夜行は6:15に定刻どおり網走に到着しました。網走 → 浜小清水 キハ54 519
朝は車窓からのオホーツク海を楽しみました。ちょっと荒れていたけど・・・ 朝6時台でもサーフィンを楽しんでいる人がいました。 本日もどんよりとした天気です。 |
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今日の朝食は、浜小清水か北浜駅の喫茶店で・・・と言っていたのですが、浜小清水駅は工事中でした。残念。北浜駅に乞うご期待ってとこかな。
こんなにかわいい案内がかかっているのに・・・とりあえず使えるのはトイレだけです。
でも、ここのトイレはきれいで広かったので、コンタクトレンズの装着や洗顔にはもってこいの場所でした。
それとね、ブルーでコーディネートしているの。ペーパーのフォルダーカバーとか、ゴミ箱とか。おしゃれでしょう?駅のトイレでペーパーのフォルダーカバーを付けているのなんて、初めて見ました。ちょっと感激。
あ、私が入ったのは女子トイレですから、男性の方は知りませんよ。(^_^;)
工事中のレストランは広くて、これまた良さそうです。今度食べに来たいね。
工事中とはいえ、建物内には入れるので、寒さはしのげました。
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それでも、次の列車まで40分。洗顔を済ませば暇〜になってしまいました。 とりあえず、誰もいなかったので、荷物を置いて線路の反対側の海の方に行ってみました。 何もない海ってのも良いねぇ。なんてはしゃいでみたけど、さすがに9月の北海道。じーっとしていると寒くなってきます。 駅舎に戻ろう。 そうこうしているうちに地元の高校生や会社員が集まってきました。そろそろ列車が来る時間です。 |
原生花園駅ってかわいい駅舎でしょう?絵本に出てきそうなログハウスです。 ここは5月から10月までの臨時停車駅です。 さすがにこの時期はお花も観光客も少ないですね。 私たちが着いたときには駅員さんがいなくて、ロッカーもないので、大胆にも駅舎前に荷物を置いて、花園を散歩していました。 海側には原生花園、反対側には国道をはさんで涛沸湖(とうふつこ)が広がっています。 しばらくしてから駅員さんが車で到着しました。 そっかー、駅員さんは車で通勤して来るんだ、と妙なことに感心。 |
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到着した駅員さんは女性・男性各1名ずつ。さっそくオレンジカードを並べ始めました。
それから、「この時期になると少ないんですけど、ここにハマナスと、それからこっちになんとか菊(名前忘れました)が咲いているんですよ」と教えてくださいました。
さっき散歩したときにはハマナスは気が付いたのですが、菊は気が付きませんでした。ごめんね、見落として。
教えてもらえて良かったです。
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その後、駅舎前で制服を借りての写真撮影。ベストの立ち位置には靴の形のマークがありました。かわいぃ。(^_^)原生花園 → 北浜
それからオレンジカードを見せていただきました。駅舎などと一緒にフクロウのデザインのものがありました。
「どうしてフクロウのデザインがあるの?」と彼が聞けば、「フクロウは不苦労=しあわせ を呼ぶということで、最近人気があるんですよ」とのことでした。へ〜え。(^o^)
次にここを出るのは8:56。9:01に到着する北浜には喫茶店があった!という彼の昔の記憶に頼って・・・とは思いつつも、だんだんお腹が空いてきました。
駅近くにあった「小清水原生花園インフォメーションセンター Hana」という建物が8:30にOPENしたので、そこでジャガイモと魚のすり身を揚げたものを買いました。
注文してから揚げてくれたので、時間が列車の発車間際になってしまいました。私たちはあたふた・・・。そして揚げたてのジャガイモと魚のすり身はあちち・・・。
列車が発車するとき、先ほどの駅員さん2人が手を振ってくださいました。
ばいば〜い、また来る(通過)からね〜、と心の中で叫んでいました。
到着しました北浜駅。すごい迫力だわ。(^_^;) このお札のような切符。こんな風景を後日他の駅でも見られるとは、このとき思いもしませんでした。 こんなにくちゃくちゃした印象の駅ですが、入口側は下の写真のようにおしゃれなのよね。なんともアンマッチ。 駅舎内に喫茶店があるから、入口に看板もかかっていました。「停車場」かぁ。 |
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で、肝心の朝食!喫茶店は・・・開店は11時? 次に私たちが乗る列車は10:29。どう考えても利用できません。 そんなぁ。(T_T) |
ぐわ〜ん、ショックー。でも、さっき買ったジャガイモと魚のすり身の揚げたのがある!
むしゃむしゃと待合室で食べていたら、駅の前で観光バスが徐行し、ガイドさんの案内でもあったのか、一斉にバスの乗客がこちらを向きました。
ぶっ、食べているところを大勢に見られちゃったよ。しかも写真撮っている人もいたよ。(^_^;)
ここって、観光コースになっているわけ??
