第9日目:→日本


1996年8月5日

列車名/路線乗車区間
NH210便機中泊13:40TOKYO(NARITA)
スカイライナー空港第2ビル日暮里


NH210便

 機内では映画を放映していたが眠く、爆睡していた。いつのまにか、飛行機はハバロスク近郊を飛行しており、2時間ほどで成田に到着である。日本時間では12:00だが、ヨーロッパ時刻では5:00である
 非常に眠たいのだが、機内食が出てくるので、起きることにする。窓の外を見ると、雲の切れ間から大地が見えるがどこをフライトしているのかわからない。前方のスクリーンに表示されるフライトナビゲーションマップだけが頼りである。もうすぐ成田に到着する間近の時間になって、ようやく見覚えのある鹿島臨海工業地帯の風景が見えてきた。マップで確認すると確かに鹿島上空である
 一度、太平洋上に出て旋回してから、南向きから成田に着陸する。13:40頃無事、着陸。第二ターミナルへ向け走行を始める。以外に早く13:50頃下車できたので、帰国ゲートに向かうが、ムッとする暑さである
 ヨーロッパの涼しさがとても懐かし〜い。荷物はほとんどなかったので、入国審査、税関をあっという間に通り抜け、余ったドイツマルク紙幣を日本円に両替し、空港第2ビル駅へ向かった。この間、ほんの15分ほどである

スカイライナー

 往きは、「成田エクスプレス」だったので、帰りに「スカイライナー」に乗ると空港特急乗り比べが出来るなぁと考えていたら、5分ほどあとに14時10分の「スカイライナー」がある。早速、乗車券を購入し「スカイライナー」の乗客となる
 「スカイライナー」に乗車するのは初めてである。NEXと比較すると座席も窮屈でトイレも少なく、なんとなく詰め込みすぎの印象を受けた。(安いからしょうがないのだが・・)
 あと、運転間隔が40分毎では待ち時間が多すぎる!。せめてNEXなみの30分毎が望まれる。日暮里、上野が足場となるので、川崎方面からの足を考えると、新宿発着のNEXに魅力を感じてしまう
 う〜ん。スカイライナーはNEXの救済列車のイメージがどうしても湧いてしまうなあ。京急羽田線が全面開業すれば、都営浅草線を介して、上野行きと羽田空港行きが40分毎に出るようになるのであろうか?そうなれば、品川にも停車するだろうから、NEXといい勝負になるであろう
 日暮里に定刻に到着。改札口でスカイライナーの乗車券を記念に欲しいと交渉し、無効印を押してもらう。海外旅行気分はこれで終わり。あとは混雑した通勤電車に揺られ家に向かうだけであった

EURAIL PASS

ヨーロッパ旅行で御世話になったユーレイルパス



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