1997.4〜
〜先代の超感覚スカイライン(R32型)の比類なき動力性能を受け継ぎながら、走りのスカイラインは、さらに強靭なボディと3つのセイフティを身にまとい、颯爽と登場した。日本を代表するモータースポーツの旗手なるがゆえ、「速くなければスカイラインではない」という宿命を背負いながらも、新型エンジンと最新の電子制御とのバランスはベスト・マッチング、さすがにナイス・チューニングの名車だと思う〜
メーカー | NISSAN | |
タイプ | GTS25(4ドア・セダン)R33 | |
ジャンル | スポーティ・セダン(スペシャリティ) | |
全 長 | 4720mm | |
全 幅 | 1720mm | |
全 高 | 1360mm | |
ホイールベース | 2720mm | |
トレッド | 前1480mm/後1470mm | |
重量(NET) | 1615kg | |
エンジン型式 | 水冷直列6気筒TWINCAM2500cc | |
燃料供給装置 | EGI(ECCS) | |
最高出力 | 190ps/6400rpm | |
最大トルク | 23.5Kg-m/4800rpm |
この車を駆っていていつも思うことは、GT(グラン・ツーリスモ)の概念に恥じない奴だということだ。 安心して速く、そして遠くまで人を運ぶ。 この車にはどんな状況の中でも常に快適な居住性を感じる。 山あいの急なカーブでのコーナリング。 料金所を抜けてからの発進のスムーズさや追い越し時の圧倒的なパワー。 (たいていは余裕のぶっちぎり) 吹けあがり時のあまりに軽やかなエンジン音は、 一世代前のオーナーにとっては面白みに欠けるのかも知れないが、僕はこれが結構気に入っている。 ともかく、カッタルイ走りは論外としても ひとつ上の走り、大人のためのクルージングがどんなものなのかということを この車は教えてくれる。 こいつもまちがいなく、My Favorite Carの一員である。 p.s.私の愛車はR33(オートマ・GTS25)だが、走行距離6万キロを超えたあたりから、 始動から2速あたりへの初速ギアチェンジで、ガクンという軽いショックが出始め、最近 このショックがまた少し大きくなってきた。R32の元オーナーで後輩のN氏も、全く同じ 感想を述べていた。この低速域での「特性」も、走り屋の宿命のひとつなのだろうか。 |
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