![]() | ばっくなんばぁ>2002年5月掲載分 | ![]() | |
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<演奏会情報>●ウーファン 音の散歩道 in Kobe
(2002年7月27日(土)12時30分/15時開演/世良美術館)●NHK交響楽団
(2002年11月2日(土)19時開演/京都コンサートホール・大ホール)●ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(2002年11月8日(金)19時開演/シンフォニーホール)<話題>
■【産経新聞/夕刊】特集の面に、二胡奏者のチェン・ミンさんが大きく取り上げられています。新しいアルバムの「My Story」は、ボサノヴァやジャズなどのテイストも取り入れたものになっているのですね。「これまでの二胡になり新しい面を発見し、またそれが過去の重要性の発見につながる。そんな音楽作りを続けていきたい」という彼女の言葉からは、常に前向きに音楽に向かっていこうという姿勢が感じられますね。彼女の作る音楽からしばらくは目が離せそうにないですね。
<ひとりごと>◆サッカーのワールド・カップが始まりましたね。私もちょっと興味があって、NHKで放送されていた開会式の模様を見ていました。…でも、私が期待しすぎたのがいけなかったのでしょうね、セレモニー的な部分以外のアトラクション的な部分が全然、テレビの画面に出てこなくて、ちょっとがっかりでした。放送では始終、アナウンサーやゲスト達の他愛もないような話しばかり。オリンピックとかの開会式だったら、必ず、こういうアトラクションの部分もどういう演出でどういうことを表現しているのか、というようなことを解説してくれながら映像で見せてくれるでしょう。そういうものを期待していたのですが、今回の開会式の放送は、全く、私の期待を裏切るものでした。そりゃ、確かにサッカーの大会ですから、競技の方が大事なことは分かってはいます。でも、こういうワールド・カップのように世界中から人々が集まって行われる大会では、単に競技だけではなくて、人々の交流というものも重視されて当然のはず。人々の交流は文化の交流です。少なくとも、韓国の人々にしてみれば、今回の開会式は、ソウル・オリンピック以来の自国から世界へ向けて文化発信をするチャンスであったはずです。そして実際、そういう想いで準備もしてきたことでしょう。そういうことを捉えて、フランスのチームの出場者がどうこうとか言う前に、韓国の文化発信を真に受け止めた放送をすることもできたはず。また、それは共催国として当然のこととも言えるでしょう。こんなことでいいのだろうか、とちょっと気が沈んでいるのでした…
◆都合により、明日の更新をお休みするかもしれません…
<更新情報>・”かれんだぁ”に8月分を作成しました。
<演奏会情報>
●佐渡裕 ヤング・ピープルズ・コンサート
(2002年8月11日(日)15時開演/神戸国際会館こくさいホール)●フジ子・ヘミング&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
(2002年10月6日(日)15時開演/神戸国際会館こくさいホール)●郷愁の歌声
(2002年10月14日(祝・月)14時開演/シンフォニーホール)●英国女王陛下の近衛軍楽隊
(2002年10月19日(土)14時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆前に村治佳織さんのアルバム「レスプランドール」を三宮のTowerRecordで買った時、TowerRecordのオリジナルの企画として、村治さんのスペシャルトーク&ライブへの御招待キャンペーンとかいうものをやっていて、その応募ハガキというものをもらっていました。応募は明日の消印分まで有効ということなのだそうですが、…このスペシャルトーク&ライブというのが、東京の浜離宮朝日ホールでのことなんですね。6月の16日(日)に行われるらしいのですが、そんなもん、仮に当選したとしても、関西のこっちの方から行く人っているんでしょうかね。そりゃ、村治さんのためならどんなにお金を使っても構わないというような人ならば、喜んで飛んでいくことでしょう。でも、普通の人だったら、まず行かない、と言うか、行けないでしょう。こんなキャンペーンを首都圏以外でやる意味ってあるんでしょうか。どうせなら、例えばこの辺だったら、大阪の梅田のTowerRecordで村治さんのインストア・ライブをして、それへの招待券をプレゼントするとか、地方ごとの独自の企画というものを立ててもいいような気はしますね。(もっとも、そんなんが簡単に実現できるかどうかは不明ですが…)そんなお金はない、と言われそうですが、そういうことをCD店もするようでないと、結局は音楽は全て東京へと一極集中したままになってしまうと思うのです。CD業界も厳しいんでしょうが、ちょっとそいう目先を変えたようなことをしてみることも必要なんじゃないでしょうか。それが地域の文化の活性化にもつながっていくのでは、と期待するのですが、どうなんでしょう…
