「自己紹介します。」

 はじめまして、私は東京都日の出町の石黒広洲と申します。

 まずは、普通の自己紹介ですが一つ一つにコメントをつけました。結構クセのある私の一言、変わった趣味の紹介などもあります、是非見て下さい 。


 右の写真は、木彫り教室で彫った水芭蕉の花で、蘂(しべ)を金蒔絵で加飾しました。
木の材料に川添日記女史の花の図案、漆で仕上げた自然派作品(スローアート)です。
 自然環境との共存は、必要な分を適切に使いながら、植林などで補充していくことで循環させることであると考えます。


氏名:石黒広洲(いしぐろ ひろす)、男、O型

 ときどき”こうしゅう”と詠んで日本的芸術家に間違えられそうになるが、現在はサラリーマンを卒業しフリーの地域研究家である。祖父・父親の一文字をもらい、 生誕地の地形から後ろのひと文字がつけられた。父親曰く、「カンコウ(漢字が出ません:現地読みハムフン)の砂洲の夜更けて我が第一児生る、広洲と 名付く」と。そのうちに、ご期待に沿って漆工芸や木彫などで頑張ってみたいと思って、修行を積んでいる。 O型の楽天的な性格が、こう言わせているのかもしれない。
 好きなことばは、”意志ある所に道あり、意欲ある所に成果あり!”とでもしておこう。

生れ年:1943年、未年 61歳、双子座

 戦中生まれ。その頃の「はやり」なのか大陸で生まれ、生後半年で名古屋に引き上げてきてそのまま疎開し、岐阜県に住み着いた。 自分は団塊の世代の少し前にあたるが、5人兄弟の下4人は皆団塊の世代である。戦後の食料難の時代に育ったせいか、結構競争には拘っていたが、最近はそうでもなくなってきた。 これも、双子座のなせる技なのか、年のせいなのか。高校は岐阜県の中津川高校、大学は名古屋大学ヨット部の出身、一応電子工学も勉強したものである。

 男の努めは、取りあえず仕事と稼ぎ。NECに勤め会社 生活の大部分を郵便機械やデータエントリー用のOCR(光学文字読取装置)の開発、 製品計画、販売促進に費やしてきた。近年は、ヒューマンインタフェースへと発展的に興味 を広げている。さらに拡大解釈しながらこれをライフワークにしたいと思っている。その後は、ISO9000シリーズの品質システムの構築・維持や特許戦略推進の仕事にも従事し、幅を広げた。 しかし、セカンド・キャリアー目指して会社に在籍のまま研修を受けることになった。2001年3月25日、無事中央大学の大学院総合政策研究科を卒業出来た。合わせて、NECも3月末に卒業し、英国での生活・研究を行った。

男の活力を維持するため、テニスを週一回町のクラブで楽しんでいる。ぼけないための 頭の体操にと囲碁も嗜むが、週休4日ぐらいないと免状を汚さない実績をあげる時間が とれない。土曜日には、漆教室に通って伝統工芸の道に勤しんでいる。

出身地:岐阜県 中津川市(育った恵那郡坂下町も含む)

日本百名山の一つ、恵那山     

 大陸生まれの田舎育ち、小学校以降育ったのは恵那郡坂下町、その後引っ越した元実家が中津川市にある。しかし東京出身と言われることが多い。 生誕地は当然ながら覚えがない、しかし何故か懐かしい。

坂下町のホームページ

中津川市のホームページ

 ご先祖さまは、あの名古屋郊外の清洲に居たようで、300年ほど前からのお墓が今でも菩提寺にあり、お守りをしている。 人のつながりは、もの心付いてからの交流が一番気がおけなくて良いとしみじみ思う。

家族のこと

クアラランプールのホテルにて     

 京都出身の妻と一女(社会人8年生)、一男(社会人4年生)。
8年5月の連休に、二人でMalaysiaへ行ってきた。友人に連れて行って貰ったKuala Lumpurの隠れた名所、「CARCOSA Sri NEGARA」でのすましたスナップ。

9年の1月末には、会社の勤続30周年記念に夫婦でエジプトとギリシャに行かせて貰った。アテネのパルテノン宮殿・エーゲ海クルーズ、ギゼのピラミッド・スフィンクスなど古代文明の一端に触れた楽しい旅であった。

10年2月には銀婚式を迎えた。25年は結構短い。

2年間の大学院研修のあと、2人で英国に遊びがてら勉強に行った。14年2月30周年を迎えた。

住処:日の出町平井

 泣くごみも黙る日の出町、しかし緑に囲まれた空気のきれいな処。東京都心まで2時間かかる東京。 土、日には皆さんが遊びに来る秋川渓谷の近くで、毎日がハイキング、週休4日になれば逆転すると思いませんか。

近くには地酒の蔵が5つ、いや9つある、喜正、千代鶴、 沢の井、嘉泉、多摩自慢、少し離れて、酔悦、桑の都、社会冠、日の出山。東京にいても地酒が日替わりで楽しめるよい所かな。

家は、五日市線武蔵増戸から17分、上の娘が生まれた年にこの町に来て25年以上経った。

専門分野

専攻も仕事も情報技術関係、特に「OCR」、「マークシートリーダ」に関してはご相談にのれると思います。
そのほか、製品計画や販促などのマーケティング分野にも詳しいと自称している。
8年度、14年度には珍しい資格をとった、「生涯学習1級インストラクター」と称する。また、9年度には「マルチメディア検定2級」も取得した。

