過去の雑記 06年11月

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11月 1日
WebZapとアニメ視聴(最近、こればっか)。

童貞、インポで性交迫り…東大院ストーカーの素顔(ZAKZAK)。
 ストーカー化した夫が妻の実家に押しかけて暴れたというありふれた事件なのだけど、主人公(違う)が「東大理IIIに合格してその後素粒子研究の道に進んだが童貞であることにコンプレックスを抱いていた男」という、まんがでもそこまではというキャラであるあたりに味わいがある。

怪獣の鳴き声の流用 怪獣wiki特撮大百科事典
 via 1470.net。タイトルどおり「バラン ⇒ バラゴン ⇒ ナメゴン ⇒ パゴス (アレンジ)⇒ ネロンガ ⇒ ラゴン(マン版) ⇒ チャンドラー (アレンジ) ⇒ アボラス 」などの怪獣の鳴き声系統図をまとめたページ。wiki全体としても面白そうだけど、まだちゃんと眺めてません。

adventure of Mission-chan OH MY GOD!!
 via 1470.net。自殺した少女を主人公としたWeb漫画。3話まで読んだ。

HoI2 Wiki
 2次大戦を扱った戦略ゲーム、Hearts of Iron2の情報&プレイレポートwiki。オーストリアで世界制覇をめざす「ハプスブルク家に栄光あれ」が楽しすぎ。

BLACK LAGOON:偽札作りをめぐり街中のボンクラがたちあがる。ロアナプラのボンクラども、特にチェンソー振りかざす死体処理屋の姐ちゃんがステキすぎる。

リュウケンドー:火星戦車 対 リュウケンドー。肝心の対決はいまいちだったが、火星戦車が町じゅうをあばれまわるシーンが良かったので許そう。

ときメモOL:体育祭篇。ただのお祭り回かと思ったら、藤崎詩織コンパチとのフラグが立つ回だった。まあ、ラブいパートはどうでもいいとして。スポーツの萌えポイントを滔々と語る同級生のメガネがキバヤシ顔になっていたのは何を狙ってたんだろう。

銀色のオリンシス:時間物としての伏線をいろいろとはっていた模様。「主人公が未来で実は……」という仄めかしは、「敵は主人公の未来の姿」あたりで落ちるんだろうか。

武装錬金:説明台詞たっぷりな戦闘シーンのテンポがどうにも悪く、ちょっとダメげだと思っていたら、ドラマパートで一気に持ち直し。柚木涼香の演技の緩急がすばらしいです。結果、トータルでの印象は悪くないんだけど、それならドラマCDでやりゃいいんじゃね?という気分も。せっかくアニメなんだから、バトルシーンに感心したい。

11月 2日
ラピュタアニメフェス2006上映スケジュールおよび上映作品タイトルが発表されていた。うーむ。11月は京フェスだの引っ越しだのがあるので、どこまで観られるかたいそう不安。ロシアアニメ最新作品集」とプリート・パルン(「ホテルE」はそれなりに印象深かった記憶が)あたりを狙うか。ハンガリアン・フォークテイルズも気になる。ジョルジュ・シュヴィツゲベルはジェネオンのDVDに入っていたりしないかな。とりあえず半分を目標にしよう(12/31記 結局、ひとつも観にいけなかった)。

近所の書店に、フジテレビ営業局特濃リサーチチーム『特濃シュミラン』(フジテレビ)なる本があった。さまざまな趣味の世界について、その平均的姿を紹介するガイド本らしい。
 なかに「推理小説・SFファン」という項目もあったので、読んでみたのだがこれが著しく納得のいかない内容。月当たりの趣味に関する費用が1500円って。確かに、図書館利用中心で新刊はあまり買わない推理小説・SFファンもいるだろうが、それが「ファンのマジョリティ」と言われるとはなはだ疑問なんだが。いったいどんな層に取材したんだろう。



11月 3日
引越し先で使う家具を見に南船橋のIKEAへ。やはりどうも家具屋とか服屋というのは慣れていないので、どんなに商品があっても目が滑るばかり。というか商品がありすぎて決めかねたというか。これはというものもあったのだけど、途中で疲れてしまったので配送の要領だけ聞いて、あとは後日ということに。