<演奏会情報>●サマー・ポップス・コンサート
(2002年8月4日(日)14時開演/シンフォニーホール)●マジック・ストリングス
(2002年9月22日(日)14時開演/シンフォニーホール)●佐野成宏 イタリア・オペラの夕べ
(2002年9月28日(土)14時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆今日の演奏会情報は、シンフォニーホールの機関紙「シンフォニア」に掲載されているもの。定期購読しているので、届く度にその情報をアップしようと思ってはいるのですが、いつも、先へと延ばしてばかりでした。まぁ、基本的には私個人の気に入ったものだけをアップしているのですが、あまりそればかりでも、ちょっとね。なるべく気にして、「シンフォニア」情報も掲載していくようにしましょうかねぇ。(たぶん)
<ひとりごと>◆一昨日、近所(と言うても阪神電車で2〜3駅くらい)の家電量販店へ行って、ちょっと面白そうなものを見つけました。いわゆるヴォイス・メモを録るものなのですが、デジタル・メモリーに記録するというものなのですね。で、その上位機種というのが、録音をするだけじゃなくて、MP3等の音楽データを聴くこともできるというのです。しかもSDメモリカードに対応しているので、SDメモリカードにMP3をたくさん取り込んでおけば、これをいつでも楽しむことができるのですね。最近、家ではクラシックのCDのみならず、英会話のCDなんかも聴くことが多いのですが、こんなものなど、MP3データに変換して、こういう機械で外で聴くといいのかもしれませんね。…って、Mac好きな人間には、iPodがあるのですけどね。どっちにしても、今の私のMacな環境ではCDからMP3へはそう簡単にはできないので、欲しい!と言うても、仕方ないのですが…
<演奏会情報>●けいはんな夏のクラシック・コンサート2002
(2002年7月20日(祝・土)14時開演/けいはんなプラザメインホール)●田崎悦子ピアノ公開レッスン
(2002年8月20日(火)13時開演/神戸酒心館ホール)<ひとりごと>
◆「ぶらあぼ」の6月号の最初の方のカラーページに、村治佳織さんの未公開スペシャル・フォトというのが1ページ、載っています。切り取って保存しておこう…(^^;
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・白石禮子ヴァイオリン・リサイタル
→・久保田巧&サハロフ
ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲シリーズ4
<演奏会情報>●藤音会〜あふれる感謝とよろこびをもって
(2002年7月6日(土)14時30分開演/神戸新聞松方ホール)●2002 オカリナフェスティバル in 神戸
(2002年7月27日(土)13時開演/神戸文化ホール・中ホール)<話題>
■【産経新聞】大正時代、日本で「第九」を初演指揮したドイツ兵士のヘルマン.ハンゼンさんが、帰国の後、初演からわずか9年後に40歳で亡くなっていたことが分かったのだそうです。彼が徳島の捕虜の収容所でこういうことをしてくれていなかったら、今の年末の「第九」ブームはなかったでしょうに、その彼がこんなに若い歳で亡くなっていたとは、何とも残念な話ですね…
■【産経新聞】今、日本の唱歌が見直されていて、そういう本などがよく売れているんだそうです。産経新聞で連載されていた「教科書から消えた唱歌・童謡」をまとめた本も発売から半月で2万5千部を超えたとか。私もこの連載はじっくりと読ませてもらっていましたが、確かに今、日本の教育の現場からは美しい日本語の詩を使った唱歌や童謡が消えてしまっているようですね。日本の誇るべき文化遺産とも言うべきものを、自らの手で消してしまっているようなもので、これはぜひとも改善してほしいと思うのです。メロディの美しさはもちろん、日本語のもつ響きの美しさ、更にはそこに込められている日本人の気持ちの優しさなど、私達日本人がこれからも生きていく上で絶対に伝えていかなければならないものでしょう。それらがなくなってしまった時、日本の文化はどうなってしまうのか、考え出すと何かぞっとしてしまいます。…私もこの本、買ってきてもう1回、じっくりと読んでみようと思います。