<新しいチャレンジ:総合政策、地域政策>

そして、10年度の準備で11年度から中央大学 総合政策研究科で 「総合政策」を勉強し地場産業論で修士号を取得した。地域経営、地域産業・文化政策を専門にしたい。

      

 漆に係わった長年の”まちづくり”への思いと日本環境倶楽部「村づくり・町づくり応援団」における専門家との交流の場での問題意識が、2年間の学生生活へ駆り立てたのでしょう。 産業・文化・環境の融合を目指したまちづくりを研究したいと思っている。今までの企業人としてのマネージメント・マーケティング・品質保証などの分野における経験をフルに活かして、 人間社会の諸問題の解決につながる見方や方法論を発見出来れば幸いと考える。

 総合政策とは何か、あるいは総合とは如何に。このあたりから考察してみる必要がありそうだ。ここしばらく、研究室やゼミに出入りし、研究促進にリンクしたい。

<新しい出発 : 地域研究家/コミュニティ・デザイナ>

 無事研修が終了した。さあ、新しい出発だ!
13年度には、自費で英国に研修に行き、ウェールズのカーディフ大学で短期訪問研究員として地域の自律性の研究を行った。14年度には、羽村市の産業活性化会議でコーディネーターを務めた。

      


私の趣味:漆工芸など!...3D;サンデーの中身

結構気に入っている、拭き漆内溜塗のお椀  

心のときめき:感動は、自ら作り出すものである。
現代人が忘れてしまった「心のときめき」を取り戻そうと言うことで、結構多趣味である。

気が多いのは小心者のせいとか。趣味に近い日本酒、スポーツは主にテニスを”日の出町硬式テニスクラブ”で週一回。 囲碁(日本棋院有段)や合唱(NEC府中合唱団)は永年の付き合いであるが、今は、木工・木彫に端を発して漆工芸に嵌っている。イギリスで習ってきた木彫りのラブ・スプーンも新しく加わった。

カーディフで有名な先生に習った伝統工芸のラブ・スプーン  

趣味の工房「研悠」...。これは、既に「道楽」の域に達しているとの噂がもっぱらである。  週一回、立川の”マイ工房”に通って輪島塗を研修しており、自宅にも思い切ってアトリエを作った(教室の作品例:欅摺漆内溜塗椀)。 来年もまた漆仲間との展示会を国立のギャラリー”岳”で開くことが出来そうです。是非おいで頂きたいと思います。
 漆は、「木の文化」を代表する伝統工芸です。しかし、今この「木の文化」があぶない、日本のアイデンティティを守るために皆さんの知恵を貸して下さい。

 木といえば、材料となる広葉樹もあぶない。既に大きなものはかなり山奥にしか無いという。「森づくりフォーラム」に参加して時には植林などするのは危機感 を感じるからです。

 道楽の他に、「出会い」、「談義」にも結構嵌っている。多摩DEC会が、その最初である。 最近では、地域交流と合わせて国際交流を狙う画窯園陶芸倶楽部”の設立に参画し、世話役の一角を担っている。 また、シニアボイスという交流会にも参加して、シニアの自立を研究している。

 更に、「日本環境倶楽部」というNGOに参画した。
特に、「村作り・町作り応援団」の一員としてコンサルが出来ることになってしまった。
専門は、「地域経営」と「地域文化」である。大学院へ行く事にした理由の一つである。 そして、都市政策を勉強したところで新たに「地域研究家:コミュニティ・デザイナ」を名乗り、研鑽を重ねていく。

 地方都市の独自産業と地域文化の融合がテーマであり、最近若者が注目している「手に職」の考え方は、日本文化を残していくために支えて行きたい活動である。 大都市のコミュニティと産地や地方都市、地域の産業・文化コミュニティとのコミュニティ間交流が大切であると考えている。 「スペース高森」の高森女史が手掛ける作り手と使い手の連携もその一つであろう。

 「談義」と言うか、研究らしきことにもチャレンジしており、何時の日か成果を発表したいと思っている。
このため、多摩ニュータウン学会日本公共政策学会に加入し、チャンスを作って行く。

 最近は、中央大学の研究開発機構の客員研究員、そして、東京コミュニケーションアート専門学校の非常勤講師も始めた。たまには学会発表も行う。

 以上3つのDを合わせて、「毎日が3D:サンデー」なり。定年(扱)退職したが、生涯現役を目指しサンデーを楽しみたい。そのため、スローライフ、スローフード協会の会員になってスロー活動への参加も始めた。

私の真面目な一言!

 ”サラリーマンの皆様”、「自分らしい本当の人生を生きていますか:Live True Self」。自らを振り返ってみましたが、結構難しいものです。

 キーワードは、経済効率第一主義、集団主義の2つとの距離の取り方であると思います。月並みですが、経済に対しては、「文化・情報、環境、人間」優先が対比されます。また、集団に対しては、「地域、個人」の尊重が対比されます。 皆さん、未来のために 一緒に考えましょう!。あ、既に「談義」の世界に入っているようです。そして、次の「出会い」を楽しみにしています。

 ついでに、3つのチェンジの提案:「ハートの切り替え、アクション(時間の使い方)の切り替え、金の使い方の切り替え」にチャレンジしたいと思います。

最近、この関係で文化経済学なるものの存在を発見しました。是非一度ご覧下さい、日頃の疑問が解けるかもしれません。

そして、さらに検討していくうちに「生活の高質化」がテーマになるのではないかとの方向が出て来ました。今後の重要な課題です。


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