治療の流れ
治療の流れをご説明します。始めて来院されても、すぐに矯正装置が付くことは絶対にありませんありませんよ。
1)初診・相談
まず、初診票(調査票)にご記入頂きます。一番大切なのはご本人ご家族が気になること(主訴)です。次に、お口の中を実査に拝見して、現在の状態をご指摘します。
そして、不正咬合の成り立ちや原因、予想される治療内容、予想される治療費の総額をお話しします。私の話を聞いて、わからないことがあれば、ご質問ください。
そして、よく考えて、治療するかどうか、ご判断ください。納得できなければ、ここでお帰りになって貰っても結構です。
☆費用は、初診料1100円(消費税込み)だけです。
初診相談時に、ビビっていらっしゃる患者さんがおりますが、一番最初から治療することは絶対にありませんので、ご安心ください。
2)検査
レントゲン写真(最低2枚=セファロ写真とパノラマ)、顔面写真、口腔内写真、歯がたを取らせていただきます。不正咬合の成り立ちを見極めるために必要です。逆に言えば、この検査をやらないで治療をしたら、おかしいと思ってください。(通常の歯科矯正治療では、この段階を省くことはあり得ません。)
☆費用は、33、000円(消費税込み)です。治療途中で何回かレントゲン写真を撮りますが、その時にはレントゲン写真代を請求しません。最初にまとめて払って頂く感じです。
※歯みがきの悪い人は、歯みがき指導から始める場合もあります。(有料)
☆「えっ、セファロ写真て、な~に?」という方には、セファロ写真についての説明のページをどうぞ。こちらから→
3)診断
治療方針をお話しして、使用する装置の説明、治療費の金額をお知らせします。
治療費は、技術料、装置料(装置の材料代)、調節料、観察料から成っております。
4)治療開始
・矯正装置を使って、歯並びを治してゆきます。取り外し可能な装置(可撤式装置)、歯にくっつけてします装置(固定式装置)など、いろいろあります。この場合は下の6に進みます。
・悪習癖がある場合、装置を使わずに、トレーニングだけでゆく場合もあります。また、治療開始に適した時期であれば、治療開始を待つ定期観察になる場合もあります。(→下の5)
5)定期観察
歯科矯正治療には、歯を動かす治療と、歯の後戻りがないかどうか観察する治療(時期)の二つがあります。歯が動いて治ったら終わり、と言うわけではありません。後戻りしないかどうか、確認する必要があります。
また、ある程度はセルフケアできるように歯みがき指導も必要だと思ってます。
6)装置装着、調整
歯並びを治すために、矯正装置を使います。装置は、治療の進行度により修正、調節が必要です。おおむね1月に一回程度の通院が必要となります。
※予定通りに(計画通りに)、来院されない場合は治療期間が長くなったり、治りが悪くなったりします。
7)保定観察
歯を動かす治療が終わっても、通院して頂きます。後戻りがないかどうか、歯みがきができているか。ゴックンが上手にできているか。来院ごとにチェックしてゆきます。すべては、かみ合わせの安定のためです。
注意事項
このようなホームページの内容は、一般論で書かれております。実際の治療では、患者さんごとに治療内容が異なります。この点、ご了承ください。