<ひとりごと>
◆上のところで書こうかとも思ったのですが、こちらで。昨日の産経新聞の夕刊に、河合隼雄さんが面白いことを書かれています。昨今の大人を対象とした音楽教室の人気を見て、そういう人達にもっと音楽を発表する場を与えるために、アマチュア高齢者音楽祭でもやってみてはどうか、という提言なのです。これ、実にもっともなご意見だと思います。一人でやっているだけとか、教室の中でやっているだけでは、どうしても独りよがりで終わってしまうと思うのです。ま、音楽なんて、結局のところは独りよがりなものなのかもしれませんが、それでも、人前で演奏することによって生じる緊張感とか責任感とかいうものを体験してこそ、より一層の自己満足を得ることができると思うのです。こういう提言はぜひ、どこか、実践してほしいものだと思います。
◆…と思いきや、そういえば、神戸でも何か、こういうものを見たことがあったなと思い出しました。確か、神戸でもアマチュアのシルバー合唱コンクールなるものがあったような。また、60歳以上対象のアマチュアのシャンソン・コンクールというのもあったような。ほぉ、それなりのことはやっているんやん、と思うと、ちょっと嬉しい気もします。でも、この際だから、ジャンルをもっともっと広げて、より総合的な「高齢者のための音楽祭」というような形でやってみてもいいかもしれませんね。シャンソンやらジャズやらクラシック、それもピアノとか器楽とかアンサンブルとか声楽とか合唱とか。サンバとかのダンスや踊りなんてのもあってもいいのかも。何日間かの期間をとって、今日はこの分野、というふうにしてもいいでしょうし、或いは神戸市がよくやるような、市内のいろんな会場で一斉に、いろんなものが催されるというふうにしてもいいのかも。そして、それらと併行して、若者世代の音楽祭みたいなものも一緒にして、世代間の交流を図る、なんてものがあってもいいのかも。福祉的な意味合いからも、また文化振興的な意味合いからも、これからの時代、こんなのが求められるようになるのかもしれませんね。(…と無責任に勝手なことを書いてみました。^^;)
<演奏会情報>●清水和音ピアノリサイタル
(2002年7月6日(土)14時開演/神戸文化ホール・中ホール)●上田希クラリネットリサイタル
(2002年7月25日(木)19時開演/神戸新聞松方ホール)<ひとりごと>
◆昼は神戸学院大学へ、白石禮子さんのヴァイオリンを聴きに行き、夜は神戸文化ホールへ、久保田巧さんのヴァイオリンを聴きに行き、すっかりヴァイオリン三昧な1日でした。どちらもとっても素敵な演奏でした。このお2人に共通していることは言うと、水戸室内管弦楽団にメンバーとして参加してはるということ。今日の演奏を聴いただけでも、ソロ奏者として十二分すぎるくらいの技量をお持ちであることは明白なのですが、そんな彼女らが入っているアンサンブルって一体、どんなんでしょうね。かなりの技量を備えた室内オーケストラであるらしいということは聞いたことがあるのですが、はてさて、実際に聴いたことがないだけに、何かもの凄く素晴らしいアンサンブルのような気がしてしまいます。う〜む、恐るべし、水戸室内管です。(と勝手に思い込んでる…)
◆そういや、今日は神戸新聞松方ホールでも、高嶋ちさ子さんと加羽沢美濃さんのコンサートがあったのですね。今日は市内各地で素敵なヴァイオリンの音色が響いてたみたいですね。…ということで、この原稿を書いているBGMは、chisa & minoの2枚目のアルバム。やはり、加羽沢さんのオリジナルで高嶋さんの奏でる「哀しみのアリオーソ」は、何とも切なくていいですねぇ。私の好きな曲の1つであります。
<演奏会情報>●小林研一郎の夏休み・名曲招待席
(2002年7月28日(日)14時開演/シンフォニーホール)●アロージャズオーケストラ with 松永貴志
(2002年9月8日(日)16時開演/神戸新聞松方ホール)●オーケストラ・アンサンブル金沢大阪定期公演
(2002年9月15日(祝・日)16時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆今日1日、何故か頭の中をぐるぐると「BOND」の皆さんの奏でる「Victory」が流れていました。いや、昨日、ちょっと聴いていたからだろうと思うのですが、なかなか強烈なインパクトを持っているものですな。ちょっと前に彼女らの「ボンド・スペシャル」というアルバムを買ってきたのですが、何か聴き出すと妙にハマってしまいます。TVでもCM(何かのお茶のCMだったか…)に使われたりしていますから、やはり多くの人に受け入れられるのでしょうね。このアルバムも、CDエキストラ仕様で、アジア・ツアーのプロモーション・ビデオも収録されていて、映像でも彼女らの魅力を楽しめるというお得なものです。いやぁ、いいものです。
