● ファイリングは整頓ではない
生まれつきの怠け癖は整理整頓とは、非常に縁遠い存在です。しかし、近頃の情報の洪水には、頭が混乱するだけです。否応なしに、整理のマネ、整頓のマネをしないと、生き残れません。
ところで、乱雑な机の上にある書籍やノートを片づけます。見苦しくないように、見栄えを、整えようとします。格別なルールに従いません。ただ片づけるだけです。
これは見かけを整えるその場かぎりの仕事になります。たしかに、美観は整えられますが、仕事上は、合理的ではありません。考えさせられます。
仕事の後片づけには、不要なものを取り除きながら全体を、秩序に従って正しく保つようなルールの必要性に気がつきます。
◎「整頓」とは、見かけを整えるその場限りの作業。
◎「整理」とは、ルールを必要とする知的な作業。
このように考えるとファイリングの本質の大部分は、「整理」であり、残りは、「整頓」という美化作業であると、いうように理解されます。
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