Last update: 97/11/30[ended]
●御池にはまって・・・さあ大変● (97/11/30)実質今日からどたばたが開始になりました。9時にハートンホテルに集合して、CASAの人たちと今後の打ち合わせ、それから国際会議場に入って入場許可証等の受け取り。まだマスコミ関係者は少なかったのですが、海外の人もたくさんきていてにぎやかでした。でも緊張した雰囲気というよりはかなりなごんでいますね。こんなところで将来のこと決めてしまっていいのかな、という心配が少し・・・・。 CASAとしての仕事はとりあえず置いておき、今日は市役所前で市民の祭りが企画されているので、そちらに自転車発電を出品しにでかけました。邪魔かなと心配していたのですが、結構自由に企画をやらしてもらえるようで、遠慮なく自転車をこいでにぎやかにやらせてもらいました。今回は知り合いのおばちゃんたちもたくさん来ていて、楽しかったですね。おじさんたちの中には、構造に興味を持つ人も多く、「戦争中は無線の電気を起こすために自転車をこいでやったもんだ」とか話をしてくれるひともいました。 テレビ局の人も来て、撮影していったんですけれどもね。一度新聞に出てしまったんで、放映していないかもしれないですね。 途中で自転車で全国を回ってきたグループが入場してきたりと、なかなかのお祭り騒ぎでした。韓国からきたKEY(Korea Ecology Youth)のメンバーは、韓国語でなんとインターナショナルのうたを歌っているではないですか。思わず日本語でいっしょに歌ってしまいました。もう日本の学生で知っているという人は少ないんでしょうね。日本語で歌っていたのは私一人でした(^^;)。
●2010年私たちの生活について● (97/11/29)日本消費経済新聞社の高野さんが尋ねてきてくださいました。「私たちの生活がどうなるのか」を特集記事にしており、CASAの研究についてわざわざ京都まで来たそうです。でもCOP3を見ずに日帰りで帰らなくてはならないと嘆いていました。 CASAに問い合わせはたくさんあるそうですが、京都まで尋ねてくるというマスコミは少ないようです。大抵は座長の静岡大学の水谷さんのところまでで止まってしまい、それより西にはなかなか人を派遣する余裕が無いようです。まさに東京で作られたニュースしか配信されない仕組みができあがっているようですね。日本消費経済新聞社には敬意を表します。 取材をうけるというと結構うれしくなってしまうもので、調子に乗っていたら、迎えに行く途中で雨で滑って泥だらけになってしまいました(^^;)。なかなかかっこよくできないものですね。 内容は基本的には、読売新聞社の依頼研究に毛が生えた程度。生活に関する綿密なデータが少ない分、どうやってビジュアルに示せるかがポイントなんでしょうね。12月3日にはシンポジウムで話をすることになるので、それまでには主張をまとめておきたいですね。 ついでですが、毎日新聞の「顔」の欄に、私が載せられたそうです。自転車発電のやつですね。まだ見ていないんですけれど、記者さんがいい人だったので、きっと悪くは書かれていないでしょう。
●Climate Train● (97/11/27)とうとう来ちゃったみたいですね。ヨーロッパからCOP3に向けて若者が来るのに、飛行機を使うとエネルギー消費が激しいのでシベリア鉄道をやってきたそうです。費用は余計にかかるという話でしたから、ようやりますわ。メーリングリストに参加させてもらい、かなり真剣な議論を端で見ていたのですが(ほとんど読み飛ばしていましたが)、なかなかまじめな人たちのようですね。何をしでかしてくれるかちょっと楽しみです。 CoolEarthの情報局をやっているといいながら、実は全然事務所に顔をだしておらず、今日久しぶりに挨拶にでかけてきました。12月の2日にちょっとあやしい企画をしようと企んでおりまして、その準備をしてきました。ずっと大学で環境活動をいっしょにやってきた伊東真吾氏と話をして、国際会議場内で古紙回収をしようということで盛り上がっていました。 京大では4年ほど前から、入学式の時に古紙回収をやっており、なかなか好評を博しています。