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2001.5.7



気がつくと、1週間ぐらい経っていて愕然としている俺である。(^^;

日本医学放射線学会のサイトに出題基準が載っているんで見に行ったら、
「ファイルが壊れています」とか表示されてかなりに精神的ダメージが。(涙)
とりあえず、その辺の確認依頼のメールを学会事務局に出しておいたが、一体
どうなるやら。


無駄話も何なので、今日はサクサクと「軟骨形成性骨腫瘍」の画像を勉強して
いくのである。


まずは骨軟骨腫 osteochondorma。これは有名。20歳以下に多くて、
長管骨の骨幹端に多くて、骨髄が連続してて、成長軸と垂直に延びて、
表面にT2高信号の軟骨帽
。これを丸暗記で決まりだ。

こいつが多発すると多発性骨軟骨腫症であり常染色体優性。
これが骨幹端でなく骨端にできるとTravor病という。稀。


じゃあ次、内軟骨腫 enchondroma、これは例のFEGNOMASHICで触れたので
そこを読め、って事にしといても良いが、MRIの所見は述べておこう。
T1で低信号、T2で高信号。内部は孤状・点状の造影効果、小さいものでは全体の
造影効果。
Ollier病やMaffucci症候群の話はしたからパスな。


次。骨膜性軟骨腫 periosteal chondroma。骨皮質と骨膜の間という、
妙にマニアックな部位に出来る腫瘍。この隅っこが好き、みたいな。←違う
男にやや多く、長管骨骨幹端や手足の短管骨に多い。単純写では硬化縁を伴った
骨皮質のerosionとoverhanging edge、shell状骨膜反応‥‥と書いてあるんだが
写真を見たことがないのでどんなのかは実感として分かってない。(汗)
MRIではT2高信号、Gdで造影すれば辺縁に高信号だそうだ。


ちょいと今日はここまでにしておいて、明日続きをやる。
そして、その後、少し骨腫瘍から離れて、別のジャンルをやろうと思う。

理由? ‥‥飽きた。(汗)


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