創造!PC−FXGAの世界
ごあんない
「PC−FXGA」は、市販されているPCーFX用のソフトをパソコン上でプレイできるよう設計されたパソコン用拡張ボードですが、何と言っても最大の魅力は32ビットコンシューマー機のゲームソフトを自作できる、という点にあります。今でこそPSの「ネットやろうぜ」、SSの「BASIC for サターン」といったゲーム機用ソフト開発環境が一般に公開されていますが、世界で最初に、しかも格安(4万円台)でこれを提供してくれたのが「FXGA」なのです。

「PCーFXGA」は1995年12月に発売され、何度か雑誌にも取りあげられ、当時としてはそれなりに注目を集めていたようです。しかし熱狂的な支持を集めたとは言い難く、一時次々出た「ゲーム作り雑誌」が軒並み大苦戦するという悲しい世相の中、97年初頭に秋葉原などで3000円台で「投げ売り」される事態となってしまいました。ところがこれが大当たりであったようで、一気に売り切れ、あっという間に店頭から消えてしまいました。関心のある人は結構いたという事のようです。実際直後のFXソフトの売り上げも弱冠上がったそうです。現在はNECに直接問い合わせると通信販売で入手できるようです。ただし定価で。(と、思っていたらこの10月から全国各地で再び大量安売りが行われている。かなり売れてるようだ)

私はこのFXGAの発売の話を聞いた時「これだ!」と飛び付き、発売初日に購入してしまいました。当時FX本体を買うことに依然難色を見せていた私に即日買わせてしまったのですから、それなりに魅力ある商品だったとは言えるでしょう。しかし、同梱されていた肝心のゲーム開発環境「GMAKER」(現在は別売)の内容の難しさに文系の私は音を上げてしまい、結局2年近くたつ今日までゲームは一本も作っておりません。自分で描いた絵をスプライトにしてパッド操作で画面内を飛び回らせる所までは到達したのですが(結構これだけで感動モノでしたが)、もともとの根性無し、FXGAはただの市販FXソフト専用マシンと化してしまいました。まあおかげでFXファンとなっちまった訳ですが。

さて私は最近インターネットを始めてFX関連サイトを渡り歩き、何人かFXGAでゲーム制作をしている方を知り、いくつかソフトを遊ばせて頂きました。そうしているうちにフツフツと創作者根性が出て来ちゃったんですね。「よっしゃー!俺もやったる!」と、思い立って設立したのがこのコーナーです。何となくほっとくとこのまま消え行きそうな「FXGA」を救い、その意義を広めたい。そんなつもりもあります。
おっと、話しすぎました。詳細は以下のコーナーで。
(注:このコーナー設立時、97年ごろのままの文章です。製作はまるっきり進んでませんのでご了解ください(^^;))

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PC−FXGAとは?
「PC−FXGA」のハード、同梱のソフトについて解説します。

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FXGAのゲーム開発環境「GMAKER」について解説します。

「んーにゅー」とは?
FXGA専用ソフトであり、FXGAのゲーム作りの解説本「んーにゅー」についてご紹介します。

超初心者向け「FXGAゲーム作成日誌」現在第八日まで掲載
初心者の私が初心者向けに語る、初心者でもわかるゲーム作成日誌。本人も勉強しながら進めて行きます。