単なる古紙回収ではなく、新入生に大量にビラを配っている人に対して反省を促すという点で、なかなかインパクトある取り組みだったのですが、今度はそれをCOP3でやろうという訳です。当然のことながら単なる古紙を集めるのではなく、「ごまかしのパンフレット」や「意味のない削減案」などを回収して回ろうというわけです。例の古紙回収の音楽をかけながらですね。 今回は海外からもたくさん人がきているということで、英語版も作りました。A SEED EUROPEのELLENAさんには、英語のチェックだけでなく録音にまで参加してもらい、感謝しています。ちょっと音楽の音程が合っていないのですが、どこに出しても恥ずかしくない立派なメッセージとエンドレステープができあがりました。当日が楽しみです。
●人力発電at学園祭● (97/11/25)今年の学園祭はしんどかったです(^^)。人力発電もにぎやかでしたね。とにかく人が集まってくるので、なかなか休みをとる暇もない感じです。だれも自転車をこいでいないと何をやっているのかさすがに分からないので、素通りしていくだけですが、だれかがこいでいると、さすがにテレビがついていることから人だかりができてしまいます。ちょっと場所的には人通りが少ない所だったのですが、このくらいがちょうどよかったかもしれませんね。 ちなみに自転車でテレビを付けられた最高記録は、3分50秒でした。みんな1分程度でダウンしてしまいますね。女性では最高が1分22秒、小学生では1分06秒でした。小学生に負けているとみると、さすがに恥ずかしがる人もおおいですね。 ただ楽しんでもらうだけだと意味がないので、次のようなびらを作りました。
どうですか、自転車発電やってみませんか?
●地球温暖化シンポジウム● (97/11/22)COP3に向けて「京大CO2」というサークルが作られて、年寄り(院生)ばかりで企画を進めてきたのですが、そのメイン企画であるシンポジウムが開催されました。(ちなみに自転車発電も企画の一つです) 雨だというので、人の入りを心配したのですが、それなりに入っていましたね。環境庁の小林課長がよかったのか、気候フォーラムの浅岡さんがよかったのかしりませんが、150人くらい来たでしょうか。京大で一番大きな講義室でも「結構入ったかな」という程度には埋まりました。あまり「対立」といった点がなかったので、白熱した議論にはならなかったのですが、現状の立場や主張、落としどころなどよく分かりました。 ただ非常に音響設備が悪く、観客やパネラーの方に迷惑をかけてしまったようですね。(予算の少ない)京大だから・・・勘弁してください。
●人力自転車発電● (97/11/20)いやあ、とうとう京都大学の学園祭が始まりました。最近はあまり顔を出していなかったのですが、今年はCOP3もあることですし結構気合いを入れています。 今まで活動してきた京大環境ネットワーク4Rの会ですが、ことしはどうも展示を出さないようですね。みんな学園祭の皿貸し(ごみダイエット学園祭というんでしょうか、学園祭そのものを環境にいいものにしていこうというやつ)で忙しいようで、展示のほうには人が割けないということらしいです。私としてはちょっと残念ですね。ごみダイエットは重要なテーマなんですが、とにかく人手が必要なのが難点です。せっかくCOP3もあることですし、気合いをいれて真実の環境について展示をしてもらいたかったですね。 自転車発電は、新しく作った暫定的サークル「京大CO2」で行います。教養部の入って正面という非常にいい場所ですので、見に来てくださいね。自由に自転車発電ができます。テレビがつくんですんごい面白いです。おもしろいので、自転車発電のうたを作ってしまいました。どなたか作曲をお願いします。
1 テレビに冷蔵庫に蛍光灯 気にせず電気を使うけど
ついでなんで、宗教も立ち上げちゃいました。「人力発電教」っていうんですけれど、みんな入ってくださいね(^^)。
