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症例10=前歯部開咬の治療(非抜歯症例)

 症例写真の加工はしてません。HPにのせるためにファイルサイズ縮小のための切り取りはしてます。どうやって治したかは(治療法は)来院された方にのみ、お教えします。

 個々で紹介する前歯部開咬ではハッキリ分かりますが、上顎前突や下顎前突や前歯部叢生でも舌の使い方のおかしい人はおります。

 症例によって、舌の位置や使い方動かし方に違いはありますが、すべて正常とされる物とは異なってます。歯科矯正治療は歯をならべるだけではなく、舌の機能(発音、咀嚼、嚥下など)をも治してゆく治療です。前歯部開咬では、上下の歯の間に舌を挟むことによって、前歯が噛まない(噛めない)状態で安定してます。当然前歯では噛めません。うどんもラーメンもスルッと逃げてしまします。そうすると、噛める奥歯で横向きに噛むか、全部丸呑み(ヘビか?)するしかありません。食事のスタイルが美しくなくなります。若いウチは丸呑みでもよろしいですが、年齢を経ると胃腸には負担がかかります。

 もう一つの問題点は、発音、滑舌です。タ行などでは構音点が正常と異なるため、幼児がしゃべっているように聞こえます。当然、アナウンサーなどしゃべる仕事には就けません。

☆治療開始前(マルチブラケット装着前)

 2013年7月6日の写真です。

 舌は右手前方向に出ている感じの歯並びです。

 

☆治療経過が見たいかたは、こちら→治療経過(準備中)

☆終了時 2015年9月30日

 ブラケットをはずしたところです。治療期間は2年。治療費はそう駄句で70万円ぐらい。治療期間が伸びたのは、学校が忙しいのか来院間隔が延びたこと、舌のトレーニングに最初は真剣でなかったことでしょうか?

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