ラブスプーンの紹介
(The Lovespoon)
Welsh(Celtic)Lovespoon is introduced here.
ラブスプーンとは!

ウェルシュ・ラブスプーンのいわれ
−英国ウェールズ地方の伝統工芸−

 英国ウエールズ地方の伝統工芸であるラブスプーン。現存する古いもので、作製された年代が判っているのは1667年製です。実際に彫られるようになったのは、少なくともバイキングがイギリスにやって来た、今から1200年前頃まで遡るとも言われています。
 当初は若者が思いを寄せる女性に愛の告白をするトークンの意味を持っていました。このスプーンは食器ではなく、相手を魅惑し印象付けを狙ったものです。贈られた女性がスプーンを受け取るのは相愛の証であり、これを期に次への展開がスタートするのでした。当時は付随的な意味があり、手仕事の巧みさを相手の両親にアピールする役割もあったといいます。スプーンに彫られる印には、例えば次のような意味が込められています。

ハート;愛情、友情(敬意、祝意含)
菱形;富、幸福
ケルトの組糸飾り、結び目;永遠に一緒、不滅、永遠の愛
ベル;結婚、記念日、仲良し
籠の中のボール;子供の数、守られた愛
;永遠に一緒でいることへの願い
十字架;神からの祝福への願い、誠実
リング(環);尊厳
鍵/鍵穴;家、安全              などなど

 ボールや鎖を含めて1個の木片(カエデ、桂、楢、樺、果樹類など)から彫り出されるのが特徴であり、人生を共に歩みたいという気持ちを表しています。近年精巧で装飾的な工芸品になり、愛情の贈り物としてだけではなく、結婚、誕生日、記念日、婚約、誕生、引越し祝い、バレンタインデーなど特別な機会に贈られるようになってきました。
 名前や日付が彫り込まれているものは、相手や記念日などを示すことになります。コレクションとしても楽しまれています。

 The Welsh Lovespoon

−The Legend of the Lovespoon−

 The tradition in Wales of giving a gift of a carved wooden spoon to a loved one to symbolise affection has its roots in centuries past.In fact, the English expression to go "spooning" - is believed to have its origins in this ancient Welsh custom. It is thought that the Lovespoon represented an early type of engagement ring, or that the presentation and subsequent acceptance of the carved spoon confirmed the beginning of a serious courtship. Lovespoons can be elaborate or plain as there are no set rules on their design but it is now generally accepted that certain designs incorporate specific meanings.
  -From the website of Roy John Phillips
                (Ceredigion,Wales,UK)-


詳しくは下記をご覧下さい。(More detailed)


創作ラブスプーン(Creative Welsh Lovespoon)

工房「HIRO」の考え方や取り組み姿勢をご紹介します。
 
ウェールズでの出会い(Author Legend)

イギリスのウェールズで出会った先生をご紹介します。