前にも書いたかも知れませんが、22日の土曜日にシンポジウムを行います。雨ですのでゆっくり聞きに来てくださいね。いちおう紹介のホームページはこちら。 ●Speakers Tour'97甲府他● (97/11/18)いきなり一週間が過ぎてしまったんですね(^^;)。ちょっと忙しすぎてまったく物書きをする時間がありませんでした。 12日には、廃食油回収をしていました。京都市では今年から公用車(ごみ回収車)の燃料として廃食油を精製して使いはじめたということですが、どこかで油の回収をしてくれているんですかね。京都市が集めてくれないので、こちらではもう15年以上も前から自分たちで回収を続けています。京都の東山二条にあるジャスコ店頭で毎月第二水曜日に回収を行っており、毎回50Lくらいの油が集まってきます。以前は運搬を車に頼っていたのですが、私がジャスコのすぐ裏に引っ越してきて(^^)、自転車で運搬を行うことができるようになりました。ルーチンワークになって楽にはなっているんですが、結構気を使いますね。 読売新聞からCASAの関連で仕事依頼されていたのですが、13日まるまる使って作りました。講演会などで話をしていても、「じゃあ、30%削減した生活ってどんなもんなん?」という質問が多く、なかなかイメージしにくいようですね。CASAの研究では、一応30%程度ならそれほど肩身の狭い生活をしなくても達成できるということを書いているのですが、どうしても「がまんする」ことが話題になってしまいます。2010年に30%削減を行った場合を、3人家族の生活でシナリオを作ってみたところ、以下のような感じになります。
基本的に、それほど生活は変わらないまま、機器の性能がよくなることで30%削減は可能だと思われます。多少生活が便利になって減らせるなんて、不思議なもんです。これで更に無駄な部分を省いたらさらに削減できちゃうんですよね。ただし、ちゃんと省エネ型の電気機器と太陽熱温水器は設置してくださいね。詳しい内容は、新聞記事が出てから出します。 14日は目覚めたら東京でした(^^)。Cool Earthキャンペーンで、Speakers Tour'97なるものを企画しており、2週間ほど全国各地で交流会が開かれるということです。基本的に海外のスピーカーが話をするのですが、なんと海外の人間が急に来れなくなったということで私が代理をつとめることになった次第です。事務局やっている川手っちも、甲府で企画を進めている畑田君も昔から知り合いなので、気楽だったんですけれどもね。スピーカーだからゆっくりさせてもらえると思っていたら、大間違い。いきなり事務仕事の手伝いから始まりました(^^;)。 英語がしゃべれるのか非常に心配だったんですけれどもね。ちゃんと相手も、日本人相手だと非常にきれいな英語で話をしてくれ、助かりました。話す内容がみんな分かるんで、もしかしたら自分も通訳ができるんじゃないかって誤解しそうなくらいでした(^^)。当然のことながらネイティブどうしの話には全然ついていけないんですけれどね。 しかし、今回ツアーでいっしょだった A SEED EUROPE から来た ELLENA さんはいい人でした。地球サミットから活動を続けているという筋金入りの人で、結構日本人にとっては「激しすぎる」と思ってしまうような活動をやってきたんですが、すんごく優しい人なんですね。ちゃんと相手に配慮してくれているんで、企画準備なんかも問題なくスムーズに進められました。 始めての人が多く参加したので、温暖化問題や議定書交渉など基本的な話もいくつか出てきましたが、ヨーロッパの特徴としてELLENAは「Direct Action」をしきりに強調していました。ヨーロッパではなかなか本腰を入れて環境活動に取り組む人が多いようです。二酸化炭素排出や天然林伐採の問題から道路建設に反対するため、切られる木に自分の体を縛り付けたり、木の上に家を造って住んだり、工事作業のショベルカーなどにしがみついて動けないようにしたりと、体を張って動いているようです。道路を占拠したり、無駄な高速鉄道を一定時間ストップさせたり、熱帯材輸入を止めるためにタンカーの回りをボートで囲んで接岸できなくさせたりと、聞いていて心配になるようなこともたくさん出てきましたが、市民の多くもそうした取り組みを支援しているというのがすごいですね。 