 つづいて、敗北感に打ちひしがれながら上野に移動して、科博の「化け物の文化誌展」を見物。川崎でやっていたような、化け物関係の総合展示かと思ったら、人魚のミイラなんかもありつつも本草学関係の文献展示がメインだった。でも、これはこれで面白い、というかむしろ望むところ。甲子夜話の原本なんてはじめて観たよ。タッチパネルで自由に操作できる百鬼夜行図の絵巻物も面白かった。
 ところで。この展示の説明を読んでいると、随所に八戸藩南部信順(のぶゆき)の蒐集物だと書いてある。もちろん、すべてが八戸藩所蔵というわけではなく、薩摩藩島津重豪という名も目立っていたが、かなり多くが八戸藩のもの。へー、日本の北と南の果てに物好きな殿様がいたんだねえなどと思いつつ展示を見ていたら、一番奥の「知識を集積した殿様たち」のコーナーに「薩摩藩島津重豪(しげひで)の息子、信順は南部藩に養子に入り」(表現は自信なし)などという一文が。なんだ親子かよ。
 この展示は常設展の入場券(500円)さえあれば観られるのだが、この日は常設展すら無料だったので一円も使わず堪能できてしまった。ビバ、文化の日。しかも金曜なので20時までやっているというおまけつき。上野に着いたのが16時だったのでどこまで観られるかと思っていたのに。ついでに南方熊楠展まで観ちゃいましたさ。ビバ、金曜日の文化の日。

11月 4日
月末の引越しに向けて、引越し屋に見積もりを頼……んだ勢いでそのまま契約。ついでにダンボールまでもらってしまった。

ダンボールがあると部屋が狭いので、床積み本を整理して立体的に空間を使おうと、ダンボールに詰めはじめたまでは良かったのだが、これが詰めても詰めても減ってくれない。まあ、どうせなら叢書ごとにまとめようなんて色気を出したのもまずかったんだけどそれにしても。未読の文庫と同じく未読のB6版コミックだけで4箱ってのはさすがに。しかも、創元、早川SFの未読本はまだ詰めてないし。単行本もあるし。そしてその後には既読本の山脈が。

いささか絶望的な気分です。はい。

いや待て、未読がこの調子だと6or7箱。既読分がその9倍と仮定すれば、70箱か。あれ?意外とたいしたことないな。 その後、元ユタへ。今日の参加者は大森望、小浜徹也、高橋良平、林、牧みいめ、三村美衣、宮崎恵彦、柳下毅一郎。

主な話題は、とあるパーティについて、町山ラジオ(秘宝版)、映画秘宝の誕生、履修不足、理系と文系と文科系と体育会系、てれぽーと欄の改善案、大森さんの新連載、タイトルのひみつ、論創社本が5冊ずつある古本屋、はじめてマイミク申請を断られた、それでも鈴木力の後輩か、前久&前島と岸場&加沢、『ゴールデン・エイジ』、ニュー・スペースオペラはアメリカに限る、永山薫のエロ漫画史本、年表が欲しい、FILMEX、最近の映画、本物のドキュメンタリー監督ならそこで結果を呼び寄せる、Webの人材枯渇、 blogはお手軽すぎる、あるべき商業SFサイトの姿、ファーマーのシェアードワールド、カニンガム『星々の生まれるところ』、カートゥーンの情報サイトが欲しい、トゥーン・ディズニー(内のJETIX)が侮れないなど。

「てれぽーと欄を活性化するには、「編集者の返事」が必要」というのは卓見だと思う。

JETFIXについては後日、さらに詳しい話も教えていただいた。トゥーン・ディズニーのチャンネル内チャンネルとして1日7時間放送されていて、「X−MEN」「スパイダーマン&アメイジング・フレンズ」「スパイダーマン・アンリミテッド」「ファンタスティック・フォー」「超人ハルク」というマーベル5本立てなんてのをやっているらしい。公式サイトで、お勧めいただいた「スーパー・ロボット・モンキー・チーム・ハイパーフォースGO!」「ゲット・エド!」「ドラゴン・ブースター」「オーバン・スターレーサーズ」「ジャッキー・チェン・アドベンチャー」「ウィッチ W.I.T.C.H」の6本の動画を観てみたが、確かに面白そう。でも、いまのCATVの契約だとトゥーン・ディズニーは入らないんだよなあ。



