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資料があったので。NPBの観客動員を記録。
本拠地球場 収容人数 平均観客(2005) 充填率 平均観客(2006) 充填率
G 東京ドーム 45,600 40,029 87.8 40,048 87.8
S 神宮球場 37,933 17,914 47.2 18,345 48.4
Y 横浜スタジアム 30,730 13,370 43.5 15,209 49.5
D ナゴヤドーム 38,414 31,293 81.5 32,241 83.9
T 甲子園 50,454 42,907 85.0 42,354 83.9
C 広島市民球場 31,984 14,385 45.0 14,307 44.7
F 札幌ドーム 43,000 20,083 46.7
E フルキャスト 23,000 14,369 62.5
L 西武ドーム 35,879 16,223 45.2
M 千葉マリン 30,200 19,618 65.0
B GS神戸 35,000 19,943 80.6
大阪ドーム 36,477
H 福岡ドーム 35,157 31,117 88.5
2006は8月31日付。平均観客には地方球場での主催試合も含む。充填率は本拠地収容人数に対する平均観客数(地方球場分を含むので、各本拠地の充填率と厳密には一致しない)。オリックスの充填率はGS神戸(スカイマーク)と大阪ドーム(京セラドーム)の平均収容人数に対する値として計算。
ホーム球場充填率を見ると、G、T、D、Hの4球団の人気が突出していることがわかる。客席キャパに対する入場者数はかなり高いので、この4球団が球場入場者数に頼って収支を改善させることは難しそうだ。中日は大幅赤字と聞くが、チーム崩壊の覚悟をしつつ人件費を削るしか改善の術はなかろう。
Bは意外と充填率が高い。目論見どおり、合併前球団のファンが両方ついてきた?いまいち信じられないが。M、Eはセの不人気球団よりも人気が高い。千葉ロッテは熱狂的なファンを抱えているというイメージがあったので、むしろ低く感じるが。東北楽天はホーム球場の定員が極端に少ないため充填率が高くなっているだけで、入場者数的には最下位クラス。
S、YB、C、F、Lの5球団はいずれも50%割れ。人気に比してホームの定員が多い北海道日本ハムはこの中では数段まし。他球団のように3万程度のホームなら、50%台後半から60%台となる入場者数がある。他4球団はかなり絶望的。300万都市の中心部に球場がありながら、3万の球場すら埋めることの出来ない横浜の不人気はどうしたものか。
ただ、これらのチームは収支ののびしろがあるとも言える。1万余分に入れば(< 無茶)年間73万人の増加、客単価1000円でも7.3億の増収となる。広島以外はかなりの背景人口を抱えているのだから、可能性はあると思うのだが。
入場者数で見ると、4万台の阪神 讀賣、3万台の中日 福岡ソフトバンク、2万台の北海道日本ハム 千葉ロッテ オリックス、1万台のそれ以外という4グループに分かれているようだ。人気が均等になるようリーグを割りなおすなら讀賣・福岡SB・千葉ロッテ・オリックス・横浜・広島と阪神・中日・北海道日ハム・東京ヤクルト・西武・東北楽天とかかな。
観客動員関連では横浜から見る05-06セ観客動員数という資料もあった。この人は巨人戦の動員についても検討している。ここでは地方球場を除いた東京ドーム単体の平均動員も計算しているが、それだと充填率は90%を超えるようだ。
話題とはずれるが、この人の記事はいろいろ面白い。特に解雇された投手の成績を詳細に検討する山本賢寿という投手が良かった。