短いものでしたが、こうした取り組みがインパクトあるビデオにまとめられていました。いやあ感動しましたね。こうした活動によって実際に、多くの市民の注目を集めて開発が撤回されることもあるって言うからやりがいがあるじゃないですか。今回京都でもなんかやってくれるんでしょうかね。もしそうなったら私もどこかで参加するんでしょうけれど・・・・。 準備を含めて甲府には3日間いました。しかしこんなに楽しいイベントは久しぶりでしたね。いつも通り、毎晩酒を飲んでわいわいやっていました(^^)。 ・・・・でよかったよかった、ならいいんですが、帰ってきたら仕事の山でした(^^;)。CASA関連でも「今晩中に通産省案との違いをわかりやすくまとめろ」という指令が出ており、また読売新聞の期限も次の日(今日18日)まで。アルバイトもあるし、付け加えてメールのサーバーも壊れていると、現実逃避したいような幸せを味わいました。でも現実逃避しなくてよかったですね。今日、全て終わりました(^^)。
●自転車発電第2号とごみ捨て場● (97/11/11)本当はいろいろやらなくてはならない仕事もたくさんあるのだけれども、どうも今日は気が向かなかったので、現実逃避して自転車発電機を作っていました。部品は全て揃えてあったので今日は組立だけです。物を創作する楽しみというのは、やはり頭をひねって工夫をする点にあるんでしょうね。というわけで今回は設計図なしに前回から改善点を加えるという、華麗なる挑戦(単なる行き当たりばったりなんだけど)をしてみました。今回の改善のテーマは「小型化」と「安定化」です。 自動車の発電機(オルタネーター)を固定する板が必要なんですが、それは大学の粗大ごみ捨て場から調達してきました。30×50cmくらいの厚めの板が欲しいな、と思って探していると、ごみ捨て場には必ずあるんですよね。お金をかけずに調達できるというのも喜びですが、役に立っていないものを役立たせるという点で何とも言えない喜びを感じます。 しかし今の世の中、面白いごみ捨て場というものが無くなってきましたね。落ち着いて粗大ごみを眺め回す場所があったらいいんですが、市内の大型ごみもすぐに持って行かれちゃいます。子供にとってはこれ以上面白いおもちゃはないと思いますよ。ごみだからいくらいじってもいいという安心感と、人が使っていたというぬくもりと、もしかしたら使えるかも知れないという期待感は、何者にも代え難いでしょう。都市計画家のケヴィン・リンチ著「廃棄の文化誌」という厚めの本が工作舎から出ているのですが、廃棄された場所や物の魅力を思いっきり描いていて面白いです。 子供の頃にはよく親父に頼んで電気屋からテレビをもらってきていました。一つ一つの回路に人智が集約されているというか、なかなか見飽きないものです。当時はテレビから部品を取って、ラジオなどを作ったりしていました。真空管を取ってきて、爆弾ごっこをするやつもいたようです(私はしませんでしたが)。その時テレビから取り出した部品は、今回の自転車発電にも使っています。 雨にさらされて黒ずんでいたのですが、サンドペーパーで磨くとなかなかきれいになる物です。作業をしていると「それまな板ですか」と聞かれてしまいました。うれしいじゃないですか。今回は実際に動かしてはいませんが、とりあえず半田付けはすべて完了しましたので、後日動かしてみたいと思います。 問題はどのようにアピールするかなんですが、学園祭(21〜24日)にはとりあえず出す予定ですが、COP3期間中にはちょっと派手なパフォーマンスをやってみたいと思います。やはり国際会議場前でやるべきでしょう。いまからどきどきします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 新聞記事からですが、CoolEarthキャンペーンの代表をしている久保田っちが毎日新聞に載りました。最近多いですね。
12月の気候変動枠組み条約第3回締約国会議(地球温暖化防止京都会議)を盛り上 いいですねえ、この乗り。
