・得意な野菜はニンジン・ SANAKKO'S ROOMのオープニングに描いたイラストは兎とニンジン。兎はとも
かくニンジンには思い入れが強い。自分で作った人参は甘味と香りがいいという
自信と、飼っているハムスターに食べさせたい一心で作っている。
わが家の菜園には、3月下旬に蒔いたニンジンが最後の間引きを終えた状態まで
育っている。ニンジンだけは買わずに済ませたい!そう思って周年栽(一年中切
らさないで栽培)をと思うが、気候など諸々の条件でその願いは未だに成就され
ていない。
なにしろ種蒔きから収穫まで3〜4カ月もかかり、結構他の野菜に比べると手が
掛かるのものだから、忙しさに流されていると上手に作れない。昨年夏にまいた
ニンジンはキアゲハの幼虫に葉を食べられてしまって根が充分に育たなかった。
秋まきは雪にたたられてアウト!だから今作っているのが上手くいけば久々に堀
たてのニンジンが食べられるのである。
収穫時のニンジンと土が混ざりあって醸し出す香りは、何とも言えないものだ。
また、土の表面から抜き出たときの色合いにもほれぼれする。京都の方では春に
なるとニンジンの間引き菜が八百屋に出回り、ゴマ和えなどにして食べると聞い
た。私は天ぷらにして食べるが、繊細なニンジンの葉はサクサクして歯触りがよ
く、これもまた美味である。(1998.6.1)
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