第57回全国学童保育研究集会
全国研へようこそ!
第57回全国学童保育研究集会、通称「全国研(ぜんこくけん)」を2022年10月29日(土)と30日(日)に開催します!
このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。
一堂に会し、1年に1回、2日間交流し、共に学びあう場
「ぜんこくけん」とは、「全国学童保育研究集会」(主催・全国学童保育連絡協議会。以下、全国研)の通称です。保護者、指導員、運営者や自治体職員、研究者の方々などが一堂に会し、1年に1回、2日間にわたって交流し、共に学びあう研究集会です。
広く一般に開かれた、参加者一人ひとりが主役の研究集会
全国研は、「広く一般に開かれた研究集会」「参加者一人ひとりが主役の研究集会」であり、なにより、「学童保育の当事者の切実な願いにもとづいて開かれる、当事者の研究集会」であることを大切にしてきました。そして、全国研で得られる“元気の素”が、学童保育の内容や施策を改善する力の源にもなっています。
よりよい学童保育を求め、つくり、守っていくうえでの原動力
第1回の全国研が開催されたのは1964年のこと。「学童保育をもっとよくしていきたい」「ほかの地域の学童保育の様子を知りたい」「働きながらの子育てをする保護者、学童保育で働く指導員が交流できる場をつくろう」という思いと願いが、全国研の出発点です。その後、この思いと願いは多くの人々によって受け継がれ、現在も「よりよい学童保育を求め、つくり、守っていくうえでの原動力」になっています。
「全国研ならでは」の、多様なテーマの分科会を実施
第57 回となる今年の全国研は、第56 回につづいてオンラインを活用して開催します。開催日は2022 年10 月29 日(土)、30 日(日)。29 日は全体会、30 日は「全国研ならでは」の一つである多様なテーマの分科会を実施します。
工夫をこらして盛りあげます! ぜひ誘いあってご参加ください
前回はコロナ禍で、オンラインを活用してはじめて開催することもあり、学びの場とすることに重きをおいて、手探りしながら準備を重ねました。今回は、さらに工夫をこらして盛りあげます! パソコンやインターネットに不慣れな方も、ぜひ誘いあって職場や地域で集まるなどしてご参加ください。
- 2022.11.10
- 祝電・メッセージ
- 第57回全国研に寄せていただいた祝電・メッセージを掲載しました。
- 2022.11.10
- 全体会のオンデマンド配信
- 第57回全国研に参加申し込みを完了されている方は、全体会のオンデマンド配信をごらんになれます。配信期間は11月10日から11月24日までです。視聴方法は11月9日にお送りしたメール「第57回全国学童保育研究集会 全体会オンデマンド配信のご案内」をごらんください。
- 2022.10.5
- zoom ダウンロードセンターへのリンク
- zoom ダウンロードセンター(Zoom Video communications, Inc.のサイト)へのリンクを掲載しました。
- 2022.10.5
- 書店コーナー先行オープン
- 討議資料に広告を掲載している書店・出版社のコーナーをオープンしました。ぜひお立ち寄りください。
- 2022.10.1
- 申し込み受付終了
- 第57回全国研の参加申し込みは、9月30日(金)で締め切りました。
- 2022.8.4
- 宮城県用申し込みフォーム
- 宮城県用申し込みフォームのリンク(URL)を掲載しました。
- 2022.7.1
- ホームページ開設
- このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。
お知らせ一覧を見る
- 全国研ニュース
- 参加者の皆さんへの情報をお伝えします。
- 掲示板
- この研究集会に寄せてくださった祝電・メッセージを掲載しています。
- 掲載終了
- 書店コーナー
- 討議資料に広告を掲載している書店・出版社の紹介と、オンラインショップや連絡先の案内です。全国学童保育連絡協議会の直営店もあります。
- 閉店しました
全体会
2022年10月29日(土)13:00~17:00
Zoomによるオンライン開催
全体会のみ、後日オンデマンド配信あり
- 12:00受付(入室)開始
- 13:00~13:30歓迎行事
- 13:30~13:50開会行事
- 13:50~14:15基調報告全国学童保育連絡協議会
- 14:15~15:05特別報告
- 15:20~15:30『日本の学童ほいく』普及拡大アピール
- 15:30~16:50記念講演
- 「紛争地、被災地に生きる子どもたち ~取材から見えてきたこと~」
- 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
- 17:00閉会
分科会
2022年10月30日(日)10:00~16:00
Zoomによるオンライン開催
- 分科会の開始1時間前から受付(入室)開始
- 終日の分科会 10:00~16:00
- 午前の分科会 10:00~12:30
- 午後の分科会 13:30~16:00
- 主催全国学童保育連絡協議会
- 後援厚生労働省
Zoomによるオンライン開催について
- 本研究集会は、インターネットを介したweb会議システム Zoomによるオンライン開催です。参加にあたっては、事前にパソコンやタブレット、スマートフォン等、当日使用する端末機器にZoomアプリをインストールし、動作確認および受信する場所のインターネット環境をご確認ください。 *「討議資料」を送付する際に、Zoomアプリのダウンロード方法などのご案内を同封いたします。 * インストールやアプリの使用は無料ですが、通信費等が発生しますので、各自でご負担ください。*インストールはZoomの公式ホームページでできます(ここをクリックし、Zoom Desktop Clientをダウンロードしてください)。
- 1台のパソコン(またはタブレット、スマートフォン。以下同じ)で複数の方が参 加することができます。ただし、参加費は1名につき4,000円、参加される方全員のお名前等をお知らせください。なお、1台のパソコンで複数の方が同時に、別々の分科会に参加することはできません。参加者それぞれが別の分科会に参加を希望される場合には、お一人ずつ、個人でお申し込みいただくか、希望分科会ごとにグループ分けするなどして、お申し込みください。
- 10月30日(日)の分科会は、終日AMPMの3つの時間帯があります。終日の分科会を選んだ場合、AMPMの分科会は選べません。AMPMの分科会を選んだ場合、終日の分科会は選べません。なお、AMPMの分科会は、AMの分科会とPMの分科会とを組み合わせて2つ選ぶこともできます。 *参加申し込み(WEB・FAX共通)の「希望分科会」が、上記( 下線部)に示したような、選ぶことのできない組み合わせだった場合、①終日>AM>PM、②分科会番号の小さい順に従って、参加分科会の割り振りを行います。ご承知おきください。分科会の内容とともに、時間帯もご確認いただいたうえで、お申し込みください。
