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一桁のビジネスマン《行動心理資料》より

【上役とのシーソー・ゲーム】

 殆どのビジネスマンは、自分が上司に近づいたり、離れたりすることができることを知っています。
 しかし、ビジネスマン中には、常に、上司や上役との間に、シーソー・ゲームになるような、揉めごとを起こす人がいます。例えば、今日は晴天ならば、明日は、曇天と言うような具合です。
 現実的には、お互いに少しの信頼感をもち、相手との間に多少の波風や、寒暖の差があっても、そう大したことではないという穏やかさが必要です。
 もし自分なら、
一番目として、シーソーを回避します。
 それは、管理者の言いなりに、従ってるなるあまり、管理者が責任回避した場合、責任がなすりつけられ、自分の立場を危うくすることを避けるべきです。有り難くない風邪を移されてはいけません。

二番目は、バランスの取れた人間関係を考えます。
 上司が自分に、何もかも、寄りかからないようにしたい、と思うときは、上司のやる自信のない仕事で、何か、失敗の傾向がでそうになるときは、救助カバーをするようにします。もし、そのバランスが崩れたりすると、互いに目にあまる愚を犯しかねなくなります。

三番目、上司との共同作業は、ノーマルではありません。
 どちらに偏らないようにするには、毎日の仕事に注意が必要です。仲間扱いなら、足らないところを補いもしなければならない。言うなれば、デリケートな仕事の進め方が必要になります。仕事と相手立場など全ての理解が必要なのです。

 人間関係のコミュニケーションにおいて、批判的で微妙な感情の違いのあるニュアンスに気がつくようになると、他人との関係でためになる人との交わりは、すべて、その人と、自分との間に強い信頼があることが分かります。
 単に形式的なつき合いではありません。これが管理者との関係となると、更に多くのことが要求されます。なぜならば、自分達は、管理者から多くの成功を引きだそうとするからです。

 これと同じように、管理者もまた、同じようにビジネス社会で成功するため、私達を利用しているのです。
 これらの事実をしっかりと、心に止めて置くことができれば、管理者と平穏にやっていくには何が必要か、感じとることが出来るはずです。   つづく 

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