第60回全国学童保育研究集会
全国研へようこそ!
第60回全国学童保育研究集会、通称「全国研(ぜんこくけん)」を2025年10月25日(土)と26日(日)、11月9日(日)に開催します!
このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。
一堂に会し、1年に1回、2日間交流し、共に学びあう場
「ぜんこくけん」とは、「全国学童保育研究集会」(主催・全国学童保育連絡協議会。以下、全国研)の通称です。保護者、指導員、運営者や自治体職員、研究者の方々などが一堂に会し、1年に1回、2日間にわたって交流し、共に学びあう研究集会です。
広く一般に開かれた、参加者一人ひとりが主役の研究集会
全国研は、「広く一般に開かれた研究集会」「学童保育の当事者の切実な願いにもとづいて開かれる、当事者の研究集会」であり、なにより、「さまざまな地域の学童保育をつなぎ、参加者一人ひとりが主役の研究集会」であることを大切に、2020年春以降のコロナ禍にあっても、みんなで試行錯誤しながら開催を重ねてきました。
「オンライン開催」の分科会の開催日を別日に設定する試み
第60回全国研では初の試みとして、「会場開催」「オンライン開催」の分科会の開催日を別日に設定しました! 参加者が一体感を得られることを大切に、「参加者同士の交流も含めて学ぶ・議論を深める」ことへつなげる会場開催と、「会場に来られない参加者の学びを保障する」「学童保育の理解者を増やすための裾野を広げる」ことへつなげるオンライン開催とを両立させるための試みです。
よりよい学童保育を求め、つくり、守っていくうえでの原動力
第1回の全国研が開催されたのは1964年のこと。「学童保育をもっとよくしていきたい」「ほかの地域の学童保育の様子を知りたい」「働きながらの子育てをする保護者、学童保育で働く指導員が交流できる場をつくろう」という思いと願いが、全国研の出発点です。全国研で学び、交流した参加者からは、「元気がもらえた」「勇気を与えられた」という感想が寄せられています。それぞれの参加者の「明日からもがんばろう」という気持ちが、学童保育の生活内容や施策を改善する力の源にもなっています。
今年の秋は福岡へ! ぜひ誘いあってご参加ください
2025年秋、第60回全国研の開催地は福岡です(一部、オンライン配信)。ぜひ会場に集まって、これまで全国研で大切にしてきた「参加者同士の交流」も含めた主体的な学びの場を! そんな思いで準備をすすめています。
- 2025.6.12
- リーフレット内容掲載
- 開催概要や会場への交通案内、分科会一覧などを掲載しました。
- 2025.6.3
- ホームページ開設
- このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。
お知らせ一覧を見る
全体会
2025年10月25日(土)13:00~17:00(12:00受付開始)
福岡国際センター(福岡市)& オンライン配信【Live】
全体会のみ、後日オンデマンド配信あり。配信期間は2025年11月8日~24日(予定)- 開会行事/特別報告/基調報告/『日本の学童ほいく』普及拡大アピール ほか
- 記念講演
- 子どもたちが自ら社会をつくるには共に生きる大人が大切にしたいこと
- 松田洋介(大東文化大学)
全体会では、松田洋介先生(大東文化大学)に記念講演をしていただきます。過去2回の全国研で松田先生が講師を担当された分科会「今日の子どもの問題を考える」も大人気。本誌2024年10月号からの連載「講座 子ども・若者たちの『いま』―― 共に生きる大人が大切にしたいこと」(全6回)にもたくさんの反響が寄せられました。読み返しながら、当日をお待ちください。

<プロフィール>