- 10月中旬以降、ZoomのミーティングIDやパスコード等、参加に必要な事項をまとめ、指定のメールアドレスへ送ります。「討議資料」は、指定された資料の送付先へ、事前に送付します。
参加者へのお願い
- 〔レポート 資料〕分科会に参加者が自主的にレポートや資料を用意すること、画面共有することはできません。
- 〔チラシ配布 署名・募金 カンパニアなど〕これらの活動を行うことは集会運営に支障となりますので、認めていません。全国からの参加者にとって研究・学習の有意義な場となるよう集会を運営しています。ご理解とご協力をお願いします。
Zoomによるオンライン開催後日、オンデマンド配信あり
- 記念講演
- 紛争地、被災地に生きる子どもたち~取材から見えてきたこと~
- 安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
©️Dialogue for People
<プロフィール>
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォー ピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
Zoomによるオンライン開催
終日●10:00~16:00AM●10:00~12:30PM●13:30~16:00
2020年3月以降、「新型コロナウイルス感染症」拡大防止のために学校が「臨時休業」していた間、学童保育は、国から保育所と同様に「原則開所」を求められ、保護者の就労と社会の機能を支えてきました。しかし、国の基準に示された施設の広さや子ども集団の規模は、すべての学童保育で実現できてはおらず、感染リスクを避けるための「利用自粛」をはじめ、子ども・保護者・指導員それぞれが制限された生活をつづけています。
感染症拡大防止と子どもによりよい放課後の「生活の場」を保障するという2つを軸にして、分科会では、保育実践、制度、運動等、さまざまな角度から、コロナ禍にあっても、私たちが培ってきた学童保育の役割と、保護者と指導員が共に子どもを育てる学童保育のあり方を確かめあいましょう。
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- 時間帯
- 分科会
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
子ども理解と学童保育の生活づくり(実践の交流)[一人ひとりの子どもの学童保育での生活を保障し、保護者が安心して子育てと仕事等を両立できるために大切にしたいことを、実践を交流しながら学びあいます]
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- 時間帯
- 分科会
- 学習・交流のねらい
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- 終日
- ①子ども理解の視点と安心できる関係づくり
- 一人ひとりの子どもと指導員との関係から生まれる安心感をもとにした、継続的で安定した毎日の生活をつくるために、一人ひとりの子どもをどのように理解するか、子ども同士の関係をつくるうえで大切にしたいことを学びあいます。
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- 終日
- ②学童保育の生活の見通しと流れ
- 継続的で安定した毎日の生活をつくるために、子どもの状況をふまえ、平日の放課後・土曜日・長期の学校休業日など、それぞれの生活の状況に合わせての見通しと流れをつくるうえで大切にしたいことを学びあいます。
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- 終日
- ③学童保育の生活とあそび
- 学童保育の生活の中心をしめるのは“あそび”です。子どもはあそびを楽しみ、いろいろな発見をして、人間関係を育み、成長していきます。日々の生活のなかで子ども自身が主体的にあそぶことの大切さ、また指導員があそびに関わる意味や配慮すべき点を学びあいます。
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- 終日
- ④子どもたちの生活を伝え、保護者とともに育てる
- 子どもの生活の様子や指導員のかかわりを保護者に伝えること、保護者の生活や思いを受けとめ、指導員と保護者がともに子どもを育てることの大切さを学びあいます。
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- 終日
- ⑤高学年にとっての学童保育
- 思春期を迎える高学年の子どもの学校や家庭、地域での過ごし方、子どもの思い・願いを理解しながら、1年生から6年生の子どもが過ごす場である学童保育で大切にしたいことを学びあいます。
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- 終日
- ⑥学童保育の生活づくりと食助言者・平本福子(宮城学院女子大学名誉教授、NPO法人食生態学実践フォーラム・学童保育の「食」を考える会)
- 学童保育に通う子どもにとって、おやつはとても楽しみな時間です。「手づくりおやつ」ができる環境になくても、子どもがおやつづくりの計画に参加することができる視点や、食は文化にかかわることも含めて、「学童保育の生活における食とは何か」「子どもたちの育ちにどのような影響を持つのか」について学びあいます。
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- 終日
- ⑦障害のある子どもにとっての学童保育助言者・丸山啓史(京都教育大学)
- 障害のある子どもが入所している学童保育での生活づくりの実践を交流し、指導員の働きかけで大切にしたいことを学びあいます。
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- 終日
- ⑧子ども理解と心のケア災害と学童保育助言者・畑山みさ子(宮城学院女子大学名誉教授)
- 多発する災害、コロナ禍のもと、心に痛手を受けた子どもにしばしば見られる行動や、そうした子どもやその周囲の大人(保護者や指導員)との関わりで心がけること、支援者たちをどのように支えていくかについて、考えます。東日本大震災直後から、子どものケアにあたる人たちのための支援活動を続けている助言者を迎え、実践を交流し、学びあいます。
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- 時間帯
- 分科会
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
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- 時間帯
- 分科会
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