●SCOP● (97/11/09)今日の新聞記事からです。去年からCOP3に向けて動いていた学生グループ「SCOP」の仲間が、楽しみながら「どういった生活をしたら二酸化炭素が減るのか」を学べるパソコンソフトを開発したそうですね。立命館大学の上田美穂さんがコメント入りで出ていました。まだ開発途中で、完成したら販売もしたいということですが、なかなかできる事じゃないですよね。(本当につくっちゃうとは思ってもいませんでした) AOSIS見学としてフィジーにでかけたり、12月6,7日には地球ラブラブフェスタを企画したりとなかなか芸達者な人たちです。
●CASA研究と通産省● (97/11/08)CASAの研究で出した内容はどうも社会的にインパクトが大きかったようですね。通産省の2010年までに削減は難しいという試算のほかには、7%程度の削減はできるとする環境庁のAIMモデル、そして21%の削減が可能というCASAの研究などがあるのですが、最近では通産省の提案を批判するためにかなりCASAの研究が引用されることが多いようです。一つ一つの技術を積み上げているので話が分かりやすいからでしょうかね、12月号の「世界」という雑誌でも結構引用されています。 日本案も5%削減(実質2.5%削減)を出してきたのですが、どうも官僚(特に通産省)だけで決められてしまった経緯があって、政治家がかやの外だったという点で不満が大きいようです。橋本首相も「今後の変更もありうる」と言っているし、自民党の中にも反対の声があるほどだそうですね(社民党は当然として)。与党の中で京都会議に向けての検討会があり、そちらで通産省の案の問題点を指摘しているそうなんですが、そのチェックの仕事がCASAのほうに回ってきています。今日は久しぶりにCASAの研究会だったのですが、通産が出してきた内部資料のチェックばかりしていました。 CASAのほうもあまり突っつかれると、あらばかりでてきそうなんですが(^^;)。ここまで使われるとちょっと怖いですね。 あと2010年に20%削減できると公言してしまったわけですが、いったいどのような社会になるのかがよくわからないという意見がたくさん出てきているようですね。そこで、こんな生活・ライフスタイルになるよというお話を作ることになりました。いずれ某新聞社の記事として出てくると思います。 どうしましょう。こんなことばっかりやっていて全然研究やっていないですね(^^;)。 ●温暖化防止に何ができるのか2● (97/11/07)朝から藤井寺での講演に行って来ました。電車のなかで、せっかく印刷したレジュメを下宿に置いてきてしまったことに気が付きました。もう戻る時間もなかったので、OHPで説明する用意を進めていましたが、会場についてみるとOHPも無いという話でした。まったくぼろぼろのスタートです(^^;)。昨日の苦労はいったいなんだったんだろう・・・・。 話の内容は昨日と同じなので、黒板を使ってできるだけ説明したつもりですが、実際のグラフなどがないとやはり分かりにくかったんでしょうね。適当に笑いをとって話をつなげていきましたが、かなり無理があったのは事実です。 今回の話の重点は3点。研究の内容に沿った話として、1.自分たちの生活を見直して長期的に着実に取り組みを進めていこうという点。その他、2.京都で将来を決めるような大きな会議があるのだから、ちゃんとした条約が作られるように声を上げていこうという点。それから、3.せっかく盛り上がっているこの雰囲気を使って、多くの人に呼びかけていこうと言う点。「いまやるべき事」と言われたらこれくらいかなと考えていました。 細かい話は質問を受けて説明しようと思って、比較的長く質問の時間をとっていたのですが、最初に質問をためらっている様子があるところですぐに時間を打ち切ってしまって結局質問なしで終わってしまいました。ちょっとショックでした。 最後に質問用紙を見せてもらったのですが、「話がまとまっていない」という厳しいご指摘がありました。レジュメを忘れなければ、ちゃんと質問も出て、納得して帰ってもらえたのでしょうけれどもね。ばかでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− しかし、環境庁の情報提供もなかなか気合いが入っていますね。