ル・バエレンタル(2014年よりオーベルジュ・ドゥ・リル 札幌に改名)
Le Baerenthal
電話: 011-632-7810
住所:札幌市中央区南1条西28丁目3-1
地下鉄円山公園3番出口から大通り西28交差点を対角線方向(円山公園)へ。駅から徒歩3分。
12:00〜14:00(L.O.)、18:00〜23:00(L.O.) 定休日:月曜日
2011年6月
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昨年9月と比べると質量ともに大幅にダウングレード
食べたもの
前菜◎前菜の盛り合せ “ル・バエレンタル”スタイル
肉料理◎牛ハラミ肉のエギュイエット バルサミコヴィネガーのエッセンス
デザート◎爽やかなグレープフルーツのジュレ フロマージュ・ブランの軽いクリームと共に
小菓子
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質量ともに札幌を代表する、世界に通用するレストランであり、立地の分だけお値段も控えめという実にありがたい存在だった。
メインのエギュイエットとは要するに薄切り肉ということだが、味の要請から選ばれた調理法というより、コストの関係からそうしたとしか思えないもの。シェフの腕は悪くないので精一杯頑張っているのはわかるが、頭打ちがあるのは仕方ない。
かろうじて小菓子の品揃えに以前の面影があるが、メインのデザートがただのグレープフルーツジュース+αなので、盛り下がったテンションが戻りようはない。
他のテーブルではかなりお年を召したご婦人が「ここまで量が少ないと、もう一軒いけるわ」とサーヴィス陣にクレームをつけていたのは象徴的。
また、若い女性が席でそのまま携帯電話で会話していても、あり余るほどいるはずのサーヴィス人は放任。よく解釈すれば、フランスの地方レストランの雰囲気をイメージしているため、マナーにはルースに対応ということなのだろうけど、正直、私には不快でした。
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