神奈川県横浜市生まれ。小学校時代は学童保育で過ごす。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。滋賀県立大学、金沢大学での勤務を経て、2019 年4月より大東文化大学文学部教育学科教授。専門は教育社会学。生活指導や集団づくりにも強い関心を持つ。2023 年の全国学童保育指導員学校・四国会場で、講座「子どもとメディア」の講師を担当。2023 年、2024 年の全国研では、分科会「今日の子どもの問題を考える」の講師を担当。月刊『日本の学童ほいく』2024 年10月号から2025 年3月号まで「講座 子ども・若者たちの『いま』―共に生きる大人が大切にしたいこと」連載。2025 年より『学童保育研究』(一般社団法人日本学童保育士協会=編集・発行) 編集長を担う。
交流会全体会閉会後(福岡国際センター)
会場開催の
分科会
2025年10月26日(日)9:30~16:00(8:30受付開始)
福岡大学・福岡大学附属若葉高等学校(福岡市)
※35テーマ:対面のみで実施(オンライン配信なし)
オンライン開催の
分科会
2025年11月9日(日)10:00~16:00(9:30受付開始)
Zoomミーティング
※14テーマ:オンラインのみで実施
- 主 催全国学童保育連絡協議会 福岡県学童保育連絡協議会
- 後 援福岡県・福岡市教育委員会、こども家庭庁 ほか
会場参加される方への注意事項など
- 会場までのの交通・宿泊は、各自でご手配ください。
- 全体会会場、分科会会場ともに、駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
- 弁当、保育を希望される方は必ず、事前にお申し込みください。
会場参加の方へのお願い
- 〔レポート 資料〕・分科会に参加者が自主的にレポートや資料を用意されることは大歓迎です。ただし、印刷は当日、会場ではできませんので、必ずご自身で事前に印刷して持ち込んでください(印刷枚数は10月20日〔月〕までに全国学童保育連絡協議会まで問い合わせてください)。
・分科会会場では、まず世話人にレポート・資料の持ち込みの旨を伝え、世話人を通して参加者に配布してもらってください。なお、1日目(土)に世話人にに渡したいので、できましたら1日目に全体会本部に2部お持ちください。 - 〔販 売〕・販売は、実践や運動の記録に限ります。販売を希望される方は、それぞれの都道府県連絡協議会または全国学童保育連絡協議会事務局に、10月10日(金)までに申し込んでください。
・販売は、用意してある販売場所に限ってお願いいたします。販売物は、全国学童保育連絡協議会に1部寄贈することをお願いいたします。 - 〔チラシ配布 署名・募金 カンパニアなど〕・これらの活動を行うことは集会運営に支障となりますので、認めていません。全国からの参加者にとって研究・学習の有意義な場となるよう集会を運営しています。ご理解とご協力をお願いします。
オンライン参加される方への注意事項など
- オンラインweb会議システム (『Zoom』)を使用します。事前にパソコンやタブレット、スマートフォン等、当日使用する端末機器に『Zoom』アプリをインストールし、動作確認を行うとともに、受信する場所のインターネット環境をご確認ください。 * インストールやアプリの使用は無料ですが、通信費等が発生します。こちらは各自でご負担ください。*インストールはZoomの公式ホームページでできます(ここをクリックし、Zoom Workplace をダウンロードしてください)。
- 1台のパソコン(またはタブレット、スマートフォン等)から複数人で参加することもできます。ただし、参加費は1名につき4,000円、参加者全員それぞれの申し込みが必要です。
- 分科会のグループ討議などで発言を求められる場合があります。パソコン等にマイクが内蔵されていない場合は、別途、マイクをご用意ください。
- 開催日までに、参加案内と討議資料、分科会資料を郵送します。
- 11月8日から配信予定の全体会オンデマンド配信の接続情報は討議資料に記載します。
オンライン参加の方へのお願い
- 〔レポート 資料〕・分科会に参加者が自主的にレポートや資料を用意すること、画面共有をすることはできません。
- 〔チラシ配布 署名・募金 カンパニアなど〕・これらの活動を行うことは集会運営に支障となりますので、認めていません。全国からの参加者にとって研究・学習の有意義な場となるよう集会を運営しています。ご理解とご協力をお願いします。