<演奏会情報>●GONTITI with friends
(2002年6月27日(木)19時開演/アルカイックホール)●長岡京室内アンサンブル第10回コンサート
(2002年7月18日(木)19時開演/神戸朝日ホール)●オルガン名曲コンサート
(2002年7月21日(日)15時開演/シンフォニーホール)●N響「夏」2002 大阪公演
(2002年7月27日(土)16時開演/シンフォニーホール)●イベント合唱団第1回コンサート
(2002年7月28日(日)14時開演/吹田市文化会館メイシアター・大ホール)●鮫島有美子ソプラノ・リサイタル
(2002年8月4日(日)18時30分開演/東条コスミックホール)●川畠成道ヴァイオリンコンサート
(2002年8月6日(火)19時開演/神戸新聞松方ホール)<ひとりごと>
◆昨日は、休んでしまいまして、すみませんでした。m(__)m (宴会で盛り上がった後、すっかり酔っ払ってしまってたので…)
◆「KOBE C情報」の6月号の「はっしん!神戸」には、ヴァイオリンの幸田聡子さんが登場されています。そのインタビュー記事からは、彼女の音楽に対する真摯な姿勢が伺えるようで、なかなか好感が持てます。美空ひばりとかの歌謡曲を収めたアルバム等も何枚も出されて、いわゆるメジャー・デビューをされているわけですが、それでも、なおかつ、神戸市室内合奏団のメンバーとしても活躍されているのですね。地元の人間として、これはとても嬉しいことです。来月には、神戸市室内の定期の他、神戸フィルとの競演もあるとか。ちょっと行ってみようかなと思っている今日この頃です。
<演奏会情報>●シンフォニー名曲コンサートVol.55〜真夏の夢
(2002年7月14日(日)14時開演/シンフォニーホール)●フロイデ合唱団創立40周年記念演奏会
(2002年7月24日(水)19時開演/フェスティバルホール)<話題>
■第10回ブダペスト国際指揮者コンクールで、大阪シンフォニカーのカバーコンダクターの松沼俊彦さんが優勝されたそうです。これはシンフォニカーにとっても大きな励みとなりますね。凱旋公演が楽しみでもありますが、まずは何よりも、おめでとうございます。
<ひとりごと>
◆職場でも、仕事で1日中、イントラネット上の職場のHPを更新するというて、HTMLのタグばかり見ていたので、う〜ん、もうHTMLなんか見たくない、ということで、今日は簡単に。
<演奏会情報>●五郎部俊朗 アンコール!「藤山一郎とその時代」
(2002年7月7日(日)14時開演/シンフォニーホール)●いずみシンンフォニエッタ大阪第4回定期演奏会
(2002年7月12日(金)19時開演/いずみホール)<ひとりごと>
◆「Mostly Classic」の6月号、既にGETしているのですが、海外の公演情報の欄には、通常の公演情報に加えて、各地の夏の音楽祭の情報も掲載されていますね。こういうのって、見ているだけでもなかなか楽しいものです。特に私が注目しているのは、フィンランドのサヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル。湖の上に浮かぶオロヴィンリンナ城を会場にして、何と、「リゴレット」に「ファウスト」、「トリスタンとイゾルデ」に、更にご当地のアーレ・メリカントの「ユハ」と、これらが全てプレミエ公演となるという豪華さ。更にライン・ドイツ・オペラの客演公演で「ニュルンベルクのマイスタージンガー」と「ばらの騎士」が加わるというから、充実した内容ということができるでしょう。個人的に一番関心があるのが、セーゲルスタムが指揮をする「トリスタンとイゾルデ」でしょうか。あのどっかりとしたセーゲルスタムさんが、どんなワーグナーを作り上げるのか、興味がありますねぇ。
◆その他では、ピアニストの児玉桃さんがスイスのルツェルン音楽祭に登場されるというのが目に止まりました。ソロのピアノ・リサイタルで、メシアンやバッハ、ショパンに、ウィトマンの新作も演奏するという、これまた意欲的なプログラムのようです。彼女も頑張っているのだと思うと、1ファンとしても応援したくなりますな。
◆それにしても、いつの日かは、現地でこういった公演を見たいものです…
