野球SNSのDIMEさんの日記から、06年度セントラルの本拠地動員。
観客数/収容人数
阪神 46173 / 50454 91.5%
巨人 41997 / 45600 92.1%
中日 33700 / 38414 87.7%
ヤク 19187 / 37933 50.6%
横浜 15536 / 30000 51.8%
広島 14005 / 31984 43.8%
収容率の計算に用いた収容人数はwikipediaの各球場の項から。
わかっていたことだが上位と下位の差が著しい。これでは経済力で勝負にならないよなぁ。ヤクルトや広島が一時的にでも黄金時代を築けたのが信じられない。3位の中日も、収容率はともかく、絶対数では上位2球団に大きく水をあけられている。これでよく阪神以上の経済力を維持できるものだ。親会社の力恐るべし。
セントラル全体のことを考えると、下位3球団、特に背景人口の多い関東の2球団がなんとかしていかないとまずいということがよくわかる結果なわけだが、引用元の「どうにか商圏を見つけてセから1球団は関東から出て行ってもらったほうがセリーグひいてはプロ野球全体のためかなと思っています」という落ちは、讀賣ファンの傲慢が見えるようでいらだたしい。
#弱小在関東球団ファンの僻みだってのは認めますがね。
mixiで細井さんが出してくれた数字だが、主な都市圏の人口とチーム配置は
・関東大都市圏……3461万人/5チーム(西/ロ/ヤ/読/横)
・京阪神大都市圏……1864万人/2チーム(阪/オ)
・中京大都市圏……874万人/1チーム(中)
・北九州・福岡大都市圏……542万人/1チーム(ソ)
・札幌大都市圏……251万人/1チーム(日)
・仙台大都市圏……219万人/1チーム(楽)
・広島大都市圏……204万人/1チーム(広)
とのこと。広島でもけっこうきついのに、これ以下の岡山圏や浜松圏、ましてや新潟圏でプロ野球チームを支えられるかというとかなり疑問という指摘には同意。
上記数字の上では、京阪神(約930万人/チーム)、中京(約870万人/チーム)、関東(約690万人/チーム)あたりが余力があるエリアとなる。比較的余裕のある関東を出て、より厳しいエリアに向かえというのはどうなんだろう。確かに日ハムは関東大都市圏の6番目の地位を捨て(それなりに)成功したわけだが、占有できる人口がそもそも少ない場合にも有効かとなると。
ただ、関東、特に南関東(埼玉、千葉、東京、神奈川)は他のスポーツ娯楽(特にサッカー)とのパイの奪い合いも問題となる。なんせ南関東のJ1、J2のチームだけで10チームもあるのだ。横浜ベイスターズの商売敵は、千葉ロッテや東京ヤクルトではなく、フロンターレ、マリノス、横浜FC、ベルマーレというのは説得力がある話。この点を考慮すれば、別地域を探すというのも一案かも。
そうはいっても、空いてる場所は人口が少ない、人口に余裕がある場所は伝統球団がどっかと座っているという難問が待ち構えているわけだが。
Webからいろいろ。
RPGamer休刊;国際通信社のRPGamerが休刊。読んではいなかったので直接のインパクトは無いが、TCGにおされて停滞気味になっていたRPGを支えた雑誌という印象があるので感慨は深い。
コミ通のアレ(仮)だいぶ前に生暖かく迎えられたコミ通がいつのまにかこんなことを。どんなひとに読まれてるんだろう、ここ。
すがわらくにゆきのハルヒダンス;すがわらくにゆきの描いたハルヒダンスなgifアニメ。よく動きます。
瀬をはやみ;ちょっと長めのWeb漫画。素性を知らなかったので後半の展開には意表を突かれた。というか、ふつう驚くだろ、これ。
完全なる変形;アニメなどの無理のある合体を、可能な形に再デザイン。バルキリーの項のおまけにある「リガード&グラージ」がかなりツボ。