全体会会場、分科会会場ともに、駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
博多駅・福岡空港からのアクセス

福岡国際センター
全体会
会場 福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)
- 最寄り駅:地下鉄箱崎線「呉服町」駅より徒歩12分(地図参照)
- 新幹線の場合:「博多」駅ー地下鉄空港線「中洲川端」駅ー地下鉄箱崎線「呉服町」駅
- 飛行機の場合:「福岡空港」ー地下鉄空港線「中洲川端」駅ー地下鉄箱崎線「呉服町」駅
- バスの場合:JR「博多」駅・博多口より、
- 「博多駅西日本シティ銀行前」(Fのりば99番)ー約11 分ー「国際センターサンパレス前」下車、徒歩すぐ
- 「博多駅西日本シティ銀行前」(Fのりば88番・BRT)ー約11分ー「国際会議場サンパレス前」下車、徒歩すぐ

福岡大学・福岡大学附属若葉高等学校
会場A 福岡大学(福岡市城南区七隈八丁目19-1)
- 最寄り駅:地下鉄七隈線「福大前」駅下車、1番出口すぐ
- 新幹線の場合:「博多」駅ー地下鉄七隈線「福大前」駅
- 飛行機の場合:「福岡空港」ー地下鉄空港線「博多」駅ー地下鉄七隈線「福大前」駅
会場B 福岡大学附属若葉高等学校(福岡市中央区荒戸3丁目4-62)
- 最寄り駅:地下鉄空港線「大濠公園」駅下車、1番出口より徒歩12分(地図参照)
- 新幹線の場合:「博多」駅ー地下鉄空港線「大濠公園」駅
- 飛行機の場合:「福岡空港」ー地下鉄空港線「大濠公園」駅

学童保育では、保護者・子ども・指導員が共に話しあい、日々の生活をつくっています。全国連協ではそれを「生活づくり」と呼び、三者が主体者として「共につくる学童保育」を大切にしてきました。全国研も、保護者と指導員が共に参加し、交流するなかでお互いの思いや願いに気づいていく場です。それぞれの分科会で学び、交流しましょう。
〈会場の分科会〉と〈オンラインの分科会〉があります
- 〈会場の分科会〉〈オンラインの分科会〉、1日を通して学習・交流します。いずれも事前の参加申し込みが必要です。
- 〈会場の分科会〉と〈オンラインの分科会〉では、開催日・開催時間、参加方法が異なります。
- 〈会場の分科会〉と〈オンラインの分科会〉、両方に参加することはできません。〈会場の分科会〉〈オンラインの分科会〉のなかから、希望する分科会をひとつ選んでご参加ください。1日を通して学習・交流します。
- 定員を設ける分科会があります。定員のある分科会(定員数)は【集会参加申込専用WEBページ】にてご案内します。定員のある分科会は定員に達し次第、受け付けを締め切ります。早めにお申し込みください。
- 分科会一覧の開催区分の説明:福 岡は〈会場の分科会〉で10月26日(日)開催です。福岡大学または福岡大学附属若葉高等学校が会場です(いずれかに決まり次第、この一覧にてお知らせします)。Zoomは〈オンラインの分科会〉で、11月9日(日)開催です。インターネットを介したweb会議システム 『Zoom』で行います。
- 開催
- 開催日
- 分科会
- 分科会タイトル
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
- Zoom
- 11/9
- 1-①
- 学童保育ってなぁに?今日の子育てと学童保育の役割
- 子育て環境の現状、保護者の仕事・職場や就労の実態をふまえて、学童保育の役割と保護者と指導員が共に子どもを育てる学童保育のあり方を学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 1-②
- 保護者と指導員で学童保育をもっとよりよく
- 「子どもが安心して生活できる学童保育にしたい」と願い、学童保育の生活内容をつくり、運営や条件整備に取り組むにあたって、保護者と指導員がどのようにかかかわるか、そして保護者会(父母会)と指導員の役割を学びます。
- Zoom
- 11/9
- 1-③
- 学童保育指導員の仕事ってなぁに?