<演奏会情報>●天王寺舞楽
(2002年6月5日(水)19時開演/いずみホール)●チョン・キョンファ
(2002年6月12日(水)19時開演/シンフォニーホール)●テレマンサロンコンサート in いたみVol.5
(2002年6月16日(日)14時開演/みやのまえ文化の郷・旧岡田家住宅(酒蔵))●関西フィルハーモニー管弦楽団第151回定期演奏会
(2002年6月29日(土)19時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆昨日、住吉の郵便局まで用事があって行った際、近くの住吉公園で神戸まつりの東灘区のまつりが開催されていました。ちょうど、舞台ではハリケンジャーのショーが始まったところで、思わず、見てしまった私って…(^^;
◆で、今日は神戸まつりの本番。昼間、三宮にいたので、ちょっとだけパレードも見てきましたが、いいもんですね。今朝は雨が降っていたのですが、ちょうどパレードが始まる前くらいから晴れ間ものぞくようにまで天気が回復して、まさにパレードにうってつけの天候。暑くもなく寒くもなく、見る側にも出る側にも、これくらいの気候が一番いいのでしょうね。パワー全開のサンバなど、存分に堪能してきました。来年は、最初から最後まで、もっともっと楽しみたいものです。
◆フィンランディア・レーベルから出ている「アヌ・タリ/神秘のメッセージ」というCDを買ってきました。アヌ・タリさんはエストニア出身の女性の指揮者。彼女自身が結成したオーケストラ、エストニア=フィンランド交響楽団とのデビューCDなのだそうです。収録されているのは、ドビュッシーの「海」に、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」、そして、エストニアを代表する作曲家であるトルミスの珍しい2つの管弦楽曲。トルミスというと、どうしても「忘れられた民族」などのアルバムにあるような合唱作品ばかりに目が行ってしまう(というか、実際、合唱作品が彼の作品の9割以上を占めるのだそうな)のですが、こういう曲も書いていたのですね。合唱作品にも見られるような、トルミスらしさ(?)のようなものも感じ取ることができますが、それ以上に印象的な美しいワルツもあったりして、これ、なかなか素敵なアルバムだと思います。最近のお気に入りなのでした。
<話題>■【産経新聞】生活面の「ホットポイント」という記事で、ウクレレについて書かれています。ゴンチチのゴンザレス三上さんへのインタビューを交えながらの記事で、最近のウクレレ人気についてがその内容です。楽器の売り上げも伸びているし、スクールの受講者も増えており、人気は幅広く集めているようだとのことです。そう言えば、私のところのウクレレはと言うと、最近、触っていなかったりします…(おいおい) 記事を読んで、もうちょっと練習もしなきゃいけないなと改めて思うのでした。
<ひとりごと>
◆ところで、村治佳織さんのアルバム「レスプランドール」、買ってきました。先週には実際に生でその演奏を聴いたばかりですが、改めて聴いてみて、やっぱり素敵な曲ですね、「ある貴神のための幻想曲」。生の演奏ではちょっと…という感じだった部分も、そうではなく、実に見事にまとめあげています。演奏もさることながら、村治さんのフォト・ブックレットがついていたり、またタワーレコードで買った際にポストカードを特典でもらったり、村治さんのファンにはたまらないものです。あとは、このCDにもサインを頂いて…ってそれはちょっと無理ですかねぇ。
◆先日も書いた「おおさか・元気・クラシック」の演奏会のチケットをGETしました。主催の関西芸術文化協会さんに問い合わせをして、すぐに手配をしていただき、すんなりと手に入れることができたのです。4回の通し券で、合計5千円。1回ごとの券が1,500円なのを考えると、何ともお得なセットですね。NHK大阪ホールにも初めて行くことができるので、楽しみです。
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・ロドリーゴ室内管弦楽団
→・日本テレマン協会第146回定期演奏会
<ひとりごと>
◆2日間ほど更新を休ませていただきましたが、もう大丈夫(かな)。ま、とりあえず今日は先週の演奏会の報告ということで。