11月 5日
『ゴールデン・エイジ』を読みながら荷造りをしたり。というか、概ね、荷造りをしてました。本がすすまない。それでもアニメと特撮は観る。ほら気分転換だし。

妖奇士
 異人少女の連れていた馬がテスカトリポリだったり、少女がアステカの生き残り(の家系?)だったり、主人公が人殺しだったり、殺した理由が「親友の恋人を強姦しようとしたら、怒った親友に襲われたので返り討ちにした」だったり、しかも殺した事実を認めず以来ずっと脳内で(元)親友と会話していたり、といろんなことが明らかになった回。いくらなんでも明らかになる項目が多すぎだ。初回を観たときには、異能集団が力をあわせて妖魔を退治する定型物になるとおもってたのに。いったいどこに行くんだろう。

BLACK LAGOON
 贋金作りを保護したレヴィ&エダのもとにロアナプラのボンクラたちが襲いかかる。襲い掛かる側が、ですだよ、チェーンソー、火炎放射器くらいしかキャラが立ってないというのは惜しい。まあ、30分でそんなに詰め込まれても困るけど。次週、待望のウィザードが登場か。

ボウケンジャー
 金棒が盗まれると発動する桃太郎システムとか、あまりにおばあさんな赤とかはどうでもいいが、ふてくされた顔で「きびだんご」とつぶやく桃はたいへん良かった。

荷造りの方は、未読の6箱目が終わってまだ文庫SF1/3と創元SFおよびサンリオがまるまる残り。ハードカバーや新書も考えると未読で10箱以上か。甘かった。ってか、昨日の僕はなんで残り3箱でいけるかもなんて思ったんだろう。

『ゴールデン・エイジ』は一昨日あたりから読んでいるんだが、一向に進まない。どうも「ぼくの考えた未来世界」「ぼくの考えた人工知能」に耽溺するあまり物語を進めることを忘れがちなのだな。オレ設定の説明も決して上手いとは言えない&似たようなものばかりなので、なかなか頭にはいってこない。ジャンルSFにかなり慣れていないと、読むのは辛そう。
 ただ、面白くないのかというと、そんなこともなく。なんとか理解した設定からみえてくる世界は相当に面白い。この世界自体を書きたかったのだとすると、物語の進みが鈍いのは仕様なのかも。ユートピアのように見える世界の欺瞞をあばく主人公、という本筋はちょっと『トマス・モアの大冒険』っぽい。そう思って読むと、冒頭の世界を統べる7貴族の説明がぐだぐだつづくシーンもラファティっぽく見えてきて楽しくなってくるので、ラファティフィルタで読むことをお奨めだ。

11月 6日
テレビアニメ「009-1」の原作漫画、「009ノ1」の紹介記事、作品解説:009ノ1|石ノ森章太郎ファンクラブを読んでいたら、「ウエスト・ブロックの秘密諜報機関員9ノ1(ナイン・ワン)」という記述があってびっくり。元から「ナイン・ワン」だったのか。原作は「くのいち」だと思い込んでましたさ。

11月 7日
昨日、YB小田嶋+金銭とG仁志のトレードが成立。YB仁志が誕生した。急激な打撃成績の低下はモチベーションがなくなったためだと信じてみるけど、さて使えますかね。mixiのYBコミュでは賛否両論。確かに、守備で見るべきところはあるけど、ベテランの2塁or3塁の右打者って、どう考えても種田と被っているよなあ。
#しかも、打撃が「小技が嫌いで足も速くない中距離打者(打順が下位だとやる気を失いがち)」ってタイプであるあたり種田より使い勝手が悪い。

6番タイプは余ってるんで、使いどころが難しいように思うことです。

11月 8日
谷のジャイアンツ移籍報道を聞きながら考えた。かわりに小久保がFA移籍するとして、
P 工藤
C 實松
1 李
2
3
S 小坂
L 大道
C 谷

R 小関
んー、もうちょっとだけ足りないなあ。サードは小笠原としても(< おい;結局現実となった、が、工藤がいなくなった 1/16記)、あとセカンドが欲しい。小久保の引き止めもできれば、セカンド小久保でスタメンが完成するのだが。
#小久保がセカンドを守ってたのっていつだ。