現状のままでは20%二酸化炭素が増大するという話は以前から変わっていませんが、その細かい内容を130ページ以上もある報告としてまとめています。「気候変動枠組条約に基づく第2回日本国報告書」というやつですが、EICネットから取れます。ちょっとウィルス騒ぎがあったようですが、どうにか復旧したみたいですね。 一方通産省の問答集(Q&A)も結構気合いが入っています。EUバブル非難と、日本がどれだけ取り組んできたのかを宣伝などが中心で、そもそも質問から意図的に作られている感じですね。「Q6.EUバブルが経済合理性がないといわれるのなぜですか。」などなど、よくもまあこれだけ批判的な質問を集めてきたものだといった感じです。これだけつっついていて、自分の国の質問は「現状はどうですか」という誰にでも答えられるような質問だけなんですよね。「どうして通産省は排出削減にためらっているのですか」とか、「環境庁との意見の食い違いの理由は何ですか」、「削減が難しいという数値的根拠を出さないのはなぜですか」とか、意味ある質問と答えを載せてほしいですね。
●温暖化防止に何ができるのか● (97/11/06)CASAの研究の関係で何カ所かで話をするはめになってしまいました。明日は大阪の藤井寺で生協関連の集まりがあるというので、話しに出かけてきます。一般の主婦向けのわかりやすいレジュメを作れたらいいのですが、どうしても研究の進め方に従った話しかできないようで、レジュメもほとんど手を加えないままで印刷してしまいました(^^;)。わかりにくいんだろうな・・・・。 原稿を本当は事務所のほうで印刷してくれるという予定だったのですが、手を着けるのが遅かったため、自分のところで印刷することにしました。印刷を始めてから気が付いたのですが、結構大量の紙を消費するものですね。コピーでやっていたのですが120人分用意すると、両面使っても8000円近くになるんですね。重さもそうでしたが、金額には驚きです。こうなると素直に「もったいない」という言葉が沸いてきます。 きょうはその予行演習ということで、COP3に関連してにわかづくりでできたサークルでの勉強会の担当でした。人数は少なかったけれど、比較的わかってもらえて良かったんじゃないでしょうか。 エアコンの性能向上が明らかに出ているところは、直感的にわかりやすいみたいですね。90年のデータだと、エアコンの効率はドングリの背比べだったものが、最近は極端に効率のいい製品が出回ってきています。けれども残念なことに、90年レベルの効率の悪い製品も並べて売られているんですよね。消費者が効率のいいものを選択するというグリーンコンシューマー的な視点は重要ですが、効率の悪い製品は市場から排除するという規制が必須でしょう。詳しくは報告書を参考にしてください。
●自転車発電の買い物● (97/11/05)自転車発電機作りも、作っている間の日記を載せておけば面白かったんですけれどもね。メーリングリストでは流していたんですが、また気が向いたら整理しておきます。今回は第2号を作るために部品調達に出かけてきました。 自動車のオルタネーターという部品を使っているんですが、こいつがなかなか癖のあるやつで単純に回しただけだと発電ができないんですよね。前回買いに行く時には、もし失敗したら丸損だなという心配でどきどきしていたんですが、一度作れることがわかってしまえばスリルも何もないですね。たんなる「お使い」です。家から4kmほど離れた、新幹線のガードレール下にある自動車の解体屋まで出かけてきました。 エンジンから車体から山積みされているんですが、ちゃんと売れているんでしょうかね。効率がいいということでハイブリッドや電気自動車などが出てきていますが、もし普及したらこれらはごみになるんでしょうね。もちろん廃棄物増大に比べて、省エネの効果がはるかに大きいんでしょうが、これだけ山積みされていると先行きが不安になります。 べつに常連でもないのに、オルタネーターの品定めをして、なれなれしく値段交渉。でも解体業者さんにはがんばってもらいたいから5000円素直に払いました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日メールが届いていたのですが、環境のコントをやっている人がいるみたいですね。「ダイオキシン体操でおなじみのパント末吉」さんということですが、知りませんでした。ホームページも作っています。