<ひとりごと>◆そう言えば、今週末は神戸まつりなのですね。震災の後、何故か7月20日を中心にした期間に行われるようになっていましたが、元々は5月に行われていたもの。今年になってようやく、その本来の形になったように思います。大体、何だってまた7月にやっていたんでしょうね。ただ暑いだけで、とてもじゃないけどやってられなかったのでしょう。特に出演する側の人にとっては、あんな炎天下でのパレードなど、耐えられないものだったのでしょう。本来の形に戻り、今年は更に盛り上がることでしょう。ただ、心配は天気。予報ではあまりよろしくないような… 無事に行われるよう、祈りたいと思います。
◆ちょっと調子が悪いので、今日はこのくらいで。
<話題>■【産経新聞/夕刊】あのパヴァロッティさんが、この11日、メトロポリタン歌劇場での「トスカ」をドタキャンしていたそうですね。しかも、開演の50分前になってのキャンセル。最高で19万円ものチケットを購入して聴きに来ていた観客に対する謝罪もされず、ついには、劇場側が今度のオペラ上演には彼を招かないと絶縁状をたたきつけたとか。「パバロッティさん いいかげんにして」と記事にはタイトルがつけられていますが、ほんと、そうですね。栄光のHi-Cが出なくなったと言われて久しいですが、やはり体力的にも限界なのでしょうか… いいお年でもいらっしゃいますし、記事に書かれているとおり、「『パバロッティ時代』の終わりを象徴するもの」なのかもしれませんね。来月には横浜にも来られる予定のようですが、果たして大丈夫なのでしょうか…
<ひとりごと>
◆昼休みにHMVへ行ってきました。ちょうど、BGMには「運命」の第3楽章。低弦が活躍をして、そして、いざ終楽章へ向けて、というところ、ちょうどpになるのですよね。音が小さくなって、聴こえづらいぞ、と思っていたら、そこへ、隣のポップスのコーナーに流れているBGMが聴こえてきます。ガンガンに鳴り渡るロックですな。せっかく「運命」を聴いていたのに、これじゃ台なしです。クラシックのコーナーが他とは差別されるように、ガラス張りの個室のような感じになっているのですね。でも、実際は、壁は天井から床までびっしりと張られているのではなく、上の方に隙間が空いているのですね。だから、そこから隣のBGMがしっかりと聴こえてくるんですね。これじゃぁ、せっかく他と分けている意味がないというもの。何とかならないもんですかねぇ。
<更新情報>・”ぷらいべいと”内の「私的”たび”日記」に、3月下旬に行った、 伊豆旅行の日記をアップしました。
話題>
■【産経新聞】小澤征爾さんの娘さんでいらっしゃる征良さんのエッセイが載っています。「ボストンがくれたもの」、そう、小澤さんが今年でボストンを離れるにあたり、これまでを振り返るといった内容のものです。ボストンの街にとって、小澤さんがどれほど馴染み深い存在であったか、この文章を読んでいると、そのことがはっきりと分かります。32年間に渡るボストンとの関係、本当によくぞここまで築きあげてこられたものだと感心するばかりです。現地の人が小澤さんに言ったという言葉、「You really created a family here」が端的にそのことをよく表わしているようです。ほんと、ボストンでのご活躍、お疲れさまでした…
<ひとりごと>
◆3月の旅行日記を今頃になってアップ… 季節感が全然違うじゃないかと言われそうですが、お時間のある方は、細かいことは気にしないで読んでやってくださいませ…
<演奏会情報>●村治奏一 ソロギターコンサート
(2002年7月29日(月)19時開演/いずみホール)<ひとりごと>
◆昼からこくさいホールへ行って、ロドリーゴ室内管弦楽団 with 村治佳織を聴いてロドリーゴの世界を堪能し、終わった後、ハーバーランドへ飛んで、松方ホールでテレマン協会のメサイアを聴いてきた、という、まさに演奏会漬けの1日でした。…たまにはこんなのもいいもんですな。(^^;
◆こくさいホールの方ですが、席は3Fの最後尾列。ちょっと遠いにしても、村治さんのお姿を見ることはできるはず…と思っていたら、前に座られた女性の方が、どうも前かがみになるような姿勢でステージを見てはるのですね。それがちょうど、私の目からステージを見ている範囲の約半分近くを、彼女の頭で隠してしまうという位置になるんです。…むっちゃ、邪魔やんけ、私かて村治さんのお姿を見たいぞぉ、と思いながら、私も背筋をまっすぐに伸ばして背伸びするような感じで、何とか村治さんのお姿を拝見することができました。何ともはや…(^^;
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・大阪シンフォニカー第22回名曲コンサート
<演奏会情報>
●フルート名曲の夕べ
(2002年6月13日(木)19時開演/兵庫県立美術館「芸術の館」エントランスホール)●宮川彬良とアンサンブルベガ ポップス&クラシックスVol.8