- 指導員の仕事とはなにかを確かめ、仕事に必要な打ち合わせや記録などの日々の実務やその意味、そして学童保育をよりよくしていくうえで指導員に必要なこと・大切にしたいことを学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 1-④
- 学童保育の生活大切にしたいこと
- 学童保育で子どもにどのような生活を保障するか、そして保護者が安心して働くために、学童保育で大切にしたいことはなにかを学びます。
一人ひとりの子どもの学童保育での生活を保障し、保護者が安心して子育てと仕事等を両立できるために大切にしたいことを、実践を交流しながら学びあいます。
- 開催
- 開催日
- 分科会
- 分科会タイトル
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
- 福 岡
- 10/26
- 2-①
- 子ども理解の視点と安心できる関係づくり[A・B]
- Zoom
- 11/9
- 2-①
- 子ども理解の視点と安心できる関係づくり[C]
- 一人ひとりの子どもと指導員との関係から生まれる安心感をもとにした、継続的で安定した毎日の生活をつくるために、一人ひとりの子どもをどのように理解するか、子ども同士の関係をつくるうえで大切にしたいことを学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-②
- 学童保育の生活の見通しと流れ
- 継続的で安定した毎日の生活をつくるために、子どもの状況をふまえ、平日の放課後・土曜日・長期の学校休業日など、それぞれの生活の状況に合わせての見通しと流れをつくるうえで大切にしたいことを学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-③
- 学童保育の生活とあそび
- 学童保育の生活のなかで、子どもはあそびを楽しみ、いろいろな発見をしたり、学童保育のなかの人間関係などを育み、成長していきます。日々の生活のなかで子ども自身が主体的にあそぶことの大切さ、また指導員があそびに関わる意味や配慮すべき点を学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-④
- 子どもたちの生活を伝え、保護者とともに育てる
- 子どもの生活の様子や指導員のかかわりを保護者に伝えること、保護者の生活や思いを受けとめ、指導員と保護者がともに子どもを育てることの大切さを学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-⑤
- 高学年にとっての学童保育
- 思春期を迎える高学年の子どもの学校や家庭、地域での過ごし方、子どもの思い・願いを理解しながら、1年生から6年生の子どもが過ごす場である学童保育で大切にしたいことを学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-⑥
- 学童保育の生活づくりと食
- 学童保育に通う子どもにとって、おやつはとても楽しみな時間です。「手づくりおやつ」ができる環境になくても、子どもがおやつづくりの計画に参加することができる視点や、食は文化にかかわることも含めて、「学童保育の生活における食とは何か」「子どもたちの育ちにどのような影響を持つのか」について学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-⑦
- 障害のある子どもにとっての学童保育
- 障害のある子どもが入所している学童保育での生活づくりの実践を交流し、指導員の働きかけで大切にしたいことを学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-⑧
- 学童保育の「安全」を考える
- 学童保育の生活において、子どもの命と安全を守るためには、子ども自らが身を守る力(感覚・判断・身体能力)を付けられるように、適切な保護や援助を行うことが必要です。それぞれの実践を交流し、子ども・指導員・保護者がともにつくりあげる学童保育の「安全」について学びあいます。
- 福 岡
- 10/26
- 2-⑨
- 子ども理解と心のケア助言者・池田美樹(桜美林大学)
- 多発する災害、コロナ禍で、心に痛手を受けた子どもに見られる行動や、その子どもやその周囲の大人(保護者や指導員)に対して心がけること、支援者たちをどのように支えていくかについて考えます。助言者を迎え、実践を交流し、学びあいます。
- 開催
- 開催日
- 分科会
- 分科会タイトル
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
- 福 岡
- 10/26