読書のノルマは佳境。6冊を読み上げて、残るはウェーバー『囚われの女提督 下』があと半分。金曜は休みを取ってあるし、木曜の夜中に頑張れば、どうにか原稿をあげてから京フェスに行けそう。問題は、ところせましと並んでいるダンボールと本をなんとかできるかどうか。せめて3畳間に展開している漫画だけでも積み直さないと。さて、もう少し片付けてから寝ようかね。

などと思っていたのに、いつのまにか冷蔵庫に残っていた野菜でなんだかわからないスープを作ってたのはなぜ。味はそれなりだったが、その時間で本読みか片付けをするべきだよなあ。時間が……。

もう少し読む前に、ちょいと息抜きをしようとSRW/OG-DW。いや、観なくていいってことはわかってるんだってば。

異星人との会談が行なわれようとしている南極基地。ゲスト艦がいままさに地上に降りようという瞬間、突如動き出したグランゾンが異星人艦を撃墜してしまう。報復として地球軍に襲いかかる異星人部隊。遅れて南極にたどりついたヴァイスリッター、アルトアイゼン、ゲシュペンストmkII TTのATXチーム(+グルンガスト零式)はヒリュウ改を襲う敵を撃破するが、SRXチームは異星人掃討後にグランゾンの攻撃を受け半壊。リュウセイはハガネを狙うグランゾンに立ち向かうが返り討ちにあい、絶体絶命のピンチ。そこにサイバスターがあらわれた。

えー、初見の人はこのロボット群を把握できるんでしょうか。視聴ターゲットを絞るにも程がある。

11月 9日
さすがに、いま本を買ってダンボールにそのまま放り込むのは間抜けな気がするんで、あとで買うメモ(買わないかも)。 でも、がまんできずに買っちゃうかも。
#徒歩10分ちょいの部屋まで放り込みに行くだけだし。

「かわいくてキレイが好き、そしてちょっとオタク……。
そんな「キレイ系オタク」なあなたのための、新しい雑誌」

という「Beth」の1号も出ているらしい。1号の目次はこんな。岩岡ヒサエとか気になる作家もいるなあ。でも、この表紙はちょっと。

若干古めの話題だけど、[漫画][映画] 土山しげる『喰いしん坊!』が映画化、ほっしゃん。も出演? 「最後通牒・こぼれ話」。ほっしゃんが自分のblogに『喰いしん坊!』の撮影に参加したと書いていたという話(へのリンク)。「いわゆる映画」ではなく、Vシネマの模様。TFF側には、実在のフードファイターが起用されたりするとうれしいかも。

11月10日
 部屋の片付けだのなんだのをやっているうちに遅くなったが、どうにかSFM考課表更新とか原稿送信とか諸々終わらせ新幹線で一路、京都へ。京都駅からホテルまでのシャトルバスの時間に間があったので公共交通機関を使ってみたが、最後に道に迷い結局同着に終わった。無念。

 ホテルの部屋はツインのシングル使用。予約時から無駄だとは思っていたが実際に目の当たりにすると、あらためて広さが目にしみる。しかも両方セミダブルだし。どう考えても誰かと同宿すべきだったよなあ。でもまあ、気兼ねなく使える上に広いというのはよいことだとしよう。

 ロビーで一緒に飯を食いに行く約束をしていた細井君と合流。ここでさらなる衝撃が。同宿だということは知っていたが、まさか隣同士とは。どう考えても一部屋にまとめるべきだな。無駄すぎる。

 夕食は老安記。水餃子以外のメニューもなかなかうまいが、最後に出てきた酢豚だけは余計だった。味的にも量的にも。次回は自重したい。

 食べ終わったあたりでちょうどいい時間になったのでKEGに移動。福井健太他と合流し、ビールを飲みつつ喋り倒す。福井さんは飲み会が久しぶりだとかでやけにとばしていた。楽しかったが、ビール的なボウケンをあまりしなかったのは反省点だ。でも、アデル・スコットというフランスビールは面白かったんで記憶しておこう。スコッチの味がするビールってのははじめての体験。

 後続と合流しつつ飲み倒し、散会後も、腹が減ったと主張するひとや話足りないひととともに去年のお好み焼き屋へ。今年は寝なかった。話題は「翻訳で読むこと」など。1時頃だったか今度こそ解散し、ホテルに戻る。