(2002年6月18日(火)19時開演/宝塚ベガホール)●佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート
(2002年7月12日(金)19時開演/パルソナスホール )●ミラノ・スカラ座弦楽合奏団
(2002年7月26日(金)19時開演/パルソナスホール)●Canzone da Kobe IV
(2002年8月3日(土)18時開演/神戸新聞松方ホール)●中村紘子 ピアノリサイタル
(2002年9月23日(祝・月)15時開演/ポートピアホール)<ひとりごと>
◆サイトウ・キネン・フェステイィバルのロゴの入った封筒が郵便受けの中に入っていました。ん?と見てみると、今年の公演の案内。そう言えば、昨年行った時に、何やら住所を書いたっけなぁ、と思い出しました。それで、この案内が届いたのですね。既に報じられているように、今年のオペラ演目は、ブリテンの「ピーター・グライムズ」ですね。う〜む、こういうのを見てしまうと、行きたいと思ってしまいますね。チケットの発売は6月22日。あと1か月と10日、どうするのか、悩む日が続きそうです…
<話題>■【産経新聞/夕刊】奈良市にある国の重要文化財、「藤岡家住宅」でのジャズコンサートのことが紹介されています。いわゆる「ならまち」の一角にあるこの元商家で、オーボエの延原武春さんとピアノの十川知江子さんとの競演で、年2回の定期公演をしているのだそうです。「障子を開け放った約四十畳の座敷で、約六十人の参加者は和ロウソクの明かりのもと、静かにジャズを楽しむ」というもので、「このミスマッチがいいでしょう」とは延原さんの言。こういう試みが、歴史と伝統のある「ならまち」の独自の文化を更に育み、そこから新しい文化を生み出して発信していくことになるのですね。ずっと、続けてほしいと思いますし、また、これを一つのきっかけとして、奈良にも更にもっと多くの人が集まるようになるといいな、と思います。
<ひとりごと>
◆ようやく、仕事も一段落ついてきました。これでちょっとはまた時間にゆとりが持てるようになる…かしらん。とりあえず、明後日は、お待ちかねのロドリーゴ室内管 with 村治佳織さんの演奏会です。彼女の新しいアルバムも買わなきゃ…
◆で、今、三宮のタワーレコードでは、村治佳織さんのアルバム「レスプランドール」を前面に押し出してきていますね。例によって、ポスター付きという特典付きで売り出していて、今がお買い時というわけですね。今までのアルバムもこぞって並んでいて、まさに村治さん一色に染まっているという感じです。…やっぱり、私も買おう。(^^;
<ひとりごと>◆実は今日は、私達夫婦の結婚式記念日。ということで、本日の更新はお休みさせていただきます。(最近、休みすぎかな…)
<演奏会情報>●おおさか・元気・クラシック
(2002年7月10日(水)19時開演/NHK大阪ホール)●おおさか・元気・クラシック
(2002年7月26日(金)19時開演/NHK大阪ホール)●おおさか・元気・クラシック
(2002年8月2日(金)19時開演/NHK大阪ホール)●おおさか・元気・クラシック
(2002年8月31日(土)14時30分開演/NHK大阪ホール)<ひとりごと>
◆今日の演奏会情報は、先日、新聞にも載っていて興味を覚えていたもの。大阪府が主催ですが、なかなか粋なことをするものです。これだけの内容で、4回の通し券が5,000円。安いものですね。これだと、より多くの人が聴きに来るのではないでしょうか。クラシック音楽をより大勢の人に楽しんでもらえる、またとない機会です。成功してほしい…と思っていたら、チラシを見てみたら、9月以降も、第2クール、第3クールと予定されてはいるのですね。第2クールの方は、関西の若手ヴァイオリニストのシリーズ、第3クールはオペラのシリーズ、だそうです。第2クールの方の出演者は、何となく予想がつきそうで、こちらにもまた、ぜひとも聴きにきたいものです。
<ひとりごと>◆ゴールデンウィークも今日で終わりですね。皆さん、どのようなお休みを過ごされたのでしょうか。私は言うと、仕事で出勤したりして、全然ゴールデンという感じじゃありませんでした。もうちょっと家でゆっくりとしたかったような、そんな連休なのでした…(はぁ。)
◆今日はこれから、上司のお身内に不幸があって、そのお通夜へ出かけてきます。ということで、今日の更新はお休みさせていただきます。(現在、13:40)
<更新情報>・”かれんだぁ”に7月分をアップしました。
<演奏会情報>
●ロシア国立ボリショイ・バレエ団/眠れる森の美女
