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症例7=上顎右側中切歯の唇側傾斜、下顎両側側切歯の先天欠如を伴った上顎前突症例(抜歯症例)

 症例写真の加工はしてません。HPにのせるためにファイルサイズ縮小のための切り取りはしてます。どうやって治したかは(治療法は)来院された方にのみ、お教えします。

 難しい症例です。

 問題点としては、

1)上顎右側中切歯の唇側傾斜

2)上顎前突症

3)過蓋咬合(かみ合わせが深く、上顎前歯が下顎前歯をかみこみすぎている。)

4)下顎両側側切歯の先天欠如(下の歯が2本足りない)

5)上下正中の不一致(上顎の正中が右へ3㎜ズレている)

上が治療前、下が治療後。

 上顎の左右第一小臼歯を抜歯して、マルチブラケット法で治療しました。大臼歯はⅡ級仕上げとなってます。上下の正中は合わせました。若い患者さんでしたので、上顎中切歯の歯肉の高さはほぼ揃ってます。20歳過ぎの症例では、高さのズレが生じる可能性があります。治療をするなら早い時期に開始されるのをお勧めします。

  下顎の両側第二大臼歯もアップライトしてあります。治療前は舌側傾斜して、上の歯と噛んでません。治療費は総額で75万円ほどです。

 顔貌の変化は次のページ。こちら→治療経過