11月11日
 それなりにセーブしつつ呑んだこともあり翌朝は快適な目覚め。テレビ大阪がはいらないことに落胆しつつ身作りし、チェックアウト後ラウンジのPCでmixi見物とかしつつ細井君と合流。昼飯は、いろいろ提示された選択肢から、CoCo壱のカレーを選ぶ。久しぶりに食うと、旨くないけど旨いなあ。

 いろいろあったが最後は大澤君の家にいき向井君と合流。家主がでていったあと部屋を物色したり、「ギロチン」をプレイしたり、昔の京フェスビデオを見たり。(たしか)2000年の「若者の部屋」はむちゃくちゃ面白かった。

 さわやが開く時間になったので合宿会場へ。大人なので歩きではなくタクシーを使ったら早く着き過ぎた。しかたがないので名札の準備を手伝ったり、酒の買出しにつきあったり。結局、夕飯の時間が少なくなったのでヴィヤントでカレー。また、カレーかよ。いや、こっちは本当に旨いからいいけど。

 合宿のオープニングはいろいろと神がかっていた。特にクイズは、ぼくが参加した15回の京フェスの中でも出色の面白さ。これが許されることの是非についてはさまざまな意見があろうが、ぼくは全面的に肯定しますよ、ええ。

 めずらしく合宿企画には概ね参加。しかし、つねになにかしらのスピリッツを抱えていたおかげで出演企画では半ば酩酊し適当な発言を連発。ついには合宿企画が終わったとたんに布団で寝てしまった。イベントの合宿で寝るなんて。海より深く反省。

11月12日
目が覚めると当然のように朝。鈍い頭を無理やり動かしてなんとか起き上がりつつ、安易に寝てしまった自分を責める。30台前半のSFファンの務めとして、朝方のロビーで若者にあることないこと吹き込むとか、やくたいもないクイズをするとかしなきゃいけないのに。 < 別にいけなくはない

本会については、SFマガジンにポイントを抑えたレポートが載るので省略。ほかに会場で知ったことを。

一、名大の後輩の話によると、ミルクソフトは完成している模様。京都には持ってこなかったなどと不届きなことを言うので、冬コミでだれかに委託してでも売るようにと説教しておいた。

二、今年の新入生が名大暦で(25)になることに気づいた。後輩はデカミルクの後続誌(ペンタコサミルク?)を作らなきゃと言っていたので期待して待ちたい。ってか、むしろわれわれが動くべきなのか。でも、(16)から(25)って数えるほどしか知らないからなあ。

三、11月の海外SF新刊の少なさと12月の新刊の多さが大変なことになっている模様。12月分を前倒しでレビューさせてもらわないと洒落にならなくなりそうだ。

11月14日
Webから。

あきば雀荘『てんぱね』(via 1470.net)。秋葉原に12月開店予定のコスプレ雀荘。 まではわかるんだが、  ってのはなんなんだ。ひょっとして対局中もキャラロールをしたりするんだろうか。場の空気がまったく予想できない。

はてブスパマーブラックリストリストその2〜大富山スパム連合〜 小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)(via 1470.net)。不思議なブックマークをしている集団を追ってみたら富山の中小企業互助会みたいなものが正体だったという話。はてブだからまだ気にしないこともできそうだけど(元々母集団が大きいからただのノイズ化しそう&そもそも僕には関係ない)、1470.netでやられたら腹が立つだろうなあ。

年々マニア増え続け…「としまえん」がコスプレ天国に(夕刊フジ)。としまえんが大変なことになっているらしい。いかにもオヤジな視点での紹介が夕刊フジらしくてステキ。

TV Funhouse - Kobayashi @YouTube。板倉さんのはてな日記でもリンクされていた、ホットドッグ早食い王・小林を主人公としたヒーローアニメ。バラエティ番組の1コーナーで作られたパロディ映像らしい。なんというか、つっこみどころだけで作られたようなすばらしいアニメ。火事から子供たちを救う方法はまだともかく、洪水から街を救う方法はちょっと、いくらなんでも。

11月15日
 オーストラリアと間違われることに業を煮やしたオーストリアが、日本語表記を変えるとか。「オーストリー」ってのは微妙に間抜けな気がするんだけど。うーん。すでに各所で言及されているが、いっそ「エスターライヒ」のほうが紛れが無くていいんじゃないか。