- 3-①
- つながる“わ”保護者会・父母会の役割と活動
- 学童保育を充実・発展させる保護者会・父母会の活動を交流し、保護者会・父母会の役割と大切さを確かめます。
- 福 岡
- 10/26
- 3-②
- 市区町村の連絡協議会づくりと活性化
- 連絡協議会の活動を持続・発展させるための工夫、保護者・指導員が「あってよかった」と実感した経験を交流し、市区町村・都道府県の連絡協議会の役割と大切さを確かめます。
- Zoom
- 11/9
- 4
- 公立公営の学童保育意義と役割
- 公立公営の学童保育の実態と課題、保護者と指導員が生活内容と施策をどう充実させていくのかを交流し、公立公営の学童保育の意義・役割を確かめます。
- Zoom
- 11/9
- 5
- 保護者が運営する学童保育役割と改善の課題
- 保護者が運営する学童保育では、指導員や地域と連携し、さまざまな工夫をしながら役割を果たしていますが、保護者の負担軽減が大きな課題になっています。保護者が担っている役割と行政の公的責任のあり方について交流します。また、安定運営や負担軽減の名目で合同運営や法人格の取得が検討されていることについても、取り上げます。
- 福 岡
- 10/26
- 6
- 運営主体の変更・多様化する学童保育実態と改善の課題
- 一つの市町村のなかでも公営・保護者会運営・法人運営等、さまざまな運営主体が混在する自治体があるなど、運営主体は多様化しています。さらに、運営主体の変更や、既存の法人に運営を譲渡するなどの動きも出ています。どういう運営主体であれ、学童保育の当事者の願いを大切に、保育内容の標準化を図り、行政の公的責任がどうあるべきかを確かめることで、学童保育施策の実態と改善の課題を考えます。
- 福 岡
- 10/26
- 7
- 学童保育の公的責任を考える委託・指定管理の問題点助言者・木村雅英(大阪自治体問題研究所)
- 公設学童保育では、「人材確保・運営の効率化・サービスの拡充」などの理由で民間委託・指定管理者の運営が広がっています。民設の補助事業の学童保育でも、新たな民間事業者による運営が増えています。そのなかでも、学童保育の公共性・公務性を重視し、学童保育の当事者の願いや行政の公的責任がどうあるべきかを確かめることで、学童保育施策の実態と改善の課題を考えます。
- 福 岡
- 10/26
- 8
- 子どもの放課後・地域生活を考える助言者・阿比留久美(早稲田大学)
- 子どもにとって放課後・地域生活とはどのような時間なのかをまず共有します。この時間を支える大人(保護者や指導員、地域の方々)が大切にしたい視点とはなにかを確かめ、学童保育でできること・地域との連携で可能になることなど、子どもが主体的に生活できる環境をどうつくりあげていけるかを考えます。
- Zoom
- 11/9
- 9
- よりよい施設を子どもたちに毎日の生活の場
- 施設・設備の実態と課題について、国の基準や「放課後児童クラブ運営指針」をふまえて、改善運動や工夫を交流し、学童期の子どもの「生活の場」にふさわしい学童保育の施設・設備のあり方を確かめます。
- 福 岡
- 10/26
- 10
- 子ども集団の規模を考える「40人以下」の実現を[A]
- Zoom
- 11/9
- 10
- 子ども集団の規模を考える「40人以下」の実現を[B]
- 子ども集団の規模の上限を超えて、大規模化した学童保育は、子どもたちに深刻な影響を与えます。国の基準や「放課後児童クラブ運営指針」で示された「おおむね40人以下」を実現するための、学童保育の新設、分割の必要性とあり方を考えます。
- 福 岡
- 10/26
- 11
- 学童保育の制度と施策の拡充の課題
- 2023年にこども家庭庁が創設され、子ども政策に注目が集まるなかで、学童保育の生活全般に関わる保育の質の底上げが強く求められます。「放課後児童クラブ運営指針」の改定は「子どもの権利」や安全対策を意識した内容になっていますが、「放課後児童対策パッケージ2025」の内容にも表れているように、国や自治体が示す方策のなかには、運営指針の内容が十分に担保されない・浸透していないものが含まれています。保育所と同等に制度を確立させていくことが必要です。交流から学童保育の制度・施策の現状と課題を明らかにし、行政の公的責任を求める運動の課題を確かめます。
- 福 岡
- 10/26
- 12
- 指導員の専任・常勤・複数体制、労働条件[A]
- 子どもたちに「生活の場」を保障するためには、専門的な知識や技能を身につけた専任・常勤の指導員が複数配置されることが必要です。指導員の専任・常勤・複数体制の意義と実現に向けた取り組みの必要性を確かめます。
- Zoom
- 11/9
- 12
- 指導員の専任・常勤・複数体制、労働条件[B]