(2002年10月15日(火)18時30分開演/フェスティバルホール)●ロシア国立ボリショイ・バレエ団/スパルタクス
(2002年10月16日(水)18時30分開演/フェスティバルホール)●フランクフルト放送交響楽団
(2002年11月3日(祝・日)14時開演/フェスティバルホール)<話題>
■ロシアの指揮者、エフゲニー・スヴェトラーノフさんが、この3日、亡くなられたそうです。享年73歳。ソビエト(後にロシア)国立交響楽団の音楽監督として何度も来日公演もされていますね。私もこの前、1997年にシンフォニーホールで公演された時、その場にいましたが、今までのどの演奏会の中でも一番印象に残っている演奏でありました。あの時の感動を思い出しながら、ご冥福をお祈りします。
<ひとりごと>
◆久しぶりに演奏会に行ってきました。シンフォニカーの名曲コンサートであります。フランスものばかりの演奏会でしたが、なかなかのものでした。1か月以上も演奏会から離れていましたから、ホールに足を運ぶだけで、とっても嬉しい気分でしたが、演奏もそれなりのもので楽しむことができたから、とっても幸せな気分です。やっぱり、演奏会っていいものですね。(^o^)
<演奏会情報>●ベルリン・フィル 室内楽の仲間たち
(2002年7月18日(木)19時15分開演/神戸新聞松方ホール)<ひとりごと>
◆映画好きの妻に誘われるままに、映画「ビューティフル・マインド」を見てきました。映画の内容はさすがに素晴らしいものでしたが、それとはちょっと視点を変えて。この映画のテーマ曲って、シャルロット・チャーチさんが歌ってはるのですね。物語りが終わって、エンディングで彼女の美しいソプラノを聴いて、何かほっとすると同時に、しみじみと良い話だった、とより一層、感動も深まったような気もします。サントラ盤にも彼女の歌声が収録されているそうですな。もう一度、聴いてみたいような…
◆また、どうでもいいことですが、映画の最後の方のシーンで、主人公がカフェで話をしているテーブルの後ろで、何やら、学者(かな?)がAppleの6色林檎のマークの入ったノート型パソコンを開いているのを発見しました。年代的には、PowerBook500シリーズか或いはPowerBook5300シリーズかどちらかかな、などと思うのですが、こういう発見は何か嬉しいものです。(^^;
<話題>■【産経新聞】昨日の夜、JR大阪駅の構内で、大阪センチュリー交響楽団のメンバーによるプロムナードコンサートが開かれたようですね。東京の方では、”エキコン”とか言うて東京駅とかでもやっていましたよね。あれの大阪版といったところでしょうか。年に2回、春と秋にやっていきたい、とセンチュリー響は言うているようですが、年2回だけでなくて、もっと頻繁に同様の公演が行われるようになればいいのに、と思ってしまうのでした。
<ひとりごと>
◆世間では、ゴールデンウィークも後半、今日から4連休ということなのでしょうが、私は今日も出勤。うぅ、もっと休みたいぞぉ、と思ってしまう今日この頃です…
◆ということで、今日も簡単に。
<ひとりごと>◆今日って、ワールドカップへ向けてのサッカーの試合が神戸のウィングスタジアムで行われたのですね。三宮の辺りでも、何やらものものしい雰囲気でした。人が大勢、集まってくるから、警備する側にしてみれば大変なのでしょうけれど、その分、より多くの文化交流、異文化コミュニケーションもできるようになる、と思うと、もっと多くの人に神戸にも来てもらいたい、などと考えてしまいますね。何はともあれ、無事に成功裏に終わることを祈りたいと思います。(サッカーのことはよく分からないのですが。)
◆ということで、今日は簡単に。
<演奏会情報>●伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団 ファミリーコンサート
(2002年5月26日(日)14時開演/いたみホール)●チベット原風景
(2002年6月18日(火)19時開演/伊丹アイフォニックホール)<ひとりごと>
◆そう言えば、ここに書くのを忘れていましたけれど、ドラケンスバーグ少年合唱団の神戸公演のチケット、既にGETしています。昨年も来日していたのですが、その時は大阪での公演で、しかも夏休み中の平日の昼間という時間。サラリーマンしている私なんかが行けるわけがないですね。それで、とっても悔しい思いをしたので、今年はちゃんと行けるから、嬉しいです。彼らの笑顔にまた会える、そう思うだけで、何か心が和んで、自然とこちらも笑顔になってしまいそうな、そんな気分です。早く夏にならないかな。(暑いのはいやなんだけど。)