99/01/08 放送
新作/落下型消しモノパズル | オリジナル | 任天堂 | file 1 | F 1 | B 1 |
任天堂の消しモノ/落ちモノの中で、かなり有名な作品のSFC版.
「落ちモノの寄せ集め」と言われている
「ぷよぷよ」
に最も影響を与えたのではないか、と思われます(笑).
FC、GB版に入っていなかった対com戦を追加し、少ない容量で
ニンパ専用ソフト
として移植されたものです.
モードは3つ.
1人用、2人用、対com戦.
1人用は、最初から入っているウィルスを全て消せばクリアになる、
一般的なモードで、レベルが、0〜20、落下速度が3段階、
と、いつものドクターマリオです.
レベル20をクリアしても、続きがちゃんとありました(笑).
2人用と対com戦は、ほとんど同じで、対戦モードです.
レベルや落下速度の他に、com戦ではcomの強さも3段階で選べます.
自分のウィルスを全て消すか、相手が詰まるか、どちらかで1勝.
3本先取で勝ちです.
このように、GB版やFC版との違いは、
対com戦がついたことだけです.
とにかく、システムのオリジナリティがイイですよね. 基本は 「タテまたはヨコに4つ並べる」 ということで「コラムス」や「ぱずるだま」よりちょっと面倒、 という一般的な感じなのですが、 落とすカプセルに独特の感覚があります.
11 22 ←浮いてる 33 44
↑の場合、11、22、33、44 がそれぞれ落ちてきたカプセルだと考えてください. 色は、このさい無視します(^^;. 図の通り、カプセルは、それぞれくっついているので、階段状に積んだりできます. ここで、23のところが消えたとしましょう.
x x11 x2 3x ←消えた 44
消えると、2と3のカプセルが、ちぎれます. そこで、落下になるわけです.
3 11 ←落ちる 44 2
このように、カプセルが単独になったときだけ、 ちぎれて落ちていくわけです. これを利用した連鎖がかなり熱いです.
C←コレを落とす A B AB CA BC AB A ABCAB CBCAB
これで連鎖になっているのが、わかるでしょうか? A、B、Cがそれぞれ同じ色だと思ってください. 上のほうは、カプセルを半分ずつずらしてるわけです. Aが消えて、Bがちぎれて落ちて消える、そして Cがちぎれて落ちて消えて…… という連鎖になります. なにも考えずに、同じ色を上に乗せていっても、そのうち連鎖になります(笑).
連鎖での相手への攻撃は、 カプセル降らし です. ただ、生カプセルをそのまま降らせるので、運よく、 振ってきたカプセルで連鎖 になったりすることもあります(^^;. なかなか笑えていいんですけど(^^;. それでも、ヨコに消すのが大変なので、意外に効果的だったりします.
ただ、今やると、力不足は否定できません(^^;.
com戦も、なかなかのアルゴリズムなんですけど、地味です(^^;.
個性とかは全然ないし、対人戦にくらべて、あんまり楽しくない(^^;.
演出面でみても、地味です.
攻撃している実感がありませんし.
まあ、すべて「ぷよ慣れ」しちゃったのがマズいんですけどね(^^;.
相当なDr.Mario中毒が 2人以上いるとか、
特殊な状況じゃない限り、
「パネポン」
や「すぱぷ〜」をオススメします(^^;.
値段も違うし(笑).
ストーリー的要素 | − | 落ちモノです.以上 |
---|---|---|
見た目・音・演出 | ★ | 爽快感がナイ… |
万人受け安定度 | ★★★ | テトリスよりは、ややこしいかも(^^; |
オリジナリティ | ★★★ | 微妙なちぎり加減がグーです |
やり込みレベル | ★★ | 対人戦はハマるが、com戦は別に… |