- 子どもたちに「生活の場」を保障するためには、専門的な知識や技能を身につけた専任・常勤の指導員が複数配置されることが必要です。指導員の専任・常勤・複数体制の意義と実現に向けた取り組みの必要性を確かめます。
- 福 岡
- 10/26
- 13
- 指導員の職場づくりと指導員組織
- 指導員の仕事に必要とされる「連携・協力」「学びあい」の実態を交流して、「職場づくり」の課題、指導員同士が学び、支えあうための指導員組織の必要性やあり方について確かめます。
- 福 岡
- 10/26
- 14
- 「運営」の視点から学童保育を考える
- 施設を確保し、指導員を雇用し、保護者から集めた保育料と公的な補助金を資金に、児童福祉法、国の基準、国の基準にもとづいて市町村が定めた基準条例の枠組みのなかで「運営」することを考えます。いずれの運営主体でも、当事者である子ども・保護者・指導員の願いを大切に、学童保育の公共性・公務性を重視し、自治体の関与・公的責任を求めながら、保育内容や保護者とのかかわりを含めた、「運営」に取り組んでいく必要があります。補助金の仕組みや施設の運営管理・事業内容の向上について「運営」の視点から学び、交流します。
- 開催
- 開催日
- 分科会
- 分科会タイトル
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
- Zoom
- 11/9
- 15-①
- 障害のある子どもの理解と受け入れ講師・丸山啓史(京都教育大学)
- 障害のある子どもの権利を保障し、保護者の思いを受けとめ、学童保育で生活するにあたって大切にしたい視点や必要な条件整備、2016年施行の「障害者差別解消法」について学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 15-②
- 発達障害のある子どもの理解と支援講師・菅原航平(福岡県立大学)
- 発達障害のある子どもの理解を深め、学童保育での生活、子ども同士のかかわり、指導員とのかかわりで大切にしたいこと、保育するうえで求められることを学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 15-③
- 地域の専門機関・専門職等との連携講師・佐々木将芳(静岡県立大学短期大学部)
- 障害のある子どもとの生活づくりに必要な関係機関はどのようなものがあるのか、また関係機関との連携のあり方について学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 16
- 高学年の子どもたちの生活と理解講師・宮川真幸(高知・小学校教諭)
- 高学年の子どもの心と身体の特徴、生活、願い・思いを確かめ、高学年の子どもたちに保障したい放課後の生活や、学童保育や家庭で大切にしたいことを学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 17
- 子どもの権利を学ぶ講師・齋藤史夫(元東京家政学院大学)
- 子どもが一人の人間として、命を守られ、成長する権利、最善の利益と意見を尊重することなどが「子どもの権利条約」でうたわれています。子ども一人ひとりの声を聴き、子ども自身の判断や考えを尊重するために、学童保育や家庭で大切にしたい子どもの権利を学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 18
- 今日の子どもの問題を考える講師・松田洋介(大東文化大学)
- SNSをはじめとしたインターネットの利用や、いじめ、不登校、引きこもり、学級崩壊、少年犯罪など、今日の子どもをめぐる状況を明らかにし、子ども理解を深めることの大切さ、子育てや教育をとりまく課題を学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 19
- 学童保育と学校保護者と指導員と教師のかかわり講師・谷口誠二(福岡・元小学校教諭)
- 今日の学校・教師・子どもをめぐる実態や動向、子育ての願いや子どもの生活を保護者・指導員・教師が伝えあうことの大切さを、それぞれの実践から学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 20
- 子どもの気持ちに気づく家庭で、学童保育で講師・本田由紀(東京大学)
- 働きながら子育てをしている保護者の状況や思い、願いもふまえ、一人ひとりの子どもの思いや気持ちに耳をかたむけ、気づくこと、理解を深めること、信頼関係を築いていくことの大切さを学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 21
- 性について考える講師・宮地歌織(高知大学)
