、ちょっと幸せ、なのでした。

◆ついでに、前にも書いた、シベリウスの全集(Boxもの)も買ってしまいました。クルト・ザンデルリンク指揮のベルリン交響楽団の演奏のものです。交響曲の1番から7番まで、それに「フィンランディア」他の管弦楽曲も入って、全5枚。これで何と、1,390円とは、驚きの価格と言えるでしょう。これからじっくりと聴いてみたいと思います。

         
     ちょいクラ通信<2002.03.06>

<演奏会情報>

●第70回日本音楽コンクール受賞者発表演奏会
(2002年4月26日(金)18時30分開演/いずみホール)

●みどりの日コンサート
(2002年4月29日(祝・月)15時開演/シンフォニーホール)

<話題>

■【産経新聞/芸RON】ジャズピアニストの小曽根実さんが大きく紹介されています。言うまでもなく、神戸を代表するジャズピアニストですね。息子さんの真さんは今や世界的なジャズピアニスト。震災で神戸の街が打撃を受けた後もすぐにチャリティコンサート等を手掛けられて、復興のために一役買っていらっしゃることも知られていることでしょう。記事の最後、実さんの言葉が印象的です。「…でも、やっぱり神戸は生まれた場所ですから特別ですね。十年かかると思った街並みは、見た目は大体きれいになった。けど、これから本当に必要になってくるのは、やっぱり心の部分でしょうな」…心の部分の復興のためにも、実さんにももっともっと頑張っていただきたいものです。

<ひとりごと>

◆ふと聴きたくなって、ショスタコーヴィッチのオラトリオ「森の歌」を聴いています。ムラヴィンスキー指揮のソビエト響の演奏、う〜む、昔、歌ったことのある曲なだけに、久しぶりに聴くととっても懐かしい気分になりますねぇ。5曲目なんか、勇ましくて、元気づけの曲にふさわしいですね。(詩の内容はともかくとして…^^;)でも、4曲目のテーマは、やっぱりジングルベルと同じだぁ、と思ってしまうのは、変なのかしらん…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.05>

<更新情報>

”かれんだぁ”に5月分のページをアップしました。

<演奏会情報>

●鮫島有美子ソプラノコンサート
(2002年4月6日(土)15時開演/赤とんぼ文化ホール・大ホール)

●佐藤しのぶ わが母の教え給いし歌2002
(2002年5月8日(土)19時開演/フェスティバルホール)

<ひとりごと>

◆何とか、来週の日本シューベルト協会の演奏会「北欧の作曲家たちをめぐって」に行けることになりました。ぎりぎりのところで、私の勝手を聞いてくださった方々に、この場をお借りしまして、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

◆その前に、ピッツバーグ響の感想を早くアップしなくちゃ…

◆Tower Recordに行ったら、ちょうど、BGMで葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」のテーマが流れていました。フルに聴くこともそうそうないので、思わず、じぃっと聴き入ってしまいました。やはり、この曲のノリはいいですね。連弾用の楽譜が何故か手元にあるので、何とか頑張って、1人でも弾けるようにしたいのですが、はてさて、どうなることでしょう…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.04>

<話題>

■【産経新聞/地球楽信】先月の24日、小澤征爾さんがウィーンの国立歌劇場で、事実上の音楽監督就任の披露公演を大成功させたとのこと。いよいよ、ウィーンでの活動も本格的に始動ですね。演目はヤナーチェクの「イェヌーファ」。アンゲラ・デノケやアグネス・バルツァという大物に、デイビッド・パウントニーの演出という顔ぶれでの公演だったわけですが、「きょうの公演は歴史的なものになるだろう」と歌劇場のホーレンダー総監督に言わせただけの出来だったようです。昨年の松本以上の舞台だったみたいで、どんなのやったのか、ちょっと気になるものです…

