症例26=下顎前歯部叢生治療後の後戻り
歯科矯正治療の中で,一番後戻りのリスクが高いのが前歯部叢生ノアと戻りです。
このことだけで、本が一冊書けるほどで,原因はいろいろあります。具体的な例を挙げるとキリが無いほどです。来院された方には,個別にご指摘させていただきます。
どうしても気になる方は再治療します。一番確実なのはブラケットを装着してワイヤーを入れる方法ですが、多くの患者さんは一度外したブラケットを再度付けたがりません。
マウスピース矯正でも治るはずですが、私のとこでは上手く治った症例は少ないです。(ほとんど無い=確実性がない)
論より証拠、症例を供覧しますね。
☆症例1:治療前
☆症例1:治療中:歯の隣接面をスラーサーで数百ミクロン削ります。歯のエナメル質の厚さは最低でも1.2ミリありますので、痛みは絶対に出ません。ちなみに1ミリは1000ミクロンです。)
☆症例1:治療後
米年配者ではブラックトライアングルが小さくなることもあります。しかし、過度にエナメル質を削るとリン絵s詰めんお清掃性が悪くなりますので、ほどほどにしなくてはいけません。
☆症例2:治療前の口腔内写真=新潟で治療した患者さんの後戻り例
☆症例2:治療後
治療費は、当院の患者さんならば、装置の材料費2万円+調節料(4000円)。装置を壊した時、作り直しの時には装置料1万円です。
他院から乃場合、技術料5万円を加算させていただきます。