溜まりまくっていた録画分をどうにかこうにか概ね消化。今日の「ネギま!?」は、幽霊がパソコンの中に入るシーンで、それを見ていた生徒が「冬寂!?」と叫んでいたのがツボに。いや、そんなすごいマイナーネタというわけじゃないけどさ。

「BLACK LAGOON」はロアナプラ連中のへっぽこ具合も船上アクションも完璧。それに比べると「パンプキン・シザーズ」は2枚も3枚も劣る感。初回が良かっただけに、このところの低調さは残念。「コードギアス」のギャグの好調さと、「ボウケンジャー」のさくら姐さんの眼鏡がすてきなのはいまさら言うまでも無い。「カブト」の三輪ひとみ退場は予想外だった。もう少し重要なキャラかと思ってたんだが。「マイメロK2S」は録画失敗。まあ、一本くらいの失敗はあらあな。

「RED GARDEN」DVDのCMで、いきなり「でぃぶ〜いでぃ〜♪ろくわいり〜♪」と流すのは反則だと思う。本編でなにをやってたか忘れちゃったじゃんかよう。

「武装錬金」は、すべてのエピソードを確実にこなし、各場面もちゃんとしているのに後一歩突き抜けない。1話の頃はもっと面白かったような。バルスカの爽快感に比べ、ランスのアクションが動画栄えしないからか?

「SRW-OG/DW」は、よくわからないけどゼンガーさんがいじめられてました。ストーリーが無い回はそれなりに面白いかも。ってか、リュウセイはどこにいった。

11月16日
世界中のスパムメールの80%がこの10人によって送信されている GIGAZINE(via 1470.net)。タイトルを見た瞬間、あまりのラファティくささに悶絶。……してからふと思ったんだけど、ラファティっぽいんじゃなくて「秘密の鰐について」っぽいだけかも。

それはそれとして 毛アッガイがかわいすぎる。

11月17日
[Flash][Game]重力操作系アート - Attractors紹介されているFlashが面白かった。ふたつの反射面とふたつの重力源を動かして、流れ落ちる質点の軌跡を変える。重力源同士の支配域が重なるような配置だと、軌跡が複雑になって楽しい。

引っ越しで6年住んだこの部屋ともお別れなので、景気付けに人を呼んで飲む。もうちょっと大丈夫かと思っていたが、引越し荷物が積み上がりつつある6畳間に4人は厳しかった模様。反省して今後の糧としたい。アブサン用の角砂糖を用意できなかったのも反省材料だ。一緒に飲んだみなさん、ご迷惑をおかけしました。

11月18日
元ユタにも行かず、黙々と本を詰める一日。黙々。

11月19日
京フェス来の寝不足が祟ったか、金曜日に男四人でろくな布団も無く雑魚寝したのがまずかったか、土曜に埃まみれになりながらダンボールの山を作っていたのが無理だったか、今日は一日鼻水と咳。いろんなものがあまり進まなかった。いかん、こんなことでは。

引越屋が追加用に持ってきてくれたダンボールが大型だったのも誤算。いっそ、これに詰めてやろうかとも思ったけど、自分で持ち上げられないものを作ると生活場所がなくなるので諦めることに。現在、ダンボール(小)×42+別サイズ5(うち売ろうと思っているもの4)で、本の残りは80cm×180cm本棚3棹、40cm×180cm本棚5棹、カラーボックス1、本棚代わりのダンボール5。80箱あれば全部入るんじゃないかな。たぶん。

しかし、いくら小さいダンボールとはいえ本が詰まったものを、5段積むのはちょっとやりすぎだったか。自分の背の高さまでダンボールが積み上がっているのは圧迫感があるね。

11月21日
/.jのデスマーチスレッドよりデスマーチング・マーチ; 自分が考えるデスマーチ。最初に見たときちゃんとメロディが浮かぶのに元歌が思い出せなくて難儀した。

「濡れっ娘カーニバル」 服を着たまま、水鉄砲で水をかける撮影会 秋葉ブログ。ウェット&メッシィも一般的になってきましたね、とまとめちゃっていいのか、これ。別に誰が傷つくわけでもないのでありだとは思うが、病んでいるという印象を消せないあたりぼくもまだまだです。

[バトン]格の違いを見せてやる! 風を望む蓮華。アニメ・漫画を中心とした「経験値チェック」物。発端まで追う気力が無かったんでとりあえず、ここで。ざっとみたところ、新しい側に偏っている気もするけど、それなりにバランスが取れてそう。

