・イチゴの季節・

5月にはいり暖かい陽気が続くと、イチゴが色付き始める。昨年11月に定植し
たイチゴは冬の寒さに耐えて4月頃から白い可憐な花を咲かせる。暖かな陽気に
誘われてハチたちが活動を始める。それに助けられてイチゴの花は実を結ぶ。
イチゴの収穫は短期間で終了する割には一年中畑を占領する。収穫の終わったイ
チゴ苗はご用済みとなるが、実を付けた親株はランナーを伸ばし子株をたくさん
残してくれるので、これを翌年の苗として育てなければいけない。(新しく苗を
購入する気にはなれない)ちなみに今年のイチゴは最初に定植した数株から数え
ると4代目となる。
菜園仲間の一人がイチゴ作りの名人なので、どうしたら大きな実を収穫できるの
かコツを聞いた。名人の言うことには、最初についた花芽は育ちにくく結実して
も大きな物にならないばかりか、後からの実にも悪影響を及ぼすので摘み取って
いるというのだ。ナスの育て方と同じ要領だ。さっそくそれとおぼしき最初につ
いた花芽を摘み取ってみた。昨年よりも日当たりの悪い場所で育てた割には収穫
量もアップしたので結果は良好のようだ。 ここのところ毎日小ぶりのザル一杯ほど収穫出来るのでイチゴ作りの名人に「イ
チゴ大福」「イチゴのタルト」の作り方まで教えてもらった。(イチゴ作りの名
人はお菓子作りの名人でもあった!!)スーパーで購入したイチゴとは香りも味
も比べ物にならないほど深みがあるので、お菓子やジャムに加工しても美味しか
った。(1998.5.20)

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