問題解決討議法
問題解決技法と呼ばれるもの(ブレーンストーミング、KJ法、特性要因図法など)を活用してディスカッションを進めるやり方のことです。
ブレーンストーミングは、全員から意見が出やすいような自由な雰囲気を作るのに有効です。KJ法や特性要因図法は、ブレーンストーミングなどで出てきた意見を整理、図解することによって、ディスカッションのための共通の土俵づくりの作用をすることになります。
特性要因図とは、QCサークルなどでQC7つ道具の一つとしてよく使われているもので、問題とその要因との関係を「魚の骨(フィッシュ・ボーン)」のような図解にして分析していく技法のことをいいます。
発展的討議法
デベロプメンタル・ディスカッションともいいます。
ミシガン大学のノーマン・R・F・メイアー教授が提唱したもので、あらまし次のような要領で討議を進めていきます。
あるテーマをめぐって、ブレーンストーミングの要領で多角的に意見を出し合い、それを分類整理して、KJ法や特性要因図法などによって図解して、その中からさらに討議を発展させたいと思う重要なテーマを選定します。
その後、さらに多角的に意見を出し合います。
こうしたことを何回も繰り返しながら、全員が納得できる質の高い結論を導き出そうとするやり方です。
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