マサトクさんの日記から。G-Striker 第8回オフ展示会 MVP作品。見事なダブル・ゼータガンダム。ちゃんと変形もするという。

さて、Webめぐりはこのあたりにして作業進捗。作業可能日として祝日まる1日を残し、40cm本棚1棹、80cm本棚計1棹、カラーボックス1個と、本以外全部が残り。作業量的には楽勝だが、ダンボール小が残り5枚というのがネック。一応、本棚代わりにしていたダンボールが数個あるので、それで代用できるとは思うが。引越屋に追加を頼むには必要枚数が少ないので、できるだけ自前でなんとかしよう。

11月22日
GAINAX NET|会社案内|採用情報の下のほうにある「制作進行の仕事について」がむちゃくちゃ詳細。こんなにいろんな仕事をやっていたのか。

wikipedia 電波ソング。「電波ソングとはなにか」が、項目内で揺らいでいるので何がなんだか。嘉門達夫が入るなら、つボイノリオだって入りそうなもんだ。クラシックにおける電波ソング的技法の話は面白かった。

ゲームエンタ!ゲーム検定をやってみた。結果は、
あなたの総合得点は59点  全国平均 55点

全国順位(11月23日 1時現在)
11777位(35731人中)

−−ジャンル別得点表−−−−−−−−−−−−
            0_________50__________100%
ハードウェア       ■■■■■■■■■■■■■■■
ゲームシステム&テクニック■■■■■■■■■■■■
キャラクター       ■■■■■■■■■■
ビジネス         ■■■■■■■■■■
雑学           ■■■■■■■■■■
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−−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あなたは「ゲーム大臣」
これだけの知識があれば、たいていのゲーム好きの人間とは楽しく会話ができるはず。しかし、この先、もっと深く広い知識を得ることで、世界はさらに広がるだろう。
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
   ハードウェア
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
   90年代後半から現在にかけての熟成期
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大学の頃は付き合いでゲーメストを読んでたりもしたけど、社会人になるまで自宅にゲーム機が無かった(いや、テニスとかができる「テレビゲーム」はあったが)くらいなんで、これでも予想以上のでき。「きみはホエホエむすめ」とかの常識問題もいっぱいあったしね。

Q26 複数の機種でほぼ同時に展開し、しかも機種ごとに違うストーリーが語られるT&Eソフトの『ディーヴァ』。このうち、ファミコン版として発売されたのはどれ?
に正解できたのはちょっとうれしい。「ヴリトラの炎」が88版なのは常識だから、実質2択なんだけど。「ソーマの杯」はMSX2か。

11月24日
ゴンゾが大変なことに。GDH:DVD売り上げ不振で3月期は赤字に。「当初予想の6億200万円の黒字から16億円の赤字に転落」ってのもすさまじい(22億だから、DVDの売上が計40万本ほど足りなかった計算かな)。しかし、その理由を「無料動画サイト「ユーチューブ」やファイル交換ソフト「ウィニー」などの影響」に押し付けるのはどうなんだろう、と思ったら2chで叩かれていた模様。29で「知ってる作品ねーや」と揶揄されている作品名の中には、「ウィッチブレイド」「N・H・Kにようこそ」「パンプキン・シザーズ」など楽しく観ている/観ていたタイトルも多いので、質が低いだけという意見には与しないが、でもまあこれで黒字も無理だよね、という気もする今日この頃だ。

結局、ダンボール小はぜんぜん足りず、部屋の片隅に転がっていたものとかひとから貰ったものを駆使して、なんとか本までは終了。DVDとCDにも一部手を出した。今晩はがらくた類の整理がメインの予定。あとボードゲーム。タイムリミットの明日の正午までに終えられるだろうか。引越し先には180cm×120cmの本棚4棹が用意してあるが、これの組立てもなかなか大変。試しにひとつ組み上げてみたら見事に力尽きた。

11月25日
なんとか引越完了。リビングの半分を占拠してつみあがる本の山に呆然。今やるべきことは、
  1. とにかく少しでも整理する
  2. 無線LANルータを買ってくる
  3. 本棚ストッパーを工夫する
  4. 何もかも忘れて『ブラック・ラグーン』6巻を買ってくる
  5. 録画したアニメ・特撮を消化する
か。とりあえず4かな。

