宝泉寺
日野市本町3の6の9 ※日野駅(中央線)より徒歩2分
宝泉寺には、新選組六番隊隊長・副長助勤で、鳥羽伏見の戦いで戦死した、井上源三郎の墓があります。
日野宿名主佐藤彦五郎に天然理心流を紹介したのが、源三郎の兄、松五郎といわれています。
また、宝泉寺には「持ち上げ観音」と呼ばれる石造馬頭観音があります。
八坂神社
日野市本町3の14の12 ※日野駅より徒歩2分
社殿が市指定文化財になっている八坂神社には、佐藤道場の天然理心流剣士達が、安政五年(1858)に、日野宿鎮守である八坂神社へ、剣術の上達を願って奉納した額があります(非公開)。
井上源三郎/沖田総次郎(沖田総司)/島崎勇義武(近藤勇)など後の新選組隊士の名が見られます。
大昌寺
日野市本町2の12の13 ※日野駅より徒歩5分
境内には、新選組育ての親であり、明治十一年(1878)に初代南多摩郡長になった佐藤彦五郎と、彼の妻で、歳三の姉である”のぶ”の墓があります。
佐藤道場(現在のそば処「日野館」)
日野市本町2の15の9 ※日野駅より徒歩5分
日野宿名主、佐藤彦五郎の家で、日野宿本陣に使用されました。建物は彦五郎が建てた文久三年(1863)当時のものです。歳三の小姓である市村鉄之助が箱館戦争から脱出した後、歳三の遺品を持って訪れ、三年ほど隠れていた部屋などがあるそうです。
佐藤道場は佐藤彦五郎が、自宅長屋門の一角を道場に改造したもので、現在駐車場になっている所にありました。
この道場で新選組育ての親である佐藤彦五郎の他、歳三や近藤勇、井上源三郎、沖田総司らが稽古に励んでいました。
土方歳三資料館(館長:土方陽子氏)
日野市石田60 ※高幡不動駅(京王線)より徒歩20分
※モノレール・万願寺駅
土方歳三資料館のリンクバナーがトップページにあります。
歳三の家(現在は改築され往時のものではありません)の一室を土方歳三資料館として一般公開しています。
資料室入口の梁は、かって萱葺屋根の実家にあったもので、歳三がぶつかり稽古をして体を鍛えたというものです。
展示物には、歳三が上洛前に実家の薬売りを手伝っていた時の薬箱や、歳三が愛用していた刀「銘和泉守兼定」などがあります。
歳三の生家は、もとは「とうかん森」の近くにありましたが、弘化三年(1846)に洪水で流されてしまい、その後移転して現在の場所になりました。
定時開館日:毎月第一・三日曜日の午後1時〜午後5時まで
入館料 :大人500円、子供300円
(個人宅のため、公開日など注意のこと)
関連写真は、ここ(土方歳三資料館の写真)
石田寺
日野市石田145 ※高幡不動駅より徒歩20分
※モノレール・万願寺駅
境内には土方歳三の墓があり、命日の五月十一日には歳三忌が行われます。現在でも歳三を偲ぶ人々が訪れ、花が絶えることがありません。
また石田寺北側に、市指定天然記念物の「とうかん森」があります。
日野市七福神(福禄寿)
関連写真は、ここ(石田寺の写真)
高幡不動・殉節両雄の碑(高幡山金剛寺)
日野市高幡733 ※高幡不動駅より徒歩2分
※モノレール・高幡不動駅
関東三大不動の一つとして有名な、高幡山金剛寺(高幡不動)の不動堂北側には、近藤勇・土方歳三のことを称えた「殉節両雄の碑」があります。
明治九年(1876)より近藤・土方らの親戚知己門人らによって建設の準備が進められ、明治二十一年(1888)に建立されました。
「殉節両雄の碑」篆額の筆者は元会津藩主松平容保、撰文は元仙台藩の儒者大槻磐渓、書は近藤・土方の良き理解者であった元幕府典医頭の松本良順でした。
また境内には、国指定重要文化財の仁王門、不動堂、本尊不動明王及び二童子像、高幡不動本尊像内文書などの数多くの寺宝があります。
日野市七福神(弁財天)
関連写真は、ここ(土方歳三の像・殉節両雄の碑などの写真)
日野の歴史・文化・自然を豊富な展示物で紹介しています。
新選組が活躍した幕末の日野宿の様子や土方歳三の手紙(複製)などが展示されています。
小島資料館
町田市小野路町950
小野路(現在町田市)の豪農小島家二十代の当主であった小島為政は、近藤勇と親交があり、小島家には新選組結成以前の近藤・土方・沖田らのことを記録した「小島鹿之助日記」や、近藤・土方・沖田の書簡をはじめとす貴重な資料が所蔵されています。
公開時間:3月〜12月の第一・第三日曜日(1・2月冬季休館)
午後1時〜午後5時まで
入館料 :大人(中学生以上)500円、子供300円
交通案内情報:0427-36-8777
(個人宅のため、公開日など注意のこと)