■【産経新聞夕刊】中国古筝奏者の伍芳さんが紹介されています。今回のアルバム発売記念公演を前にしてのものですが、彼女自身の言葉が印象的です。「今年は私にとって、大切な新しい時代の始まりとなる予感がします。もちろん未知の部分はまだたくさんありますが、この楽器とともに、もっともっと自分らしい演奏を追求し、新しい作品を書き続けていきたいと思います」… 今後の活躍がほんと、楽しみですね。

<ひとりごと>

◆この土日の休みから今日にかけて(今日はお休みを取った…)、妻の友人が横浜から神戸に遊びに来まして、その観光案内をしていました。初日は布引のハーブ園から北野へ、2日目はハーバーランドからメリケンパーク、南京町、旧居留地へ、今日は須磨の水族園へ、と結構、盛り沢山な内容でした。彼女らにも、何とか楽しんでいただけたようで、とりあえずはほっとしたところです。それにしても、神戸の街を案内するというて、いざ、何処へ行こうかとなると、なかなか悩むものですね。まぁ、悩みながらいろいろと企画を考えたりするのが好きだったりするので、個人的にも結構、楽しんでやっているのですけれどね…

◆というわけで、お休みをしまして、すみませんでした…

◆「Ban友の会」から案内が届きました。阪哲朗さんのお父君の阪敏朗さんが先月、亡くなられたのですね。今月末にお別れの会というものをされるそうですが、何はともあれ、ご冥福をお祈りいたします…

         
     ちょいクラ通信<2002.03.01>

<演奏会情報>

●ザ・タロー・シンガーズ
(2002年4月17日(水)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)

●ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
(2002年5月30日(木)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)

●トランシルバニア交響楽団
(2002年5月31日(金)18時30分開演/姫路市文化センター・大ホール)

●キーロフ歌劇場フィル
(2002年6月1日(土)14時開演/フェスティバルホール)

<話題>

■【大阪TV/たけしの誰でもピカソ】…という番組に、フジ子・ヘミングさんが出演していらっしゃいましたね。改めて書くまでもないのですが、やはり彼女の弾く「ラ・カンパネッラ」は、独特のものであり、それが他には決して変えることのできない、とても貴重な宝石のような輝きを持っていますね。実に素敵なものです。(でも、個人的にもっと衝撃的だったのは、同じく番組に出演していた、えなりかずき君のピアノだったりします…^^;)

<ひとりごと>

◆おぉ、もう3月なのですね。そろそろ、”かれんだぁ”も新しいページを追加していかないといけませんね…

◆本日発行分の「広報こうべ」に、来年度の神戸市の予算案の解説記事が載っています。「魅力ある文化のまち」に、という目標のもとに組まれた予算枠の中に項目として入れられているものを見て、?と思うことが。「神戸国際フルートコンクール披露演奏会の開催」は、まぁ、神戸市主催で世界的な規模のコンクールをやっているのだから(あまり知られてはいないみたいですけど…)、その成果を発表するのは当然だと思うのです。でも、「朝比奈隆追悼公演の実施」とあるのが、何か、腑に落ちなくて。そりゃ、朝比奈隆さんは神戸市の名誉市民でもいらっしゃたから、市が中心となって追悼するのは、ある意味では当然のことでもありましょう。けれど、今さら、一体、どんな演奏会をするというのかが、何か見えてこなくて、個人的には、しっくりこないのですね。これで、あまりぱっとしないような演奏会しかできないようでは、駄目でしょう。故人がお喜びになるような、内容のある、やりがいのある、また聴きがいのある演奏会を開いてほしいものです。(で、いつやるの?)

◆今さらなのですが、NHKラジオのイタリア語講座(応用編)って、何と、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」を題材にしてるんですね。今、ちょうどラジオで始まったので。って、別にイタリア語を勉強してるわけじゃないんです。「英会話」から引き続いてずっとラジオをつけっぱなしにしてたら、たまたま耳に入ってきただけなんですけど、いやぁ、こんな講座、いいですねぇ。文法的なことは分からなくても、何か、聴いてみようかな、って感じにもなりますしね。他の語学講座ではこんなのはないのかしらん?

◆明日と明後日は都合により、更新をお休みします(たぶん)。あしからずご了承くださいませ。