11月26日
とりあえず本棚の組み立てだけはなんとかなった。が、本を入れるだけの気力と体力はとても残っていない。ってか、12月分の管理費を振り込むための振込用紙が見つからないのはどうしたもんか。もちろん、本はまったく読めてません。

でもまんがは買う。近所の書店では買えないものが多かったので、駅向こうのアニメイトへ。それでも『BLACK LAGOON』6巻は手に入らなかったので、さらに遠くの本屋へ。風邪気味だってのになにやってんだ、ってのは自分でも思ったので突っ込み無用。

しかし掘骨砕三と結城心一は見つからなかった。来週は都会の本屋に行こう。

11月27日
ロボットアニメタイトル当てクイズ100問をやってみた。元テキストにミスのある一問を正しくカウントすると間違えたのは8つ。かって、京フェス合宿のアニメ・特撮 枕詞カルタで優勝決定戦まで出たものとしては大変恥ずかしい結果。破邪巨星、VS騎士、NG騎士、電脳冒険記あたりもたいがい恥ずかしいが、機動新世紀と新機動戦記を取り違えたのはいくらなんでも。鳥取と島根を間違えたようなもんだけどさ。 < いろんな相手に失礼だ

ブロッカー軍団IVで著しく些細なミスをしたのも反省点。ところで、「太陽の使者」は再放送時についた枕詞で初回放送時にはなかったと聞いたことがあるけど、その辺はいいんだろうか。

朝から鼻風邪気味だったので、残業の予定を翻し早めに帰って、土曜から日曜分にかけてのアニメをいろいろと視聴。NHKにようこその録画失敗は残念。

BLACK LAGOON2はさすがの安定度。英語と日本語とたまにロシア語が飛び交っているというアニメ的には難しい場面を破綻無く描いている。映像で見せる明と暗の対比も良かった。雪緒が「軽めの本」のタイトルを挙げるシーンで具体的な書名がなくなったのは、なんらかの配慮だろうか。

リュウケンドーはゲキリュウケンの人間形態登場。マスターリュウケンドーはリュウケンドー派生デザインの中でも群を抜いてかっこいい。やはりパチモンは本家の魅力に勝てないということか。

面白くなっているという話なので試しに観てみたプリキュアSSは、急展開に向けてのための回だった。ちょっと失敗。

11月28日
ホラー調メリーポピンズの記事(というか、そこで紹介されている動画)が面白かったので、そのサイト、Clear Aetherの他の記事も読んでみたらヒット率が妙に高かった。特に、原子力発電所の壁にF4戦闘機が突撃する実験ムービーとか、カブトをTRPGに見立てる一連の感想とか。しばらくチェックしよう。

11月30日
Webから。

ドリヤス工場展示室。一度紹介したと思う水木度の高いパロディ画。クイーンズ・ブレイドは意表をつかれた。

糞ボルト@落描道場の4003-4020の擬車化祭りもすごい。トリリオン-Zもはやミニ4駆でないごめん通してあたり、特に。祭りとは別だが、PPガンダムもすてき。

第一回うろおぼえ選手権。糞ボルトの主宰のひとによる「うろおぼえ赤い人全部」。観て判定するだけでも難しそうなのに、ちゃんと描き分けるとは。絵師、恐るべし。

凄い漢字。通常の漢字のイメージを離れた変な漢字のコレクション。山部6画(9)とか、変すぎ。

ふと思いついたクイズ。次のうち今年亡くなってないのは誰?1)ウィルスン・タッカー 2)ジャック・ウィリアムスン 3)アーサー・C・クラーク 4)スタニスワフ・レム 5)ロバート・シェクリイ。日本人の名前を羅列しようかと思ったが不謹慎っぽいので自粛。

というネタをmixiに書いたら、「あ、シェクリイが去年だという引っかけ?」というツッコミが。おお、亡くなったのは昨年の12月か。まあ、これだけ亡くなると感覚も麻痺するよな。 < 不謹慎

今年亡くなった日本のSF/漫画/アニメ/特撮関係者は(敬称略)、実相寺昭雄、石川賢、米沢嘉博、斉藤伯好、浅羽莢子、鈴置洋孝、伊福部昭、佐々木守、宮川泰、曽我町子、関敬六、戸谷公次、曽我部和恭、武藤礼子……。多すぎです。

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