電話 03-5458-1887 FAX 03-5458-9002
住所:〒105-7227東京都渋谷区恵比寿西 1-14-4
ランチ:11:30〜14:00(L.O.)、ディナー:17:30〜21:30(L.O.) 定休日なし
JR恵比寿駅西口下車 ケンタッキーの角を入り二つ目の角を左折し10m先の右手
2010年5月
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食味のアイスを口にすると、思わず謎のほほえみをしてしまうお店
食べたもの
アミューズ1◎稚あゆのフリット
アミューズ2◎グリーンピースのムースとコンソメゼリー
前菜2◎桜海老のスープと新じゃがのハーモニー
前菜2◎帆立貝のグリエと春の香る山の幸 人参ヴィネガー風味
メイン◎仔牛のタンドロンの白ワイン蒸し トマトのロースト添え
デザート1◎ブルーベリーとバニラのムース
デザート2◎デザート盛り合せ
小菓子1◎玉葱、フォアグラ、干柿、パセリ、ルビーグレープフルーツ、サクラのアイス
小菓子2◎マドレーヌとパートドゥフリュイ
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今回は内容が決まっているメインが1品のコースを選択(税サ込7854円)。アミューズ、前菜、デザートそれぞれ2品ずついただける、とてもお得な内容。
フランス最新の技術と流行を日本で披露してあっと言わせた河野シェフも円熟の年になり、昔学んだ料理をどう熟成しているのかと楽しみに訪問した。
「昔の料理をそのまま出しています」なんて可能性もあるかなと実は少し思ったが、それはとても失礼なことでした。しっかり確立された技術を背景に、フランス料理の今、そして日本だからこそできること、その両方が伝わってくる料理を堪能した。
恵比寿店、丸の内店それぞれのお店に要となるシェフをおき、河野氏は全体を統括するグランシェフの立場なので、どういう役割分担になっているかはわからないが、うまく棲み分けできていることは確か。
ベーシックなコースを試したのであっと驚くというものは正直なかったが、海の幸と山の幸、伝統と流行の両方を楽しめる料理で、コース全体で一つのまとまりをもっていることがよくわかる。
最後のお楽しみはデザートが終わったあとのグラスのパレード。6人で伺ったので、干柿、パセリ、フォアグラ、たまねぎ、ルビーグレープフルーツなど多くの種類を試すことができ、まるでアイスのブラインドテイスティング。内容は季節ごとに変わるそうです。