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未来の通勤電車「ACトレイン試験車」に期待 (2001.4.14)
JR東日本が作った未来の通勤電車「ACトレイン試験車」(Advanced Commuter Train)はなかなか面白い列車です。
ITへの対応、環境への配慮、バリアフリー、省コスト・・・と、いろいろ考えられています。
IT面では、列車内にLANが敷かれていてインターネットや電子メールが使え、通勤時間中にニュースなどの情報を得られるので新聞を買わなくてもよくなりそうです。
省コストという点では、モーターの力をギアを介さず直接伝達します。ギアノイズもなくなり騒音が減ります。また、小田急のロマンスカーやフランス国鉄のTGVのように、2つの車両の間に台車を置く連接方式にし軽量化を図っています。
一両の長さには制限がでますが急カーブの通過や高速運転には適しているでしょう。また、車輪の数も減るのでゴトンゴトンという車輪の音の数が減り、線路の周辺の環境にも優しくなります。
またドアの戸袋を廃止しし、外側に吊り下げる方式になり、この分車内幅を広げています。これは既にJRや一部の私鉄の気動車等でも実用化されていますね。
試作車は5両編成。この車両でテストを繰り返し、21世紀の通勤列車はどうあるべきかを見極めるということです。
国鉄が民営化されて久しいですが、JR西日本山陽新幹線の
レールスターにせよ、JR東日本のACトレインにせよ、やっとJR各社が特徴を出してきたように思います。
旧国鉄では考えられなかったことですね。JR各社が従来の親方日の丸から顧客重視へと体質を変えようと一生懸命に頑張っているのには歓迎です。
試験車がどんな成果をあげ、実用化に繋げることができるか、とても楽しみです。