- からだと心が大きく変化・成長する児童期に、からだと心の変化・成長についての基礎知識をはじめ、生活をともにする大人・保護者が学んでおきたいこと、学童保育の生活のなかで配慮したいこと、大切にしたいことを学びます。
- Zoom
- 11/9
- 22
- 子どもの発達と学力講師・神代健彦(京都教育大学)
- 子どもの成長・発達についての知識をもとに、学力とはなにか、学力の土台になるもの、子どもの発達を保障するために家庭・学童保育・学校で大切にしたいことを学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 23
- 子どもとあそび[A]講師・代田盛一郎(大阪健康福祉短期大学)
- Zoom
- 11/9
- 23
- 子どもとあそび[B]講師・代田盛一郎(大阪健康福祉短期大学)
- あそびを中心とした幼児期の生活から、学童期は学びの要素が増えてきます。日々の生活やあそびのなかに、仕事や学びにつながる要素があります。そして、人やモノ、社会とかかわりあい、成長発達していきます。子どもにとってのあそび・仕事・学びの大切さと、大人のかかわりを考えあいます。
- Zoom
- 11/9
- 24
- 子どものからだと生活講師・鎌田克信(東北福祉大学)
- 生活様式・社会状況の変化とともに、さまざまな問題が生じています。今日の子どものからだの特徴、成長期にある子どもの健康について考えるうえで家庭・学童保育・学校で大切にしたいことを学びます。
- Zoom
- 11/9
- 25
- 学童期の子どもと食講師・高橋比呂映(仙台青葉学院短期大学)
- 子どもが食事づくりに参加することの視点、食は文化にかかわる基本であることも含めて、「学童期の子どもにとって食とは何か」「子どもたちの育ちにどのような影響を持つのか」について学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 26
- 働きながらの子育てと家族・家庭講師・杉田真衣(東京都立大学)
- 働きながら子育てをしている保護者の状況、仕事・職場の実態をふまえ、家族・家庭の役割、働きながら子育てする環境を築くうえで大切なことについて学びます。
- 福 岡
- 10/26
- 27
- 困難を抱える家庭を支える学童保育講師・重永侑紀(NPO法人CAPセンター)
- 「子どもの貧困」「児童虐待」についての実態と課題を学び、どの子どもにとっても安心して過ごせる場所であり、困難を抱える子どもや保護者を支える学童保育の役割について考えます。
- 福 岡
- 10/26
- 28
- 社会保障・児童福祉、自治体をめぐる政策動向と課題講師・石原剛志(静岡大学)
- 社会保障の現状と課題、公的保育制度の動向、権利としての福祉、今日の自治体の政策動向と国や自治体の役割と責務、子育てと仕事等を両立することの保障を確立するための運動の課題を学びます。
- 開催
- 開催日
- 分科会
- 分科会タイトル
- 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
- Zoom
- 11/9
- 特設(A)
- 学童保育の資格と指導員の力量形成について考える
- 全国連協は、会の発足以来、指導員は専門的な知識や技能を備えることが必要な職であるとして、1999年に指導員自らの言葉でテキストを、2003年に研修科目(試案)をまとめました。「放課後児童支援員」の資格創設以降、いずれも大幅に改訂を行っています。また、高等教育機関における養成課程の設置についても提言しました。現在の認定資格研修のあり方や改善点を交流し、資格や指導員の力量形成のあり方について学び、交流します。
- 福 岡
- 10/26
- 特設(B)
- 学童保育の防災~災害への備えを考える助言者・山田心健(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
- 突然の災害。子ども・指導員・保護者の命と安全を守れるかどうかは、日ごろの備えにかかっています。防災のためには学童保育ごとに安全計画をふりかえり、検証を重ねてつくり直し、共有しておくことが必要です。緊急時に対応するためにも日頃の生活づくり、施設の運営管理、施策の改善の3つの側面から交流します。
- 福 岡
- 10/26
- 特設(C)
- 【開催地企画】しゃべり場in全国研~今日はたくさん話して、全国の学童保育のことを知ろう!
- 指導員も保護者も子どものことで「こんなときどうしたらいいだろうか?」「ほかの学童ではどうしているのだろう?」と悩むこともありますよね。この分科会では全国の仲間と交流して、明日からの保育や子育ての活力となり、子どもも大人も笑顔になることと思います!