このあと、これだけじゃ足りない・・・ということで、大阪駅を出発するときにだみやんさんから差し入れていただいたチョコレートとキャンディーを食べました。ふぅ〜、生き延びたぁ。
たまにはこういうのも良いよね。
食後は、またもや線路の反対側の海へ。 食後の運動だーい!と走りまわり、足跡を付けてきました。 ここにもハマナスがありました。原生花園ではほとんどが実になっていましたが、ここでは花が咲いていました。 |
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この辺の、線路の向こうが海っていう風景。なかなか良いですね。 |
今度は先ほどまでのコースを戻るような感じになります。 原生花園駅に近づくと、先ほどの駅員さんやお客さんが手を振っていました。 駅員さんは私たちに気が付いてくれたようです。それだけのことだけど、なんとなく嬉しくなっちゃいました。 さぁて、お次は釧路湿原です。ここには数年前に来たことがあります。 残念ながら丹頂は見れなかったけど。 |
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この駅もかわいいでしょう? コインロッカーはありませんが、「隅になら置いて良いよ」と駅員さんが言ってくれたので、お言葉に甘えて駅舎内に置かせていただきました。 原生花園駅と同じく、駅舎の前で制服を着て写真を撮れるようになっています。 でも、そんなことよりここでの時間は1時間弱。その間に展望台からの景色を見なくちゃ。 そんなわけで、駅からダッシュで展望台に向かいます。 |
そんな私たちが展望台に向かう途中、視界に入ってきたものが細岡ビジターラウンジ!
あ!ここに食べるものがありそう!
どうしよう?また食いっぱぐれるといけないから、展望台より先に食事にしようか?
でも、1時間ちょっとしかないんだよね。
でもでも、2人とも、とりあえずここの展望台は登ったことあるし。
そうだ、そうだ、食事にしようということでまずは食事をとることにしました。
食い気に勝てない私たち・・・
中には暖炉もありました。寒かったので、ありがたいのなんの。 | ![]() |
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パネルコーナーもあり、湿原の成り立ちを紹介していました。
3Fのベランダからの展望もよかったですよ。
椅子とテーブルも置かれていて、食後のくつろぎタイムにピッタリです。
お腹も落ち着いたところで展望台を目指します。時間も少ないのでダッシュです。
展望台には展望広場と細岡展望台の2つに分かれています。最初に細岡展望台に行ってみました。
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うん、きれいきれい。よーし、時間はまだあるぞ、次は展望広場だー。 なんとも慌ただしい限りです。 |
展望広場に向かう途中、3人のライダーを見かけました。なんとなく印象に残ったのは、そのうちの1人がかわいい女の子で、とてもあの大きなバイクに乗るようには見えなかったからです。釧路湿原 → 塘路
次は塘路に向かいます。 | ![]() |
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駅を降りたら駅舎内に喫茶店「ノロッコ&8001」がありました。
よくよく見ると、お店で使われている食器はトワイライトのもの!
そう、お店の名前の8001も[8001レ](トワイライトエクスプレス大阪→札幌)から取ったものでした。やるねぇ。
この駅では1時間半ほど時間があるのですが、コインロッカーが見あたらず荷物をどうしようか?と思いました。
そうしたら、喫茶店内に貼ってあるポスターに「レンタルサイクル」と書かれています。しかも、レンタルしたら荷物を預かってくれるんだって。
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自転車があればあちこちまわれそうだし、ということで借りることにしました。 ちころが、レンタサイクルの自転車ってサイクリング車なんですね。ママチャリしか乗ったことのない私は、乗りにくくて死にそうでした。 走っている途中で彼が「あ、虹が出ている」と言ったときも、走りながら横を向く余裕がなく、自転車を止めて(止めるのも大変)やっとのことで見ることができました。 自転車を借りたときに地図もいただいたのですが、走りながら見ることもできず、ただひたすら彼の後ろを追いかけていました。 途中、釧路湿原駅で見かけた3人のライダーが抜いていきました。 |
行ってきたのはサルボ展望台です。
このサルボということばは、アイヌ語で「サル」が「湿原」、「ボ」は「子ども」ということで、「小さい湿原」という意味だそうです。
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戻ってきてから気が付いたのですが、駅の近くで鹿が飼われていました。「ミニエゾシカ公園」とありました。 |
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さて、ここからが本日のメイン。ノロッコ列車です。 初めてなので感激〜。 さすがに平日なので人も少なく、私たちが乗った3号車は貸し切り状態でした。
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車内はこんな感じです。 左側のベンチのような椅子は、背もたれ部分を倒すことによって、窓の外に向かせることもできます。 |
これはおやつだよーん。 コーヒーが彼の分、飲むヨーグルトが私の分です。カウベルアイスクリームは半分こ。 ちなみに、このアイスは駅舎内の喫茶店で買ったのですが、ノロッコの車内販売の方が10円安かったです。 |
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景色の良いところでは写真を撮りやすいように徐行してくれます。 |
ノロッコ号を降りてから、夕食は釧路の和商市場内にある「市場亭」でいくら丼を食べました。 市場の閉まる時間45分前で、いくら丼1,200円が900円になっていました。ラッキー! サービスでかにのみそ汁が付いていました。 |
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食後も市場内をうろうろ。 「橋本商店」というお店で、「マスコ」というイクラよりも小粒で甘みのあるものを買い、これは夜食にすることにしました。 |
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お腹もいっぱいになったので、車内ではよく眠りました。 |
この日の宿泊は帯広ワシントンホテル。 室内に氷がなく、彼が外に取りに行ったのですが、有料でした。ビジネスホテルってそうなんだ?! 夜食は市場で買った「マスコ」とホテルの近くのコンビニで買ったサラダ、お茶、おにぎりです。 |
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夜食を食べているときに彼が「あれっ?」と言いました。
「すーちゃんの指・・・」
あぁ・・・ついにバレてしまいました。
出発日の大阪に向かう途中、気が付いた私の忘れ物、それは結婚指輪でした。
彼が呆れたことは言うまでもありません。
これから新婚旅行に行く人は気をつけましょうね〜。(^_^;)
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