●リサイクルプログラムへの参加のモデル● (97/11/04)今日から研究室でサブゼミがスタートとなりました。実験などをやる「ハード」的研究に対して、うちらは経済や社会心理などを中心にやるので「ソフト」の研究と呼んでいます。とりあえず言い出しっぺなので、私が担当。 Journal of Environmental Systemsの今年号に掲載されているリサイクル行動に関する論文を読むつもりでした。自分がやっている研究に近い論文って非常に少ないんですが、この論文が久しぶりのあたりといった感じでした。もしかしたら先を越されたか・・と心配になったのですが、よく読んでみると全然違うものですね。モデル設定が非常に複雑で、結局半分くらいまでしか読めなかった(^^;)。本当は後半のダイナミックシミュレーションが面白そうだったんですけれどもね。来週に繰り越しです。 とりあえず、リサイクル行動のコストなどを金銭評価することができるのか、などといった議論で盛り上がりました。
●本場のごみ調査● (97/11/01)京都大学環境保全センターというのは「ごみ」を研究するところなんです。普段は実験室で重金属の溶出試験をしたり、ごっつい機械に囲まれてダイオキシンの調査をしたり、図書館で資料をあさったりしているのですが、「ごみ」の研究室にいる以上やはりごみを知らなくてはいけないということで、先週研究室そろってごみの現場へと出かけてきました。 公共広告機構のコマーシャルで太った猫がゴミ箱をひっくり返しているやつ、見たことないでしょうか。「ごみのうち食べ残しが10%(だったかな)京都市調査」などというテロップが出てくるのですが、あれがごみの調査から出てきているものです。ごみ調査とは、ごみを細かく分別して何がどれだけ排出されるのかを調べようというものなんです。もう二度とお目にかかりたくない姿でゴミ箱に捨てられるのが一般的ですが、それをあえて開けて、品目ごとに重量や体積を測るのが「ごみ調査」というものです。 私としてはアルバイトも含めて何度も参加する機会があったので、すっかり慣れてしまいましたが、始めての人にとってはかなりとまどいがあるようですね。調理くずか食べ残しかわからないような状態で袋に入っていたりするのはありがたい方で、犬の糞がでてきたり、おまけ付きのおむつが出てきたりとなかなかスリルがあります。今回はもう涼しくなってきたので「ウジ」には出会わなかったのですが、夏の暑いときに行うと集団になって出てきます。少しだと気味悪いのですが、銀色に光りながら大量にうごめいているのを見ると、すごいきれいです。「みんな生きているんだな」という実感がわいてきて、ついつい応援したくなってしまいます。今回は、たばこの臭いがちょっと辛かったですね。 こんな世界ですが、女の子も意外と元気に作業をしています。アルバイトで参加してくるんですが、結構金額がいいので常連さんも多いようですね。 今回は研究もかねて、100分別以上プラス生ゴミの重点的分別を行いました。おじや状態で、何が野菜の皮で、何が食べ残しなのかよくわからないのですが、それでもみんな必死に分けていました。最初はけっこうはしゃいでいたのですが、さすがに何時間も座ってこうしたごみを見つめていると、みんな無口になってくるものですね。 調べていて、とにかくまだまだ使える物がたくさん捨てられています。食べ物も毎回「手つかず食品」を並べて写真を撮るのですが、パーティーが開けそうなほどきれいに出てきます。洋服もまとめて捨ててあり、持ち帰りたいくらいでした(持ち帰った人もいます)。あとは、ちゃんと分別回収しているのに、缶やビン・ペットボトルなどまだまだごみとして捨てている人が多いですね。
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